大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Reno 10 pro 5Gは、バッテリー残量を気にしたくない人におすすめです。とくにメーカーも売りとしているバッテリー性能は口コミに反して非常に高く、6時間YouTubeを流してもバッテリーは58%残っていました。急速充電を行ってみても、わずか30分で満充電に。比較したなかには30分の充電だと40%以下にとどまる商品も多くありましたが、これなら朝の忙しい時間帯でも素早く充電できるでしょう。
画面性能も高評価です。1秒間に画面が切り替わる回数を示すリフレッシュレートは120Hzと、ハイエンドモデル並みの高スペック。検証した結果、本商品と同等のミドルレンジモデルには60Hz程度のものも多かったなか、スクロール中の文字のブレを抑えて閲覧できますよ。
画面は6.7インチと大きめサイズの有機ELディスプレイで、フルハイビジョンの高い解像度も魅力。比較したなかでも少なかったHDRにも対応しており、明暗差の補正効果も期待できます。実際に画面をチェックしたモニターからは「暗い場所の葉っぱもしっかり視認できるほどきれい」「細かな色彩の違いもよくわかる」と満足の声が多数あがりました。
カメラ性能も優秀です。とくに3,200万画素のインカメラはノイズが少なく、口コミどおりの明るく自然な写真を撮影できました。通常撮影時もくっきりとした鮮やかな発色で、繊細な色味をよく再現できています。暗所でもモニターから「解像度が高く、明暗差のバランスもきれい」と好評。動画になるとやや逆光が気になる場面がありましたが、自撮りや夜景の撮影にはぴったりですよ。
そのほか、おサイフケータイ・画面内指紋認証など付加機能も充実。比較したなかでも少なかったデュアルSIMに対応しおり、SIMカードスロットも2つ搭載されています。また、口コミで評判のよかった画面内指紋認証は、これまでの画面ロック解除を手間に感じている人におすすめの機能といえるでしょう。
一方で、値段がやや高めなのはネック。また、処理性能を示すベンチマークスコアも全体平均の約58万点(※執筆時点)を下回る約57万点と、若干低めです。比較したミドルレンジモデルに多かった40万点前後と比べると十分な性能ですが、最新の3Dグラフィックゲームをサクサク楽しみたい人には物足りない可能性があります。
負荷をかけると発熱しやすいのも気になるところ。15分間負荷をかけた検証では、表面温度が43.8℃まで上がってしまいました。40℃以下に抑えられた商品が多数あるなか、長時間の使用には注意が必要です。
とはいえ、普段使いのスマホとしては申し分ない機能を備えています。とくに、いつも充電の残量が気になってしまう人は、購入を検討してみてくださいね。
今回はReno10 Pro 5Gを含む、Androidスマホ全63商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
Reno 10 pro 5Gの比較してわかったメリットは以下の3つ。なかでもメーカーが売りとしている急速充電機能など、バッテリー性能の評価は、比較した全商品のなかでもトップクラスです。
カメラの性能や画面のスペックも高く、モニターからもきれいなディスプレイが好評でした。
まずは、バッテリー性能の検証として、YouTube動画を6時間連続再生したあとのバッテリー残量を確認。画面は全画面表示・画質は1080p・明るさの自動調整をオフにした状態で行いました。
6時間後のバッテリー残量は58%と、比較した商品の平均約52.6%(※執筆時点)を上回る高評価に。同シリーズのOPPO Find X3 Proの35%・Reno5 Aの53%よりも優れた電池持ちを発揮しました。「充電の持ちが悪い」との口コミもありましたが、長時間の外出でも電池切れを気にせず使用できるでしょう。
急速充電の結果も、わずか30分で充電が完了。比較したなかには30分経過後の充電量が40%以下のものも多いなか、トップクラスの速さを発揮しました。寝る前に充電をし忘れてしまっても、朝の時間で充電できますよ。
また、高出力の80W対応の充電器が付属していたので、急速充電器を買う必要がないのもうれしいポイントです。公式サイトによると付属の充電器を使用することで、約10分で48%・約5分の充電で2時間のゲームプレイが可能とされています。
充電が速い理由は、充電の電力の出力が通常の2倍以上に高められているからです。バッテリー容量が小さいから充電が速いわけではないため、電池持ちがよくないということもありません!
次は画面性能の検証として、ディスプレイ方式(液晶や有機ELなどの種類)・HDR対応の有無(明暗差の補正機能)・リフレッシュレート・解像度を確認。さらに男女5人のモニターが実際の画面をチェックし、発色の美しさや解像感の高さ・色の繊細な違いがわかるかを評価しました。
調査の結果、画面性能のスペックも優秀です。1秒間に画面が切り替わる回数を示すリフレッシュレートは、120Hzとハイエンド並み。比較したミドルレンジモデル以下の商品には60Hz程度のものも多いなか、スクロール中でも文字がくっきり見えるのがメリットです。
画面は6.7インチの有機ELディスプレイで、解像度はフルハイビジョンとこちらも高スペック。比較したほかの商品には少なかったHDRにも対応しており、明暗差の大きな風景画像なども美しく再現しています。画面を見たモニターからも、「発色がよく細かい部分まではっきりわかる」「暗い場所の葉っぱもしっかり視認できるほどきれい」と好評で、細かな色彩の違いなども楽しめますよ。
続いてカメラ性能の検証として、造花や刺し子糸・家のミニチュアを、通常・ズーム・暗所の3モードで撮影。さらにインカメラ・動画で人物の撮影を行いました。
撮影した画像はどれもノイズが少なく鮮やかで、口コミどおりの高評価。通常状態での撮影では、くっきりとした解像感で発色のバランスもよく、花や毛糸といった繊細な色味も鮮やかに表現できていました。デジタルズームのためズームにするとやや解像感は薄れてしまったものの、十分確認できるレベルです。
暗所でも明暗差のバランスがよく、くっきりとシャープに写っています。比較したほかの商品にはライトの白飛びも多く見られましたが、こちらは光も影もきれいに写っていました。モニターからも「肉眼で見ているようなきれいさで、ノイズも気にならなかった」との声があり、カメラの性能は高いといえるでしょう。
とくに好評だったのがインカメラ撮影。ライトを背にしていても逆光にならず、被写体が自然に明るく写りました。モニターからも「肌や口紅の色も自然に近い色味が出ている」「髪の毛1本1本がきれいなのに、毛穴が目立たないのがよい」と好評です。
自撮りに注力しているメーカーということもあり、インカメラは3,200万画素と、比較したなかでも高画素。標準のカメラアプリでも、肌の調整から輪郭変更まで自由自在にカスタマイズできるレタッチ機能があるのも長所です。
動画でも手ぶれが少なく、ノイズも気になりません。ただし「逆光が気になる」とのモニターの声もあるため、場所によっては光源に気をつけるとよいでしょう。
比較したOPPOのハイエンドモデル「Find X3 Pro」と同程度の性能があり、夜景撮影や自撮りをよくする人にもおすすめですよ。
イヤホンジャックは非対応ですが、USB Type-C端子と3.5mmのイヤホンジャック変換ケーブル使えば、有線イヤホンで音楽を楽しめますよ。
なお、詳細は以下のとおりです。
比較したなかには、生体認証に一般的な指紋認証を採用しているものが多いなか、こちらは画面に指を乗せるだけの画面内指紋認証に対応。口コミどおりの便利な機能なので、機種側面などにあるセンサーに指を移動させることを手間に感じている人におすすめの機能ですよ。
最近のスマホの多くがSDカード・イヤホンジャックは非対応です。その理由は必ずしもそれらの機能が必要ではなくなったからです。本体に128,256,512GBの大容量のストレージがあるのと、Googleクラウドにもデータを預けることでSDカードがなくても容量が足りなくなることは少ないでしょう。
また、イヤホンジャックもありませんが今はワイヤレスイヤホンユーザーのほうが多く、この機会にケーブルレスで便利な完全ワイヤレスイヤホンの買い替えも検討してくださいね
Reno10 Pro 5Gの気になるポイントは以下の3つ。とくに熱はこもりやすいので、負荷の高いゲームアプリなどを使用する際は注意しましょう。
Androidスマホ選びでも重要な価格は、86,800円(執筆時点・公式サイト参照)。RenoシリーズはOPPOのなかでもミドルレンジモデルに位置付けられていますが、比較したミドルレンジモデルのなかでは高価格となりました。
機能が充実して使い勝手がよくなってきた3万円以下のエントリーモデルに注目が集まるなか、とにかく価格を抑えたい人には不向きといえそうです。
なお、ワンランク上のミドルレンジモデルのなかでも、Redmi note 10 proの30,800円(執筆時点・公式サイト参照)など、手頃な価格のモデルもあるのでチェックしてみてくださいね。
次に、処理性能の検証として、ベンチマークアプリを使ってスコアを計測。「Antutuベンチマーク ver9.0」アプリのみをインストールし、ほかのアプリの干渉がない状態で3回数値を検証しました。
測定の結果、ベンチマークスコアは572,560点と、比較した全商品の平均値587,228点(※執筆時点)をわずかに下回りました。とはいえ、比較したミドルレンジモデルの多くが40万点前後だったことを考えると、かなり高性能。普段使いには申し分ないレベルで、軽めの3Dゲームならカクつきも少なく快適に使えるでしょう。
比較したなかでは、ソニーの「Xperia 1 Ⅳ」やGoogleの「Pixel 8 Pro」などのハイエンドモデルだと、高グラフィックゲームもスムーズに遊べることがわかりました。原神などの重い3Dゲームで遊びたい人は、本商品だと物足りない可能性があります。
最後に、熱のこもりにくさの検証です。スマホに負荷のかかるアプリを15分間使用し、サーモカメラを使って温度を測定しました。
その結果、表面温度は43.8℃まで上昇。比較した全商品の平均40.85℃(※執筆時点)を上回り、熱のこもりにくさはいまひとつの結果となりました。
比較したなかには40℃以下に抑えられたミドルレンジモデルが多いことを考えると、やや発熱しやすい印象です。長時間のアプリゲームなど、スマホに長く負荷をかけると熱くなりやすい点に注意してくださいね。
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急速充電や高性能なカメラ機能など、機能性の高いReno 10 pro 5Gですが、高価なモデルなので格安なAndroidスマホがほしい人には不向きです。また、最新の3Dグラフィックゲームをサクサク楽しみたい人にとっては処理性能もやや物足りないでしょう。
ここでは、Reno 10 pro 5Gが向いていない人におすすめのAndroidスマホをご紹介します。
処理性能にこだわりたいのなら、Galaxy S22がおすすめです。ベンチマークアプリを使ってスコアを計測してところ、スコアは899,225点と比較した全商品のなかでもトップクラスでした。
また、ハイエンドモデルのなかではお手頃な8万円以下の価格も魅力です。プレイしたいゲームや動画編集ソフトの推奨環境にあわせて選んでみてくださいね。
Reno10 Pro 5Gへのデータ移行は、ほかのメーカーのAndroidスマホはもちろん、iPhoneからも簡単です。それぞれ細かい手順は異なりますが、Reno 10 pro 5Gの画面上に表示されるQRコードを読み取るだけでデータ移行できます。
あとはアプリやWi-Fiなどの初期設定を手動で行っていきましょう。ログインに必要なパスワードがわからないと引き継げなくなる場合もあるので、引継ぎ完了までは前に使用していたスマホを処分しないようにしてくださいね。
OPPO Reno 10 pro 5Gは、ワイヤレス充電に対応していません。置くだけで充電したい人にとってはやや手間に感じるところでしょう。
しかし、バッテリー性能の検証でも高評価だった急速充電は快適です。忙しい朝でもすき間時間にサッと充電できますよ。
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