過去に返済の延滞や債務整理をした人の情報が登録される信用情報機関。信用情報機関に登録されると新たな借入ができなくなる、いわゆるブラックになってしまうため、お金の工面に苦戦している人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、信用ブラックの人が300万円借りる方法があるのか解説します。信用ブラックの人がお金を借りる方法も紹介するので、大金の借入れが必要な人は、ぜひ参考にしてみてください。
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ブラックの人が300万円借りるのは難しいでしょう。金融機関は貸付の際に信用情報を確認し、返済能力がない人にはお金を貸してくれません。
金融機関は貸金業法が適用され、事前に返済能力の審査が行われます。具体的な審査内容は年齢といった申し込み条件にくわえ、借入希望金額に対する年収、他社から借入状況などです。
消費者金融のカードローンでは総量規制により、年収の3分の1以上は借入れできません。総量規制は他社からの借入れも含まれるため、300万円を借りるには年収900万円以上が必要です。
信用ブラックでない人でも300万円といった高額をいきなり借りるのは、簡単ではありません。消費者金融から借入れをする場合は収入証明書の提出が求められるだけでなく、対面での契約手続きが必要になる可能性があります。
自分が信用ブラックかどうかは、信用情報機関に問い合わせをしましょう。自分は信用ブラックの可能性が高いと思っていても、問い合わせをすると情報が登録されていなかったという場合もあります。
日本の信用情報機関は、以下の3社です。
株式会社シー・アイ・シー(CIC)
株式会社日本信用情報機構(JICC)
全国銀行個人信用情報センター(KSC)
株式会社シー・アイ・シーや株式会社日本信用情報機構には銀行や信販会社の消費者金融会社が加入しています。全国銀行信用情報センターには銀行や信用金庫が加入しているため、自分が気になる金融サービスが該当する信用情報機関に問い合わせをしましょう。
問い合わせの方法は各会社の公式サイトに詳細が記載されています。情報開示はメールもしくは、書類で行うのが一般的であり、手数料が発生する点は理解が必要です。
信用情報機関に記載されている情報は、5年経過すれば消えるとされています。個人再生や自己破産をした場合は10年近く信用情報機関に名前が残り、新たな借入れができません。
信用ブラックの人は、消費者金融や銀行カードローン以外の方法でお金を借りる必要があります。具体的なお金を借りる方法を解説するので、内容を確認してみてください。
公的融資制度を活用すればブラックの人でもお金を借りられる可能性があります。公的融資制度のなかには生活が厳しい人を支援する制度もあり、生活を立て直したい人におすすめです。
信用ブラックの人が活用できる代表的な公的融資制度は、以下が代表的です。
求職者支援資金融資制度
生活福祉資金貸付制度
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
求職者支援資金融貸制度はハローワークで職業訓練受講給付金の支給を受け、求職者支援資金融資要件確認書の交付を受けた人が対象です。貸付額は月額5万円もしくは、10万円×受講予定訓練月数で算出できます。
生活福祉資金は複数種類があり、場合によっては新型コロナウイルス関連の貸付制度も利用可能なので、全国社会福祉協議会のホームページを確認してみてください。母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は、20歳未満の児童を扶養している1人親が対象です。なかには無利子で借入れができるものもあります。
公的融資制度は申し込み条件が異なります。申し込みの前には必ず、公式サイトや公的機関の窓口で詳細を確認しましょう。
どうしてもお金が必要な人は、生命保険の契約者貸付制度の活用を検討してみましょう。生命保険のなかには、解約した際に解約返戻金が戻ってくるものがあります。解約返戻金を担保にして保険会社からお金を融資してもらうことが可能です。
生命保険の契約者貸付制度の金利は2〜6%程度であり、カードローンより金利が低く設定されています。利用の際には審査も不要な点も消費者金融のカードローンにはない魅力です。
注意点は、返済をしなければ保険を解約される可能性があることです。また、保険の種類によっては契約者貸付制度を利用できない場合もあるので、利用を検討している人は自分が加入している会社に問い合わせをしましょう。
ゆうちょ銀行にお金を預けている人は、貯金担保自動貸付けを利用するのがおすすめです。ゆうちょ銀行に預入している担保定期貯金や担保定期貯金を担保にして、お金を借りれます。
借入れができるのは預入金額の90%が上限であるため、300万円借入れしたい場合は333万円以上の預金が必要です。利率は担保定額貯金の場合は返済時の約定金利(%)+0.25%、担保定額貯金を担保とする場合は預入時の約定金利(%)+0.5%となっており、日割りで計算されます。
返済できない場合は、ゆうちょ銀行への預入金で相殺される点には注意が必要です。貸付期間は2年と決められているので、まとまったお金がある際に一括返済をすることも検討してみてください。
クレジットカードを保有している人はキャッシングの利用も検討してみてください。クレジットカードのなかには、申込時にキャッシング機能がついている場合があります。
キャッシングを利用すれば、コンビニや金融機関のATMからすぐに現金を引き出せます。返済方法はショッピング利用代金とまとめて口座からの引き落としに設定することも可能です。
キャッシング機能の有無は自分が保有しているクレジットカードの会員ページから確認できます。キャッシング機能がついていない場合は、電話やアプリからの申し込みが必要です。消費者金融カードローンと同様に、返済能力や他社からの借入れや信用情報が確認されます。
マイベストではキャッシング機能付きのおすすめクレジットカードをランキング形式で紹介しています。具体的な選び方の基準も解説しているので、詳細が気になる人はぜひ以下のリンクから内容を確認してみてください。
ファクタリングであれば、ブラックの人でもお金を借りられます。ファクタリングでは自分の経済状況ではなく、売掛先企業の信用力が重要です。
ファクタリングとは法人が利用できるサービスであり、売掛債権に保険をかけたり、買い取ってもらったりすることで現金化ができます。売掛金の支払い期日より前に資金調達ができる点がメリットです。2社間と3社間の2種類のサービスがあり、いずれもファクタリング会社を含めて取引を行います。
ファクタリングサービスは消費者金融カードローンと異なり、すぐに現金化ができるわけではありません。書類の準備を始めとする手続きや審査に時間がかかるため、事前に入金日を確認しておきましょう。
ファクタリングを利用する場合は、闇金業者に注意してください。闇金業者のなかには個人向けに給与ファクタリングを行っている業者もあり、ファクタリング業者から受け取る金銭が債権額と比較して著しく低く設定している場合があります。
信用ブラックでどうしても300万円が必要だからといって闇金を利用してはいけません。すぐにお金を用意できる可能性はありますが、闇金を利用すると法外な金利や厳しい取り立てに苦しむ可能性があります。
闇金は法律を守りません。消費者金融カードローンでは上限金利は18.0%前後ですが、闇金は10日で5割・年利換算で1,825%の「トゴ」といった法外な金利を設定する場合があります。
返済のペースも1か月に1回ではなく、1週間に1回や10日に1回と短いスパンに設定されており、返済ができない場合は、自宅だけでなく職場に電話やFAXを送ってくる事例も過去にはありました。家族に請求を求めるケースもあり、周囲の人間にも迷惑をかけてしまいます。
闇金だけでなく、個人間融資の利用も避けましょう。個人間でやり取りをするのでトラブルに発展する可能性が高く、高金利で貸し付けられる可能性もあります。
個人間融資は、SNSや掲示板で募集されているケースが多いです。即日融資といった魅力的な文言が記載されており、やり取りはすべてインターネット上で行われます。
個人間融資のトラブルの具体例は以下のとおりです。
身分証のコピーや勤務先の情報の提示を求められ、個人情報が悪用される
返済が滞ったことを口実に、銀行口座の譲渡や振り込め詐欺への協力を求められ、犯罪への加担をさせられる
女性の場合は性的行為やわいいせつな写真の送信を強要される
個人間融資で貸付けをしてくれる人は、闇金業者の可能性もあります。トラブルを避けるためにも個人間融資は利用しないようにしましょう。
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