雛人形セットのおすすめ人気ランキング【2025年】

雛人形セットには伝統的な七段飾りのほか、親王飾り・三段飾りなどがあります。それぞれどんな特徴があるのか詳しくみていきましょう。

雛人形には、主に「衣装着」「木目込み」の2種類があります。豪華なもの・見栄えがするものを選びたいという方には、衣装着タイプがおすすめです。現在の雛人形セットの主流で、仕立ててある着物を着付けており西陣織など金糸を用いた豪華な衣装が特徴。人形の顔立ちは面長で美しい傾向があります。

一方でかわいらしい顔立ちを好むお子さんには、木目込みタイプを検討してください。木製のボディに筋を彫り布を入れ込んで着物を固定しています。目は細い筆で書き込まれているものが多く衣装着タイプに比べると愛らしい顔で、小さめのものが多いです。形崩れしにくく飾りやすいため、小さな子どもと一緒に飾ったり片付けたりしてもいいでしょう。

飾りつけやお手入れをラクにしたいなら、収納飾りやケースつきのものを選択肢に入れてみましょう。なかでも出し入れの負担を減らしたいなら、収納飾りをチェック。収納箱がそのまま飾り台になるもので、箱から出してそのまま飾れるのが便利です。

ケースつきは、人形に埃がかかるのが気になる人におすすめ。ケースをさっと拭くだけで楽にお掃除できますよ。人形が固定され、そのまま出して飾ればよいだけのお手軽なものもあります。衝撃で割れやすいガラスケースが心配なら、アクリルを使ったものを選ぶといいでしょう。

人形だけでなく、小道具のつくりにも注目してみましょう。例えば扇子の素材一つとっても、紙・プラスチック・木などさまざまです。また、閉じられる・閉じられないといった構造の違いや、屏風も金箔が貼られたものからプリントされたものまであり、見た目も異なります。

本物に近い素材のほうが本格的な印象ですが、畳がイグサだったり小道具が木製だったりすると、保管方法によってはカビが生えてしまうことも。気軽に扱えるものがいいなら、プラスチック製などを選ぶのも手です。

とくにネットで購入する場合は、痛みが発生してもメンテナンスの依頼が難しい場合がありますので、お手入れのしやすさを重視するのもありでしょう。もちろん、本格的な雰囲気を求めるなら素材にこだわるのもよいですね。