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OPPO Reno9 Aを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

厚さ7.8mmのスリムボディながら、4500mAhの大容量バッテリーを搭載したAndroidスマホ、OPPO Reno9 A。「普段使いには十分な機能がそろっている」と評判です。その一方、「バッテリー持ちはよくない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 処理性能
  • 写真撮影のきれいさ
  • 動画撮影のきれいさ
  • バッテリーの持ち
  • 充電の速さ
  • AI機能の豊富さ
  • 画面性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 便利機能の豊富さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月05日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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自社施設

目次

【結論】安さと使い勝手のどちらも妥協したくない人に!約4万円とお手頃ながらバッテリー持ちがよく、快適に使える

OPPO
OPPO Reno9 A

26,407円

OPPO Reno9 A

おすすめスコア

4.12
43位 / 57商品中
  • 処理性能

    4.26
  • |
  • 処理性能(極めたい人向け)

    3.43
  • |
  • 写真撮影のきれいさ

    3.67
  • |
  • 動画撮影のきれいさ

    3.56
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.77
  • |
  • 充電の速さ

    4.32
  • |
  • AI機能の豊富さ

    3.00
  • |
  • 画面性能

    4.25
  • |
  • 熱のこもりにくさ

    4.28
  • |
  • 便利機能の豊富さ

    4.50
取り扱い事業者ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー
価格帯ミドルレンジ
タイムセール

良い

    • 電池持ちに優れ、14時間45分の連続使用が可能
    • IP68の防水防塵性能・おサイフケータイ・eSIMなどの便利な機能が充実している

気になる

    • 処理性能があまり高くないので、高グラフィックゲームには向かない
    • 写真撮影では表現力が物足りず、動画撮影ではブレが起こりやすい

OPPO Reno9 Aは、性能にこだわりがなく、日常使用がスムーズならよい人におすすめです。実際に測定したところ、バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は約14時間45分でした。口コミに反してバッテリー持ちがよく、比較したハイエンドモデルとも遜色がありません。30分間の充電で約41%まで回復し、充電速度もスピーディです。

ベンチマークスコアの実測値は約45万点を記録。比較した100万点を超えるハイエンドモデルにはおよばないものの、動画視聴・容量の軽い3Dゲームであればサクサク使えるでしょう。負荷をかけた際の発熱も39.8℃と控えめでした。おサイフケータイ・デュアルSIMなど主要機能も搭載。防水性能はIP68に対応し、雨や汗を気にせずに使えます。

画面表示は明るくなめらかです。比較した5万円以下の商品はディスプレイが液晶のものが多いなか、色鮮やかな有機ELを採用しています。リフレッシュレートは最大90Hzに対応しており、素早くスクロールしてもはっきり見えました。カメラの標準アプリに、自撮りを楽しむための独自機能を多数搭載しているのも魅力です。

しかしカメラ性能はいまひとつ。解像感が低く、精細さに欠けました。夜景の写真ではノイズやライトの白飛びが生じたのもネックです。背面カメラの発色は自然だったものの、インカメラの自撮りでは人肌が青白く見えました。動画撮影時には手ブレ補正が効きにくく、「見ていると酔いそうになる」と感じたモニターもいます。

とはいえ、ワイモバイルであれば3万円台で販売されており、コスパは良好です。AI機能・処理性能・カメラ性能などにこだわりがないのであれば、十分選択肢に入ります。かこって検索やリアルタイム通訳など新しいスマホの使い方を楽しみたい人や、よりきれいな写真を撮りたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にOPPO Reno9 Aと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


OPPO Reno9 Aのカメラ性能が気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!

ベストバイ Androidスマホ
処理性能 No.1

Google

Pixel 10 Pro XL
4.84
(1/57商品)
Pixel 10 Pro XL

性能も機能も満足のAndroidスマホ。AI活用のカメラも

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro XL
4.81
(2/57商品)
Pixel 9 Pro XL

きれいな写真を手軽に撮りたい人に。カメラ性能が非常に高い

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 10 Pro
4.80
(3/57商品)
Pixel 10 Pro

コンパクトサイズのプロモデル。AI活用のカメラ機能が充実

処理性能 No.1
バッテリーの持ち No.1

SAMSUNG

Galaxy S25 Ultra
4.78
(4/57商品)
Galaxy S25 Ultra

AI機能も活用したい人に。処理性能やバッテリー性能が優秀

処理性能 No.1
便利機能の豊富さ No.1

Google

Pixel 9 Pro
4.77
(5/57商品)
Pixel 9 Pro

大きいサイズのスマホが苦手な人に。コンパクトながら高性能

OPPO Reno9 Aとは?

OPPO Reno9 Aとは?

今回紹介するOPPO Reno9 Aは、中国のスマートデバイスメーカーのOPPOが手がけるミドルレンジクラスのAndroidスマホです。Reno Aシリーズは2019年の販売開始以来、3 A・5 A・7 Aと進化を続けてきました。スマホの処理を行うSoCは前モデルの7Aと同じSnapdragon 695 5Gですが、メモリは6GBから8GBに増えています。

ストレージ容量は128GBあり、外部ストレージはmicroSDXC(最大1TB)に対応。ストレージに余裕があれば、メモリを最大16GBまで拡張することも可能です。スマホの基本動作を司るOSにはAndroidを独自に使いやすくしたColorOSを搭載。サクサクとした動作が長持ちするよう、システム劣化防止機能を搭載しています。


デザイン性と耐久性にこだわったつくりも見逃せません。独自の背面加工のOPPO Glowと背面ガラスパネルを組み合わせています。カラーはムーンホワイトとナイトブラックの2色展開です。シンプルなカラーでありながら、微細な輝きを放つマットな質感に仕上げてあります。


  1. 発売日|2023年6月
  2. サイズ|7.4×高さ16×厚さ0.78cm
  3. 重量|約183g
  4. ディスプレイサイズ|約6.4インチ
  5. ディスプレイ解像度|FHD+(2400×1080)
  6. SoC|Snapdragon 695 5G
  7. メモリ|8GB
  8. ストレージ|128GB
  9. アウトカメラ(広角)|約4800万画素
  10. アウトカメラ(超広角)|約800万画素
  11. アウトカメラ(マクロ)|約200万画素
  12. インカメラ|約1600万画素
  13. 付属品|SIM取出し用ピン×1・保護フィルム(貼付済み)×1・保護ケース×1・クイックガイド×1・安全ガイド×1
  14. カラー展開|ムーンホワイト・ナイトブラック

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント

売れ筋のAndroidスマホ57商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  1. 処理性能

    1
    処理性能

    マイベストでは「連絡用途はもちろんサイト閲覧や動画ゲームのエンタメもサクサク使える」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をベンチマークスコア50万点以上と定めて以下の方法で検証を行いました。

  2. 写真撮影のきれいさ

    2
    写真撮影のきれいさ

    普段からスマホで撮影をするモニター10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  3. 動画撮影のきれいさ

    3
    動画撮影のきれいさ

    普段からスマホで撮影をするモニター10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。

  4. バッテリーの持ち

    4
    バッテリーの持ち

    マイベストでは「朝9時に出掛けて20時の帰宅でも電池が持つ」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を電池持ちが11時間以上のものと定めて以下の方法で検証を行いました。

  5. 充電の速さ

    5
    充電の速さ

    マイベストでは「ちょっとした合間時間でもバッテリーを半分充電できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を30分で50%以上充電できるものと定めて以下の方法で検証を行いました。

  6. AI機能の豊富さ

    6
    AI機能の豊富さ

    マイベストでは「言語の壁をなくせたり調べものを文字以外でも検索して調べられたりと便利な機能がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。

  7. 画面性能

    7
    画面性能

    マイベストでは「色が鮮やかで動きが滑らかな画面を楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。

  8. 熱のこもりにくさ

    8
    熱のこもりにくさ

    マイベストでは「ほんのり温かいときはあるが、気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をストレステスト後の本体温度が38℃以下と定めて以下の方法で検証を行いました。

  9. 便利機能の豊富さ

    9
    便利機能の豊富さ

    マイベストでは「今までのスマホと同じ機能がある」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。

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マイベストが行っています

自社施設

OPPO Reno9 Aの気になった点は8つ!

人気のAndroidスマホを比較検証したところ、Google Pixel 8aにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

写真は全体的にぼやけ気味。精細さに欠ける

写真は全体的にぼやけ気味。精細さに欠ける
カメラ性能はいまひとつ振るわず、解像感の低さが気になりました。4,800万画素の広角カメラと800万画素の超広角カメラを搭載していますが、写真の細部はぼやけ気味です。撮影した写真を見たモニター10名からは「手前と奥の遠近感がわかりにくい」「ぼやけている」などの指摘が相次ぎました。

比較した結果、カメラ性能は本体価格の高さに比例する傾向があり、ハイエンドモデルの多くが5000万画素以上、なかには20000万画素に対応し、細部まで精細に映し出せる結果に。思い出をよりきれいに撮影したい人は物足りなさを感じるでしょう。

ポートレート撮影は苦手。ボケ感が不自然で被写体が際立たない

ポートレート撮影は苦手。ボケ感が不自然で被写体が際立たない

ポートレート撮影では、ボケ感を出して被写体を際立たせるのは難しい印象です。拡大すると同じ位置に並んでいる木でも、ボケている部分とピントが合っている部分が混在しているのがわかります。比較した上位商品は背景がうまくボケていたのに対し、こちらはボケ感の処理が甘く、境目が曖昧です。


モニターのなかには「背景だけでなく、被写体の腕にもボケている部分がある」「どこにピントが合っているかわからない」と酷評した人もいました。一眼レフで撮影したような、被写体の背景だけがぼやけた写真は撮りにくいでしょう。

自然な発色だがやや黄色が強め

自然な発色だがやや黄色が強め
自然な発色で、色の違いはしっかり表現できます。ドーナツの抹茶コーティングのテカリやカステラの黄色などを、自然に映し出せました。しかしモニター数名から「少し黄色が強い」や「発色が弱い」などの指摘があがっています。比較した上位商品に比べると色鮮やかさに欠け、発色の豊かさでは一歩およびませんでした。

暗所では明るく補正される。見やすいが肉眼とは異なる写り

暗所では明るく補正される。見やすいが肉眼とは異なる写り
夜景撮影では全体的にノイズが生じました。比較した商品のなかにはパッと見ではノイズがわからない商品もあるなか、引きで写真を見てもノイズがわかり、拡大するとぼけています。「ノイズはあるが、許容範囲内」というモニターが多少いたものの、大半が不満を抱きました。

明るさがかなり補正され、明暗差のバランスにも欠けます。「暗い部分が見やすくなっているが、イラスト的な表現に思える」「光の膜が覆いかぶさっているようで、明るすぎる」と違和感が指摘されました。ライトの部分には白飛びも見られたため、夜にカメラを使うことが多い人には不向きでしょう。

ズーム撮影には不向き。全体的に画質が粗い

ズーム撮影には不向き。全体的に画質が粗い
ズーム撮影時には全体的に画質が粗く、輪郭がくっきりしていません。比較した上位商品は花びらや花瓶のアルファベットが精細に写っていたのに対し、こちらはザラつきが気になります。モニターからは「色が暗い」「色が褪せて見える」という意見もあがりました。遠くの建物などを撮影することが多い人には向いていないでしょう。

インカメラは寒色系の映り具合。血色のよい肌色とはいい難い

インカメラは寒色系の映り具合。血色のよい肌色とはいい難い
インカメラでは、色鮮やかで見栄えする写真は撮影しづらい印象です。比較した上位商品は肌が血色よく健康的に写ったのに対し、被写体の肌色が青白く見えます。モニターからは「不健康そうな印象」「赤みが少ない」との指摘が相次ぎました。

無加工で手軽にセルフィーを楽しみたい人には向きません。ただし、自撮りをサポートするAIビューティーなどの独自機能があるので、加工などで工夫する前提であれば問題ないでしょう。

動きの激しい動画撮影には向かない。手ブレ補正の効きがいまひとつ

動きの激しい動画撮影には向かない。手ブレ補正の効きがいまひとつ
動画の解像感は低く、カメラが止まっているときでも粗さが気になりました。比較した上位商品が細部や遠方までくっきり映せたのに対し、ものの輪郭などをパキッと映し出せません。発色もいまひとつで、モニターからは「もやがかかったように見える」「色味が不明瞭」との意見が寄せられています。

手ブレ補正の効きも甘く、モニターのなかには「見にくい」「見ていると酔いそうになる」と感じた人もいます。動き回る子どもやペットなどの動画撮影にはあまり向きません
夜景の動画を撮影した際には、全体がかなり明るく補正されました。光と影のバランスがよいとはいえず、明暗差をうまく再現できません。カメラを動かすと光源がボヤッと広がり、並んでいるライトの光がつながって見える場面がありました。肉眼で見たままに近い映像は残しにくいといえます。

動画撮影についてのモニターコメント

  1. 「手ブレは少し効いているが、ガタガタする部分が多い。また、かなり映像に遅れとブレを感じる」
  2. 「解像感度はあまりよくなく、粗さが気になる」
  3. 「色味は全体的に白かった。色合いもあまりよくない」
  4. 「明暗差は低く、暗い部分が潰れ明るい部分は滲むように感じた。立体感のないのっぺりした映像のようだった」
コメントは一部抜粋

かこって検索・リアルタイム通訳など新しい機能は非搭載

かこって検索・リアルタイム通訳など新しい機能は非搭載
エントリークラスとあって、機能面がシンプルなのも気になるところ。画面上に表示されているものを指で囲うだけで検索する「かこって検索」や、言語の壁を取り除くのに役立つ「リアルタイム通訳」・「翻訳表示」などの機能はありません。

新しいスマホの使い方や、外国人とのコミュニケーションをサポートする機能は少ないため、高機能なものを求める人には向かないでしょう。なお、チェックした機能の有無一覧は以下のとおりです。

  1. かこって検索|×
  2. 文字起こし機能|×
  3. 翻訳電話|×
  4. 翻訳表示|×
  5. 傾き補正と生成|×
  6. 表情補正|×
  7. リアルタイム通訳|×

OPPO Reno9 Aのよい点は6つ!

OPPO Reno9 Aのよい点は6つ!
人気のAndroidスマホを比較検証したところ、OPPO Reno9 Aには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

約3~4万円で購入可能!安さ重視な人にうってつけ

約3~4万円で購入可能!安さ重視な人にうってつけ
最大の魅力は、ワイモバイルで31,680円、楽天モバイルで40,700円とお手頃な価格帯であること(※執筆時点・一括購入の場合)。現在お使いのスマホを下取りすると、機種によっては割引される可能性もあります。

比較したなかには20万円近い高価格・高性能モデルもあったなか、とにかく価格を抑えたい人にはうってつけの商品です。

動画視聴・SNSアプリなどを快適に楽しめる。発熱も気になりにくい

動画視聴・SNSアプリなどを快適に楽しめる。発熱も気になりにくい
処理性能は動画視聴やSNS閲覧などがメインであればストレスなく楽しめるレベルです。スマホの処理を行うSoCは前モデルのOPPO Reno7 Aと同じくSnapdragon 695 5Gを搭載しています。しかし、Antutuベンチマークアプリで実測したところ約45万点と、前モデルに比べて約6万点向上しました。

高い処理能力が必要な「原神」などの本格3Dゲームはカクつく可能性が高い一方、「ポケモンGO」・「モンスターストライク」・「ディズニーツムツム」など容量が軽いゲームは快適に遊べるでしょう。アプリで15分間高負荷な状態を続けた際の本体表面温度は39.8℃と、発熱も抑えられていました。

バッテリーの持ちがよい。充電速度もスピーディ

バッテリーの持ちがよい。充電速度もスピーディ
バッテリー容量は4,500mAhあり、口コミに反して電池持ちは良好です。アプリを使用して充電100%から残量20%になるまで画面を点灯・起動し続けたところ、約14時間45分持ちました。消費電力を抑制する独自のDynamic Computing Engine技術を搭載している点が功を奏したといえます。

ワイヤレス充電には対応していないものの、18Wの急速充電に対応。充電速度は速く、メーカーが謳うとおり、30分間で約41%まで充電できました。価格は3~4万円ながら、比較した10万円台のハイエンドモデルと比べても遜色ないバッテリー性能です


ただし充電器は同梱されていないので、急速充電に対応したUSB Type-Cの充電器を別途用意する必要があります。

タフなつくりで指紋・顔認証機能を搭載。おサイフケータイ・デュアルSIMにも対応

タフなつくりで指紋・顔認証機能を搭載。おサイフケータイ・デュアルSIMにも対応
日常生活で使いやすい機能を多数搭載しています。Felica対応のおサイフケータイ機能を搭載しており、モバイルSuica・PASMO、iD・QUICPayなどでの決済が可能です。デュアルSIMに対応し、nano SIM2枚・eSIMを使用できるので、仕事用とプライベート用などで回線を使い分けらますよ。

比較した5万円以下のモデルの大半が非対応だったIP68の防塵・防水性能を備えているのも利点です。水深1.5mに30分間耐えられるスペックなので、雨や汗を気にせず気軽に使えるでしょう。生体認証は画面内指紋認証・顔認証に対応しています。なお、OSアップデート保証期間は記載されていませんでした。

画面は明るくなめらかで見やすい

画面は明るくなめらかで見やすい
6.4インチの有機ELディスプレイを採用しており、画面表示は明るくなめらかです。409ppi(pixels per inch)で、精細に映し出せます。動きのなめらかさを示すリフレッシュレートは最大90Hzに対応しており、スクロールしている最中でも文字がぼやけにくいでしょう。

メインディスプレイの最大輝度は600ニトです。比較した最大輝度1000ニトを超える高輝度スマホに比べると明るい屋外での視認性には劣るものの、見えないほどではありません。また、ColorOSはAndroidとは使い勝手が多少異なりますが、数日で慣れるでしょう。

自撮りを楽しみたい人に!AIカラー・ネオンポートレートなど独自機能を搭載

自撮りを楽しみたい人に!AIカラー・ネオンポートレートなど独自機能を搭載
カメラの標準アプリには、自撮りを楽しめる多彩なモードを搭載しています。AIカラーポートレートでは、背景をモノクロにし、被写体だけをカラフルに撮影可能です。ネオンポートレートモードでは、一眼レフで撮影したかのようなボケ感を背景に出して、被写体を際立たせられます。

AIビューティーアルゴリズムにより、100段階で調節できる8種類のビューティーツールも搭載。細かく写真を編集できます。アウトカメラとインカメラで同時に動画撮影できるのも特筆すべきポイントです。独自の機能を駆使すれば、ひと味違う自撮りを楽しめるでしょう。

高山健次
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

標準のカメラアプリでも専用アプリなみに加工が充実しています。

OPPO Reno9 Aの詳細情報

OPPO
OPPO Reno9 A

おすすめスコア
4.12
Androidスマホ43位/57商品
処理性能
4.26
処理性能(極めたい人向け)
3.43
写真撮影のきれいさ
3.67
動画撮影のきれいさ
3.56
バッテリーの持ち
4.77
充電の速さ
4.32
AI機能の豊富さ
3.00
画面性能
4.25
熱のこもりにくさ
4.28
便利機能の豊富さ
4.50
OPPO Reno9 A 1
OPPO Reno9 A 2
OPPO Reno9 A 3
OPPO Reno9 A 4
OPPO Reno9 A 5
OPPO Reno9 A 6
OPPO Reno9 A 7
OPPO Reno9 A 8
OPPO Reno9 A 9
OPPO Reno9 A 10
OPPO Reno9 A 11
最安価格
Amazonで売れています!
26,407円
在庫わずか
ナイトブラック
ムーンホワイト
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ナイトブラック
ムーンホワイト
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最安価格
Amazonで売れています!
26,407円
在庫わずか
ナイトブラック
ムーンホワイト
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ナイトブラック
ムーンホワイト
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取り扱い事業者ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー
価格帯ミドルレンジ
メインメモリ(RAM)
8GB
ストレージ(ROM)
128GB
バッテリー容量
4500mAh
画面サイズ
6.4インチ
防水等級
IPX8
防塵等級
IP6X
おサイフケータイ対応

良い

    • 電池持ちに優れ、14時間45分の連続使用が可能
    • IP68の防水防塵性能・おサイフケータイ・eSIMなどの便利な機能が充実している

気になる

    • 処理性能があまり高くないので、高グラフィックゲームには向かない
    • 写真撮影では表現力が物足りず、動画撮影ではブレが起こりやすい
OSAndroid
SoCSnapdragon 695 5G
充電端子Type-C
画面解像度2400×1080
最大画面リフレッシュレート90Hz
ディスプレイ種類有機EL
5G対応
メインカメラ(広角)画素数4800万画素
超広角カメラ画素数800万画素
望遠カメラ画素数
インカメラ画素数1600万画素
最大ビデオ撮影解像度FHD
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
ワンセグ・フルセグ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーモノラル
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
ベンチマークスコア約45万点
ストレステスト後の本体温度39.8℃
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
7.4cm
高さ16cm
厚さ0.78cm
本体重量183g
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OPPO Reno9 Aの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    33,260円

    (最安)

    販売価格:33,260円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    モバイル販売
    4.45

    (672件)

  2. 2

    36,644円

    (+3,384円)

    販売価格:36,980円

    ポイント:336円相当

    送料無料

  3. 3

    37,900円

    (+4,640円)

    販売価格:37,900円

    ポイント:0円相当

    送料別

    kcショップ【すりかえ対策強化中】【適格請求書発行事業者】
    4.44

    (25件)

  4. 4

    38,150円

    (+4,890円)

    販売価格:38,500円

    ポイント:350円相当

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  5. 5

    38,499円

    (+5,239円)

    販売価格:38,499円

    ポイント:0円相当

    送料無料

OPPO Reno9 Aが向いていない人におすすめのAndroidスマホは?

ここでは、OPPO Reno9 Aのデメリットをカバーする商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね!

本格的な3Dゲームをサクサクプレイしたいなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraがぴったり!

本格的な3Dゲームをサクサクプレイしたいなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraがぴったり!

端末の安さより性能を重視するなら、SAMSUNGのGalaxy S24 Ultraがおすすめ。ベンチマークスコアは約190万点を記録し、比較したなかでは突出しています。重たい3Dゲームも快適に遊べるでしょう。バッテリー持ちもよく、1回の充電で1日中使えます。ワイヤレス充電も可能です。


カメラ性能は高く、ズームでもきれいな写真を撮影できます。動画の手ブレ補正も強力で、ジンバルを使ったかのようななめらかさでした。かこって検索や翻訳通話・文字起こしなどAI機能も充実しています。価格は約19万円と高価格帯ですが、パフォーマンスの高さや利便性を求める人にはぴったりです。

価格を抑えつつ写真や動画の映りにこだわりたいなら、Google Pixel 8aをチェック!

価格を抑えつつ写真や動画の映りにこだわりたいなら、Google Pixel 8aをチェック!

Google Pixel 8aは価格が8万円前後ながら、カメラ性能の高さが魅力の1台です。自然な発色で高解像の写真が撮れます。動画の手ブレ補正も効いており、安定した見やすい映像を撮影できました。消しゴムマジックやベストテイクなど、独自のAI機能も充実しているため、撮影の幅が広がりますよ。


上位モデルのPixel 8やPixel 8 Proと同じチップを搭載し、処理性能も優秀です。ベンチマークスコアは約87万点と、3Dゲームも快適にプレイできるレベルでした。バッテリー残量が100%から20%になるまでの時間は約16時間と長持ちなので、日常使用においてストレスを感じることはほぼないでしょう。

OPPO Reno9 Aはどこで買える?

OPPO Reno9 Aはどこで買える?
出典:oppo.com

OPPO Reno9 Aは現在、楽天モバイル・ワイモバイルで購入できます。値段は楽天モバイルでは税込40,700円・ワイモバイルでは税込31,680円(※執筆時点・一括購入の場合)です。なお、ワイモバイルで購入できるSIMフリーモデルのOPPO Reno9 A A301OPは、物理SIMスロットが1つ少ないのでご注意ください。


すでにドコモやauで契約している人は、Amazon・楽天市場などのECサイトでSIMフリーモデル(型番:CPH2523)を購入してもよいでしょう。ECサイトの最安値は35,000円前後(※執筆時点)です。


2024年6月末には後継モデルのReno 11 Aが販売を開始し、お得に販売されているところもあるので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね!

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掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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