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Galaxy Z Fold5を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

大画面を搭載した折りたたみスマホで、ミニタブレットのように使えると評判の、SAMSUNG Galaxy Z Fold5。インターネット上では多くの高評価がついていますが、「写真の色味がビビッドすぎる」「重い」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?

今回はその実力を確かめるため、以下の10つの観点で検証・レビューを行いました。

  • 処理性能
  • バッテリー性能
  • カメラ性能
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ
  • サブディスプレイの使い勝手のよさ
  • 自撮り撮影のしやすさ
  • オープン時の機能の充実度
  • 本体の重さ

さらに、前作のZ Fold4やGoogle Pixel Foldなどの折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年04月18日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2024年04月までの情報です

目次

【結論】軽量かつスリムで持ちやすく、メインスマホにおすすめ!開くとタブレットのような大画面を使えて便利

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

SAMSUNG
GalaxyZ Fold5

103,980円

Z Fold5

おすすめスコア

4.43
8位 / 16商品中
  • 処理性能

    5.00
  • |
  • バッテリー性能

    4.22
  • |
  • カメラ性能

    4.50
  • |
  • 画面性能

    4.32
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    3.41
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    5.00
  • |
  • サブディスプレイの使い勝手のよさ

    5.00
  • |
  • 自撮り撮影のしやすさ

    4.07
  • |
  • オープン時の機能の充実度

    5.00
  • |
  • 本体の重さ

    4.17
折りたたみスタイル横開き(フォールド)

良い

    • 重い3Dゲームでもスムーズに動くほど高い処理性能を発揮
    • カメラ性能がよく、暗い場所でも明暗のバランスが取れたノイズの少ない写真が撮れる
    • 画面はタブレットのような大きさで、迫力ある動画を楽しめる

気になる

    • 負荷がかかると温度が上がりやすい

Galaxy Z Fold5は、タブレットのように画面を使いたい人におすすめです。スマホ2台を重ねたようなつくりのフォールド型で、開くと7.6インチの画面があります。大画面で動画を見たり、専用ペン「S Pen Fold Edition」を使ってメモを取ったりと、タブレットのように使えるのが利点。また、フレックスモード(半開きの状態)では画面下部がタッチパッドに。ノートパソコンのように操作することもできます。


画面には3つのアプリを同時に表示可能。各アプリの画面比率や配置は自由自在なうえに、アプリの組み合わせと配置をブックマークする機能も搭載しています。このブックマーク機能は、比較したGoogle Pixel Foldにはありませんでした。こちらは都度アプリを配置する手間がかからないので、同時に複数のアプリを使いたいビジネスパーソンやゲーマーにうってつけです。

おサイフケータイやデュアルSIMに対応し、スマホとしての機能も充実しています。加えて、重量は253gと、比較したフォールド型スマホのなかでは最軽量でした。口コミには「重い」とありましたが、実際に使用したモニターからは「軽くはないが許容範囲内」という意見が多数。折りたたんだ状態であれば細身なので、片手でも持ちやすいですよ。

画面表示は明るく色鮮やかで、視認性も上々。ベンチマークスコアの測定結果は約157万点と、比較したGoogle Pixel Foldや前作のZ Fold4を大幅に上回り、トップクラスでした。重くなりがちな3Dゲームを楽しみたい人にもぴったりです。リフレッシュレートも120Hzなので、指に吸いつくようになめらかな操作性を実感できるでしょう。ただし負荷がかかると本体温度は45.9℃に達したため、使いすぎには注意してくださいね。


カメラ性能も良好で、解像感の高い写真を撮れました。「写真の色味がビビッドすぎる」との口コミに反し、微細な色の違いや被写体の細部までしっかり再現。ズーム撮影や暗所でも色合いや画質の低下が気にならなかったため、遠くの風景を撮りたい人にはとくにおすすめです。動画の手ぶれも少なかったので、動く子どもや動物を撮りたい人にも向いています。

バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は9時間42分だったことから、1日中使ってもバッテリー切れの心配は少なめ。フォールド型の検証ではトップクラスの評価だったため、フォールド型の折りたたみスマホが気になっている人は、ぜひ第一候補として検討してみてくださいね!

Galaxy Z Fold5のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にGalaxy Z Fold5と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


Galaxy Z Fold5よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ 折りたたみスマホ
処理性能 No.1

SAMSUNG

Galaxy Z Flip7
4.67
(1/16商品)
Galaxy Z Flip7

折りたたみスマホならではの撮影がとことん楽しめる

画面性能 No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1

モトローラ・モビリティ・ジャパン

razr 50 ultra
4.54
(3/16商品)
razr 50 ultra

高性能なフリップ型!処理速度もバッテリーの持ちも十分

本体の重さ No.1

SAMSUNG

GalaxyZ Flip6
4.50
(4/16商品)
Z Flip6

自撮りを楽しみたい人におすすめ。オートズーム機能を搭載

バッテリー性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

SAMSUNG

GalaxyZ Fold6
4.46
(5/16商品)
Z Fold6

フォールドスマホならコレ。基本スペックがどれも高い

Galaxy Z Fold5とは?

Galaxy Z Fold5とは?

Galaxy Z Fold5は、Galaxy Z Foldシリーズのなかでも最軽量かつコンパクトなフォールド型の折りたたみスマホです。


ポケットサイズのデバイスにPC並みのパフォーマンスを搭載したと謳っており、メインディスプレイは7.6インチと大型。複数の作業を同時に行えるマルチタスク機能が最大の特徴です。

3つのアプリを同時に操作できる

3つのアプリを同時に操作できる

最大で3つのアプリを同時に表示できるうえに、各アプリの配置や画面の比率を自由に調整可能。映画鑑賞・ブラウジング・ゲームなどを同時に行えるので、マルチタスクがはかどります。

同時表示のブックマーク機能があるのも見逃せません。よく使うアプリの組み合わせと配置を一度登録すれば、次からはワンタップで同時表示されます。アプリを配置する手間を省けるのは便利ですね。

タスクバーからほかのアプリをクイック起動!

タスクバーからほかのアプリをクイック起動!

画面下部のタスクバーには、最大12個のアプリを配置できます。最近使ったアプリの履歴も最大4つまで表示可能。アプリの使用中でも素早くほかのアプリを起動できるので、効率的に作業できます。

専用ペンを使えばメモ帳感覚で使用可能

専用ペンを使えばメモ帳感覚で使用可能
出典:samsung.com

別売りされているSペン「Galaxy Z Fold5用S Pen Fold Edition」を使えば、より繊細な操作が可能に。タブレットを使うときのような感覚で、スマホをメモ帳代わりに使えます。

カメラ起動時には撮る側も撮られる側もプレビュー確認できる

カメラ起動時には撮る側も撮られる側もプレビュー確認できる

自撮りのしやすさも折りたたみスマホの大きな魅力です。開いた状態でカメラを起動すると、カバーディスプレイにプレビュー表示。自撮りはもちろん、誰かに撮ってもらうときにも便利です。自分の映り具合にとことんこだわれますよ。

ノートパソコンのように立てかけられるフレックスモードが便利

ノートパソコンのように立てかけられるフレックスモードが便利

折り目には、新たにフレックスヒンジを搭載開いたり閉じたりするのはもちろん、角度75~115度の範囲であれば自分好みのところで止められます(フレックスモード)。フレックスモードでは、画面下部がタッチパッドやカーソルに変化。ノートパソコンのように簡単かつ正確に操作できます。


フレームには、堅牢なアーマーアルミニウム素材を採用。耐久性にも配慮されています。

カバーディスプレイは6.2インチ。閉じたまま通常のスマホ同様の操作が可能

カバーディスプレイは6.2インチ。閉じたまま通常のスマホ同様の操作が可能

折りたたんだ状態では、6.2インチのカバーディスプレイを使って通常のスマホ同様の操作が可能です。開いたときに使えるメインディスプレイと比べても、使えるアプリに制約はありません。

Galaxy Z Fold5と前モデル「Galaxy Z Fold4」との違いは?

Galaxy Z Fold5と前モデル「Galaxy Z Fold4」との違いは?
出典:samsung.com
Z Fold5は1世代前のモデルであるZ Fold4に比べて、閉じたときの隙間がなくなったのがポイント。新搭載したフレックスヒンジは厚みが少ないため、折りたたみ時のサイズもZ Fold5が6.7×15.5×1.34cmと、Z Fold4の6.7×15.5×1.42~1.58cmよりもスリムに。本体の重量もZ Fold5が253gと、Z Fold4の263gより10gも軽くなりました。

容量ラインナップもGalaxy Z Fold4は256GBの1種類でしたが、Galaxy Z Fold5は256GB・512GB・1TBの3種類と豊富。自分の使い方に合わせて選べます。なお、Z Fold5の詳細なスペックは以下のとおりです。

スペック一覧
  1. 発売日|2023年9月1日
  2. メインディスプレイサイズ|7.6インチ
  3. メインディスプレイ解像度|2,176×1,812(QXGA+)
  4. サブディスプレイサイズ|6.2インチ
  5. サブディスプレイ解像度|2,316×904(HD+)
  6. メインカメラ(広角)画素数|5,000万画素
  7. 超広角カメラ画素数|1,200万画素
  8. 望遠カメラ画素数|1,000万画素
  9. インカメラ画素数|前面:1,000万画素/インナー:400万画素
  10. バッテリー容量|4,400mAh
  11. サイズ|幅13×高さ15.5×厚さ0.61cm(折りたたみ時幅6.7×高さ15.5×厚さ1.34cm)
  12. 重量|253g
  13. 防水性能|IPX8規格対応
  14. 容量|256GB・512GB・1TB
  15. カラー|アイシーブルー・ファントムブラック・グレー(オンライン限定)

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、Galaxy Z Fold5を含む折りたたみスマホ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 処理性能
  2. バッテリー性能
  3. カメラ性能
  4. 画面性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 便利機能の豊富さ
  7. サブディスプレイの使い勝手のよさ(フリップ型)
  8. 自撮り撮影のしやすさ(フリップ型)
  9. オープン時の機能の充実度(フォールド型)
  10. 本体の重さ(フォールド型)

Galaxy Z Fold5のよい点は9つ!

全7種類の折りたたみスマホを使用した結果、Galaxy Z Fold5には9つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

処理性能は比較したなかでトップクラス!重いアプリもサクサク動き、カクつく心配が少ない

処理性能は比較したなかでトップクラス!重いアプリもサクサク動き、カクつく心配が少ない
SAMSUNG Galaxy Z Fold5は、比較したほかの折りたたみスマホを圧倒する処理性能を備えています。実際にベンチマークスコアを測定したところ、なんと157万点を記録。比較したなかで同じくフォールド型のPixel Foldは87万点、前機種のZ Fold4は129万点でしたが、大幅に上回っています。

SoCには、Snapdragon 8 Gen 2を採用。Z Fold4が搭載していたSnapdragon 8+ Gen 1よりもパワーアップし、高負荷の3Dゲームもスムーズに扱える処理能力です。高負荷なアプリを使用しても、動作がカクつくなどのストレスを感じる心配は少ないでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

フォールド型の折りたたみスマホとしては最も高性能のSoCを搭載しています。真ん中に折り目がありますが、原神などの高グラフィックのゲームもサクサク楽しめますよ。

バッテリー残量を気にせずに1日中使える!急速充電に対応しているのも魅力

バッテリー残量を気にせずに1日中使える!急速充電に対応しているのも魅力

1日中使えるバッテリー性能を備えているのも利点。実使用を再現したPC Markソフトを使ったところ、フル充電からバッテリー残量20%になるまでの時間は9時間42分でした。比較した前モデルの Z Fold4に2時間以上の差をつけ、十分長持ちです。

急速充電に対応しているのも見逃せないポイント。バッテリー残量0%から充電したところ、30分後には41%に到達しました。比較したなかには26%にしかならないものもあったなか、スピーディな充電が可能。もし充電をし忘れて寝てしまっても、短時間でしっかり充電できますよ。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

折りたたみスマホは折りたたむ構造ゆえに大容量のバッテリーを搭載しにくいものの、そのなかでも十分な電池持ちを発揮しました。

動画撮影・ズーム撮影が得意!動く子どもやペット、風景撮影が多い人におすすめ

動画撮影・ズーム撮影が得意!動く子どもやペット、風景撮影が多い人におすすめ
カメラ性能も申し分ありません。実際に撮影した写真を20~50代の男女10人がチェックした結果、とくにズーム撮影した写真のうつくしさが好評。肉眼に近い色味を再現でき、解像感の高さにも秀でています。モニターからは「細部のディテールまできれいで、積極的に使いたいと思える仕上がり」との声があがりました。

歩きながら撮影した動画は、写真に比べると多少画質が落ちたものの、手ぶれがほとんど気になりません。比較したなかには「見ていると酔いそう」と指摘された商品もありましたが、こちらは「被写体が動いても背景がくっきりしている」と、満足度は高め。動く子どもやペットを動画に収めたい人にもおすすめです。

自然な色味で細部まできれいに撮影できる

自然な色味で細部まできれいに撮影できる

通常撮影においてもノイズが少なく、解像感の高い写真でした。「写真の色味がビビッドすぎる」との口コミに反し、色鮮やかすぎない自然な色味。同系色の微細な色の違いがしっかり再現できており、刺繍糸の1本1本もくっきり見て取れます。「発色に偏りはなく、被写体もくっきり映し出せている」との声が多数あがりました。

暗所でも画質が荒れずくっきり写せた。夜景もきれいに撮影できる

暗所でも画質が荒れずくっきり写せた。夜景もきれいに撮影できる
暗所でも明暗差や色のグラデーションをしっかりと描写でき、ノイズが気になりません。比較したほかの商品では暗所での撮影時に色味がくすみ、画質も低下して粗く見えるものが多かったのに対し、こちらは「光源のミニハウスも暗所にある糸も、はっきり視認できる」と好印象を抱くモニターがほとんどでした。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

同じGalaxyのフラグシップモデルであるSシリーズと見比べるとその仕上がりには届かなかったものの、どの構図でも十分きれいに撮れるカメラです。

インカメラでの自撮りもきれいに映る。逆光も気にならない

インカメラでの自撮りもきれいに映る。逆光も気にならない
インカメラで自撮りした写真もきれいな仕上がり。人肌の色味や髪の毛の1本1本までリアルに再現できており、逆光もある程度抑えられています。比較したPixel Foldは「被写体の立体感が少なく見える」と指摘されたのに対し、こちらは「通常撮影のものと比べて画質が悪くなった感じがしない」とのコメントがあがるほどです。

通常撮影時に使ったメインカメラの画素数は5,000万画素、インカメラの画素数は前面で1,000万画素と、数値上は大きな差がありますが、色味も解像感も申し分ありません。

色鮮やかかつなめらかで見やすい画面も魅力。晴れた屋外でも使いやすい

色鮮やかかつなめらかで見やすい画面も魅力。晴れた屋外でも使いやすい
画面は色鮮やかかつなめらかで、視認性に優れています。有機ELディスプレイを採用し、最大輝度はメイン・サブともに1,750nit。比較したPixel Foldの最大輝度はメインディスプレイが1,200nit(HDR)・サブディスプレイが1,000nit(HDR)だったなか、トップクラスの明るさです。

解像感を示すppiは374ppi、最大リフレッシュレートは120Hzと、一瞬の動きも逃さず鮮明に表示可能。晴れた屋外でも明るくくっきりと表示できるため、外出先でのスマホ操作や写真撮影時のプレビューもストレスなく行えるでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
折り目は画面が真っ暗な状態だと気になるかもしれませんが、点灯している状態であればほぼ気にならないでしょう。

指紋は付きやすいので、定期的にクロスで拭くのがおすすめです。

Galaxy AIに対応。新たな検索機能やリアルタイム通訳機能を搭載!

Galaxy AIに対応。新たな検索機能やリアルタイム通訳機能を搭載!
出典:samsung.com
2024年4月18日のアップデートにより、新たに開発されたGalaxy AIに対応。特筆すべき機能は、新たな検索方法の「かこって検索」です。ウェブ上の写真や自分が撮影した写真のなかに気になる部分があれば、指先で丸く囲むだけでウェブ上で検索され、即座に検索結果が表示されます。

非対応なスマホであれば「緑の葉っぱ 大きい 観葉植物」などの検索ワードを自力で打ち込んで膨大な画像のなかから探すしかなかったところが、かなり楽に検索できるように。指先の簡単な操作でウェブ上からほしい情報を集められるのはとても便利ですよ。
出典:samsung.com

電話アプリでの通話においても、外国語をリアルタイムで通訳。まるで通訳者がそばにいるような感覚で使えます。意思疎通はバッチリできるでしょう。


外国人と対面している場面でも、スマートフォンを介してリアルタイムで通訳が可能。スムーズなコミュニケーションをサポートします。
出典:samsung.com

AIによるフォトアシスト機能も大きな魅力です。写真編集の幅が広がり、被写体の移動やズームインはもちろん、リフレーム・リマスターなどの加工も可能に。思い出の写真をより美しく、より斬新なアングルなどで残すことができます。


SNSに投稿する写真に通行人が写り込んでしまった場合も、楽に削除できますよ。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

Galaxy AIもベースはGoogleのAIを使っているため、先に登場したAIスマホのPixelと共通しているものもあります。とはいえ、リアルタイムの翻訳通話は現在Galaxyのみ


外国の方と仕事が多いビジネスパーソンや海外旅行の機会が多い人はGalaxy AIのほうが使いやすいでしょう。

スマホ同様電子決済に対応し、タブレットのように専用ペンで操作できる

スマホ同様電子決済に対応し、タブレットのように専用ペンで操作できる

おサイフケータイに対応し、モバイルSuicaやQUICPayなどの電子決済を使えるのも利点です。防水性能はIPX8と、水深1.5mに30分沈めても耐えられるほど高性能。デュアルSIMに対応しているので、nanoSIMとeSIMを1つずつ挿入でき、仕事とプライベートの電話番号を分けて管理することも可能です。


イヤホンジャック・SDカードスロットはないものの、内部ストレージの容量は256GB・512GB・1TBの3種類から選べるため、ストレージに困ることはないでしょう。


また、専用のペン「S Pen Fold Edition」に対応しているため、メモを書き込んだり繊細な描写をしたりと、タブレットのような使い方も可能です。比較した商品内で専用ペンに対応しているのは、こちらと前機種のZ Fold4のみ。スマホとタブレット双方の利点を兼ね備えたアイテムといえます。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

折り目の凹みは深くないので、ペンを使っていて筆がとられることも少ないでしょう。

折りたたみ状態では通常のスマホと同じ感覚で使える

折りたたみ状態では通常のスマホと同じ感覚で使える
横開きするフォールド型なため、サブディスプレイは約6.2インチと大きめ。比較した縦折りのフリップ型は、サブディスプレイが1.5~3.6インチと半分以下のサイズで、なかには使えるアプリが一部に限られているものもありました。

こちらは折りたたんだ状態でも普通のスマホと同様にあらゆるアプリを使用できるので、はじめて折りたたみスマホを使う人でもギャップが少ないでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

閉じた状態では縦長の画面で最初は違和感があるかもしれませんが、XやInstagramなど縦にスクロールするアプリでは情報量が増えてむしろメリットになりますよ。

きれいに自撮りしたい人におすすめ。カラーモードの変更や肌加工が可能

きれいに自撮りしたい人におすすめ。カラーモードの変更や肌加工が可能
フォールド型なため、アウトカメラで自撮りをする際にはカメラを起動して本体を開く必要があります。折りたたんだままアウトカメラでの自撮りが可能なフリップ型に比べると手軽さでは劣るものの、カラーモードの切り替えや肌の加工をして、自分の写りをカスタマイズできる点はメリットです。

画面をスワイプすれば気軽に撮影モードの切り替えもでき、そのなかにある「その他」から取り出せるナイトモードなども魅力。超広角カメラへの切り替えはタップ操作1つで行えるため、自撮りから風景まで幅広く撮影可能。さらに、タイマーはOFF・2秒・5秒・10秒の4段階に設定できます。

手のひらをカメラに向けるだけで自動的にシャッターを切るハンドシャッター機能があるため、ハンドフリーでの撮影も可能。自撮り棒や三脚がなくても、フレックスモード(半開きの状態)でデスク上などに置いて撮影できて便利です。自分の好みやシチュエーションに合わせて使えますよ。

カスタマイズ性の高さが魅力!同時に3つのアプリを自在な配置で使え、マルチタスクがはかどる

カスタマイズ性の高さが魅力!同時に3つのアプリを自在な配置で使え、マルチタスクがはかどる
フォールド型最大の魅力であるアプリの同時表示機能の使い勝手も優秀。最大3つのアプリを同時表示できるうえに、各アプリの画面比率や配置は自由自在です。上の画面で動画を楽しみつつ、下の画面では地図とメッセージアプリを使用するといった使い方もできます。

いつも使うアプリの組み合わせをブックマークする機能もあるため、一度ブックマークすれば次からはワンタップで3つのアプリを表示可能です。比較したPixel Foldは同時表示アプリが2つまでで、ブックマーク機能はありませんでした。一方こちらは都度アプリの配置を設定する手間がかからず、手軽に使えます。

タスクバーは常時表示・非表示の2通りから選べるうえに、最近使用したアプリ履歴も4つまで表示。すべてのアプリを設定から全画面表示できるので、大画面を堪能できます。また、フレックスモードに対応したアプリなら、上半分をアプリの画面、下半分をタッチパッドとして利用可能。まるでパソコンのように操作できますよ。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
マルチアプリは便利な機能ですが、使うまでが面倒だと結局使わなくなってしまうので、ブックマーク機能はかなり大切です。

日常生活に例えるなら、靴べらのようなもの。靴べらを使えばスムーズに靴が履けますが、実際は取り出す・戻すのが面倒で使わない人が多いのではないでしょうか。それと一緒で、マルチアプリ機能があってもブックマーク機能がなければ、都度見たいアプリを1つずつ設定する手間がかかり、結局は使わなくなる可能性があります。

その点Z Fold5は、便利な機能があるだけでなく、便利な機能をスムーズに使えるよう作り込まれている印象です。

フォールド型のなかでは最軽量!スリムで持ちやすいのも魅力

フォールド型のなかでは最軽量!スリムで持ちやすいのも魅力
折りたたんだ状態であれば、細身で持ちやすいのも魅力。上記画像の左側がZ Fold5です。口コミには「重い」とありましたが、比較したフォールド型折りたたみスマホのなかでは最軽量。本体重量は253gと、比較したZ Fold4の約263g・Pixel Foldの約283gを下回る軽さでした。

実際に20〜30代の男性10人に持った際にも、「軽くはないが許容範囲内」という意見が多くあがっています。手にすっとなじむため、片手でも扱いやすいでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

実質スマホが2台分詰め込まれているような作りでありながら、iPhone14ProMax並みの重さに抑えられているのは、メーカーの努力が感じられます。

Galaxy Z Fold5の気になった点は1つ!

Galaxy Z Fold5にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

負荷がかかると発熱しやすい。長時間使用は控えたほうがよい

負荷がかかると発熱しやすい。長時間使用は控えたほうがよい

長時間使用すると発熱のリスクがあるため、使いすぎには注意が必要です。実際に高負荷をかけるアプリを15分間使用すると、本体の表面温度は45.9℃に。比較したほかの商品も40~45℃だったため、こちらが特別熱がこもりやすいわけではありません。しかし長時間の利用は避けるよう心がけたほうが賢明です。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

高性能なスマホはどれも発熱しやすいもの。ただ、折りたたみスマホは通常のものよりも熱を持ちやすい印象です。

Galaxy Z Fold5の詳細情報

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1
サブディスプレイの使い勝手のよさ No.1
オープン時の機能の充実度 No.1

SAMSUNG
GalaxyZ Fold5

おすすめスコア
4.43
折りたたみスマホ8位/16商品
処理性能
5.00
バッテリー性能
4.22
カメラ性能
4.50
画面性能
4.32
熱のこもりにくさ
3.41
便利機能の豊富さ
5.00
サブディスプレイの使い勝手のよさ
5.00
自撮り撮影のしやすさ
4.07
オープン時の機能の充実度
5.00
本体の重さ
4.17
Z Fold5 1
Z Fold5 2
Z Fold5 3
Z Fold5 4
Z Fold5 5
Z Fold5 6
Z Fold5 7
Z Fold5 8
Z Fold5 9
Z Fold5 10
Z Fold5 11
Z Fold5 12
Z Fold5 13
Z Fold5 14
Z Fold5 15
Z Fold5 16
Z Fold5 17
Z Fold5 18
Z Fold5 19
Z Fold5 20
Z Fold5 21
Z Fold5 22
Z Fold5 23
Z Fold5 24
Z Fold5 25
Z Fold5 26
最安価格
103,980円
中価格
アイシーブルー
全部見る
アイシーブルー
全部見る
最安価格
103,980円
中価格
アイシーブルー
全部見る
アイシーブルー
全部見る
折りたたみスタイル横開き(フォールド)
取り扱い事業者
ドコモ、au
メインメモリ(RAM)
12GB
ストレージ(ROM)
256GB
画面サイズ
7.6インチ
防水等級
IPX8
おサイフケータイ対応
SDカード対応
本体重量
253g

良い

    • 重い3Dゲームでもスムーズに動くほど高い処理性能を発揮
    • カメラ性能がよく、暗い場所でも明暗のバランスが取れたノイズの少ない写真が撮れる
    • 画面はタブレットのような大きさで、迫力ある動画を楽しめる

気になる

    • 負荷がかかると温度が上がりやすい
SoCSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
充電端子Type-C
バッテリー容量4400mAh
画面解像度メイン:QXGA+(2176×1812)/サブ:HD+(2316×904)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数1200万画素
望遠カメラ画素数1000万画素
インカメラ画素数前面:1000万画素/インナー:400万画素
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
ワイヤレス充電対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
eSIM対応
デュアルSIM対応
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数3つ(フロート表示機能使用時は3以上)
サブディスプレイサイズ6.2インチ
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
ディスプレイ比率縦長
13cm(折りたたみ時:6.7cm)
高さ15.5cm
厚さ0.61cm(折りたたみ時:1.34cm)
全部見る

SAMSUNG Galaxy Z Fold5が向いていない人におすすめの折りたたみスマホは?

ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold5のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。購入を迷っている人はぜひ比較して、自分にはどれが合うのかじっくり考えてみてくださいね。

少しでも安くフォールド型を手に入れたいなら、SAMSUNGのGalaxy Z Fold4もおすすめ

少しでも安くフォールド型を手に入れたいなら、SAMSUNGのGalaxy Z Fold4もおすすめ
Z Fold5より約1年前に発売されたZ Fold4は、Z Fold5と比べても遜色のない機能を搭載しています。Z Fold5と同様、メインディスプレイは7.6インチで、3つのアプリの同時表示が可能。使用頻度の高い組み合わせをブックマーク登録すると、次からはワンタッチで起動できるため、各アプリを配置する手間も省けます。

ベンチマークスコアは約129万点を記録し、重い3Dゲームもカクつかずに動かせる性能。カメラ性能も申し分なく、解像感が高くてノイズが少ない点もZ Fold5と共通していました。

ただし、本体のサイズはZ Fold5より10g重く、263gです。少しでも安くフォールド型の折りたたみスマホを手に入れたい人はチェックしてみてください。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次
新品は型落ちでも大幅に安くなるわけではありませんが、
メルカリなど中古のモデルであれば手に取りやすい価格で買うこともできますよ。

自撮りをすることが多い人は、モトローラのrazr 40 ultraもチェック!

自撮りをすることが多い人は、モトローラのrazr 40 ultraもチェック!
ここまで読んでみてフォールド型スマホにあまり魅力を感じなかった人は、折りたたみタイプが違うフリップ型のモトローラのrazr 40 ultraを考慮してみてください。縦折りタイプなため、折りたたみ状態では手のひらに収まるほどコンパクトです。

サブディスプレイは3.6インチあり、折りたたんだままでもほぼすべてのアプリを操作できます。手首を2回ひねってカメラを起動すれば、即座に自撮りが可能に。肌のなめらかさや目の大きさを補正する機能もあるため、自分の写り具合をカスタマイズしつつ撮影できます。

折りたたんだままQRコード決済などを行える手軽さも利点。バッテリーの持ちにも秀でており、フル充電状態から20%まで減るのにかかった時間は11時間29分でした。朝から夜まで使っても、バッテリーにはゆとりがあるでしょう。
高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

折りたたみスマホをGalaxyの広告で訴求しているようなカメラメインで使いたい人は、横折りのフォールドではなく縦折りのフリップ型で検討しましょう。

SAMSUNG Galaxy Z Fold5はどこで買える?

SAMSUNG Galaxy Z Fold5はどこで買える?
出典:samsung.com
SAMSUNG Galaxy Z Fold5は、SAMSUNGの公式サイトで購入できます。SIMフリーモデルなので、楽天モバイル・Y!mobile・UQ mobileなどでも使用可能。容量1TBの価格は執筆時点で、税込298,200円です。

下取りサービスを利用すれば、機種によっては最大で100,900円の割引を受けられます。画面が割れていても下取りに申し込めば査定してもらえるので、値段を少しでも抑えたい人は合わせてチェックしてみてくださいね。


そのほか、ドコモ・auでも購入が可能です。他社からの乗り換えやキャンペーンを使用することでよりお得に購入できる場合もあるので、ぜひこの機会にリサーチしてみてください。

純正アクセサリー・ケースも気になる人はこちらをチェック!

純正アクセサリー・ケースも気になる人はこちらをチェック!
出典:samsung.com
SAMSUNG Galaxy Z Fold5はIPX8の防水性能を備え、フレームやヒンジの耐久性にもこだわって開発されています。しかしせっかく購入するなら、おしゃれなケースやフィルムで保護しながら大切に使いたいですよね。ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold5の純正アクセサリーをご紹介します。

ケースは4種類の形状を取りそろえており、カラーラインナップも豊富。きっと好みに合うアイテムが見つかりますよ。詳細は以下のとおりなので、合わせてチェックしてみてくださいね。

SAMSUNG Galaxy Z Fold5の純正アクセサリー一覧>※価格は執筆時点、税込
  1. Galaxy Z Fold5 Standing Case with Strap:スライド式のグリップ兼スタンドつき。スマホを手元で固定しやすいのが利点。グラファイト・サンドの2色展開。13,310円。
  2. Galaxy Z Fold5 Eco-Leather Case:植物由来のレザー素材で、柔らかな感触が特徴。裏側にはソフトな裏地つきで、スタイリッシュなデザインながらデバイスを保護できると謳う。アイシーブルー・ブラックの2色展開。15,510円。
  3. Galaxy Z Fold5 Clear Gadget Case:着脱可能なグリップとキャップが付属したクリアケース。指を通して片手で操作したり、スタンド代わりにして立てかけたりできる。8,910円。
  4. Galaxy Z Fold5 Slim S Pen Case:Sペンスロットを搭載したスリムなケース。背面のボタンをスライドすればSペンを取り出せる。グラファイト・アイシーブルー・サンドの3色展開。19,910円。
  5. Front Protection Film:カバー画面を保護するクリアなフィルム。税込3,410円。
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