生地のどの部分でも耐水圧が3,000mmあると謳うレクタタープ、スノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841H。「耐水性がよい」「しっかり日よけできる」など、評判のよい口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のレクタタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、レクタタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
スノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hは、天候を気にせずキャンプを楽しみたい人におすすめです。耐水度試験装置で計測してみると、耐水圧は2,412mmを記録。3,000mmという公表値にはおよばないものの、比較した全商品の平均1,740.21mm(※執筆時点)を上回り、「耐水性がよい」との口コミどおりの結果です。タープに雨が染み込みにくいため、急な大雨にも耐えられます。
人口太陽照明灯でタープを照射し、UV強度計で計測したところ、紫外線を99.7%カット。検証では、比較したほとんどの商品が、95%以上のUVカット率を記録しました。本品も「しっかり日よけできる」という評判どおりの実力を発揮。日差しが強い日でも、タープ下にいれば日焼けを気にせずに楽しめるでしょう。
重量は2.64kgと軽いため、持ち運びやすさもおおむね良好。比較した全商品の平均値4.12kg(※執筆時点)を大幅に下回り、負担になりにくい重さです。ただし、収納時の幅は77cmとやや大きめ。手持ち紐の長さは48cmと短いため、肩にかけにくいのが難点です。長距離を持ち歩くのは大変ですが、近い場所なら無理なく運べます。
また、ガイロープは付属しているものの、設営に欠かせないポール・ペグが含まれていない点がネック。はじめてキャンプ用品を購入する場合にはいまひとつですが、すでにポールやペグを持っている人にはおすすめです。付属品が充実しているものがほしいなら、ほかの商品も検討してみてくださいね
実際にスノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイレクタタープと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
スノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
ロゴスコーポレーション
日差しと雨をしっかり防げる!持ち運びもしやすいベストバイ
そもそもレクタタープとは、長方形のシンプルなタープのこと。「レクタングル(rectangle)=長方形」が名前の由来で、大きな日陰を作れるうえに幅広くアレンジできるのが特徴です。六角形のヘキサタープとの違いは、形状と活用できるスペースの広さ。4〜5人以上の大人数で利用するなら、スペースを確保しやすいレクタタープがおすすめです。
今回ご紹介するスノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hは、生地のどの部分でも耐水圧が3,000mmあると謳う商品です。防水性にもこだわり、雨水がスムーズに流れやすいよう、稜線部の剥ぎ目をずらしているのが特徴。また縫製部分には、防水対策としてシームテープも施されています。
販売元のスノーピークは、アウトドア製品の開発・製造・販売を行うメーカー。タープの分野では、難燃性素材を使用した焚火対応タープ・テントとタープのセット商品なども販売しています。
幕体には、シールド加工(遮光ピグメントPU加工)を採用。生地を通す光を軽減し、加工されていないものに比べると、タープ下の温度が2~4℃低くなると謳っています。生地素材には210Dポリエステルオックスを採用。衝撃を逃がす構造、強度を保つ縫製にもこだわっています。
本体サイズは775×990cm、ロープを含めた重量は3.7kg。収納時のサイズは、幅80×奥行17×高さ22cmです。長さ調整できる自在つきロープ(二股用9m×2本・3m×4本)・ポールケース・ペグケース・キャリーバッグが付属。合計8か所に穴が施され、サブポール・張り綱でさまざまな貼り方ができます。
なお、設営に必要なウィングポールは付属していないので、別途購入しましょう。
カラー展開はブラウンのみの1色。サイズはM・Lから選べるうえに、ポール・ペグハンマーなどが付属しているProセットも販売しています。
<商品展開・税込価格>
執筆時点・参照:公式サイト
レクタタープのサイズは、使用人数・目的・設置場所を目安に決めるのがおすすめ。3~4人で使用するなら4×5mサイズがぴったり。キャンプやBBQのとき、十分な日よけスペースが確保できます。
1~2人で使う場合は、3×3mサイズがうってつけ。コンパクトながら日よけ・雨よけとしてもしっかり役立ち、居心地のよいリビングスペースが作れますよ。
今回はスノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hを含む、人気のレクタタープを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、UVカット率の検証です。
人口太陽照明灯をタープに照射し、UV強度計をタープの反対側に設置して紫外線の量を計測。直接照射したときの紫外線量を基準とし、100%を上限にUVカット率を算出しました。UVカット率が高いものほど高評価としています。
検証の結果、UVカット率は99.7%を記録。比較したなかには100%を記録した商品もありましたが、こちらも十分なUVカット率といえます。
日焼けが気になるなら、UPF50+を満たすUVカット率95%以上のものがおすすめ。本品も、「しっかり日よけできる」という口コミどおり、日差しが強い日でも紫外線を気にせずに過ごせるでしょう。
次は、耐水性の検証です。
タープ生地の耐水圧を、耐水度試験装置を使用して測定。急な大雨でも雨を防げる商品として、耐水圧が高いものほど高評価としました。
耐水圧を測定したところ、2,412mmを記録して高評価を獲得。比較した全商品の平均1,740.21mm(※執筆時点)を大きく上回り、耐水圧は優秀です。メーカー公称の耐水圧3,000mmにはやや届かなかったものの、「耐水性がよい」との口コミどおりの実力を発揮しました。
検証では、耐水圧1,500mm以上のタープは、大雨が降っても雨漏りの心配がないことがわかりました。本品も急な大雨にも対応できるため、天候に関わらずキャンプを楽しめるでしょう。
続いては、持ち運びやすさの検証です。
実際に商品を確認し、重量・収納時の幅・手持ち紐の有無をチェック。リュックサックに入るほどコンパクトで片手で持てるくらい軽く、紐で肩にかけられる商品を高評価としました。
重量2.64kgと軽量なため、持ち運びやすさは良好。比較した全商品の平均重量が4.12kg(※執筆時点)だったのに対し、こちらは持ち運ぶときに負担になりにくい重さといえます。
一方で、収納時の幅は77cmと長く、リュックサックに入れて持ち運びにくいサイズ。手持ち紐はあるものの48cmと短く、肩にかけるのが難しいうえに手で持つとタープが足に当たります。長距離を運ぶのには不向きですが、近い距離であれば問題なく持ち運べるでしょう。
最後は、付属品の充実度の検証です。実際に商品を確認し、ポール・ペグ・ガイロープ・ペグハンマーの有無をチェック。付属品を別途購入する必要がなく、タープの設営に必要な道具が充実しているものほど高評価としました。
付属しているのはガイロープのみで、付属品が充実しているとはいえない結果に。設営に必要なポール・ペグは含まれていません。所持していない人は別で用意するか、ポール・ペグハンマーがついたセット商品を購入するのもひとつの手です。
なお、比較したうちポールが付属していたのは、全体の1割ほどと少数でした。別で購入する手間を省きたいなら、付属品の種類に注目して選ぶのがおすすめです。
本体重量(実測値) | 2.64kg |
---|---|
生地素材 | ポリエステル |
耐水圧(実測値) | 2412mm |
UVカット率(実測値) | 99.7% |
良い
気になる
収納時の幅 | 77cm |
---|---|
収納時の奥行 | 17cm |
収納時の高さ | 22cm |
焚き火対応 |
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なお公式サイトでは、設営に必要なポールとして、240cmのメインポール2本・170cmのサブポール4本を推奨。公式サイトでの値段は以下のとおりです。
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執筆時点・参照:公式サイト
ここでは、スノーピーク HDタープ “シールド”・レクタ(M) TP-841Hの張り方をご紹介します。以下の手順を参考にしてください。
<設営の手順>
①タープを平らな地面に広げる
②メインとするテープの三角金具にポール先端を挿し、上からメイン用二股ロープを掛ける
③2本のポールを立ち上げ、ポールを結ぶタープの稜線に対して外側に二股ロープを引き、ポールを中心に左右約45度に開いた位置にペグを設置する
④ロープにある自在の位置を調整し、稜線が1割ほど緩んだ状態にする
⑤サブポールをタープのコーナーにあるグロメットに挿し、上からサブロープを掛ける
⑥メインロープから順にテンションを掛け、サブロープは対角線にあるものを順に8割程度の力で引き、もう一度同じ順で最後まで引く
⑦必要であればサブポール側の辺をロープで引きおろす
なお、設営は必ず2人以上で行うようにしてください。設営する際は、地盤がしっかりしていて水はけがよく、平らな場所を選びましょう。(参照:公式サイト)
風が強いとき・プライベート空間を作りたときには、ワンポール張りがぴったりです。レイアウト次第でいろいろな設営ができるので、お気に入りの張り方を見つけましょう。
最後に、持ち運びやすく初心者でも扱いやすい上位商品をご紹介します。
コンパクトに持ち運びたいなら、OutdoorMaster 防水タープがおすすめです。収納時の幅は33cmと小さいうえに重量2.84kgと軽量。ザップに入れて持ち運べます。ポールは別で用意する必要がありますが、ペグ・ガイロープは付属。耐水圧・UVカット率も優秀で、天候を問わずキャンプを楽しめます。
すでにポールを持っているなら、Aqua Quest サファリ軽量タープも選択肢のひとつ。ペグ・ロープが付属しているため、ポールがあれば設営できます。収納時の幅は33cmとコンパクトで、重量は2.17kgと軽量。ループの数が多く、設置するフィールドに合わせてアレンジできるのも魅力です。
本体重量(実測値) | 2.84kg |
---|---|
生地素材 | ポリエステル |
耐水圧(実測値) | 3413mm |
UVカット率(実測値) | 99.9% |
良い
気になる
収納時の幅 | 33cm |
---|---|
収納時の奥行 | 8cm |
収納時の高さ | 31cm |
焚き火対応 |
OutdoorMaster 防水タープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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