組み立てやすく、簡単に設営できると人気の、マスターキャノピー ワンタッチタープテント。「雨をしっかり防げる」「組み立てが簡単」と評判です。しかし、「強風に耐えられない」という気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のワンタッチタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ワンタッチタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
マスターキャノピー ワンタッチタープテントは、風や衝撃に強く、安定感があるのが魅力の商品です。パイプは頑丈なスチール製で、シートの頂点には風が抜けるよう空気孔がついています。比較したなかでも少ない重りつきのため、衝撃に耐えやすいのも魅力です。「強風に耐えられない」との口コミもありましたが、風が強くなる海辺でも使いやすい印象です。
UVカット率は実測99.71%と非常に高いのもポイント。比較した多くの商品と同じく、35℃以上の猛暑日でも日焼けを防いで過ごせますよ。
しかし、雨にはやや弱い印象でした。「雨をしっかり防げる」との口コミに対し、耐水圧は実測825mmと低め。比較したなかには滝のような大雨にも耐えられる耐水圧1500mm以上の商品もありましたが、こちらは大雨だと雨漏りする可能性があります。
設営にやや手間がかかるのも気になるところ。フレームは4隅すべてをロックするコーナーロック式で、広げる際にも力が必要でした。比較したなかには固定部分が1か所のみのものや、フレームが滑らかに広がるものもあるなか、1人で組み立てるには時間がかかるでしょう。収納袋の口が小さく、フレームを出し入れしにくいのもネックです。
重量は15.41kgと、比較した商品の平均より2kg以上重く(※執筆時点)、収納サイズも119cmと大きめ。5人乗りの車のトランクには乗せにくいことを覚えておきましょう。雨天時にも使いやすく、組み立てから片付けまで簡単に行いたい人は、ほかの商品をチェックしてください。
実際にマスターキャノピー ワンタッチタープテントと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイワンタッチタープと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
マスターキャノピー ワンタッチタープテントの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもワンタッチタープとは、広げたフレームにシートを被せるだけで使用できるアイテム。ペグを打たなくても自立し、手順もシンプルなので、バーベキュー場やフリーマーケットの会場でも使用できます。
今回ご紹介するマスターキャノピー ワンタッチタープテントもそのひとつ。テントからガーデンパラソルまでさまざまなアウトドア用品を展開しているマスターキャノピーの商品です。キャンプのほかにもお祭りや展示会など、さまざまな場所での風や雨、日よけに使用できます。
設営方式は、フレームの固定箇所が4か所あるコーナーロック式です。高さ調節は安全ボタンで行い、206cm・196cm・185cmの3段階に調節できます。
シートには300Dポリエステル素材を採用。生地にはPUコーティング加工がされ、防水性能とUVカット性能が備わっていると謳っています。
また、フレームはスチール製。粉体塗装が施されているため、耐久性や防錆性にも期待できるつくりです。フレームには12か月の保証、そのほかの部分には6か月の保証がついていますよ。
<付属品>
展開時のサイズは幅300×高さ最大206cm。重量は15.41kgです。収納時には、幅132cmまでまとまります。
サイズ展開は2×2m・2.5×2.5m・3×3mの3種類から選べ、カラーバリエーションはモノトーンが5種類と豊富。好みのものを選べますよ。
<カラー展開>
今回はマスターキャノピー ワンタッチタープテントを含む、ワンタッチタープ全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめてでも説明書なしで直感的に組み立てられるか、以下の点をポイントにチェックしました。
<チェックポイント>
実際に組み立てたところ、完成までにやや手間がかかり、設営のしやすさはいまひとつとなりました。
高さはボタンで調整でき、指を痛めにくいのはよい点。しかし設営方式は、4隅の固定箇所をすべてロックするコーナーロック式です。比較したセンターロック式は中央部分の固定だけで済むのに対し、やや時間がかかるといえます。
ジョイント部分の部品も簡易的で、フレームを広げるのに力が必要だったため、1人だと難しく感じるかもしれません。
また、フレームとシートは分離式。展開時は幅300×奥行300cmと大きいため、こちらも2人以上のほうが取りつけやすいでしょう。収納袋の開け口も小さいためフレームを出し入れしにくく、手間取りやすいのも気になるところです。
一方で、鉄製のペグが付属しているのはうれしいポイント。足でグッと踏み込みやすく、工具を余分に準備する必要もありませんよ。
過ごしやすさでは人工太陽照明灯をタープにあて、UVメーターで紫外線カット率を計測。また、サイドカーテンの有無もポイントとしてチェックしています。
雨天時の過ごしやすさでは耐水度試験装置を使用して、耐水圧を計測。また、サイドカーテンがあるものを、さらにおすすめとしています。
測定した結果、UVカット率は99.71%と高め。UVカット率が95%以上だと、35℃以上の猛暑日でも紫外線を日焼けしにくいレベルにまで遮断できるといわれており、真夏のイベントにも重宝するでしょう。
サイドシートは付属していないため横からの日差しは防げないものの、上からの日差しは防げます。軒下の高さも181cmなので、身長が高い人でも出入りしやすいですよ。
なお比較したどの商品も、UVカット率は95%をクリアしていました。ワンタッチタープを選ぶうえで、UVカット率はあまり気にしなくてもよいでしょう。
また、サイドシートが付属していないため、横からの雨でも濡れてしまいます。天気が良い日を狙っての使用がおすすめですよ。
子どもがぶつかったり風が吹いても倒れない商品かどうか、パイプ素材・ベンチレーションがあるか・重りがあるか・ペグがあるかをチェックしました。
商品をチェックしたところ、安定性は非常に優秀。とくに比較したなかには珍しい重りがついており、人がぶつかっても倒れにくいのがメリットです。頂点のベンチレーション(空気孔)から風が抜けるため、風にも煽られにくいでしょう。「強風に耐えられない」との口コミもありましたが、風が強くなりやすい海辺でも使いやすい印象です。
また、パイプは剛性が高いスチール製を採用しています。比較したアルミ製と比べて、多少の衝撃では曲がりにくいでしょう。鉄製のペグもついているため、ペグを使用できる場所ではしっかり固定するとより安定感が増しますよ。
測りとメジャーを使用して、収納時の重さと幅を測定。重量・収納時の幅・キャスターがついていて徒歩でも持ち運びやすいかをポイントにチェック。なお、重量は11kg、収納時の幅は105cmを上限に小さく軽いものをおすすめとしました。
比較した全商品の平均重量が約13.06kg(※執筆時点)だったことをふまえると、車への積み下ろしの際に苦労するでしょう。また収納時の幅も119cmと長いので、5人乗りのトランクにはきれいに収まりませんでした。イスをフラットにしたり、斜めに収納するなど工夫が必要です。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 206cm |
収納時の幅 | 119cm |
軒下の高さ | 181cm |
耐水圧(実測値) | 825mm |
UVカット率(実測値) | 99.71% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
本体重量(実測値) | 15.41kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | 300Dポリエステル、210Dポリエステル |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、説明書がなくても組み立てやすかった商品をご紹介します。
ABCCANOPY タープテントは、センターロック式で素早く設営できる商品。中心からフレームを均一に広げられ、引っかかりもなくスムーズに組み立てられます。また、重りとサイドカーテンがセットになっており、付属品が充実しているのではじめてのタープテントにおすすめです。
ニューウェルブランズ・ジャパン インスタントバイザーシェードII/L+は、力に自信がない人におすすめです。コーナーロック式で手間はかかるものの、ジョイント部分に接続部品があるのはメリット。力や勢いがなくてもスルスルとフレームを広げられます。高さ調節もボタン式なので簡単ですよ。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 274cm |
収納時の幅 | 128cm |
軒下の高さ | 180cm |
耐水圧(実測値) | 807mm |
UVカット率(実測値) | 99.56% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
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本体重量(実測値) | 15.49kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | 300Dポリエステル |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 265cm |
収納時の幅 | 101cm |
軒下の高さ | 180cm |
耐水圧(実測値) | 9800mm以上 |
UVカット率(実測値) | 100.00% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
本体重量(実測値) | 13.86kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | 75Dポリエステルタフタ(ダークルームテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール) |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
コールマン インスタントバイザーシェードII/L+をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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