アコムの審査時間は長いって本当？時間がかかる原因と対処法を解説
審査時間は最短20分を謳うアコム。審査状況によって異なるといった注意書きがあることから、本当に即日融資を受けられるのかわからず、申し込みを躊躇している人もいるでしょう。
本コンテンツでは、アコムの審査時間に加え、審査が長引く原因と対処法を解説します。審査結果がこないときの確認方法など審査に関する疑問も解説するので、できる限りスムーズに借入したい人は参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
アコムの審査は最短20分！即日融資を受けられる可能性あり
アコムの審査時間は最短20分（※）とされており、申込時間や審査状況によっては即日融資も可能です。実際に申し込んだ際は約1時間半で契約完了。最短時間での審査通過はできなかったものの、比較的スムーズに審査が進みました。
本審査完了までアイフルは最短18分、レイクでは最短15分を謳っていることから、アコムの審査は他社と大きく変わらないといえます。ただし、申し込み状況や審査によって異なるものの、プロミスでは最短3分で審査が完了するため、急いでいる人はチェックしてみましょう。
なお、実際の審査時間は申し込み状況によって変動するため、誰でも最短時間で契約できるわけではありません。そもそも審査を通過できないケースもあるので、後ほど解説する内容も参考にしながら審査落ちを回避する工夫を実践してみてください。
申込時間や審査によって、融資までに時間がかかる場合があります。
アコムの審査は土日も21時まで対応
アコムは土日・祝日も審査を行っているため、平日に時間が取れない人でも申し込みが可能です。審査状況や申込時間によっては、土日でも即日融資を受けられるため、急な出費にも対応できるでしょう。
さらに、アコムの審査時間は夜21時まで対応しているため、遅い時間の申し込みでも審査が進められます。ただし、審査時間の終了間際に申し込みをしても、翌営業日になる可能性が高いため、急ぎでお金を借りたいなら午前中のうちに申し込みを済ませておきましょう。
また、審査を通過すれば、土日や夜間でもATMから借入可能ですが、利用するATMによっては取引できない時間帯があるため、事前に確認しておきましょう。
できるだけ早く借入したいならネット申し込みがおすすめ
まずはアコムの公式サイトにある「お申し込み」にアクセスし、氏名・生年月日・連絡先などの情報を入力しましょう。
次に、本人確認書類をアップロードします。本人確認書類は運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか。どれも手元にない人は健康保険証でもOKです。借入希望額が50万円を超える、あるいは他社を含む借入が100万円を超える場合は、収入証明書の提出も必要です。提出書類の詳細は公式サイトの「必要書類」ページを参考にしてください。
メールで審査結果が届き、通過していれば契約手続きに進みます。メールの案内に沿ってそのままネットで、または近くの自動契約機（むじんくん）で契約を完了させましょう。
ちなみにアコムは郵送申込みにも対応していますが、書類の受け取りや返送に時間を要するため、急ぐ場合にはインターネット申込みがおすすめです。
アコムで審査時間が長引く原因は？対処法も紹介
アコムの審査が長引く原因には、審査の対応時間や提出内容、借入状況などが関係します。できるだけ最短の審査時間に近づけるためにも、審査が長引く原因と対処法をチェックしてみましょう。
審査の対応時間をすぎている
審査が長引く原因のひとつは、審査の対応時間が過ぎていることです。アコムの審査時間は9:00〜21:00のため、申し込み時間によってはすぐに審査結果が出ないことがあります。
たとえば21:00前後にネット申し込みした場合、アコムからの返答が来るのは翌日9:00以降です。18:00以降の電話申し込みも翌日受付となるため、急ぐ場合は早めの時間帯に申し込みを完了させましょう。
申し込みが集中するタイミングと重なった
アコムへの申し込みが増えるタイミングで申請すると、審査時間が長引く場合があります。受付が混み合い、審査処理に時間を要するためです。
1年間の大きな括りでは、春の新生活シーズンやGW・年末などの連休前後に申し込みが集中しやすいと予想されます。平日の昼休みや給料日前のタイミングも混雑する可能性が高いため、できるだけ避けるとよいでしょう。
アコムが謳う借入までの最短ルートは、Web申し込みです。スピードを重視する人は混雑のタイミングを避けるとともに、ネットから申込みを検討してみてください。
在籍確認がとれず、審査が止まっている
審査が長引く原因として、在籍確認が関係しているケースもあります。在籍確認は法律で義務付けられているので、終了するまで審査を完結できません。
在籍確認では、申請された勤務先で利用者が実際に働いているかをチェックします。アコムでは原則として職場への電話ではなく書面や申告内容での在籍確認を実施していますが、状況によっては電話連絡が必要になることも。タイミングが勤務先の休業日と重なれば審査は長引きます。
なお、アコムは利用者の同意なしには在籍確認の電話を実施しないと公表しているので、急に職場へ連絡がいくことはないでしょう。以下のコンテンツではアコムの在籍確認について詳しく解説しているので、勤務先への電話連絡を避けたい人はチェックしてみてください。
申込内容や提出書類に不備がある
申込内容や提出書類に不備があることも、審査時間が長くなる原因です。不備があるとアコムでの内容確認に時間がかかり、審査の遅れにつながります。
注意したいポイントは、電話番号・住所・勤務先など、個人情報の記載ミスです。本人確認書類を撮影してアップロードする際には、画像のブレや有効期限切れにも注意しましょう。
申込内容に不備があると、虚偽申請と間違われる可能性もあります。また、内容確認のために電話がかかってくるケースもあるため、電話の受け答えを聞かれて怪しまれるリスクも高くなります。審査落ちにつながりかねないため、提出前にしっかり確認することが大切です。
希望する借入額が多い
希望する借入額の多さも、審査時間が長引く要因です。返済能力を超える貸し付けはアコム側の貸倒れリスクにつながるため、借入額が多い場合の審査はより慎重かつ厳しく行われます。
また、アコムでは、50万円を超える契約を行う場合や他社を含めた借入総額が100万円を超える場合には、収入証明書の提出が求められるので、そのやり取りに時間がかかる場合もあります。
審査を長引かせないためには、必要最小限の額で申し込むのが無難です。必要であれば契約後に増額の手続きもできます。
他社からの借入件数・借入総額が多い
複数社からお金を借りている場合も、審査時間が長引きやすいでしょう。国が定めたルールである総量規制に則っているか、申込者がきちんと返済できるのかなど、慎重に判断する必要があるからです。
総量規制とは、年収の3分の1を超えた借入を禁止するルールのこと（参照：日本貸金業協会「総量規制について」）。消費者金融や信販会社のカードローンのほか、クレジットカード会社のキャッシングも対象です。借入総額が年収の3分の1を超えないかを確認するため、厳正な審査が必要になり、他社で借入がない人よりもその分時間がかかります。
アコムの審査を長引かせないためには、申し込み前に他社の返済を進めるのが得策です。複数の借入があり、そもそも審査に通るか不安な人は、アコムの「3秒診断」を活用してみましょう。年齢や年収、他社での借入額を入力すると、借入できるかどうかの目安がわかります。
なかなか審査結果がこないときはどうする？
アコムの審査結果はメールや電話で届き、自動契約機（むじんくん）で申し込みした場合はその場で回答されます。審査結果の連絡がなかなかこないときには、これから紹介する2つの方法を試してみましょう。
結果の通知が迷惑メールフォルダに入っていないか確認
アコムから審査結果がこない場合、迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してみましょう。
店舗以外の方法でアコムに申し込んだ場合、メールや電話で審査結果が届きます。通知が迷惑メールフォルダに自動的に振り分けられていると、気づかないこともあるでしょう。
迷惑メールフォルダのメールは、一定期間を過ぎると自動的に消去される場合もあるため、申し込み後はこまめにチェックしてみてください。
電話で問い合わせてみる
最短即日融資のアコムは審査が甘い？
アコムは最短即日で融資を受けられるスピードが特徴ですが、「審査が甘い」とは限りません。審査基準は公表されておらず、申込者の信用情報や収入などの属性によって審査結果が変わります。そのため、誰でも簡単に通過できるわけではありません。
また、日本の貸金業法では、審査の甘さを強調する広告は誇大広告とみなされ禁止されています（参照：貸金業法第16条）。仮に「審査が甘い」と宣伝しているカードローン業者があれば、違法な金融業者（ヤミ金）である可能性が高いため、注意が必要です。
さらに、正規の金融機関において「審査なし」で融資を行うカードローンは存在しません。どの業者でも必ず審査を行い、申込者の返済能力を判断したうえで融資を決定しています（参照：法務省「与信審査について」）。
スピード審査だからといって「甘い」とは限らず、確実に審査を受ける必要があることを理解して申し込みましょう。
アコムの仮審査に通れば大丈夫？すぐに借入できる？
アコムの仮審査に通過したからといって、必ずしも本審査に通るとは限りません。仮審査はあくまで簡易的な審査であり、本審査ではより詳細な情報が確認されるため、状況によっては否決となる可能性もあります。
一般的に本審査では、申込者の信用情報や収入証明書の内容、勤務先への在籍確認などが行われます。これらの情報に問題がなければ、本審査に通過し、契約手続きを完了すればすぐに借入が可能です。
アコムの自動契約機（むじんくん）を利用すれば、その場でカードを受け取り、最短即日で融資を受けることもできます。ネット申し込みの場合も契約完了後に振り込みを希望すれば、すぐに送金してもらえますよ。
アコムの審査時間を把握できたら申し込みの検討も
アコムの金利からバレ対策まですべて解説
カードローンに申し込む際は、審査スピード以外にも金利・在籍確認・借入方法など確認しておくべきポイントがあります。以下のコンテンツでは、アコムのカードローンについて詳細に解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
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