ラブソファのおすすめ人気ランキング【2025年】

しっかりとした硬めの座り心地が好みなら、Sバネやポケットコイルを選びましょう。どちらもウレタンフォームのみの場合と比べて反発力が強く、長時間座ってもへたりにくいのが魅力です。体が沈み込みすぎないため、食事をとったり、パソコン作業をしたりする際に使用したい人にもおすすめです。

Sバネは、波型の金属バネが横一列に並んだ構造で、体を面全体でしっかり支えるため、座ったときにぐらつかず姿勢をキープしやすいのが特徴です。ポケットコイルは1つ1つの小さなバネが独立して布袋に包まれた構造のため、程よいフィット感があるのが特徴。好みの座り心地に合わせて選んでください。

ふんわりと体を包み込むような柔らかな座り心地を求めるなら、中材にウレタンフォームやフェザーを使用したラブソファがおすすめです。硬さのある素材と比べて体が沈み込む感覚が特徴的で、リラックスしやすいでしょう。

ただし、柔らかい素材は経年変化によるへたりが起きやすい傾向があります。長く快適に使用するためには、定期的にクッションの向きを変える工夫が必要です。フェザーは定期的な陰干しで湿気を飛ばすことで、ふっくら感を維持できるでしょう。

ソファで仮眠や昼寝をしたいなら、背もたれを倒してフルフラットになるリクライニング機能付きのラブソファがおすすめ。体を伸ばして休めるので、短時間の休憩でも質の高い休息を得やすいでしょう。

なかでも、左右の背もたれが独立して動く分割リクライニングタイプがおすすめ。1人は座って、1人は横になることができますよ。しっかり休みたいなら、座面と背もたれの境目がフルフラットになるモデルを選ぶと体への負担が少なくなります。

ただし、リクライニング機能付きを選ぶ際は設置スペースに注意が必要です。背もたれを倒すには、ソファベッド背面に十分な空間が必要になるため、壁にぴったりとつけて設置することはできません。また、ソファベッド時とフルフラット時の両方のサイズを事前に確認し、部屋のレイアウトに合うか確認しましょう。

限られた住空間でスペースを有効活用したいなら、収納機能付きソファベッドを選ぶのがおすすめです。座面下のスペースを物置として活用できるため、ソファを置くスペースが無駄になりません。

収納機能付きのソファベッドには主に2つのタイプがあるため、収納予定の物に合わせて選びましょう。座面全体を上に持ち上げるリフトアップ式は、布団や大きな衣類など、かさばるアイテムの収納に適しています。一方、引き出し式は座面の下から引き出しのように取り出せるタイプで、頻繁に使う小物類や書籍などを整理するのに便利です。

ただし、収納機能があるということは、その分ソファベッド自体の重量が増すことを覚えておきましょう。一度設置すると頻繁に移動させるのは困難なため、配置場所は慎重に決めてください。また、密閉空間となる収納部分は湿気やホコリがたまりやすいので、定期的に中身を取り出して掃除することも大切です。

部屋にナチュラルで温かみのある雰囲気を求めるなら、ソファの張地はファブリックやコーデュロイを選びましょう。柔らかな肌触りが特徴で、リラックスできる居心地の良い空間づくりに貢献します。特に木製家具や観葉植物との相性も抜群で、自然素材を活かしたインテリアコーディネートにぴったりです。

ファブリック製ソファの多くは、カバーを取り外して洗濯できるカバーリングタイプが揃っているのも大きな利点です。とくに、小さな子どもやペットがいる家庭で重宝するでしょう。カバーを季節や気分によって交換できるため、インテリアの印象を手軽に変えられる楽しみ方もあります。

ただし布製品の性質上、液体をこぼすとシミになりやすく、ホコリやニオイを吸着しやすい点には注意が必要です。購入を検討する際は撥水加工が施されているかを確認し、定期的な掃除機がけや布用クリーナーでのお手入れが可能かどうかも考慮するとよいでしょう。

モダンで高級感のある空間を作りたいなら、合成皮革やレザーがおすすめです。合成皮革には主にPUとPVCの2種類があります。PUは柔らかく本革に近い質感があり、肌触りがよいのが特徴。一方、PVCはやや硬めですが、耐久性が高く価格も比較的リーズナブルです。

合成皮革やレザーは、どちらも水拭きができるため、食べこぼしや飲み物をこぼしても拭くだけで素早く対応できるのも魅力。またファブリック素材に比べてダニやホコリが付きにくいため、ペットの毛も掃除機で簡単に除去できるでしょう。

ただし、夏は肌に張り付くような不快感があり、冬は座った瞬間ひんやりと感じることもあります。また経年変化により表面がひび割れたり剥がれたりすることがあるため、直射日光を避け、定期的に専用のクリーナーで手入れすることを心がけましょう。