




焚き火も楽しめると人気のヘキサタープ、DOD いつかのタープTC。「日差しを抑えられる」「初心者でも道具を買い足す必要がない」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のキャプテンスタッグやQUICKCAMPなどのヘキサタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ヘキサタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
DOD いつかのタープTCは、高いUVカット率で夏の日差しを遮られるのが魅力。しかし水濡れに弱く、全体的な評価が伸び悩みました。UV強度計でタープを通る紫外線量を測定したところ、UVカット率は99.7%と非常に高い数値を記録。比較したほとんどの商品と同様に日差しをカットしやすく、夏のアウトドアにも重宝するでしょう。
「初心者でも道具を買い足す必要がない」との口コミどおり、タープの設営に必要なポール・ペグ・ガイロープが付属しているのもうれしいポイント。比較したなかにはタープ生地だけの商品もありましたが、これならはじめてタープを使う人でもパーツの購入に迷わないでしょう。ただしペグハンマーは付属していないので、必要な人は別で購入してくださいね。
しかし、肝心の耐水圧はかなり低めです。500mm以上あると小雨に対応できるといわれているなか、耐水度試験装置での結果は334mm。水が染み込みやすく、少しの雨でも雨漏りする可能性があります。比較した商品には、大雨にも耐えられる1,500mmを大きく超える商品も複数あるのに対し、突然の雨に対応できないのがネックです。
付属品がある分重量も7.88kgと重く、持ち運びしにくいのもデメリット。収納バッグの手持ち紐も48cmと短めで、肩掛けが難しい印象です。徒歩移動が多い場所などでは負担を感じるかもしれません。
必要なパーツがそろった日差しに強いタープですが、天候の変化に対応しにくく、シーンによっては使いづらい可能性があります。どのような天候でも気兼ねなくアウトドアを楽しみたい人は、ほかの商品を検討してください。
実際にDOD いつかのタープTCと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイヘキサタープと、UVカット率・耐水性・持ち運びやすさ・付属品の充実度それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
DOD いつかのタープTCのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
キャプテンスタッグ
日焼けと雨を気にせず過ごせる!持ち運びやすさも優れていた
ロゴスコーポレーション
日と雨をしっかり防げる!コンパクトに持ち運びしたいならコレ
そもそもヘキサタープとは、六角形のタープで中央に広いスペースを確保できるアイテム。おしゃれな形状で、日差しや雨から守ってくれます。
今回は、国内のキャンプ用品ブランド・DODから、いつかのタープTCをご紹介します。生地にポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡生地)を使用しており、火の粉が当たっても穴が空きにくい*のが特徴。組み立てるとW420×D410×H230cmの大きさになり、家族でのキャンプにも使いやすいサイズ設計と謳われています。
燃えない素材ではありません。火の粉のかかり方によってはテントに穴が空く場合があります。
夏場の日差しを遮りやすい、しっとりとした厚みのある生地で、UVカット値はUPF 50+・遮光率の公称値は97%以上。雨は350mmまで耐えられる設計です。
設営に必要なペグ・ロープなどがすべてそろったオールインワンタイプで、タープをはじめて使う人でも買い足しの必要がないのも魅力です。
収納バッグがつき、W67×D17×H17cm・重量8.3kgにまとまります。カラー展開は、カーキ・ブルーグレー・ブラック・タンの4種類あり、好みのカラーを選べますよ。
<専用付属品の詳細>
UVカット率が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「真夏の日差しを完全にカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐水性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「急に大雨が降っても雨を防げる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「リュックサックに入れられるほどコンパクトなうえに、片手で持ちやすい軽さで手持ち紐を肩にかけられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
付属品が充実している商品としてユーザーがとても満足できる基準を「付属品を追加購入する必要がないうえに、タープが設営しやすくする道具が付属している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
はじめに、UVカット率の検証です。
タープに人工太陽照明灯を直接あて、タープの裏側に固定したUV強度計で紫外線量を測定。100%を上限にUVカット率が高いものを高評価としました。
UVカット率の実測値は、99.7%と高評価です。日傘の高品質基準であるUPF50+を満たしており、メーカーの謳い文句どおり夏場の強い日差しを遮られるといえます。
なお、比較したほとんどの商品が95%以上のUVカット率を備えていました。どの商品も紫外線への対策が行われており、日焼けの心配は少ないでしょう。
次に、耐水性の検証です。
耐水度試験装置を使用して、タープの耐水圧を測定。1,500mmを上限に、耐水圧が高いものを高評価としました。
耐水圧の実測値は334mmとかなり低く、検証でも生地が水を吸い込んで漏れてしまいました。耐水圧が500mm以上あると小雨に対応できるといわれているなか、少しの雨でも雨漏りする可能性があります。
大雨に耐えられるとされる耐水圧は1,500mm以上。検証の結果、キャプテンスタッグの「CSブラックラベル ヘキサタープUV」は耐水圧1,659mm、QUICKCAMPの「ポリヘキサタープ」は耐水圧7,400mmと高い数値を記録しました。突然の大雨にも対応できるものなら、こちらもおすすめですよ。
続いて、持ち運びやすさの検証です。
リュックサックにはいるほどの大きさか・片手で持てるか・肩にかけられる手持ち紐があるかをチェックしました。
持ち運びしにくいのもネックです。重量の実測値は7.88kg・収納バッグの幅は64cmと、大きく重め。比較したなかでは3kg台に収まった商品が多くあったのに対し、ポールやロープなどの付属品がついている分バッグにずっしりとした重さを感じます。手持ち紐も48cmとやや短く、肩掛けしにくいのも気になるところです。
付属品が充実していながら軽量で持ち運びしやすかったのは、キャプテンスタッグの「CSブラックラベル ヘキサタープUV」。ポール・ペグつきで3.48kgとかなり軽いうえ、手持ち紐も長く肩掛けしやすい印象でした。徒歩移動の多い場所なら、こちらもチェックしてみましょう。
最後に、付属品の充実度の検証です。タープを設営しやすくするポール・ペグ・ガイロープ・ペグハンマーが付属しているか確認しました。
「初心者でも道具を買い足す必要がない」との口コミどおり、豊富に付属品があり高評価を獲得。ヘキサタープを張るために必要なポール・ペグ・ガイロープが、はじめから付属しています。比較したなかにはタープ生地だけの商品もあるなか、はじめて設営する人でも付属品の購入に迷うことがないでしょう。
ペグハンマーはついていないため、こちらだけ追加購入してくださいね。
| 本体重量(実測値) | 7.88kg |
|---|---|
| 生地素材 | TC(テクニカルコットン)素材 |
| 耐水圧(実測値) | 334mm |
| UVカット率(実測値) | 99.7% |
良い
気になる
| 収納時の幅 | 64cm |
|---|---|
| 収納時の奥行 | 17cm |
| 収納時の高さ | 17cm |
| 焚き火対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
14,080円
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DOD いつかのタープTCはの価格は、執筆時点で税込17,600円(※公式サイト参照)。公式オンラインストアで購入できます。
なお同シリーズには、生地にポリエステルを使用した「いつかのタープ」も販売中です。違いとしては、こちらは重量が5.4kgと軽く、2000mmの高い耐水圧を備えているのが特徴。展開時のサイズは同じで、買い足しの必要がないオールインワンタイプなので、こちらもチェックしてみてくださいね。
<タープ設営の手順>
①地面にタープの生地を広げる
②ポールを2本組み立てて、グロメットに差し込む
③ポールを基準に、黒色の自在がついたメインロープを45度の角度で配置する
④メインロープの先端4か所にペグを打ち込み、ポールを立てる
⑤タープが均等に張るよう、メインロープの長さを自在で調整する
⑥シルバーの自在がついたサブロープで、残りのロープにペグを打ち込む
ヘキサタープを使用するメリットは、アレンジがたくさんできること。テントとの連結や移動がしやすい小川張りや目隠し効果があるロースタイルだけではなく、ポールを増やすことで広さや天井の高さも変更できます。使用シーンに合わせてアレンジするとよいでしょう。
最後に、耐水圧の検証で高評価だった商品をご紹介します。
キャプテンスタッグ ヘキサタープUVは、突然の雨に備えられる商品です。耐水度試験装置を使用したところ、耐水圧は1,659mmと高評価。急に大雨が降っても耐えられます。また収納時には3.48kgと軽量で手持ち紐が50cm以上と長いため、肩にかけたり背負って持ち運べて重宝しますよ。
雨キャンプを楽しみたい人は、QUICKCAMP ポリヘキサタープがおすすめです。耐水圧は7,400mmとトップレベル。あえて雨の日を選んで使用しても、雨水の侵入をしっかり防げます。さらにUVカット率も99.8%と高いので、日差しが強い晴天日にもぴったりできるでしょう。
| 本体重量(実測値) | 3.48kg |
|---|---|
| 生地素材 | タープ:ポリエステル、リップストップ210T |
| 耐水圧(実測値) | 1,659mm |
| UVカット率(実測値) | 100% |
良い
気になる
| 収納時の幅 | 63cm |
|---|---|
| 収納時の奥行 | 13cm |
| 収納時の高さ | 15cm |
| 焚き火対応 |
| 展開時の幅 | 約435cm |
|---|---|
| 展開時の奥行 | 約410cm |
| 展開時の高さ(最小) | 約240cm |
| 展開時の高さ | 約240cm |
| 展開時の高さ(最大) | 約240cm |
| 収納時の幅 | 74cm |
| 収納時の奥行 | 21cm |
| 収納時の高さ | 23cm |
| タープの幅 | 約435cm |
| タープの奥行 | 約410cm |
| メインポールの太さ | 2.2cm |
| 軒下の高さ | 不明 |
| ガイロープの長さ | 不明 |
| 本体重量 | 約5kg |
| 本体重量(実測値) | 4.97kg |
| 総重量 | 不明 |
| ポール素材 | スチール |
| 素材 | ポリエステル150D(UVカット加工:UPF50+) |
| 生地素材 | ポリエステル150D(UVカット加工:UPF50+) |
| タイプ | タープ |
| 形状 | ヘキサ |
| 最大収容人数 | 不明 |
| 耐水圧 | 2,000mm以上 |
| 耐水圧(実測値) | 7,400mm |
| UVカット率(実測値) | 99.8% |
| UVカット率(公称値) | 不明 |
| 設営方式 | 非自立式 |
| 1人での設営時間 | 不明 |
| ロック方式 | 不明 |
| 高さ調節部の形状 | 不明 |
| ポール数 | 不明 |
| メインポール用ガイロープの本数 | ガイロープ:8本 |
| ループ付き | |
| ループの数 | 不明 |
| 自在金具タイプ | 不明 |
| 通気窓付き | 不明 |
| サイドカーテン付き | 不明 |
| サイドウォール付き | 不明 |
| メッシュスクリーン付き | 不明 |
| ベンチレーション付き | 不明 |
| キャノピー付き | 不明 |
| スカート付き | 不明 |
| 収納ポケット付き | 不明 |
| 電源コード用ジッパー付き | 不明 |
| 手持ち紐付き | |
| 収納袋付き | 不明 |
| 収納袋にキャスターあり | |
| 高さ調節機能 | 不明 |
| テント連結機能 | 不明 |
| 耐水加工 | |
| UVカット加工 | |
| 防カビ・防汚加工 | 不明 |
| 遮光加工 | 不明 |
| 遮熱加工 | 不明 |
| 焚き火対応 | |
| フルメッシュ対応 | 不明 |
| フルクローズ対応 | 不明 |
| フルオープン対応 | |
| ポール付き | |
| ガイロープ付き | 不明 |
| ペグ付き | |
| ペグハンマー付き | |
| 重り付き | |
| ランタンフック付き | 不明 |
| 延長ベルト付き | 不明 |
| 保証付き | 不明 |
| 特徴 | |
| 用途 |
QUICKCAMP ポリヘキサタープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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