




さまざまなスタイルにアレンジできるヘキサタープ、GOGlamping TCヘキサタープ TSUBASA。「日差しをしっかり遮る」と評判がよい一方で、「収納サイズが大きい」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のキャプテンスタッグやQUICKCAMPなどのヘキサタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ヘキサタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
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本コンテンツに記載の検証結果は2025年10月までの情報です
目次
GOGlamping TCヘキサタープ TSUBASAは、UVカット効果や燃えにくさを優先する人におすすめです。難燃性と遮光性に優れたポリコットン製で、タープの近くで焚火が可能。実際に真夏の太陽と同程度の紫外線を照射したところ、UVカット率は100%を記録しました。比較した全商品のなかでも100%に届いたものはわずかで、高評価を獲得しています。
大きくてかさばるイメージがあるタープですが、軽くてコンパクトに持ち運べるのもメリットです。比較したほかの商品には重さ8kg・収納時の幅が80cmを超えるものがあったなか、重量3.56kg・幅53cmに収まりました。「収納サイズが大きい」という口コミは払拭したといえるでしょう。
一方で、耐水性は振るわない結果です。専用機器で生地を調べると、耐水圧は345mmと公称値の500mmに届かず。比較した商品には大雨に耐えられる耐水圧1500mm以上のものが多かった点を考えると、雨への備えが十分とはいえませんでした。
付属品もガイロープ・ペグ・収納袋のみで、充実度はいまひとつ。ポールやペグハンマーは、別途準備しておく必要があります。「日差しをしっかり遮る」という口コミどおりの商品ですが、雨に備えたい人や買い足しの手間を省きたい人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
ヘキサタープとは、六角形のタープのこと。日差しや雨をよけて、リビングスペースを確保できるアイテムです。おしゃれで写真映えする点でも、アウトドアやキャンプ愛好家から人気を集めています。
今回ご紹介する、TCヘキサタープ TSUBASAもそのひとつ。全12か所にループを備えており、さまざまな張り方にトライできますよ。
販売しているのは、GOGlamping。「キャンプに行こう、自然こそ贅沢だ」をコンセプトに掲げ、さまざまな製品を創造するアウトドアブランドです。
本体サイズは幅420×奥行410cmで、収納時サイズは幅53×23×21cm。実測した重量は3.56kgです。メーカーは、UVカット率100%・耐水圧は500mmを公称しています。
素材には、難燃性・遮光性・耐水性に定評のある TC(テクニカルコットン)を採用。表面には、防水コーティングと撥水加工も施されています。TC素材は燃えにくいため、タープの近くで焚火ができるのも魅力のひとつです。
付属品は、以下のとおりです。ペグには夜光ヘッドがついているため、暗闇を歩く際に目印になりますよ。
<セット内容>
サイズは3~4人で使うのにぴったりな1サイズのみを展開しています。
カラーはアーミーグリーン・サンドカラー・ベージュ・黒の全4色。連結させるテントに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
今回はGOGlamping TCヘキサタープ TSUBASAを含む、ヘキサタープ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、UVカット率の検証です。
タープから50cmの位置に設置した人工太陽照明灯から、真夏の太陽と同程度の紫外線を発する光を照射。タープの反対側に固定したUV強度計の紫外線量を測定しました。検出されるUV強度が低いものほど高評価としています。
UVカット率は100%と非常に高い数値を記録。比較したほとんどの商品が95%以上を記録しましたが、100%カットできていたのは本商品を含む4点だけ(※執筆時点)でした。
「日差しをしっかり遮る」との口コミどおりの性能なので、日焼けを気にせずにキャンプを楽しめるでしょう。
次は、耐水性の検証です。
耐水度試験装置に各商品の生地を置き、耐水圧を測定しました。
耐水圧は345mmと、公称値の500mmに届きませんでした。一般的に大雨でも雨漏りしない耐水圧は1500mm以上といわれており、本商品は雨漏りの懸念がぬぐえません。公式サイトにも「大雨の場合は使用をおすすめしません」と記載されているので、天候によってタープを使い分けましょう。
なお、比較したなかで耐水圧の最高値を記録した(※執筆時点)のは、ロゴスのTradcanvas ソーラーヘキサタープ M-BB。耐水圧は9884mmあるので、雨にもしっかり備えたいならチェックしてみてください。
続いて、持ち運びやすさの検証です。
収納時の重さや幅、手持ち紐の有無などをチェックしました。
重量は3.56kgで、収納時の幅は53cm。比較したほかの商品には重さ8kg・幅80cmを超えるものがあったことをふまえると、気軽に持ち運べるといえます。「収納サイズが大きい」という口コミを払拭しました。
なお、収納袋の手持ち紐は50cmに満たないため、肩掛けはできません。ザック内にしまうか取りつける必要がありますが、軽くてコンパクトなものがほしいなら有力候補となるでしょう。
最後は、付属品の充実度の検証です。ポール・ペグ・ガイロープ・ペグハンマーの有無を確認しました。
付属しているのはガイロープとペグのみ。ポールやペグハンマーは別途購入する必要があります。比較した商品にはすべて付属しているものもあったため、充実しているとはいえません。買い足す手間を省きたい人は、必要なものがセットになった商品を選びましょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
GOGlamping TCヘキサタープ TSUBASAは、公式サイトのほかAmazonでも購入できます。サイトによってやや価格が異なるため、ご購入の際はリサーチしてみてください。
ヘキサタープを張る際は、地面が均一でできるだけ障害物や突起物がない場所を選び、ペグの角度は地面から45〜60度傾けて打つことを意識してください。ペグが抜けにくく、ガイロープの張りが強くなるので安定感が生まれ、風にも煽られにくくなります。
ヘキサタープは、テントと連結して移動しやすい「小川張り」や、目隠しになって雨も入りにくいロースタイルなどさまざまなレイアウトを楽しめます。ポールの数や長さを変えれば、広さや天井の高さも自由自在。用途や人数に応じてアレンジしてみてはいかがでしょうか。
端同士を合わせれば、簡単かつきれいにたためます。手順は以下のとおりです。
<たたみ方>
1.半分にして長い部分を折る
2.上を折って長方形にし、また半分にする
3.巻いて収納袋に入れる
最後に、雨に備えられるものや必要なものがセットになった商品をご紹介します。
日差しにも雨にも強いものなら、キャプテンスタッグ ヘキサタープUVがおすすめです。装置を使って測定したUVカット率は100%で、耐水圧は1,659mm。強い日差しにも大雨にも対応可能です。重量は3.48kgと軽く、収納袋に入れれば背負ったり肩にかけたりして持ち運べます。
設営に必要なものをそろえたい人は、QUICKCAMP ポリヘキサタープをチェック。ポール・ペグ・ペグハンマー・ガイロープすべてが付属しており、購入後すぐに張れます。検証では、UVカット率は99.8%・耐水圧7,400mmを記録しました。雨にも日差しにも強いので、天候を問わず活躍しますよ。
| 本体重量(実測値) | 3.48kg |
|---|---|
| 生地素材 | タープ:ポリエステル、リップストップ210T |
| 耐水圧(実測値) | 1,659mm |
| UVカット率(実測値) | 100% |
良い
気になる
| 収納時の幅 | 63cm |
|---|---|
| 収納時の奥行 | 13cm |
| 収納時の高さ | 15cm |
| 焚き火対応 |
| 展開時の幅 | 約435cm |
|---|---|
| 展開時の奥行 | 約410cm |
| 展開時の高さ(最小) | 約240cm |
| 展開時の高さ | 約240cm |
| 展開時の高さ(最大) | 約240cm |
| 収納時の幅 | 74cm |
| 収納時の奥行 | 21cm |
| 収納時の高さ | 23cm |
| タープの幅 | 約435cm |
| タープの奥行 | 約410cm |
| メインポールの太さ | 2.2cm |
| 軒下の高さ | 不明 |
| ガイロープの長さ | 不明 |
| 本体重量 | 約5kg |
| 本体重量(実測値) | 4.97kg |
| 総重量 | 不明 |
| ポール素材 | スチール |
| 素材 | ポリエステル150D(UVカット加工:UPF50+) |
| 生地素材 | ポリエステル150D(UVカット加工:UPF50+) |
| タイプ | タープ |
| 形状 | ヘキサ |
| 最大収容人数 | 不明 |
| 耐水圧 | 2,000mm以上 |
| 耐水圧(実測値) | 7,400mm |
| UVカット率(実測値) | 99.8% |
| UVカット率(公称値) | 不明 |
| 設営方式 | 非自立式 |
| 1人での設営時間 | 不明 |
| ロック方式 | 不明 |
| 高さ調節部の形状 | 不明 |
| ポール数 | 不明 |
| メインポール用ガイロープの本数 | ガイロープ:8本 |
| ループ付き | |
| ループの数 | 不明 |
| 自在金具タイプ | 不明 |
| 通気窓付き | 不明 |
| サイドカーテン付き | 不明 |
| サイドウォール付き | 不明 |
| メッシュスクリーン付き | 不明 |
| ベンチレーション付き | 不明 |
| キャノピー付き | 不明 |
| スカート付き | 不明 |
| 収納ポケット付き | 不明 |
| 電源コード用ジッパー付き | 不明 |
| 手持ち紐付き | |
| 収納袋付き | 不明 |
| 収納袋にキャスターあり | |
| 高さ調節機能 | 不明 |
| テント連結機能 | 不明 |
| 耐水加工 | |
| UVカット加工 | |
| 防カビ・防汚加工 | 不明 |
| 遮光加工 | 不明 |
| 遮熱加工 | 不明 |
| 焚き火対応 | |
| フルメッシュ対応 | 不明 |
| フルクローズ対応 | 不明 |
| フルオープン対応 | |
| ポール付き | |
| ガイロープ付き | 不明 |
| ペグ付き | |
| ペグハンマー付き | |
| 重り付き | |
| ランタンフック付き | 不明 |
| 延長ベルト付き | 不明 |
| 保証付き | 不明 |
| 特徴 | |
| 用途 |
QUICKCAMP ポリヘキサタープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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