ハイスペックなのに低価格で購入できると評判の、HUAWEI P30 lite MARLX2J。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で、「片手での操作はしにくい」「おサイフケータイ機能・防水性がない」といった気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、HUAWEIのP30 lite MARLX2Jを含むSIMフリースマホ全19商品を実際に使って、カメラ性能・画面のきれいさ・処理性能・バッテリー性能を⽐較してレビューします。購⼊を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
HUAWEIのP30 lite MARLX2Jは、価格の安さを重視する人におすすめです。公式サイトでの価格は税込み24,000円と、比較的手頃(執筆時点)。また、画面のきれいさも良好です。色合いは角度によって暗くなることもありましたが、画質はモニターから「きれい」と好評でした。
カメラ性能の検証では、全体的に白っぽさがあり色合いが薄く感じます。ただインカメラは、検証したほかの商品と比べても「人物がはっきり写る」と評価されました。
バッテリー性能に関しては、急速充電対応で、30分で36%まで回復。しかし、連続で動画を見ていると端末が熱くなり、約6時間でバッテリー切れしたところは気になります。
また、ベンチマークスコアは約16万点と、検証内では処理性能に物足りなさを感じました。しかし執筆時点での価格は税込み24,000円と手頃なので、多くの処理能力を必要としない人は検討してみてもよさそうです。
HUAWEIは、中国に本社をおく大手通信機器メーカーです。テレコムネットワーク・IT・スマートデバイス・クラウドサービスといった4つの事業を展開し、スマホやパソコンなどを販売しています。
今回ご紹介するP30 lite MARLX2Jは、トリプルカメラによって、広角撮影ができるSIMフリースマホです。
カメラには、画角120度の超広角レンズを搭載。トリプルカメラ・インカメラともに、画素数は約2400万画素です。
被写体に合わせて色や明るさを自動で調整するAI撮影モードがついているので、手軽に美しい写真を楽しめますよ。
ディスプレイは約6.15インチで、2312✕1080ピクセル。フルハイビジョンより解像度の高いフルHD+です。目を保護するよう、ブルーライトカットモードもついています。
動画のなめらかさにかかわるリフレッシュレートは、60Hzです。
CPUにはHUAWEIオリジナルの「Kirin 710」、対応OSには「EMUI9.0」を搭載しています。
メモリの容量は4GBで、ストレージの容量は64GBです。microSDスロットがついており、最大512GBまで容量を増やせる点は長所といえます。
バッテリーの容量は、約3340mAh。急速充電にも対応しているため、付属のACアダプタでスピーディーに充電できます。
そのほかの付属品は、マイク付きイヤホン・USBケーブル・クイックスタートガイド・クリアケースです。執筆時点の価格は公式サイトで税込み24,000円でした。
サイズは、幅約72.7✕縦約152.9✕厚さ約7.4mm、重さ約159gです。片手でも扱いやすいようにスリムに作られています。
手のひらにフィットするよう湾曲させたデザインも魅力的ですね。
HUAWEI P30 liteは、ドコモ系回線・au系回線・ソフトバンク系回線・楽天モバイル回線のどのキャリア回線にも対応しています。対応バンドが幅広いので、ご自身の都合に合わせて選べますよ。
HUAWEI P30 lite MARLX2Jのカラーは、全3色。今回紹介したピーコックブルーのほかに、パールホワイト・ミッドナイトブラックがあります。
グラデーション加工がされていて、どれも目を引く色合いです。ぜひ自分の好みに合わせて選んでくださいね。
今回はHUAWEIのP30 lite MARLX2Jを含むSIMフリースマホ全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:カメラ性能
検証②:画面のきれいさ
検証③:処理性能
検証④:バッテリー性能
まずは、カメラ性能の検証です。
10〜50代の男女10人のモニターが、同一条件の日に撮影した作例をそれぞれチェック。料理・ズーム・広角・ポートレート・夜景・インカメラの6つの撮影シーンと、1つの動画シーンを評価しました。
全体的に「白っぽい」「発色が薄い」という評価が多く、鮮やかな色合いは望めませんでした。ただ、撮影シーンによってそれぞれ写りに若干違いがあります。
動画は「手ぶれする」という評価が多くありました。また、画角は「暗い」「粗い」「奥行きがない」と気になる意見が出た一方で、「色合いはきれい」といった好印象の声も出ています。
チョップドサラダを撮影した料理撮影は、全体的に色が薄い印象でした。モニターからは、「あまりおいしそうに見えない」という声もあがっています。
ただ、なかには「きれい」だと評価した人もいました。
25m離れた時計を7倍ズームしたとき、色味は全体的に暗くなりましたが、時計にはしっかり寄れています。
モニターからは「画質が粗い」というコメントもありましたが、コントラストがはっきりしているので気になるほどではありません。
特徴である広角モードで撮ったときも、色合いは全体的に暗くなったものの、広角感は問題ありませんでした。
モニターからは「赤色が若干蛍光ピンクに見える」「緑色はつぶれている」「白はきれいに写る」という声があり、発色はカラーごとに違う印象です。
花壇を背景にモデルを撮ったポートレート撮影は、背景の花のボケ具合が少なく「ポートレートの特性が弱く感じた」との声があがっています。
しかし、「全体がくっきりしていて、人物もシャープに写っている」という意見もあり、モデル自体はきれいに撮れている印象です。
夜の東京タワーの撮影は、灯りが周りにぼやけてしまい画質の荒さを指摘する声が多数。ただ、色合いを「ややきれい」だと評価する人もいました。
インカメラでモデルを撮影したときは、「色合いが暗い」「背景がぼやける」という点が気になるモニターもいましたが、人物はくっきり写り、きれいだと好評です。
今回の検証では、インカメラでの撮影が、一番評価されました。
次に、画面のきれいさの検証です。
10〜50代男女10人のモニターが、スマホに表示させた静止画・動画のデータをそれぞれ評価しました。静止画はコントラストやディティール、動画は映像の色合いや残像感の少なさをチェックしています。
液晶タイプのため、見る角度によって色合いが暗くなることがあり、きれいに見える範囲がやや限られた印象です。ただ、静止画・動画どちらも画質はきれいと好評でした。
続いて、処理性能の検証です。
CPU性能やGPU性能をベンチマークスコアとして数値化してくれるアプリケーションの「AnTuTu Benchmark 9.0」を使用し、そのスコアを確認しました。
なお同じ検証環境となるように、スマホを立ち上げたあと余計なアプリは入れず、こちらのアプリのみをインストールしています。
実際に計測してみると、ベンチマークスコアは約16万点でした。
Kirin 710のCPUが搭載されていて、検証したほかの商品に比べて処理性能は低い印象です。自分がスマホでしたい作業と照らし合わせて選ぶようにしましょう。
最後に、バッテリー性能の検証です。
同じ画質設定にしたスマホでYouTubeを見て、バッテリーが切れるまで何時間連続再生できるか測定します。そのあと65W出力対応の急速充電器を30分間使い、どれだけ充電できたか調べました。
動画を連続再生すると約6時間でバッテリーが切れてしまいました。端末の発熱の影響もあり、比較したなかではバッテリーの持ちはあまりよくありません。
一方、急速充電に対応しているため、30分の充電で36%まで回復しました。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、全項目で高評価を獲得した、お手頃価格のSIMフリースマホをご紹介します。
Redmi Note10 Proは、バッテリー持ちが優秀な商品です。約12時間連続で動画再生できました。カメラ性能では、インカメラがちょうどよい明るさで好印象。有機ELディスプレイなので、色のメリハリがしっかり表示されます。性能を数値化したベンチマークスコアは約34万点と処理性能も良好です。
OPPOのReno5Aは、充実した機能が特徴のモデル。おサイフケータイ機能・高い耐水機能がついているほか、5Gにも対応しています。カメラ性能も、独自のモードによってインカメラでの写りが盛れると好評でした。また、ベンチマークスコアは約38万点と、こちらも処理性能に優れています。
取り扱い事業者 | |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 732G |
価格帯 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | Type-C |
画面解像度 | 2400×1800 |
最大画面リフレッシュレート | 120hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 10,800万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | 500万画素 |
インカメラ画素数 | 1600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | 非対応 |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | |
かこって検索対応 | |
翻訳通話対応 | |
対面翻訳対応 | |
翻訳表示対応 | |
被写体削除加工対応 | |
傾き補正生成対応 | |
文字起こし対応 | |
ボイスレコーダー要約対応 | |
幅 | 76.5mm |
高さ | 164mm |
厚さ | 8.1mm |
本体重量 | 193g |
Xiomi Redmi Note 10 Proをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、BIGLOBE、SIMフリー |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G |
価格帯 | 不明 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | USB Type-C |
画面解像度 | 2400×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ種類 | 液晶 |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 6,400万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1,600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | モノラル |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | 不明 |
かこって検索対応 | 不明 |
翻訳通話対応 | 不明 |
対面翻訳対応 | 不明 |
翻訳表示対応 | 不明 |
被写体削除加工対応 | 不明 |
傾き補正生成対応 | 不明 |
文字起こし対応 | 不明 |
ボイスレコーダー要約対応 | 不明 |
幅 | 7.46cm |
高さ | 16.2cm |
厚さ | 0.82cm |
本体重量 | 約182g |
OPPO Reno5Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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