




さらに、前作のZ Fold4やGoogle Pixel Foldなどの折りたたみスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、折りたたみスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2024年04月までの情報です
目次
良い
気になる
Galaxy Z Fold5は、タブレットのように画面を使いたい人におすすめです。スマホ2台を重ねたようなつくりのフォールド型で、開くと7.6インチの画面があります。大画面で動画を見たり、専用ペン「S Pen Fold Edition」を使ってメモを取ったりと、タブレットのように使えるのが利点。また、フレックスモード(半開きの状態)では画面下部がタッチパッドに。ノートパソコンのように操作することもできます。
画面表示は明るく色鮮やかで、視認性も上々。ベンチマークスコアの測定結果は約157万点と、比較したGoogle Pixel Foldや前作のZ Fold4を大幅に上回り、トップクラスでした。重くなりがちな3Dゲームを楽しみたい人にもぴったりです。リフレッシュレートも120Hzなので、指に吸いつくようになめらかな操作性を実感できるでしょう。ただし負荷がかかると本体温度は45.9℃に達したため、使いすぎには注意してくださいね。
バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は9時間42分だったことから、1日中使ってもバッテリー切れの心配は少なめ。フォールド型の検証ではトップクラスの評価だったため、フォールド型の折りたたみスマホが気になっている人は、ぜひ第一候補として検討してみてくださいね!
実際にGalaxy Z Fold5と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Galaxy Z Fold5よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Galaxy Z Fold5は、Galaxy Z Foldシリーズのなかでも最軽量かつコンパクトなフォールド型の折りたたみスマホです。
ポケットサイズのデバイスにPC並みのパフォーマンスを搭載したと謳っており、メインディスプレイは7.6インチと大型。複数の作業を同時に行えるマルチタスク機能が最大の特徴です。
最大で3つのアプリを同時に表示できるうえに、各アプリの配置や画面の比率を自由に調整可能。映画鑑賞・ブラウジング・ゲームなどを同時に行えるので、マルチタスクがはかどります。
同時表示のブックマーク機能があるのも見逃せません。よく使うアプリの組み合わせと配置を一度登録すれば、次からはワンタップで同時表示されます。アプリを配置する手間を省けるのは便利ですね。
画面下部のタスクバーには、最大12個のアプリを配置できます。最近使ったアプリの履歴も最大4つまで表示可能。アプリの使用中でも素早くほかのアプリを起動できるので、効率的に作業できます。
別売りされているSペン「Galaxy Z Fold5用S Pen Fold Edition」を使えば、より繊細な操作が可能に。タブレットを使うときのような感覚で、スマホをメモ帳代わりに使えます。
自撮りのしやすさも折りたたみスマホの大きな魅力です。開いた状態でカメラを起動すると、カバーディスプレイにプレビュー表示。自撮りはもちろん、誰かに撮ってもらうときにも便利です。自分の映り具合にとことんこだわれますよ。
折り目には、新たにフレックスヒンジを搭載。開いたり閉じたりするのはもちろん、角度75~115度の範囲であれば自分好みのところで止められます(フレックスモード)。フレックスモードでは、画面下部がタッチパッドやカーソルに変化。ノートパソコンのように簡単かつ正確に操作できます。
フレームには、堅牢なアーマーアルミニウム素材を採用。耐久性にも配慮されています。
折りたたんだ状態では、6.2インチのカバーディスプレイを使って通常のスマホ同様の操作が可能です。開いたときに使えるメインディスプレイと比べても、使えるアプリに制約はありません。
今回は、Galaxy Z Fold5を含む折りたたみスマホ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
全7種類の折りたたみスマホを使用した結果、Galaxy Z Fold5には9つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

フォールド型の折りたたみスマホとしては最も高性能のSoCを搭載しています。真ん中に折り目がありますが、原神などの高グラフィックのゲームもサクサク楽しめますよ。
1日中使えるバッテリー性能を備えているのも利点。実使用を再現したPC Markソフトを使ったところ、フル充電からバッテリー残量20%になるまでの時間は9時間42分でした。比較した前モデルの Z Fold4に2時間以上の差をつけ、十分長持ちです。
急速充電に対応しているのも見逃せないポイント。バッテリー残量0%から充電したところ、30分後には41%に到達しました。比較したなかには26%にしかならないものもあったなか、スピーディな充電が可能。もし充電をし忘れて寝てしまっても、短時間でしっかり充電できますよ。

折りたたみスマホは折りたたむ構造ゆえに大容量のバッテリーを搭載しにくいものの、そのなかでも十分な電池持ちを発揮しました。
通常撮影においてもノイズが少なく、解像感の高い写真でした。「写真の色味がビビッドすぎる」との口コミに反し、色鮮やかすぎない自然な色味。同系色の微細な色の違いがしっかり再現できており、刺繍糸の1本1本もくっきり見て取れます。「発色に偏りはなく、被写体もくっきり映し出せている」との声が多数あがりました。

同じGalaxyのフラグシップモデルであるSシリーズと見比べるとその仕上がりには届かなかったものの、どの構図でも十分きれいに撮れるカメラです。

電話アプリでの通話においても、外国語をリアルタイムで通訳。まるで通訳者がそばにいるような感覚で使えます。意思疎通はバッチリできるでしょう。
AIによるフォトアシスト機能も大きな魅力です。写真編集の幅が広がり、被写体の移動やズームインはもちろん、リフレーム・リマスターなどの加工も可能に。思い出の写真をより美しく、より斬新なアングルなどで残すことができます。
SNSに投稿する写真に通行人が写り込んでしまった場合も、楽に削除できますよ。

Galaxy AIもベースはGoogleのAIを使っているため、先に登場したAIスマホのPixelと共通しているものもあります。とはいえ、リアルタイムの翻訳通話は現在Galaxyのみ。
外国の方と仕事が多いビジネスパーソンや海外旅行の機会が多い人はGalaxy AIのほうが使いやすいでしょう。
おサイフケータイに対応し、モバイルSuicaやQUICPayなどの電子決済を使えるのも利点です。防水性能はIPX8と、水深1.5mに30分沈めても耐えられるほど高性能。デュアルSIMに対応しているので、nanoSIMとeSIMを1つずつ挿入でき、仕事とプライベートの電話番号を分けて管理することも可能です。
イヤホンジャック・SDカードスロットはないものの、内部ストレージの容量は256GB・512GB・1TBの3種類から選べるため、ストレージに困ることはないでしょう。

折り目の凹みは深くないので、ペンを使っていて筆がとられることも少ないでしょう。

閉じた状態では縦長の画面で最初は違和感があるかもしれませんが、XやInstagramなど縦にスクロールするアプリでは情報量が増えてむしろメリットになりますよ。


実質スマホが2台分詰め込まれているような作りでありながら、iPhone14ProMax並みの重さに抑えられているのは、メーカーの努力が感じられます。
Galaxy Z Fold5にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
長時間使用すると発熱のリスクがあるため、使いすぎには注意が必要です。実際に高負荷をかけるアプリを15分間使用すると、本体の表面温度は45.9℃に。比較したほかの商品も40~45℃だったため、こちらが特別熱がこもりやすいわけではありません。しかし長時間の利用は避けるよう心がけたほうが賢明です。

高性能なスマホはどれも発熱しやすいもの。ただ、折りたたみスマホは通常のものよりも熱を持ちやすい印象です。
| 折りたたみスタイル | 横開き(フォールド) |
|---|
良い
気になる
| SoC | Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy |
|---|---|
| 充電端子 | Type-C |
| バッテリー容量 | 4400mAh |
| 画面解像度 | メイン:QXGA+(2176×1812)/サブ:HD+(2316×904) |
| 最大画面リフレッシュレート | 120Hz |
| ディスプレイ種類 | 有機EL |
| 5G対応 | |
| メインカメラ(広角)画素数 | 5000万画素 |
| 超広角カメラ画素数 | 1200万画素 |
| 望遠カメラ画素数 | 1000万画素 |
| インカメラ画素数 | 前面:1000万画素/インナー:400万画素 |
| セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
| ワイヤレス充電対応 | |
| イヤホンジャック対応 | |
| スピーカー | ステレオ |
| eSIM対応 | |
| デュアルSIM対応 | |
| 専用スタイラスペン対応 | |
| 複数アプリ同時表示数 | 3つ(フロート表示機能使用時は3以上) |
| サブディスプレイサイズ | 6.2インチ |
| スマイルシャッター対応 | |
| 手のひらシャッター対応 | |
| ディスプレイ比率 | 縦長 |
| 幅 | 13cm(折りたたみ時:6.7cm) |
| 高さ | 15.5cm |
| 厚さ | 0.61cm(折りたたみ時:1.34cm) |
ここでは、SAMSUNG Galaxy Z Fold5のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。購入を迷っている人はぜひ比較して、自分にはどれが合うのかじっくり考えてみてくださいね。


折りたたみスマホをGalaxyの広告で訴求しているようなカメラメインで使いたい人は、横折りのフォールドではなく縦折りのフリップ型で検討しましょう。
下取りサービスを利用すれば、機種によっては最大で100,900円の割引を受けられます。画面が割れていても下取りに申し込めば査定してもらえるので、値段を少しでも抑えたい人は合わせてチェックしてみてくださいね。
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