プロミスで借入を行う際にしっかりと確認しておきたいのが、金利や利息。とはいえ、金利が具体的にどのくらいなのか、利息はどうやって計算するのかなどわからないことが多く、不安に思っている人も少なくないはずです。
そこで今回は、プロミスの金利は他社と比べて高いのかや、利息の計算方法、最低返済額のルールなどについて解説します。金利を理解することは安全な借入にもつながるため、ぜひ参考にしてみてください。
スターフューチャーズ証券での勤務を経て2006年に内山FP総合事務所を設立。現在はファイナンシャル・プランの相談業務を中心に、ローンや資産運用に関するセミナー・執筆・ファイナンシャルプランナー資格対策など幅広い活動を行っている。また、「ファイナンシャルプランナーとしてできることは何でも挑戦」することをモットーに、ライフプラン作成業務、企業の経営サポート、グローバル展開など得意分野は多岐に渡る。内山FP総合事務所(公式サイト):https://uchiyama-fp.com/
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
まずは、プロミスの金利と他社の金利を比較してみましょう。
プロミスの金利は4.5~17.8%に設定されており、ほかの消費者金融と比べてやや低めだといえます。以下は、プロミスと大手消費者金融の金利を比較したものです。
<大手消費者金融の金利一覧>
大手消費者金融の金利は3.0〜18.0%が一般的であることがわかります。プロミスの下限金利は4.5%とほかの消費者金融より高めですが、上限金利は17.8%と低めです。ほとんどの場合に最高金利が適用されることをふまえると、プロミスの金利は他社と比べて低いといえます。
プロミスは、消費者金融のなかでは金利が低めであるものの、銀行カードローンと比べるとやや高めだといえます。
銀行カードローンは消費者金融と比べて金利が低い傾向にあるのが特徴です。プロミスだけでなく、どの消費者金融でも銀行カードローンと比べると高めに金利が設定されています。
以下は、プロミスとメガバンクのカードローン金利を比較したものです。
<メガバンクカードローンの金利一覧>
プロミスの金利は、下限金利・上限金利ともにメガバンクよりも3%ほど高めであることがわかります。
どうしても急いで借りたい人は消費者金融へ、少し時間に余裕がある人は銀行カードローンを優先的に検討みましょう。
銀行のカードローンは即日融資を行うことができず翌日以降の融資に。金利が低いほど審査が厳しく、それに伴い手続きに時間がかかる傾向にあるためです。
プロミスは上限金利が17.8%でほかの消費者金融よりも低く、一方で下限金利は銀行カードローンが優勢です。
しかし、公式サイトで表示されている金利にはかなりの幅があり、実際にどのくらいになるのかは、なかなか掴みづらいですよね。
そこで、mybestは実際のプロミス利用者163人へ独自のアンケート調査を実施し、適用される金利を徹底解明しました。借入前にもう少し具体的なイメージを持っておきたい人は、ぜひ以下の記事をチェックしてください。
プロミスの金利がどのくらいかわかったら、実際に支払う利息がいくらになるのかも計算できるようにしておきましょう。負担する利息は、借入金額や金利を使って割り出すことができます。具体的な計算式は、以下のとおりです。
ほとんどの場合、はじめて借り入れをする場合は最高金利が適用されるため、計算をするときはプロミスの上限金利である17.8%で行ってください。10万円を30日間借り入れた場合で例を出すと、以下の計算ができます。
利息負担は借入金額が多く、借入期間が長いほどふくらむ仕組みです。仮に同じ10万円を2倍の60日間で返済した場合は、以下のとおり利息負担が増えます。
自分が借りたい額に対して利息がいくら発生するのかや、返済には何か月かかるのかを手っ取り早く知りたいなら、プロミスの返済シミュレーションを利用してみてください。以下の公式サイトから「ご返済」をクリックし、それぞれ希望の借入額や期間を設定すればすぐに確認できます。
以下では、プロミスの金利を下げる方法や利息負担を減らす方法について解説します。
はじめてプロミスを利用する場合や、借入額が少ない場合は原則最高金利が適用されますが、借入額が100万円になると金利は自動的に15%まで下がります。100万円以上の借り入れでは金利を15%以下にしなければいけないと法律で定められているため、確実な方法です。
ただし、誰でも100万円以上を借り入れられるわけではない点に注意が必要です。プロミスの利用歴が浅い場合や年収が低い場合、信用情報に問題がある場合などは、希望しても通らないことがほとんど。プロミスには総量規制が適用されるため、年収300万円以下の人は100万円を借りることはできません。
また、金利が下がるからといってむやみに高額を借り入れをすると、返済が苦しくなる可能性があります。金利が下がるとはいえそのぶん返済すべき借金が増えることには変わりないため、自分の返済能力に見合った借り入れのみを行うよう注意してください。
「必要以上に現金を財布に入れない」というのが、お金の管理が上手な人の特徴のひとつ。
借入も同様です。「念のため多く借りておこう」「金利が有利になるから」といった理由で借入額を増やすと、結果的に無駄づかいにつながり、返済が困難になることが想定されますよ。
プロミスでは、メールアドレスの登録およびWeb明細の申し込みをすると、はじめての利用に限り30日間無利息で借入ができます。また、初回の借入から30日以内であれば、追加の借入や完済後の再借入についても無利息の対象となるため、とてもお得なサービスです。
ただし、無利息となる期間は借入の翌日から30日間となり、31日目からは借入残高に対して通常の利息がかかるので注意しましょう。
プロミスの利息を抑えるには、繰り上げ返済や一括返済を利用してできるだけ早く完済することが重要です。利息は借入金額が大きければ大きいほど、借入期間が長ければ長いほど増えます。
繰り上げ返済は、追加返済や随時返済とも呼ばれており、設定されている返済金額以上の金額を返済するもの。とくに手続きなども必要ないため、好きなタイミングで好きな金額を返済できます。
一方、一括返済とは借入金額を一括で返済することです。一括返済もとくに申し込みや手続きは不要なので、まとまったお金が用意できた段階でいつでも行えます。繰り上げ返済も一括返済も、インターネットや口座振替、スマホATM、銀行振込などさまざまな方法が利用できるため、都合のよい方法で行ってください。
この記事内で紹介している計算式のとおり、支払利息は「借入金額×金利」で決まります。
掛け算であるため、どちらかが大きく(または小さく)なれば、一気に金利負担額は変わることに。少しでも手元資金に余裕が生じれば面倒と感じることなく繰り上げ返済を心がけてください。
プロミス以外の消費者金融でも借入をしている場合は、おまとめローンを利用することで金利が下がり毎月の返済や利息負担を軽減させられる可能性があります。
おまとめローンとは、複数社の返済を1社のみに絞る方法のこと。プロミスからの借入金を使って、他社の借入を完済するのが特徴です。先述したとおり、借入額が100万円を超えると、金利を15%まで下げなければいけないと法律で決まっています。他社からの借入を合算することで借入額が大きくなれば、金利が下がる仕組みです。
また、借入先が1社になることで返済の管理がしやすくなるほか、段階的に借入残高を減らしていくことができます。おまとめローンについて詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
プロミスを計画的に利用するためには、毎月の返済額がいくらになるのかも把握しておくことが重要です。プロミスの最低返済額は、借入残高によって変動します。借入残高に対して定められている割合をかけ、出た数字の1,000円未満を切り上げた額が最低返済額です。
たとえば借入残高が10万円の場合は、以下の額が最低返済額として設定されます。
あらかじめプロミスが定めている割合は、借入残高が30万円以下までなら上記の3.61%が適用されます。100万円以下なら2.53%、100万円以上なら1.99%です。
プロミスの返済額についてより詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみください。前項で紹介した返済シミュレーションの実例も掲載しているので、あわせて確認しておきましょう。
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