使い勝手がよくコスパが高いと評判の、キャンパーズコレクション UVヘキサゴンタープ RXG-2UV。インターネット上では「付属品が充実していて初心者でも使いやすい」「雨の日でも問題なく使える」と好評です。しかし、なかには「重すぎる」との口コミもあり、実際はどうなのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証しレビューを行いました。
さらに、人気のキャプテンスタッグやQUICKCAMPなどの12商品とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、ヘキサタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
キャンパーズコレクション UVヘキサゴンタープ RXG-2UVは、オールインワンですぐに使用できるものを探している人におすすめです。口コミにもあったとおり、設営に必要なアイテムはすべてそろっており、追加購入なしで組み立てられるのが魅力。比較した商品にはついていないものも多かったペグハンマーも、本商品には付属しています。購入したあと、すぐに使い始められますよ。
人工太陽照明灯を使用したときのUVカット率は99.5%と高評価。ほとんどの日差しをカットできるので、日焼けが気になる真夏でも快適に過ごせるでしょう。耐水圧も1,031mmと高く、口コミどおり突然の雨にも対応できます。比較したなかには耐水圧が弱く、水を吸って重くなるタープもありましたが、土砂降りでなければ雨の日でも十分にキャンプを楽しめますよ。
「重い」という口コミもありましたが、付属品の多さに反して3.81kgと軽量なのもメリットです。ただ収納時の幅は69cmと大きく、手持ち紐も41cmと短め。肩にかけるのには十分な長さがないのが惜しいところです。比較したなかには小さくまとまり、バッグの感覚で持てる商品もあるなか、荷物が多いときには運びにくさを感じる可能性があります。
とはいえ、UVカット率と耐水圧は高く、買い足しの必要がなくすぐに使える付属品の多さが魅力。税込8,980円(※公式サイト参照・執筆時点)と比較的リーズナブルに購入できるのもうれしいポイントです。この機会にタープを購入して、快適なキャンプを楽しんでくださいね。
そもそもヘキサタープとは、六角形状で広いスペースを確保できるタープのこと。見た目がおしゃれなうえ高いUVカット率や耐水性を持つものが多く、キャンプやアウトドアで活躍します。
今回は、日用品や家電を取り扱う山善のアウトドアブランド・キャンパーズコレクションから、UVヘキサゴンタープ RXG-2UVをご紹介します。設営のためのパーツがひと通り備わっているオールインワンタイプで、一人でも簡単に設営できると謳う商品です。
ポールにはランタンや小物をかけられるマルチフックがつき、野外の日よけや荷物置きなど、さまざまなシーンで活躍するとアピールされています。
本体のサイズは幅440×奥行425×高さ230cmで、重量は3.9kg。ポール素材はグラスファイバーで、錆びにくいようパウダーコーティング加工が施されています。
生地にはポリエステルタフタ185Tを採用し、夏でも使いやすいUVプロテクト仕様。ハトメ(タープの先についたリング)の部分は破れにくいよう二重縫製されているなど、長く使える工夫も豊富にあります。
なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
今回はキャンパーズコレクション UVヘキサゴンタープ RXG-2UVを含む、ヘキサタープ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、UVカット率の検証です。
タープから50cm離した位置から人工太陽照明灯を照射し、タープの反対側にUV強度計を設置。測定した紫外線の量から、紫外線のカット率を測定しました。
人工太陽照明灯を照射したときのUVカット率は99.5%と、ほぼ100%に近い高数値を記録。比較したほとんどの商品と同等レベルのカット率で、日傘の紫外線保護数値であるUPF50+をカバーできました。
日差しをしっかりと遮れるため、真夏のキャンプやアウトドアも快適に過ごせるでしょう。
続いて、耐水性の検証です。
耐水度試験装置を使用し、タープの耐水圧を測定。耐水圧の数値をチェックし、高いものほど高評価とします。
耐水圧も1,031mmと良好です。1,000mmあれば通常の雨にも耐えられるとされており、途中で雨が降ってもタープへの水の染み込みや雨漏りを防げるでしょう。
比較したなかには耐水圧が弱くタープが雨を吸ってしまうものもありましたが、これなら「雨の日でも問題なく使える」との口コミのとおり、雨の日のキャンプも楽しめます。
次は、持ち運びやすさの検証です。
収納時の重さ・収納時の幅・手持ち紐の有無や長さをチェックしました。
持ち運びやすさはまずまずの結果に。「重い」という口コミに反し、重量は3.81kgと比較したなかでも軽量なのはよい点です。
しかし、幅が69cmと大きめなわりに、手持ち紐が41cmと短いところがネック。検証の結果、紐が50cm以上あると肩にかけて持ち運びしやすい傾向がありましたが、こちらは肩がけには不十分な長さです。ほかにも荷物がある場合は、持ち運びに手間取る可能性があります。
最後は、付属品の充実度の検証です。設営に必要なポール・ペグ・ガイロープ・ペグハンマーの有無をチェックしたところ、すべてのアイテムがそろっていてトップクラスの評価を獲得しました。
比較したなかではペグハンマーが付属しておらず、別途購入しないとスムーズな設営ができないものも。道具を買い足す必要がなく、すぐに使うことができるので初心者にもおすすめです。
本体重量(実測値) | 3.81kg |
---|---|
生地素材 | ポリエステルタフタ185T |
耐水圧(実測値) | 1,031mm |
UVカット率(実測値) | 99.5% |
良い
気になる
収納時の幅 | 69cm |
---|---|
収納時の奥行 | 13cm |
収納時の高さ | 13cm |
焚き火対応 | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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本シリーズでは、同じカラーバリエーションのキャノピーテントも展開しています。同色であわせると統一感もますので、あわせてチェックしてみましょう。
地面の状態やペグの種類によって異なりますが、ペグの角度は地面から45~60度傾けて打つことを意識してください。ペグが抜けにくくなるので、ガイロープの張りが安定し風にもあおられにくくなりますよ。
人気の張り方は小川張りとロースタイルの2種類。小川張りはテントと直結させることで、テントとタープ間の移動がスムーズに行えます。ロースタイルはタープが目隠しになり、プライベートな空間を作りたい人にぴったりです。
ほかにも、ポールを買い足して長さ・天井の高さの変更もできます。自由自在にレイアウトできるので、用途や人数にあわせてアレンジしてみましょう。
最後に、比較したなかでも高評価を獲得した商品をご紹介します。
気軽に持ち運べるものなら、キャプテンスタッグのCSブラックラベル ヘキサタープUVをチェック。収納時の重量は3.48kgと軽く、手持ち紐が長めで肩にかけたり背負ったりすることもできます。UVカット率は100%と非常に高いうえ、買い足し不要で設営に必要なものがそろっているのも魅力です。
耐水性で選ぶなら、QUICKCAMPのポリヘキサタープがおすすめ。耐水圧は7,400mmと高く、大雨を凌げる基準の1,500mmを大きく上回ったので、突然の雨でも心配なく過ごせるでしょう。4~6人の使用に適したサイズで、こちらも設営に必要なアイテムはすべてそろっていますよ。
本体重量(実測値) | 3.48kg |
---|---|
生地素材 | タープ:ポリエステル、リップストップ210T |
耐水圧(実測値) | 1,659mm |
UVカット率(実測値) | 100% |
良い
気になる
収納時の幅 | 63cm |
---|---|
収納時の奥行 | 13cm |
収納時の高さ | 15cm |
焚き火対応 |
本体重量(実測値) | 4.97kg |
---|---|
生地素材 | ポリエステル150D(UVカット加工:UPF50+) |
耐水圧(実測値) | 7,400mm |
UVカット率(実測値) | 99.8% |
良い
気になる
収納時の幅 | 74cm |
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収納時の奥行 | 21cm |
収納時の高さ | 23cm |
焚き火対応 |
QUICKCAMP ポリヘキサタープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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