シャープ AQUOS sense4 plus SH-M16をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

カメラは広角・マクロ・標準・深度に対応した4眼タイプ。多彩な撮影に対応できるよう作られています。最大撮影可能サイズは1200万画素です。

AIオート機能でカメラが被写体を検知し、自動で撮影モードをセレクトします。また、動画を撮るだけで自動的に静止画を撮影する、AI動画カメラ機能も搭載。動画を再生するときに、ズームアップやショートムービーなどの加工を楽しめます。

しかし、モニターからの評価はやや低めでした。夜景撮影では多くの人が「白飛びしている」とコメントしています。暗いシーンでの撮影は、やや力不足に感じました。

レンズの性能が求められるズーム撮影でも「ぼやけている」などの意見が出ています。

25m先の時計を7倍ズームで撮った写真は、画質が粗くぼんやりした印象になってしまいました。

インカメラも標準と深度の2眼タイプです。しかし、「美肌補正がかかりすぎている」「色が浅いけど、全体にはよい」という声が。補正がかかっているような白さがあり、好みがわかれました。

一方で、ポートレート撮影は「奥行きが感じられてきれい」「人物が鮮明」と高評価です。背景は薄っすらぼやけ、境目もはっきり出ています。

動画撮影は「手振れがある」とブレを指摘する意見があったものの、「赤や緑の彩度が鮮やかできれい」という声もあり、おおむね好評です。

また、広角撮影では「きれいに広く撮れている」「バランスがよい」という意見がでました。広角のよさがでています。

距離の近い料理撮影では「きれいに見える」という感想がほとんどでした。色もはっきり出ており、おいしそうに撮れています。

画面のきれいさは、良好でした。

液晶テレビで培った高画質化技術により、実物にあわせた色彩に調整して表示できます。2021年10月現在AQUOSのスマホ史上最も大きい画面で美しい映像が楽しめますよ。

ただし、少し暗めな印象です。とはいえ、画面自体は繊細できれいです。多くの人が「やや暗いがきれい」と回答しています。

とくに動画ではコントラストが美しく、画像技術の高いAQUOSらしいパフォーマンスを楽しめました。表示のなめらかさにもこだわっており、AQUOS senseシリーズではじめて画面リフレッシュレート90Hzに対応しています。

ベンチマークスコアは約33万点。

同じSnapdragon 720のCPUを搭載したAQUOS sense4と比べると、高いスコアです。8GBと大きめのメインメモリが、よい成績に影響したといえるでしょう。

さらに、高性能CPUや大容量8GBメモリ、125GBのストレージも搭載することで、サクサク動く快適なパフォーマンスを目指しました。

バッテリー性能は、低評価です。

YouTube再生中に本体が高温になり、連続再生6時間未満でバッテリー切れに。比較したなかでもかなり短い記録でした。しかし、30分の充電で37％まで回復した点は評価できます。

こまめな充電は必要になるでしょう。