大きなディスプレイと大容量バッテリーが魅力のOPPO A54 5G CPH2303。ECサイトの口コミでも高評価が多い一方、「画面が暗い」「電池の消耗がはやい」などの気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、OPPO A54 5G CPH2303を含むSIMフリースマホ19商品を実際に使ってみて、カメラ性能・画面のきれいさ・処理性能・バッテリー性能を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
OPPO A54 5Gは、低価格でも処理性能の高いSIMフリースマホを選びたい人におすすめです。スペックはローエンドですが、処理性能を数値化するベンチマークスコアは28万を記録しました。同程度のスペックのなかでは優れた性能です。
色鮮やかな画面表示もモニターの評価は上々。6.5インチの大画面ディスプレイで、残像感のない美しい映像を楽しめます。バッテリーが5,000mAhと大容量で、長時間動画を視聴できるのもポイントです。急速充電にも対応していて、ヘビーユーザーも満足できるでしょう。
一方カメラの検証は、全体的に彩度が低く写ったのが惜しい印象でした。とはいえ、最大4,800万画素のメインカメラを搭載しており、画質自体はとてもきれいです。デフォルトで検証しているので、設定を変えれば十分きれいな写真が撮れますよ。
コスパの高いSIMフリースマホを探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
OPPO A54 5G CPH2303は、中国のスマホメーカー・OPPOが販売するSIMフリースマートフォン。CPUがSnapdragon480・RAMが4GBのローエンドモデルです。
5G対応でありながら、リーズナブルな価格が魅力。ドコモ・au・ソフトバンクの主要な主要なバンド(周波数帯)をカバーしているほか、楽天モバイルにも対応しています。
画面は6.5インチの高精細フルHD+ディスプレイを搭載。10億色もの色再現ができるシステムを採用し、従来の色域よりも広いDCI-P3を100%カバーしています。AIが周りの環境に合わせて明度を自動調整する機能もあり、長く使っても疲れにくいですよ。
バッテリーは5,000mAhと大容量で、待機モードなら最長40時間持ちます。残量5%でも最大1.1時間のチャットができる超省エネモードもあり、災害時などいざというときも安心です。急速充電にも対応しているので、充電時間も短縮できますよ。
思い出の記録は、最大4,800万画素のAI4眼カメラにお任せ!料理や人物など被写体に応じてAIが自動で色味を調整する機能があり、誰でも簡単にきれいな写真を撮影できます。撮影機能が複数あるので、いくつかご紹介しますね。
【撮影機能】
このほか、スローモーション撮影・パノラマ撮影なども楽しめますよ。インカメラは1,600万画素の79°広角カメラで、自然に美顔補正できるAIビューティ機能などが使えます。おしゃれなフィルターも充実していて、SNS映えする写真も撮りやすいですよ。
OSはAndroid 11をベースにした「ColorOS 11」を搭載。指紋認証・顔認証の2種類に対応しており、併用も可能です。特定のアプリにロックをかける機能もあるので、セキュリティを強化できますよ。
注目すべきは、同時に2つのアプリを起動できるFlexDrop機能です。フローティングウィンドウやミニウィンドウを起動して、ゲームをしながらチャットをしたり、文章を読みながら会話をしたりといったマルチタスクを楽しめます。
本体サイズは162.9×74.7×8.4mmで、重さは約190gです。本体の背面部にはカーブがほどこされており、手になじみやすく持ちやすい設計となっています。
カラーはファンタスティックパープル・シルバーブラックの2色展開。どちらも見る角度によって色合いが変わるグラデーションです。クリアタイプの専用スマホカバーが付属しているので、美しい色合いをいつでも楽しめます。
内蔵ストレージは64GBです。最大1TBのmicroSDXCカードも装着できるので、写真や動画もたくさん保存できますよ。2枚のSIMカードとメモリーカードを同時に使えるのも便利なポイント。容量不足に悩む人にうってつけです。
本体の保証期間は購入日から1年間となります。付属品も6ヶ月間の保証があり、正常な使用で壊れた場合は修理対応してもらえますよ。オンラインサポートは10~19時まで年中無休で受付しているので、困ったときは一度相談してみてください。
今回はOPPO A54 5G CPH2303を含むSIMフリースマホ全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:カメラ性能
検証②:画面のきれいさ
検証③:処理性能
検証④:バッテリー性能
まずは、カメラの性能を検証します。
6つの撮影シーンと1つの動画シーンを用いて撮影し、10~50代男女10人のモニターがそれぞれの作例を評価しました。撮影シーンと評価基準は次の通りです。
<料理撮影>
カラフルなチョップドサラダを撮影。AI機能によって、美味しそうな色合いに自動補正されているかをチェック。
<ズーム撮影>
撮影場所から25m離れた時計を7倍ズームで撮影。ピントが合わせられているか、ノイズが抑えられているかをチェック。
<広角撮影>
東京都にある芝公園の景色を広角モードで撮影。色合いや歪みがないかをチェック。
<ポートレート撮影>
花壇を背景にモデルを撮影。ピントが合わせられているか、ボケ味の具合をチェック。
<夜景撮影>
夜の東京タワーをナイトモード(夜景モード)で撮影。夜景の画質、明るさ調整をチェック。
<インカメラ撮影>
インカメラでモデルを撮影。肌の質感や背景の写りをチェック。
全体的に彩度は低めですが、ズームや広角撮影は比較的きれいに撮れている印象でした。
ポートレート撮影では、ピントがしっかりとモデルに合っています。色鮮やかさには欠けるものの、見にくいと感じるほどではありません。
時計をズームにした撮影では、美しい写真が撮れました。時計のメーカー名が白飛びしている程度で、文字盤はしっかりと読めます。背景も細部まで写せていて好印象です。
広角撮影も問題はないレベルです。「緑が粗い」「全体的にぼやけている」といった声が聞かれましたが、好意的な意見もありました。
料理写真はとくに彩度の低さが指摘されました。コントラストをはっきりさせるのは苦手な印象です。
夜景の撮影では、彩度の低さが良い方向に働きました。タワーにもやはかかっていますが、手前の背景の主張が強すぎず見せたい部分だけに目がいきます。スマホでの撮影と考えれば、十分満足できる美しさです。
インカメラも、全体的に色彩が薄い感じがしました。とはいえ、被写体のメインである人物はきれいに撮れています。美肌効果を評価するモニターもいました。
次は、画面のきれいさを検証します。
それぞれのスマホで同じ静止画・動画を表示させ、10~50代男女10人のモニターが評価しました。静止画はコントラストやディテール、動画は色合いや残像感を基準にチェックしています。
静止画・動画ともに「色鮮やかできれい」との意見が多くでました。精度の高い色表示ができており、ローエンドモデルとしてはトップクラスの評価です。
数名から「静止画が少し暗い」という指摘があったので、微調整するとよいでしょう。6.5インチの大画面ディスプレイで、Webサイトや電子書籍も閲覧しやすいですよ。
映像のチェックでは、なめらかな動作が好評でした。リフレッシュノートが90Hzなので、残像感が少なくスムーズに動きます。スマホで映画を観たり、ゲームをしたりする人にもおすすめです。
続いて、処理性能を検証します。
CPU性能やGPU性能をベンチマークスコアとして数値化してくれるアプリ「AnTuTu Benchmark 9.0」を使用し、数値が高いものを高く評価しました。すべての端末にこのアプリのみをインストールし、同一の検証環境で検証しています。
スペックのわりにベンチマークスコアは良好な結果となりました。CPUはエントリーモデル向けのSnapdragon 480 5Gですが、ベンチマークスコアは約28万です。
ローエンドの上位商品が34万だったので、悪くない数字といえます。普段使いであれば全く問題なく、軽めのゲームであればストレスなく楽しめるでしょう。低価格のモデルとしては十分なスペックです。
最後は、バッテリー性能の検証です。
YouTubeの動画を同じ画質設定にして再生し、バッテリーが切れるまでの時間を測定しました。さらに、バッテリーの切れた端末を急速充電器で30分間充電。どこまで充電できたかをチェックし、評価に加えました。
バッテリーの持ちは良好です。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、動画の連続再生時間は10時間17分を記録しました。上位商品の14時間には及ばないものの、ローエンドモデルだけで比較すると好記録です。
急速充電にも対応しており、30分で33%まで充電されました。短時間である程度までチャージできるので、急いでいるときも安心ですね。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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OPPO A54 5G CPH2303はカメラの性能がやや惜しかっため、最後にカメラ機能が高いSIMフリースマホを紹介します。
Pixel 4a(5G) G025Hは、広角撮影やポートレート撮影が得意なモデルです。6.2インチの大型有機ELディスプレイを活かし、写真や動画の細部まできれいに写し出します。連続動画再生時間が約14時間と長いのも魅力的。写真をよく撮るなら、スペックを少し上げてみてはいかがでしょうか。
OPPO Reno5 Aは、インカメラで盛れる写真が撮れます。CHP2303と同じメーカーですが、ビューティモードがより活きていて鮮やかな写真が撮れました。ミドルレンジのCPUを積んでいるので、処理性能は同メーカーのなかでもトップクラス。コスパ重視で選びたい人におすすめです。
取り扱い事業者 | |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G SDM765G |
価格帯 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | Type-C |
画面解像度 | 2340×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 60hz |
ディスプレイ種類 | 有機EL |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 1220万画素 |
超広角カメラ画素数 | 1600万画素 |
望遠カメラ画素数 | 不明 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | 非対応 |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | |
かこって検索対応 | |
翻訳通話対応 | |
対面翻訳対応 | |
翻訳表示対応 | |
被写体削除加工対応 | |
傾き補正生成対応 | |
文字起こし対応 | |
ボイスレコーダー要約対応 | |
幅 | 74mm |
高さ | 153.9mm |
厚さ | 8.2mm |
本体重量 | 168g |
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、BIGLOBE、SIMフリー |
---|---|
SoC | Qualcomm Snapdragon 765G |
価格帯 | 不明 |
OS | Android |
---|---|
充電端子 | USB Type-C |
画面解像度 | 2400×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ種類 | 液晶 |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 6,400万画素 |
超広角カメラ画素数 | 800万画素 |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 1,600万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | 4K |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証 |
おサイフケータイ対応 | |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | モノラル |
eSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | 不明 |
かこって検索対応 | 不明 |
翻訳通話対応 | 不明 |
対面翻訳対応 | 不明 |
翻訳表示対応 | 不明 |
被写体削除加工対応 | 不明 |
傾き補正生成対応 | 不明 |
文字起こし対応 | 不明 |
ボイスレコーダー要約対応 | 不明 |
幅 | 7.46cm |
高さ | 16.2cm |
厚さ | 0.82cm |
本体重量 | 約182g |
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