部品が見えるスケルトンデザインが特徴的な、RedMagic 7。1つ前のモデルREDMAGIC 6S PROより、さらにハイスペックになった商品です。しかし、ネット上には口コミがあまりなく、実際の評判がわからなくて購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、RedMagic 7を含むゲーミングスマホ全9商品を実際に使ってみて、バッテリー持続時間・熱のこもりにくさ・ゲームプレイの快適さ・機能性・音質・画面のきれいさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
RedMagic 7は、FPS・TPSゲーム用のスマホをお探しの人におすすめです。最新チップ※を搭載していて、リフレッシュノートも165Hzと高いのが特徴。実際に「原神」などのゲームを複数人でプレイしましたが、カクつきもなく、操作したとおりに動作しました。
2022年4月発売時点
自然風景の色や動きも鮮明で、美しいグラフィックを楽しめます。銃声や距離は音だけでも判別が可能。音量を上げすぎると音割れするものの、イヤホンなしでも快適です。冷却機能が搭載されていて、スマホも熱くなりすぎません。ゲーム開始2時間が経過しても38度台を保てました。
ただし、バッテリー持続時間は約3時間半と短めです。30分の急速充電で95%以上復活するので、モバイルバッテリーを持っておくとよいでしょう。ゲーム中は画面をスワイプするだけでオプションの各種調整ができます。着信や通知に邪魔されず、ゲームに集中できしたい人も要チェックですよ。
価格は執筆時点で税込99,000円(公式サイト参照)。処理性能やタッチ感度を重視したいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
実際にRedMagic 7と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
RedMagic 7よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ASUSTEK COMPUTER
バッテリー持ちはトップクラス。機能も音質も優秀な1台
ASUS
PCゲームのようななめらかな映像。ゲーム特化の機能も搭載
Nubia Technology
冷却性能が優秀!3Dグラフィックのゲーム中でも長時間持てる
ゲーミングスマホとは、ゲームプレイに特化したハイスペックなスマホのことです。ゲーミングと名前がつきますが、SIMフリーで販売されているものが多く、携帯事業者と契約すれば普段使いもできます。
一般的なスマホとの違いは、データ処理スピードが速い・バッテリー容量が大きい・冷却機能を備えているなど。負荷の重いゲームも快適にプレイできるスペックなので、フリーズしたり途中で落ちたりしません。
今回紹介するRedMagic 7は、最新チップ※のSnapdragon 8 Gen 1を採用したモデルです。
2022年4月発売時点
従来製品と比較して、映像や音声を生成するのに重要なレンダリングの効率は30%、画像処理を行うGPU性能は25%も向上。電力消費も25%改善され、ハードウェアの心臓部であるCPU性能の強化まで実現しています。
保存容量が大きいのも魅力です。一時的に動作を記録するメモリ(RAM)・データ保存容量を示すストレージ(ROM)とも大容量。本体カラーによってメモリ構成が異なるので、デザインの好みや目的に合わせて選びましょう。
高速で反応できるように、RAMの性能も強化。書き込み速度は約10倍、電力消費を低減するシステムが組み込まれたLPDDR性能は10%も向上しています。
なめらかな映像で快適にプレイしたいなら、リフレッシュレートも重要です。リフレッシュレートは、1秒間で画面を書き換えられる回数を示していて、数値が高いほどカクつきが少なくなります。
120Hz以上であれば十分ですが、RedMagic 7は最大165Hzと非常に高速。60・90・120・165Hzの4段階調整も可能です。残像や画面のカクつきを低減する、リアルタイム先読み機能も搭載されています。
バッテリーは4500mAhと大容量です。バッテリーを通さず、デバイスに直接供給する充電分離機能にも対応。本体が熱くならないので、より寿命が長くなりますよ。
長時間プレイしたときの熱対策として、複数素材を組み合わせた強力なICE8.0多次元冷却システムも搭載済みです。背部カバーの吸気口から空気を取り込み、熱を効率よく排出します。
ゲームに集中したいときは、側面のデュアルショルダートリガーをONにしましょう。1秒間に500回ものタッチ操作に反応でき、ビデオゲームのようなプレイを楽しめます。
基本ソフトは、Android 12.0に対応したREDMAGIC OS 5.0です。ゲーム専用ウインドウやメモに加え、性能設定・タッチセンサーの調整などができるプラグイン機能の利用ができます。簡単に設定できるリマインダーもあり、時間制限のあるイベントも忘れません。
没入感を高めるため、立体音響 DTS:X Ultraサラウンドの認証を受けたスピーカーを搭載。3.5mmのイヤホンジャックもあり、有線でもヘッドセットをつなげます。ゲーミングマイクは側面の3か所に配置されていて、持ち方を気にせず自由にプレイしても音声をしっかりと届けられる設計です。
カメラは、メイン6400万画素・広角800万画素・マクロ200万画素のトリプルカメラ構成。高画質な写真・4K動画の撮影が楽しめます。
持ち歩く機会が多い・ゲームのプレイ時間が長い人は、別途アクセサリーの購入もご検討ください。純正アクセサリーは3つ販売されています。
すべて執筆時点での公式サイトの価格です。
検証①:バッテリー持続時間
検証②:熱のこもりにくさ
検証③:ゲームプレイの快適さ
検証④:機能性
検証⑤:音質
検証⑥:画面のきれいさ
まずは、バッテリー持続時間を検証します。
全商品で明るさや画面設定などを統一し、RPGの「原神」を稼働させ続けます。バッテリーが切れるまでの時間を計測しました。
バッテリー持続時間は3時間31分と短めです。同時に検証した前モデル RedMagic 6s Proは5時間超え。4時間を超える商品も複数あり、評価は伸び悩みました。
高い負荷がかかる動作ではかなり消費が激しく、すぐに尽きてしまう印象です。モバイルバッテリーを携帯しておくのがよいでしょう。
次に、熱のこもりにくさを検証します。
30分ごとに赤外線温度計で液晶の中心部を計測し、温度が高くなりすぎず、温度の上昇幅がゆるやかなものを高評価としました。
熱はこもりやすいものの、冷却機能は優秀です。ゲーム開始30分後には38.7度まで上がりましたが、60分後には38.2度と若干温度が低下。120分後も38.2度をキープしていました。
40度を超えてプレイに支障が出た商品もあるなか、ターボファンのおかげで熱をしっかりと抑えられている印象です。
続いて、ゲームプレイの快適さを検証します。
mybestの男女5人が実際に操作し、映像のなめらかさやタップの感度などから評価しました。なお、ゲームタイトルは「原神」「ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-」「PUBG MOBILE」の3つとしています。
ゲームプレイはかなり快適でした。実際に操作したモニターからは、「カクつかずにしっかり動く」「スマホとは思えないくらいきれい」と好評です。
タップの感度もほどよく、意図した動きだけを再現できていました。1名だけ「ボタンとボタンの動きに少し引っかかりがある」と答えましたが、プレイに支障はありません。視点の移動時にコマ飛びすることもなく、なめらかに動作しますよ。
次は、機能性を検証します。
急速充電の性能・着信や通知のオフ・冷却機能の有無・充電コードの接続口などを確認し、ゲームプレイがしやすい環境の整った商品を高評価としました。
基本スペックが高いうえに、ゲーム向けのモードも充実していました。まずは処理性能に関わるスペックの紹介です。
CPUは、Qualcomm社が販売する最新チップ(2022年4月発売時点)です。ROMは他社製品で512GBのものが販売されていますが、今回検証した商品の多くが256GBでした。128GB以上あれば、容量不足に悩むことはあまりないでしょう。
注目したいのは、リフレッシュノートの高さ。市場に出回るFPS・TPSゲーム向けのゲーミングモニターで144Hzなのに対し、RedMagic 7は165Hzです。多段階調整機能もあり、用途に合わせて変更できます。
RAMも18GBと大容量です。メモリの容量が多い=同時に行えるデータ処理が増えるので、重たいゲームもサクサク動きやすい機種であるといえます。
視覚的に分かりやすいアイコンなのも好印象でした。熱暴走を防ぐための冷却機能も備えていて、ゲーミングスマホとしての機能は十分整っている商品です。
続いて、音質を検証します。
検証③と同様、mybestの男女5人で「原神」「ヒプノシスマイク」「PUBG MOBILE」の3タイトルをプレイし、スピーカーの音を聞いて評価を行いました。
音の方向をしっかり掴めると、音質はやや高めの評価になりました。モニターからは、「両端から音が出ていて場所を把握しやすい」「場所によって音のクリアさも差別化されている」などの声も聞かれています。
ただし、音量を上げすぎると音割れしやすい傾向です。「音がざらついている」という意見も出たので、適度な音量で聞くのがよいでしょう。
最後に、画面のきれいさを検証します。
mybestの男女5人が同じ画像データを見比べて、色の境目がわかりやすいか・画像がくっきりとしているかなどを評価しました。
画質のモニター検証では、粗さのない美しいグラフィックだと高めの評価を獲得。「期待を上回るほどではない」という意見は出ましたが、スマホでこれだけの美しさを表現できれば十分と好評でした。
「白や青などの明るい色が強調されている」「草木が鮮明で、水や空などの細かな動きもきれい」などの回答もあり、鮮明に映し出せているのが好印象。「PCでの録画といわれても信じるほどきれい」と答えたモニターもいて、満足度の高い商品です。
2022/04/18 発売
CPU | Snapdragon 8 Gen1 |
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リフレッシュレート | 最大165Hz |
RAM | 18GB |
ROM | 256GB |
良い
気になる
Dolby Atmos | |
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対応OS | Android 12.0 |
aptX | |
カメラ画素数 | 6,400万画素 |
ハイレゾ対応 | |
本体サイズ | 高さ170.57×幅78.33×厚み9.5mm |
本体重量 | 215g |
最後に、バッテリー性能が優秀だった商品をご紹介します。
RedMagic 6s Proは、強力なターボファンを内蔵したモデル。温度の上昇を抑えられるためか、約5時間もバッテリーが持続しました。今回検証したなかではトップクラスの性能で、高負荷なゲーム向けであるといえます。遅延を感じさせないなめらかな映像で、画面の発色もきれいですよ。
ASUSのROG Phone 5は、バッテリーが6000mAhと大容量。検証では4時間55分も連続でゲームを稼働できました。オプションでスマホの温度確認や通知のON/OFF切り替えができるなど、ゲーム用の機能も充実。スピーカーが正面についているので、FPSも音ゲーも存分に楽しめます。
CPU | Snapdragon 888+ |
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取り扱い事業者 | 不明 |
OS | 不明 |
Dolby Atmos | 不明 |
対応OS | Android |
SoC | 不明 |
aptX | 不明 |
充電端子 | Type-C |
リフレッシュレート | 最大165Hz |
冷却機能 | |
メインメモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ(ROM) | 256GB |
バッテリー容量 | 5,050mAh |
画面サイズ | 6.8インチ |
画面サイズ | 6.8インチ |
RAM | 16GB |
画面解像度 | 2,400×1,080 |
ROM | 256GB |
最大画面リフレッシュレート | 165hz |
バッテリー容量 | 5,050mAh |
ディスプレイ種類 | 不明 |
Bluetooth機能 | |
急速充電可能 | 不明 |
5G対応 | |
テザリング対応 | 不明 |
NFC対応 | |
カメラ画素数 | 6,400万画素 |
ハイレゾ対応 | 不明 |
メインカメラ(広角)画素数 | 6,400万画素 |
超広角カメラ画素数 | 不明 |
解像度 | フルHD+ |
望遠カメラ画素数 | 不明 |
深度カメラ画素数 | 不明 |
インカメラ画素数 | 不明 |
最大ビデオ撮影解像度 | 不明 |
複数レンズ | 3眼 |
本体サイズ | 高さ169.86×幅77.19×厚み9.8mm |
スローモーション撮影可能 | |
本体重量 | 220g |
夜景補正対応 | 不明 |
手ぶれ補正対応 | 不明 |
防水等級 | 不明 |
セキュリティ認証 | 指紋認証 |
おサイフケータイ対応 | 不明 |
ワイヤレス充電対応 | 不明 |
急速充電対応 | 不明 |
ワンセグ・フルセグ対応 | 不明 |
ハイレゾ対応 | 不明 |
イヤホンジャック対応 | 不明 |
スピーカー | 不明 |
SDカード対応 | 不明 |
eSIM対応 | 不明 |
デュアルSIM対応 | |
幅 | 7.719cm |
高さ | 16.986cm |
厚さ | 0.98cm |
本体重量 | 220g |
付属品 | 電源アダプター、Type-Cデータケーブル、本体カバー、SIMカードスロット取り出しピン、取扱説明書 |
特徴 | 不明 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 888 5G(オクタコアCPU) |
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リフレッシュレート | 144Hz |
RAM | 16GB |
ROM | 256GB |
良い
気になる
Dolby Atmos | 不明 |
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対応OS | Android™ 11 (ROG UI) |
aptX | |
カメラ画素数 | 6,400万画素 |
ハイレゾ対応 | |
本体サイズ | 高さ173×幅77×厚み9.9mm |
本体重量 | 239g |
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