厚さ7.8mmのスリムボディながら、4500mAhの大容量バッテリーを搭載したAndroidスマホ、OPPO Reno9 A。「普段使いには十分な機能がそろっている」と評判です。その一方、「バッテリー持ちはよくない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
26,407円
おすすめスコア
処理性能
処理性能(極めたい人向け)
写真撮影のきれいさ
動画撮影のきれいさ
バッテリーの持ち
充電の速さ
AI機能の豊富さ
画面性能
熱のこもりにくさ
便利機能の豊富さ
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー |
---|---|
価格帯 | ミドルレンジ |
良い
気になる
OPPO Reno9 Aは、性能にこだわりがなく、日常使用がスムーズならよい人におすすめです。実際に測定したところ、バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は約14時間45分でした。口コミに反してバッテリー持ちがよく、比較したハイエンドモデルとも遜色がありません。30分間の充電で約41%まで回復し、充電速度もスピーディです。
ベンチマークスコアの実測値は約45万点を記録。比較した100万点を超えるハイエンドモデルにはおよばないものの、動画視聴・容量の軽い3Dゲームであればサクサク使えるでしょう。負荷をかけた際の発熱も39.8℃と控えめでした。おサイフケータイ・デュアルSIMなど主要機能も搭載。防水性能はIP68に対応し、雨や汗を気にせずに使えます。
画面表示は明るくなめらかです。比較した5万円以下の商品はディスプレイが液晶のものが多いなか、色鮮やかな有機ELを採用しています。リフレッシュレートは最大90Hzに対応しており、素早くスクロールしてもはっきり見えました。カメラの標準アプリに、自撮りを楽しむための独自機能を多数搭載しているのも魅力です。
しかしカメラ性能はいまひとつ。解像感が低く、精細さに欠けました。夜景の写真ではノイズやライトの白飛びが生じたのもネックです。背面カメラの発色は自然だったものの、インカメラの自撮りでは人肌が青白く見えました。動画撮影時には手ブレ補正が効きにくく、「見ていると酔いそうになる」と感じたモニターもいます。
とはいえ、ワイモバイルであれば3万円台で販売されており、コスパは良好です。AI機能・処理性能・カメラ性能などにこだわりがないのであれば、十分選択肢に入ります。かこって検索やリアルタイム通訳など新しいスマホの使い方を楽しみたい人や、よりきれいな写真を撮りたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
実際にOPPO Reno9 Aと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
OPPO Reno9 Aのカメラ性能が気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
今回紹介するOPPO Reno9 Aは、中国のスマートデバイスメーカーのOPPOが手がけるミドルレンジクラスのAndroidスマホです。Reno Aシリーズは2019年の販売開始以来、3 A・5 A・7 Aと進化を続けてきました。スマホの処理を行うSoCは前モデルの7Aと同じSnapdragon 695 5Gですが、メモリは6GBから8GBに増えています。
ストレージ容量は128GBあり、外部ストレージはmicroSDXC(最大1TB)に対応。ストレージに余裕があれば、メモリを最大16GBまで拡張することも可能です。スマホの基本動作を司るOSにはAndroidを独自に使いやすくしたColorOSを搭載。サクサクとした動作が長持ちするよう、システム劣化防止機能を搭載しています。
デザイン性と耐久性にこだわったつくりも見逃せません。独自の背面加工のOPPO Glowと背面ガラスパネルを組み合わせています。カラーはムーンホワイトとナイトブラックの2色展開です。シンプルなカラーでありながら、微細な輝きを放つマットな質感に仕上げてあります。
マイベストでは「連絡用途はもちろんサイト閲覧や動画ゲームのエンタメもサクサク使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をベンチマークスコア50万点以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
普段からスマホで撮影をするモニター10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
普段からスマホで撮影をするモニター10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「朝9時に出掛けて20時の帰宅でも電池が持つ」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を電池持ちが11時間以上のものと定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ちょっとした合間時間でもバッテリーを半分充電できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を30分で50%以上充電できるものと定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「言語の壁をなくせたり調べものを文字以外でも検索して調べられたりと便利な機能がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「色が鮮やかで動きが滑らかな画面を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ほんのり温かいときはあるが、気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をストレステスト後の本体温度が38℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「今までのスマホと同じ機能がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
ポートレート撮影では、ボケ感を出して被写体を際立たせるのは難しい印象です。拡大すると同じ位置に並んでいる木でも、ボケている部分とピントが合っている部分が混在しているのがわかります。比較した上位商品は背景がうまくボケていたのに対し、こちらはボケ感の処理が甘く、境目が曖昧です。
モニターのなかには「背景だけでなく、被写体の腕にもボケている部分がある」「どこにピントが合っているかわからない」と酷評した人もいました。一眼レフで撮影したような、被写体の背景だけがぼやけた写真は撮りにくいでしょう。
<動画撮影についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ワイヤレス充電には対応していないものの、18Wの急速充電に対応。充電速度は速く、メーカーが謳うとおり、30分間で約41%まで充電できました。価格は3~4万円ながら、比較した10万円台のハイエンドモデルと比べても遜色ないバッテリー性能です。
ただし充電器は同梱されていないので、急速充電に対応したUSB Type-Cの充電器を別途用意する必要があります。
AIビューティーアルゴリズムにより、100段階で調節できる8種類のビューティーツールも搭載。細かく写真を編集できます。アウトカメラとインカメラで同時に動画撮影できるのも特筆すべきポイントです。独自の機能を駆使すれば、ひと味違う自撮りを楽しめるでしょう。
標準のカメラアプリでも専用アプリなみに加工が充実しています。
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー |
---|---|
価格帯 | ミドルレンジ |
良い
気になる
OS | Android |
---|---|
SoC | Snapdragon 695 5G |
充電端子 | Type-C |
画面解像度 | 2400×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 4800万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | FHD |
セキュリティ認証 | 顔認証、画面内指紋認証 |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | モノラル |
SDカード対応 | |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | SIMカードとeSIM利用 |
ベンチマークスコア | 約45万点 |
ストレステスト後の本体温度 | 39.8℃ |
かこって検索対応 | |
翻訳通話対応 | |
対面翻訳対応 | |
翻訳表示対応 | |
被写体削除加工対応 | |
傾き補正生成対応 | |
文字起こし対応 | |
ボイスレコーダー要約対応 | |
幅 | 7.4cm |
高さ | 16cm |
厚さ | 0.78cm |
本体重量 | 183g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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端末の安さより性能を重視するなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraがおすすめ。ベンチマークスコアは約190万点を記録し、比較したなかでは突出しています。重たい3Dゲームも快適に遊べるでしょう。バッテリー持ちもよく、1回の充電で1日中使えます。ワイヤレス充電も可能です。
カメラ性能は高く、ズームでもきれいな写真を撮影できます。動画の手ブレ補正も強力で、ジンバルを使ったかのようななめらかさでした。かこって検索や翻訳通話・文字起こしなどAI機能も充実しています。価格は約19万円と高価格帯ですが、パフォーマンスの高さや利便性を求める人にはぴったりです。
Google Pixel 8aは価格が8万円前後ながら、カメラ性能の高さが魅力の1台です。自然な発色で高解像の写真が撮れます。動画の手ブレ補正も効いており、安定した見やすい映像を撮影できました。消しゴムマジックやベストテイクなど、独自のAI機能も充実しているため、撮影の幅が広がりますよ。
上位モデルのPixel 8やPixel 8 Proと同じチップを搭載し、処理性能も優秀です。ベンチマークスコアは約87万点と、3Dゲームも快適にプレイできるレベルでした。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は約16時間と長持ちなので、日常使用においてストレスを感じることはほぼないでしょう。
OPPO Reno9 Aは現在、楽天モバイル・ワイモバイルで購入できます。値段は楽天モバイルでは税込40,700円・ワイモバイルでは税込31,680円(※執筆時点・一括購入の場合)です。なお、ワイモバイルで購入できるSIMフリーモデルのOPPO Reno9 A A301OPは、物理SIMスロットが1つ少ないのでご注意ください。
すでにドコモやauで契約している人は、Amazon・楽天市場などのECサイトでSIMフリーモデル(型番:CPH2523)を購入してもよいでしょう。ECサイトの最安値は35,000円前後(※執筆時点)です。
2024年6月末には後継モデルのReno 11 Aが販売を開始し、お得に販売されているところもあるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!
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