
金利の低さやがん団信の上乗せ金利の低さ、手数料の低さが気になる常陽銀行 常陽住宅ローン。実際に利用しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に常陽銀行 常陽住宅ローンを徹底検証しました。固定金利住宅ローン19サービスの中で比較してわかった常陽銀行 常陽住宅ローンの実力をレビューしていきます。固定金利住宅ローンの選び方も紹介しているので、検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年09月までの情報です
10年固定の金利は年1.775%と、検証した商品の平均を下回る金利でした。全期間固定の金利は年1.850%に設定されており、今回検証した商品のなかではトップクラスで低い金利での借入が可能です。
マイベストが検証してわかった常陽銀行 常陽住宅ローンの特徴は、ひとことでまとめると「全期間固定の金利の低さが魅力。10年固定も平均以下の金利」です。
実際、たくさんある固定金利住宅ローンの中で、金利の低さやがん団信の上乗せ金利の低さ、手数料の低さはサービスによってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、常陽銀行 常陽住宅ローンを含む固定金利住宅ローンの検証方法や、自分に合った固定金利住宅ローンを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得したサービスを紹介していきます。
今回は、常陽銀行 常陽住宅ローンを含む固定金利住宅ローン19サービスを実際に利用して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:金利の低さ
検証②:がん団信の上乗せ金利の低さ
検証③:手数料の低さ
金利が低い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「検証した住宅ローンのなかで最も金利が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
なお、デフォルトで表示される「おすすめ順」のランキングは、10年固定の金利の低さをもとに作成しています。
固定10年・固定15年・固定20年・全期間固定の住宅ローンについて、金利を公式サイトで調査。調査した金利を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
がん団信の上乗せ金利が低い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した住宅ローンのなかで最もがん団信の上乗せ金利が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品の手数料を公式サイトで調査。調査したがん団信の上乗せ金利を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
手数料が低い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した住宅ローンのなかで最も手数料が低い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品の手数料を公式サイトで調査。調査した手数料を低いものほど高評価として点数付けを行いました。
固定金利住宅ローンを選ぶ際に重要な「金利」。金利が低い銀行を選べば返済負担を軽減できるので、住宅ローン選びの最重要事項といえます。ただし、固定金利住宅ローンは、金利を固定する期間によって、同じ商品でも金利が異なります。ここでは金利を比較検討する際に重要な、固定する期間の選び方とその上での金利の見比べ方を解説します。
固定金利タイプの住宅ローンでは、金利を固定する期間をまず決める必要があります。具体的には、10年・15年・20年・全期間といった期間から選ぶことができます。
金利を固定する期間は、自分のライフプランにあわせて選びましょう。「子供が大学に入学する10年後までは何としても教育費を確保したい!」という人であれば、最初の10年間金利が固定される10年固定がおすすめです。
固定金利を選ぶ最大のメリットは、将来の返済額が決まり返済計画を立てやすくなることです。なお、固定する期間が短いほど金利は低く、固定する期間が長いほど金利は高い傾向にあります。10年と15年など近い期間でどちらにしようか迷う場合は、この金利の傾向を決め手とするのもよいでしょう。

最初に選択した固定期間が終わると、その後は自動的に変動金利へと切り替わります。もう一度固定期間を設定する場合は、再選択手数料がかかる場合があることは、事前に把握しておいてくださいね。
住宅ローンを申し込む銀行は、日常的に利用する頻度の高いメインバンクとして使うことを想定して選びましょう。
理由は、銀行のサービスを利用すればするほど住宅ローン金利の割引を受けられるため。たとえば「給与振込を行えば0.1%割引」など、所定の条件を満たすごとに少しずつ適用される金利が下がっていきます。
実際に適用される金利は、標準金利から割引される金利を差し引いて決まります。標準金利は他の銀行より高いものの、割引された結果他の銀行よりもお得になる場合も考えられます。「最大でどのくらいまで割引されるのか」という観点で各銀行の住宅ローンを比較しましょう。
固定金利住宅ローンを検討する際、住宅ローン金利だけを見比べるのは不十分。住宅ローンでは団信という保険に加入する必要があり、保障の手厚さに応じて金利が上乗せされます。以下では、加入するのがおすすめの団信と、上乗せ分を加味した金利比較の仕方を紹介します。
団信(団体信用生命保険)は「住宅ローン専用の生命保険」とも説明されるもので、死亡時や保障の条件となる病気にかかったときなどに住宅ローンの支払いが免除されます。住宅ローンに申し込む人は必ず団信に加入する必要があります。
団信にはいくつか種類がありますが、日本人の死因第一位(※1)のがんに備えられる「がん団信」は付帯するのがおすすめ。一生のうちにがんと診断される確率は50%以上(※2)で、日本人の2人に1人近くがかかる病気です。がん団信では、基本的にがんと診断された時点で住宅ローン残高の支払いが免除されます。
一方、三大疾病や八大疾病をカバーした団信は保障が適用される条件が、がん団信より厳しいです。がん以外の病気は60日以上入院しないと団信の保障を受けられないことがほとんどですが、心疾患の平均入院日数は24.6日(※3)で保障条件を満たさない可能性が高いです。これらのデータより、がん以外の病気で保障の対象となる確率は低いと考えられます。
加えて三大疾病や八大疾病をカバーした団信の上乗せ金利ががん団信よりも高いことを踏まえると、がん団信は上乗せ金利が低く保障が適用されやすいコスパに優れた団信といえるでしょう。
1:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
2:国立がん研究センター「最新がん統計」
3:厚生労働省「令和2年(2020年)患者調査の概況」
住宅ローンを検討する際は、「住宅ローン金利」と「がん団信の上乗せ金利」をセットで考えることが肝心です。
理由は、がん団信の上乗せ金利を考慮しないと、本当にお得な銀行を見定められないため。住宅ローン金利がどんなに低くても、団信の上乗せ金利が高い場合には合計の金利が平均的な数字になることもあります。
「住宅ローン金利」と「団信の上乗せ金利」をあわせた金利が毎月の返済にかかわってくるので、それぞれを別々の観点で捉えることのないようにしましょう。
銀行ごとに手数料の差はありますが、金利の違いのほうがより大きな金額差につながるため、手数料の違いで選ぶことはおすすめできません。
平均的な住宅ローンの借入額4,500万円で試算すると、手数料の違いはせいぜい2万円程度だったのに対し、金利の違いによる返済額の差は約450万円にも及びます。
銀行によっては、「他の銀行よりも手数料が安く、初期費用を抑えられる」点をアピールしているところも。ですが、初期費用を気にしすぎるあまり、「手数料が安い銀行」を軸に住宅ローンを選ぶと最終的には損してしまうリスクがあるので気をつけましょう。
注文住宅の購入を控えている人は、分割融資に対応した銀行の住宅ローンに申し込みましょう。注文住宅の場合、土地を購入するとき、工事に着工するときなど複数のタイミングで小分けに支払いが発生するので、分割して融資を受けられるところかどうかが重要になります。
今回検証した商品のなかで分割融資に対応していたものは10個と、約半数が対応している結果になりました。注文住宅を検討している人は金利の低さを見る前に、「分割融資に対応した商品かどうか」をチェックするようにしましょう。

似た仕組みのローンに「つなぎ融資」があります。つなぎ融資は必要な資金を銀行から前借りし、後で住宅ローンと一本化する仕組みの融資です。住宅ローンが実行された後に、つなぎ融資を返済する手続が入るため、分割融資よりはやや手続の手間がかかるので注意しましょう。
固定金利住宅ローンの検証で上位を獲得したサービスをご紹介します。常陽銀行 常陽住宅ローン以外にも、ぜひ以下のおすすめサービスも検討してみてくださいね。
| 金利タイプ | 変動金利 |
|---|---|
| 固定金利の金利タイプ | 不明 |
| 適用金利 | 年0.830% |
| 適用金利_再編集 | 年0.830% |
| 手数料 | 借入金額×2.2%(最低取扱手数料220,000円) |
| 手数料_再編集 | 借入金額×2.2%(最低取扱手数料220,000円) |
| 保証料 | |
| 保証料_再編集 | |
| 手数料・保証料(割合) | 2.2% |
| 手数料・保証料(定額) | |
| 環境配慮型住宅の割引 | 年0.03%(ZEH、長期優良住宅など) |
| 環境配慮型住宅の割引_再編集 | 年0.03%(ZEH、長期優良住宅など) |
| 固定期間後の変動金利(固定10年) | |
| 固定期間後の変動金利(固定10年)_再編集 | |
| フラット35のタイプ | |
| 返済総額(想定) | |
| 申込可能な年齢 | 満18歳~71歳未満 |
| 年収条件 | 前年度年収100万円以上 |
| 勤続年数の条件 | |
| 借り換え金利(変動) | 年0.780% |
| 借り換え金利(変動)_再編集 | 年0.780% |
| 借り換え金利(固定10年) | 年1.920% |
| 借り換え金利(固定10年)_再編集 | 年1.920% |
| 借入可能額 | 不明 |
| 最長借り入れ期間 | 50年以内 |
| 分割融資可能 | |
| 親子リレー返済可能 | |
| ペアローン可能 | |
| 5年ルール/125%ルールあり | |
| 団信の基本保障 | 死亡・高度障害保障、病気、ケガ |
| 団信の特約 | がん保障、8大疾病保障 |
| がん団信の上乗せ金利 | 年0.1% |
| がん団信の上乗せ金利_再編集 | 年0.1% |
| ワイド団信あり | |
| ペアローン団信あり | |
| 繰り上げ返済の手数料 | 一部繰上返済:無料 全額繰上返済:55,000円 |
| 繰り上げ返済の手数料. | 無料 |
| 借り換え金利(35年・全期間固定) | |
| 借り換え金利(35年・全期間固定)_再編集 | |
| 繰り上げ返済の手数料(ネットバンキング) | 無料 |
| 返済額の減額可能 | |
| 金利タイプ変更手数料 | 無料 |
| 固定期間再選択手数料 | |
| 借り換え利用可能 | |
| Web契約可能 | |
| 自社ATM利用手数料 | 0円(イオン銀行キャッシュカード) |
| 自社ATM利用手数料(平日) | 無料 |
| 自社ATM利用手数料(土日) | 無料 |
| コンビニATM利用手数料 | 110~220円(日時により異なる) |
| コンビニATM利用手数料. | 平日:110円(8:45〜18:00)、220円(0:00〜8:45・18:00〜24:00)/土・日・祝日:220円 |
| 返済用口座の開設手続きが必要 | |
| 当初引き下げ期間 | |
| 借入できる地域 | 全国 |
| 借り換え金利(フラット35) | 不明 |
| フラット35 | 不明 |
イオン銀行 住宅ローン(手数料定率型)を検証レビュー!住宅ローンの選び方も紹介
| 金利タイプ | 変動金利 |
|---|---|
| 固定金利の金利タイプ | 不明 |
| 適用金利 | 年0.630% |
| 適用金利_再編集 | 年0.630% |
| 手数料 | 借入金額×2.2% |
| 手数料_再編集 | 借入金額×2.2% |
| 保証料 | |
| 保証料_再編集 | |
| 手数料・保証料(割合) | 2.2% |
| 手数料・保証料(定額) | |
| 環境配慮型住宅の割引 | |
| 環境配慮型住宅の割引_再編集 | |
| 固定期間後の変動金利(固定10年) | |
| 固定期間後の変動金利(固定10年)_再編集 | |
| フラット35のタイプ | |
| 返済総額(想定) | |
| 申込可能な年齢 | 20歳~65歳未満 |
| 年収条件 | 前年度年収が200万円以上 |
| 勤続年数の条件 | |
| 借り換え金利(変動) | 年0.630% |
| 借り換え金利(変動)_再編集 | 年0.630% |
| 借り換え金利(固定10年) | 年1.840% |
| 借り換え金利(固定10年)_再編集 | 年1.840% |
| 借入可能額 | 不明 |
| 最長借り入れ期間 | 50年以内 |
| 分割融資可能 | |
| 親子リレー返済可能 | |
| ペアローン可能 | |
| 5年ルール/125%ルールあり | |
| 団信の基本保障 | 死亡・高度障害保障、リビングニーズ保障、重度がん保障特約 |
| 団信の特約 | がん50%保障団信:死亡・高度障害保障、リビングニーズ保障、重度がん保障、がん保障(がん診断保障、がん先進医療特約)、全疾病保障(入院限定)、失業保障、自然災害保障/がん100%保障団信:死亡・高度障害保障、リビングニーズ保障、がん保障(がん診断保障、がん先進医療特約、がん診断時一時金保障)、全疾病保障(入院限定)、失業保障、自然災害保障 |
| がん団信の上乗せ金利 | 年0.15% |
| がん団信の上乗せ金利_再編集 | 年0.15% |
| ワイド団信あり | |
| ペアローン団信あり | |
| 繰り上げ返済の手数料 | 一部繰上返済:無料(オンライン)、5,500円(電話)、 全額繰上返済:33,000円(電話) |
| 繰り上げ返済の手数料. | 不明 |
| 借り換え金利(35年・全期間固定) | 年2.830% |
| 借り換え金利(35年・全期間固定)_再編集 | 年2.830% |
| 繰り上げ返済の手数料(ネットバンキング) | 無料 |
| 返済額の減額可能 | |
| 金利タイプ変更手数料 | 無料 |
| 固定期間再選択手数料 | |
| 借り換え利用可能 | |
| Web契約可能 | |
| 自社ATM利用手数料 | |
| 自社ATM利用手数料(平日) | |
| 自社ATM利用手数料(土日) | |
| コンビニATM利用手数料 | 3万円以上:0円/3万円未満:165円 |
| コンビニATM利用手数料. | 無料(月1回まで・2回目以降は利用金額3万円以上で無料)、165円(月2回目以降で、利用金額3万円未満の場合) |
| 返済用口座の開設手続きが必要 | |
| 当初引き下げ期間 | |
| 借入できる地域 | 全国 |
| 借り換え金利(フラット35) | 不明 |
| フラット35 | 不明 |
PayPay銀行住宅ローン(変動金利)の口コミ・評判は?デメリットはある?よい点・気になる点を徹底解説
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