「つけていることを忘れるほど、軽くてエアリーなつけ心地」を謳うオープンイヤーイヤホン、Victor HA-NP50T。「軽いし、つけている感覚がない」「耳にかけても落ちるようなことはない」と評判です。しかし、「頭を動かすとグラグラ揺れる」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のオープンイヤーイヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、オープンイヤーイヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
Victor HA-NP50Tは、長時間つけっぱなしでトーク系コンテンツをながら聴きする人におすすめです。圧迫感の少ない軽いつけ心地で、30分経っても痛みを感じなかったモニターが多数。比較した商品では「頭を動かすとグラグラ揺れる」との口コミ同様の声もあったのに対し、こちらは「頭を振りながら走ってもずれなかった」と好評でした。つけっぱなしで過ごしても違和感や負担を感じにくいでしょう。
音質はボーカルが一歩前に出ているような中音重視のサウンドで、柔らかく聴きやすい印象でした。低音・高音の迫力や響きは控えめで、臨場感が伝わりにくいのは惜しいところ。どの音域もバランスよく鳴っていた上位商品に比べて、音楽鑑賞には物足りなさを感じそうです。しかし、音声がクリアに届くのでポッドキャストやYouTubeなどとは相性がよいでしょう。
使い勝手のよさも魅力です。本体のタッチ操作だけで再生停止や音量調整・電話応答などの基本操作が可能で、PCやスマホと素早く切り替えて使えるマルチポイントにも対応しています。専用アプリからはイコライザー調整も行え、好みの音質に近づけられるでしょう。IPX4の防水性能も備えており、小雨や汗による故障のリスクも少なめです。
本体のみで9.5時間・ケース込みで38時間使えて、バッテリー持ちも良好。比較したなかには本体で6時間・ケース込みで24時間程度しか持たないものもあったのに対し、外出先で長時間使いたい人にもおすすめです。10cmの距離で測った音漏れはわずか5.57dBにとどまったため、周囲に人がいてもそれほど音漏れを気にする必要はないでしょう。
マイクを通した声は男女ともにクリアでしたが、ノイズが入った状態ではノイズと一緒に声までかき消されたのがネック。騒がしい環境では通話しにくいかもしれません。総じて、安定した装着感と音声の聴きやすさには長けた商品ですが、音楽鑑賞に使いたい人・マイク性能を重視する人は、ほかの商品を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にVictor HA-NP50Tと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのオープンイヤーイヤホンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Victor HA-NP50Tの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Shokz Japan
安定感抜群のフィット感。臨場感あふれるサウンドでランニングや作業がもっと快適に
今回ご紹介するのは、Victor HA-NP50Tです。片耳わずか約8gの軽量設計で、ほどよい柔軟性のあるイヤーフックを採用しているのが特徴。周りの音を自然に取り込みつつ、耳へのストレスが少ない開放的な装着感がアピールされています。
豊かな低音とパワー感のあるサウンドが楽しめる新16mmドライバーを搭載。指向性のコントロールにより、音漏れの低減にも配慮された設計です。NORMAL・HIGH・BASSの3つのサウンドモードも用意されており、好みに合わせて聞こえ方を調整できます。
マルチポイント機能のほか、低遅延モード・音声アシスタントの起動・片耳使用にも対応。充電ケースは約47g・薄さ23.5mmと、ポケットにすっぽり収まるスリムなサイズです。カラーはブラック・セージグリーン・ベージュの3種類から選べますよ。
販売元の株式会社JVCケンウッドは、オーディオビジュアル機器・カーエレクトロニクスなどを手がける神奈川県のメーカーです。スピーカーやイヤホンなどの音響機器を中心に展開しているブランド・Victor(ビクター)では、独自の技術を活かした幅広い製品を生み出しています。
今回はVictor HA-NP50Tを含む、人気のオープンイヤーイヤホンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
実際に10種類の楽曲を試聴したところ、温かみのある柔らかなサウンドが特徴的でした。
低音は中・高音に埋もれ気味だったものの、ある程度の芯やくっきり感は伝わります。比較した低音重視のサウンドの商品のようなボリュームや響きは控えめですが、丁寧さが感じられる音作りでした。
中音には響きや厚みが十分にあり、ボーカルや楽曲の芯の音をしっかり捉えられていました。全体的に中音が一歩前に出ているようなサウンドで、ポッドキャストやYouTubeなどのトーク系コンテンツに向いている印象です。
高音にも芯があり、柔らかく聴きやすい音質です。若干響きや伸びやかさに欠け、音数が増えるとぼやけるのが気になったものの、ながら聴きとしてBGM感覚で使うには十分でしょう。
比較した上位商品ほどの音の広がりは感じられず、臨場感が伝わりにくいのは惜しいところ。曲の繊細さや雄大さを味わいたい人には物足りなく感じるかもしれません。音楽鑑賞よりも、音声をクリアに楽しむことに適した1台といえます。
ながら聴きしやすい使い勝手のよさも魅力です。再生停止・曲のスキップ・音量調整・電話応答などの基本的な機能は、本体のタッチセンサーで操作できます。
2台の機器に同時接続できるマルチポイントにも対応しており、PC・スマホと簡単に切り替えて使うことも可能。専用アプリ「Victor Headphones」を使えば、プリセットイコライザーで好みの音質に設定できますよ。
比較したほかの商品に搭載されていたカスタムイコライザーや着脱検知・「探す」機能・ペアリングアシストには非対応。しかし、普段使いする分にはそれほど困ることはないでしょう。
耳からのずれにくさも高評価です。普段からランニングをする男女モニター10人が装着してランニングマシンを走っても、大きくずれたり落ちたりすることはありませんでした。
耳にかけるタイプなのでフィット感が高く、耳に挟んで使うイヤーカフタイプよりも揺れが気になりにくいのが利点。「頭を動かすとグラグラ揺れる」との口コミに反して、モニターからは「頭を振りながら走ってもずれなかった」とのコメントも寄せられています。
多少の揺れや浮きを感じたモニターもいたものの、支障をきたすほどではないでしょう。運動や移動中につけっぱなしで使いたい人におすすめですよ。
<耳からのずれにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
耳への圧迫感も少なめです。10人のモニターが耳が痛くなるまで装着してみても、「30分経っても痛みは感じなかった」との声が多数。耳にかける部分に若干の違和感があった人もいたものの、比較した多くの商品と同じく軽いつけ心地が好印象でした。
メーカーの「つけていることを忘れるほど、軽くてエアリーなつけ心地」との謳い文句どおり、長時間快適に使えるイヤホンを探している人にぴったりです。
<耳への圧迫感の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
IPX4の防水性能を備えているのもうれしいポイント。小雨が多少かかる程度であれば故障のリスクも少なく、屋外のランニングにも使いやすい性能です。
連続再生時間も長く、本体のみで9.5時間・ケース込みで38時間も使えます。比較したなかにはケース込みでも20時間ほどしか持たない商品があったのに対し、充電を気にせず使い続けられるでしょう。
マイク性能は振るわない結果に。声の聞き取りやすさをチェックすると、男女の声ともに100〜1,000Hz・2,000〜4,000Hzが十分ブーストされていたため、話し声自体はハキハキとクリアに聞こえます。
しかし、ノイズを流した際にノイズと一緒に声までかき消されてしまったのがネック。比較したなかにはノイズのみをしっかり抑えられた商品もあったのに対し、周囲が騒がしい環境で通話することが多い人には不向きといえます。
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 9.5時間 |
---|---|
イヤホン形状 | 耳掛け型 |
重量 | 8.0g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 38時間 |
---|---|
選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
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Victor HA-NP50Tは、公式オンラインストアのほか、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。価格は19,800円です(※2025年4月時点・公式オンラインストア参照)。
検証結果を参考に、購入を検討してみてください。
最後に、音質やマイク性能に優れたおすすめ商品をご紹介します。
高音質にこだわる人は、Nothing Ear(open)がおすすめです。迫力と厚みのある低音とクリアな中音、高音のハリのあるサウンドのバランスがよく、音楽への没入感も味わえました。耳への圧迫感も少ないうえ、バッテリー持ちはイヤホン単体で8時間と長かったため、長時間快適に使用できるでしょう。
リモートや通話が多い人は、HUAWEIのFreeClipもチェック。マイク性能が高く、ノイズのある環境下でもハキハキとしたクリアな通話が期待できます。音質は芯のある低音とクリアな中高音が特徴的で、音楽鑑賞としても満足できるでしょう。イヤーカフ型ながら走ってもずれにくく、フィット感も良好でした。
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
イヤホン形状 | 耳掛け型 |
重量 | 8.1g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 30時間 |
---|---|
選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
Nothing Ear(open)を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
連続再生時間 (イヤホンのみ) | 8時間 |
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イヤホン形状 | イヤーカフ型 |
重量 | 5.6g(片耳) |
良い
気になる
連続再生時間 (充電ケース込み) | 36時間 |
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選択式イコライザー機能 | |
自由調整式イコライザー機能 | |
着脱検知機能 |
HUAWEI FreeClipの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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