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コールマン タフスクリーンタープ/400をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

1人でも設営しやすくドームテントとも連結できると謳っているコールマン タフスクリーンタープ/400。「組み立てやすい」「夏は涼しいタープ」と評判です。しかし、「雨漏りする」と気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。


  •  日差しの遮りやすさ
  • 雨天時の過ごしやすさ
  • 居住性
  • 設営の簡単さ

さらに、人気のDODやQUICKCAMPなどのスクリーンタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スクリーンタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年06月06日更新
舘岡新九郎
ガイド
キャンプインストラクター/マイベスト アウトドア担当
舘岡新九郎

キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。

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自社施設

目次

はじめに結論!いろいろなシーンに対応したいならこれ!3wayタイプで、日差しもカットできる

ベストバイ スクリーンタープ
雨天時の過ごしやすさ No.1
居住性 No.1

Newell Brands
Colemanタフスクリーンタープ/400 2000031577

49,490円

タフスクリーンタープ/400

おすすめスコア

4.51
1位 / 7商品中
  • 雨天時の過ごしやすさ

    4.65
  • |
  • 設営の簡単さ

    3.69
  • |
  • 日差しの遮りやすさ

    4.65
  • |
  • 居住性

    5.00
最大収容人数6〜8人
耐水圧(実測値)1476mm
UVカット率(実測値)96.93%
フルメッシュ対応
フルクローズ対応
フルオープン対応

良い

  • UVカット率が高く真夏でも日差しを遮れる
  • 2面オープンできるので高い通気性が確保できる
  • フルオープン・フルメッシュに対応しているので日に応じて使い分けられる

気になる

  • 特になし

コールマン タフスクリーンタープ/400は、スクリーンタープをお探しのすべての人におすすめです。とくに使い勝手が優秀で、すべての面にメッシュスクリーンがつき、自由に上げ下げできるのが魅力。フルオープン・フルメッシュ・フルクローズと、天候や季節に応じて調整できます。比較したなかにはクローズにできないものもあるなか、さまざまなシーンで使えますよ。


「雨漏りする」という気になる口コミもありますが、実際に測定した耐水圧は1,476mmと、たいていの雨にも耐えられます。比較した商品には小雨も防げないものもありましたが、これなら突然雨が降っても引き続きキャンプを楽しめるでしょう。


UVカット率の実測値も96%と高く、真夏の日差しを遮れる仕様。太陽の向きに合わせて面をクローズにできるので、長く快適に過ごせますよ。クローズの面とオープンの面を組み合わせれば、日光を遮りながら通気性も確保できます。


一方、設営には複数の工程が必要です。ポールとスリットに色がついていてわかりやすく、ペグハンマーもついてきますが、比較したなかにはワンタッチで組み立てられる商品もありました。重量も12.57kgとやや重く、徒歩での持ち運びがしにくい点も惜しいところです。


とはいえ、強い日差しや雨をしっかりガードでき、季節を問わず使いやすい魅力的な商品です。タープとして単独でも使用でき、ドームテントとも連結できますよ。本格的にアウトドアで使用したい人は、ぜひ購入してみてくださいね。

コールマン タフスクリーンタープ/400とは?

コールマン タフスクリーンタープ/400とは?

そもそもスクリーンタープとは、タープと異なりサイドにカーテン・メッシュがつき、防虫しながらアウトドアを楽しめるアイテムです。フロアシートがないため宿泊には不向きですが、骨組みがあるため簡単に設営できます。


今回ご紹介するコールマン タフスクリーンタープ/400もそのひとつ。アメリカでアウトドア用品を展開しているコールマンの日本支社、ニューウェルブランズ・ジャパンの商品です。


6面すべてにメッシュスクリーンがつき、スクリーンの上げ下げでフルオープン・フルメッシュ・フルクローズにできるのが特徴。蒸し暑い日や悪天候時など天候や季節に応じて使い分けられます。テントと連結できるジョイントフラップもつき、家族や友人と広々過ごしたいときにも便利ですよ。

金属製のフレームと耐水性の高いシートつき。最大収容人数は6~8人

金属製のフレームと耐水性の高いシートつき。最大収容人数は6~8人

アルミ合金製のポールが骨組みのため強風への耐久性が高く、風の通りをよくするサークルベンチレーションシステムがついています。タープの素材は75Dポリエステルタフタで、約2,000mmの高い耐水圧を持つといわれていますよ。


展開時のサイズは約400×360×210cmになり、最大6~8人の収容が可能です。重量は約12.5kg、収納時のサイズは約直径26×幅74cmになります。


付属品は、ペグ・ハンマー・ロープ・収納ケースの4つ。アシスト機能がつき、1人での組み立ても簡単と謳われています。公式サイトにも1人での設営方法やドームテントとの連結方法を動画で公開しているため、一度チェックしてみてくださいね。

実際に使ってみてわかったコールマン タフスクリーンタープ/400の本当の実力!

今回はコールマン タフスクリーンタープ/400を含む、スクリーンタープ全6商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 日差しの遮りやすさ
  2. 雨天時の過ごしやすさ
  3. 居住性
  4. 設営の簡単さ

UVカット率は96%以上。太陽の向きでクローズ面の変更が可能

UVカット率は96%以上。太陽の向きでクローズ面の変更が可能

はじめに、日差しの遮りやすさの検証です。


人工太陽照明灯をタープ内に照射して、タープがどれだけ紫外線をカットするかチェックしました。

2面以上をクローズにできるので、日差しをカットできる

2面以上をクローズにできるので、日差しをカットできる

日差しの遮りやすさは高評価。デジタル紫外線強度計で測定したUVカット率は約96.9%と、全体平均の約99.26%(※執筆時点)を若干下回ったものの、真夏の日差しは十分遮れるといえます。


さらにスクリーンを2面以上クローズにでき、太陽の向きに合わせて上げ下げできるのも魅力。クローズする面とオープンにする面を組み合わせれば風通しもよくなり、湿度の高い日にも重宝しますよ。

耐水圧が高く、雨の日も快適。梅雨の季節にも使いやすい

耐水圧が高く、雨の日も快適。梅雨の季節にも使いやすい

次に、雨天時の過ごしやすさの検証です。耐水度試験装置にタープの布をセットして、生地に染み込む水を抑える耐水圧を測定しました。


耐水圧は約1,476mmと検証トップレベルの高さです。メーカー公称の2,000mmには届かなかったものの、比較した商品の平均約1,415mm(※執筆時点)を上回る素材の強さを発揮しました。


「雨漏りする」との口コミに反して、通常の雨であれば十分耐えられるでしょう。側面もフルクローズにできるため、横からの雨もしっかり防げますよ。

フルオープン・フルメッシュ・フルクローズの3WAYタイプ。空気が循環するベンチレーションつき

フルオープン・フルメッシュ・フルクローズの3WAYタイプ。空気が循環するベンチレーションつき

続いて、居住性の検証です。


タープ内で快適に過ごせるか、以下の点をポイントにチェックしました。


評価のポイント

  • タープの状態:フルオーオプンにできて通気性がよいか・フルメッシュにできて虫を防げるか・プライバシーを守れるフルクローズにできるか
  • タープの材質:コットン製でタープ表面が熱くなりにくいか
  • 通気性のあるベンチレーションがあるか
  • 収納性が高いポケットがあるか

フルメッシュで防虫だけでなく、涼しさも確保できる

フルメッシュで防虫だけでなく、涼しさも確保できる

本品はフルオープン・フルメッシュ・フルクローズの3wayに対応しており、居住性は優秀。プライバシーを守りたいとき、フルメッシュで虫を防ぎたいときなどシーンによって使い分けられます。


風通しがよくなるベンチレーションもついているため、クローズにしても熱がこもりにくいのもよい点です。タープはコットン製ではないので、気温によっては表面が熱くなることがありますが、中は暑くなりにくいでしょう。


比較したなかで通気性が低かった商品と比べると、口コミどおり蒸し暑い日でも過ごしやすいといえます。タープ内に小物を入れられるポケットがあるので、バーベキューやピクニックなど小物を少し片づけたいときにも役立ちますよ。

ポール式で設営はやや手間。重い点もネック

ポール式で設営はやや手間。重い点もネック

最後に、設営の簡単さの検証です。


ワンタッチ式タイプか・足で踏み込みやすい鉄製で丈夫画平らなペグか・ペグハンマーが付属しているか・軽量か・取扱説明書が付属しているかをポイントにチェックしました。

組み立てやすい工夫があるが、複数の工程がある

組み立てやすい工夫があるが、複数の工程がある
メーカーでは簡単に設営できると謳われているものの、完成までにやや時間がかかり評価は伸び悩みました。

設営方法はポール式で、ポールを組み立ててタープのスリットに差し込むなどの作業が必要になります。ポールとスリットは見やすいよう色づけされ、鉄製のペグは打ち込みやすい形状でペグハンマーも付属しており、作業自体は複雑ではありません。しかし、比較した骨組みを広げるだけで完成するワンタッチ式のものと比べると、やや手間といえます。

収納時は幅広で重量も重め。持ち歩きには不向き

収納時は幅広で重量も重め。持ち歩きには不向き

また重量も12.57kgと、全体平均の9.86kg(※執筆時点)と比べるとやや重め。収納時のサイズも直径26×幅74cmと幅広です。


車のトランクに積む分には問題ありませんが、キャンプ場まで長時間歩く際には持ち運びしにくい可能性があります。

コールマン タフスクリーンタープ/400の詳細情報

ベストバイ スクリーンタープ
雨天時の過ごしやすさ No.1
居住性 No.1

Newell Brands
Colemanタフスクリーンタープ/400 2000031577

おすすめスコア
4.51
スクリーンタープ1位/7商品
雨天時の過ごしやすさ
4.65
設営の簡単さ
3.69
日差しの遮りやすさ
4.65
居住性
5.00
タフスクリーンタープ/400  1
タフスクリーンタープ/400  2
タフスクリーンタープ/400  3
タフスクリーンタープ/400  4
タフスクリーンタープ/400  5
タフスクリーンタープ/400  6
タフスクリーンタープ/400  7
タフスクリーンタープ/400  8
タフスクリーンタープ/400  9
タフスクリーンタープ/400  10
タフスクリーンタープ/400  11
タフスクリーンタープ/400  12
タフスクリーンタープ/400  13
最安価格
Amazonで売れています!
49,490円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
49,490円
在庫わずか
最大収容人数6〜8人
耐水圧(実測値)1476mm
UVカット率(実測値)96.93%
フルメッシュ対応
フルクローズ対応
フルオープン対応
展開時の幅
400cm
展開時の奥行
360cm
展開時の高さ
210cm
本体重量(実測値)
12.57kg
生地素材
75Dポリエステルタフタ
設営方式
ポール式

良い

  • UVカット率が高く真夏でも日差しを遮れる
  • 2面オープンできるので高い通気性が確保できる
  • フルオープン・フルメッシュに対応しているので日に応じて使い分けられる

気になる

  • 特になし
収納時の幅26cm
収納時の奥行74cm
収納時の高さ26cm
ベンチレーション付き
キャノピー付き
スカート付き
収納ポケット付き
テント連結機能
ペグハンマー付き
ランタンフック付き
全部見る

コールマン タフスクリーンタープ/400の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    49,490円

    (最安)

    販売価格:49,490円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    国東総合商店
    4.79

    (19件)

  2. 2

    50,320円

    (+830円)

    販売価格:50,320円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    ファーストレグ
    4.33

    (12件)

  3. 3

    51,307円

    (+1,817円)

    販売価格:51,307円

    ポイント:0円相当

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  4. 4

    54,410円

    (+4,920円)

    販売価格:54,410円

    ポイント:0円相当

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    Pinus Copia
    4.47

    (174件)

  5. 5

    54,800円

    (+5,310円)

    販売価格:54,800円

    ポイント:0円相当

    送料無料

コールマン タフスクリーンタープ/400はどこで買える?

コールマン タフスクリーンタープ/400はどこで買える?
出典:coleman.co.jp
コールマン タフスクリーンタープ/400は、全国に展開している直営店で購入可能。また公式オンラインショップでも購入できます。価格は、執筆時点で税込62,480円(※公式サイト参照)です。

そのほかにも、楽天市場・Yahoo!ショッピング・amazonでも販売が確認できました。利用しやすいショップをチェックしてみてくださいね。

風の強い日に設営はできるの?

風の強い日に設営はできるの?

スクリーンタープは、風がある日の設営はおすすめしません風に影響を受けやすく、風が強いと骨組みが曲がったり、風に飛ばされたりと大きな事故につながるリスクが高まります。風がない日に使用しましょう。

真夏でも使いやすいスクリーンタープはこちら

最後に、日差しの遮りやすさで高評価だった商品をご紹介します。


DOD ファイヤーベースは、紫外線を99.93%遮断して、2面クローズで日光を遮れる商品です。そのうえ2面オープンが可能なので通気性を確保できる点がうれしいポイント。生地もポリコットン製のため、太陽に長時間さらされても熱くなりにくいでしょう。


酷暑でも涼しく使用したい人は、QUICKCAMP ワイドスクリーンタイプをチェック。UVカット率は99.93%あり、フルクローズできるため強い日差しも遮れます。また空気を循環できるベンチレーションがついているだけではなく、屋根を延長して日陰の面積を広くできるキャノピーがついている点も魅力です。

DOD
DODファイヤーベースT8-524-BG

おすすめスコア
4.30
雨天時の過ごしやすさ
4.29
設営の簡単さ
3.31
日差しの遮りやすさ
4.65
居住性
5.00
参考価格
53,123円
やや高価格
最大収容人数8人
耐水圧(実測値)455mm
UVカット率(実測値)99.93%
フルメッシュ対応
フルクローズ対応
フルオープン対応
展開時の幅
330cm
展開時の奥行
500cm
展開時の高さ
240cm
本体重量(実測値)
15.1kg
生地素材
アウターテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%、撥水加工)/フロア:210Dポリエステル(PUコーティング)
設営方式
ポール式

良い

  • UVカット率が高く夏の厳しい日差しも遮れる
  • 2面クローズ・オープン対応で、日光を遮りつつ通気性を確保できる
  • 難熱性が高い素材を使っていて、近くで焚火もできる

気になる

  • 重量があるうえ、ポールを組み立てる手間がかかり、準備が大変
収納時の幅70cm
収納時の奥行30cm
収納時の高さ28cm
ベンチレーション付き
キャノピー付き
スカート付き
収納ポケット付き
テント連結機能不明
ペグハンマー付き
ランタンフック付き
全部見る
ファイヤーベース

DOD ファイヤーベース T8-524-BGをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

QUICKCAMP
QUICKCAMPワイドスクリーンタープ QC-SS400N

おすすめスコア
4.27
雨天時の過ごしやすさ
4.65
設営の簡単さ
4.76
日差しの遮りやすさ
5.00
居住性
3.57
最安価格
24,800円
中価格
最大収容人数6人
耐水圧(実測値)1044mm
UVカット率(実測値)99.93%
フルメッシュ対応
フルクローズ対応
フルオープン対応
展開時の幅
395cm
展開時の奥行
275cm
展開時の高さ
215cm
本体重量(実測値)
10.99kg
生地素材
150D(ポリエステル150D)
設営方式
ワンタッチ式

良い

  • UVカット率が高いうえフルクローズにでき、しっかり日差しを遮れる
  • 空気を循環させるベンチレーションにより、涼しく感じやすい
  • ワンタッチ式で初心者も設営しやすい

気になる

  • フルオープンにできないため、閉塞感が気になる可能性
収納時の幅135cm
収納時の奥行20cm
収納時の高さ20cm
ベンチレーション付き
キャノピー付き
スカート付き
収納ポケット付き
テント連結機能不明
ペグハンマー付き
ランタンフック付き
全部見る
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