開くだけの簡単組み立てと謳っているワンタッチタープ、コールマン インスタントバイザーシェードII/L+。「簡単に設営できる」「日差し除けによい」と評判です。しかし、「重い」という気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のABCCANOPYやLOGOSなどのワンタッチタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ワンタッチタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
15,940円
おすすめスコア
耐水圧の高さ
安全に使用できる配慮がされているか
設営の簡単さ
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 265cm |
収納時の幅 | 101cm |
耐水圧(実測値) | 9,800mm以上 |
UVカット率(実測値) | 100% |
ロック方式 | コーナーロック式 |
良い
気になる
コールマン インスタントバイザーシェードII/L+は、暑い季節や突然の雨に備えたい人におすすめです。専用機器を使った実測値は、紫外線カット率100%・耐水圧9,884mmとトップレベル。比較したほかの商品には雨漏りの可能性があるものがあったなか、土砂降りの雨や真夏の日差しにも対応できるでしょう。別売りのサイドカーテンを購入すれば、さらに快適に過ごせますよ。
「簡単に設営できる」との口コミどおり、設営もスムーズです。ジョイント部分は楽に広げられ、フレームの高さもボタンで調節可能。力いらずでセットが完了しました。収納袋の口が大きく、引っかからずに取り出せるのも利点。比較したセンターロック式の商品と比べると四隅の固定に手間がかかりますが、手順自体はシンプルです。
フレームには頑丈なスチールパイプを採用し、安定感も良好。付属の鉄製のペグを使えば、タープをしっかり支えられるでしょう。ただし比較した多くの商品同様に重りがついていないため、ペグが使えない場所では代わりの重りを用意しておきましょう。
軒下の高さは180cmと高めですが、収納時には長さ101cmまでまとまるのも長所。比較した全商品の平均114.9cm(※執筆時点)よりもコンパクトになり、5人乗りの車のトランクに収まります。重量は13.86kgあり「重い」との口コミどおりですが、車で運ぶぶんには問題ありません。
晴天・雨天問わず使用でき、セットも簡単な使い勝手のよい商品といえます。シーンを選ばず使いやすいため、この機会にぜひ購入してみてくださいね。
実際にコールマン インスタントバイザーシェードII/L+と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
コールマン インスタントバイザーシェードII/L+よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ニューウェルブランズ・ジャパン
高い防水性で突然の雨も安心。設営スムーズで初心者にもやさしい
ワンタッチタープとは、広げたフレームにシートを被せるだけで設置できる、布状の屋根のこと。おおむね設営しやすく、ペグを使用しなくても自立するので、バーベキュー場やフリーマーケットの会場でも使いやすいのが魅力です。
今回は、レジャー用品を広く展開しているアメリカのアウトドアブランド・コールマンから、インスタントバイザーシェードII/L+をご紹介します。日光を90%以上ブロックするダークルームテクノロジーを採用しており、屋根下の温度上昇を抑えて涼しく過ごせると謳う商品です。
開くだけで簡単に設営でき、脚の節を増やして中に入れ込む構造によりコンパクト収納を実現したとアピールしています。
設営方式は、4か所のコーナーでフレームを固定するコーナーロック式です。各コーナーについているプッシュ式ボタンを押し、フレームを伸縮させて設置・撤収できます。
フレームには変形しにくい特徴を持つスチールを、シートの素材には撥水性・耐久性のある75Dポリエステルタフタを使用。耐水圧は約3,000mmと、急な強い雨にも耐えられる仕様です。UVカット率は99.99%以上あり、真夏の日光もカバーできるでしょう。
展開時のサイズは、屋根幅約300×300×高さ265cm・フレーム幅約250×250cm。収納時は、約φ19×99cmまでコンパクトになります。重量は約14kgです。
サイズは検証に使用したLサイズのほかに、屋根幅約270×270×高さ254cmのMサイズも販売されています。設営場所や人数に合わせて選んでくださいね。
付属品は以下のとおりです。ハンマーは同梱されていないので、必要な人は事前に準備しておきましょう。
<付属品>
なお、各種フレーム・ルーフのセンターハブ・収納ケースなどのパーツは、別で購入することが可能です。万が一パーツが壊れても、該当箇所だけ新しいものに交換できるのがうれしいですね。
今回はコールマン インスタントバイザーシェードII/L+を含む、ワンタッチタープ全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、設営の簡単さの検証です。以下の点をポイントに、使いやすさをチェックしました。
<評価のポイント>
「簡単に設営できる」との口コミどおりセットはスムーズに行え、高評価を獲得しました。フレームのジョイント部分に接続部品があり、力を入れなくてもフレームを楽に広げられるのが利点。フレームの高さもボタンで調節できるため、指を痛める心配も少ないでしょう。
ただし、比較した中心の1か所のみを固定すればよいセンターロック式の商品と並ぶと、サイドロック式は四隅を固定とやや手間がかかるのが惜しいところ。手順はそれほど煩雑ではありませんが、より簡単にセットしたいならセンターロック式も検討してみましょう。
フレームと屋根は別々のため、フレームに布を取りつけてから引き上げる仕様です。頑丈な鉄製のペグが付属しているのもメリット。比較したなかにはペグのない商品もありましたが、ペグを打てる地面で使用すると安定感がアップしますよ。
収納袋の口が大きく、引っかからずに出し入れできるのも魅力です。設置しやすい工夫が詰まった商品といえるでしょう。
次に、過ごしやすさ・雨天時の過ごしやすさの検証です。
過ごしやすさの検証では、50m離れた場所から人工太陽照明灯を照射。タープ内に設置した紫外線強度計でタープ内の紫外線量を測定し、タープを通さず直接照射したときの紫外線量と比較してチェックしました。
雨天時の過ごしやすさでは、耐水度試験装置を使用。どれだけ強い雨に耐えられるか・横からの雨を防げるかを確認しました。
タープ内のUVカット率の実測値は100%と、こちらも高評価です。メーカーが謳っているとおり、99.99%以上の紫外線を遮断できました。
比較したほかの商品も98~99%以上の高いカット率でしたが、本商品のように100%に到達したものはごくひと握り。サイドシートが付属していない点は惜しいですが、35℃以上の猛暑日でも、「日差し除けによい」との口コミどおり日差しや紫外線を防いで快適に過ごせるでしょう。
軒下の高さも180cmと高めです。なかには170cm以下の商品もいくつかありましたが、これなら多くの人が問題なく出入りできますよ。
耐水圧は、公式サイトが明記している3,000mmを大きく上回る9,884mmを記録。比較した商品には600~900mm程度の商品が多かったなか、検証トップクラスの耐水圧です。耐水圧が1,500mm以上あれば、80mm/時のような大雨でも雨漏りしないといわれており、突然の暴雨にも重宝するでしょう。
ただしサイドカーテンが付属していない点には注意が必要。横からの雨を防げるよう、別売りの専用カーテンもあわせて購入しておくとよいですよ。
続いて、安定性の検証です。安定して使用できるのか、以下のポイントをもとにチェックしました。
<評価のポイント>
安定性も高評価を獲得。フレームには頑丈なスチールパイプを使用しており、安定感が期待できます。
一方で比較したほとんどの商品と同様、重りがついていないのはネック。ペグがセットになっているため代替できますが、ペグを使用できないコンクリートや砂浜では、代わりの重りを用意するなど工夫してくださいね。
最後に、持ち運びやすさの検証です。気軽に持ち運びができるかを、以下の点をポイントにチェックしました。
<評価のポイント>
持ち運びやすさも良好です。収納時の長さは101cmと、全体平均の114.9cm(※執筆時点)よりもコンパクト。5人乗りの車のトランクにもぴったり収まるサイズです。
ただ「重い」との口コミどおり重量は13.86kgとずっしりしており、キャスターもついていません。手で持ち運ぶのには向きませんが、車に積んで運ぶぶんには問題ないでしょう。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 265cm |
収納時の幅 | 101cm |
耐水圧(実測値) | 9,800mm以上 |
UVカット率(実測値) | 100% |
ロック方式 | コーナーロック式 |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
生地素材 | 75Dポリエステルタフタ(ダークルームテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール) |
収納袋にキャスターあり | |
ペグ付き | |
重り付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
15,781円
(最安)
販売価格:15,940円
ポイント:159円相当
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全国に展開している直営店や、オフィシャル オンライン ショップで購入できます。ほかにも楽天市場・Yahoo!ショッピング・amazonでも販売が確認できました。利用しやすいショップをチェックしてみてくださいね。
なお、フルフラップフォーインスタントバイザーシェード/L+は別売りで、1シートの価格は税込4,400円(※公式サイト参照)。4面すべてを覆うには、4シート必要です。快適性を重視する人は、検討してみてください。
最後に、過ごしやすさで高評価を得た商品をご紹介します。
ABCCANOPY タープテントは、真夏の強い日差しをしっかり遮断したい人におすすめです。UVカット率は99.56%なうえ、サイドカーテンがはじめから付属しています。天井だけではなく横からの日差しからも守ってくれるため、子どもとのアウトドアにも使いやすいですよ。
ENDLESS BASE ワンタッチタープテントも、横からの日差しを抑えたい人にぴったり。サイドカーテンが標準装備されており、追加購入する必要がありません。紫外線も98.83%遮断でき、真夏のレジャーでも重宝しますよ。ベンチレーションつきで、風にも比較的強いでしょう。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の奥行 | 300cm |
展開時の高さ(最小) | 254cm |
展開時の高さ | 254cm/264cm/274cm |
展開時の高さ(最大) | 274cm |
収納時の幅 | 128cm |
収納時の奥行 | 不明 |
収納時の高さ | 不明 |
軒下の高さ | 180cm |
本体重量 | 不明 |
本体重量(実測値) | 15.49kg |
ポール素材 | スチール |
素材 | 300Dポリエステル、スチール |
生地素材 | 300Dポリエステル |
タイプ | タープ |
形状 | スクエア |
最大収容人数 | 不明 |
耐水圧 | 不明 |
耐水圧(実測値) | 807mm |
UVカット率(実測値) | 99.56% |
設営方式 | ワンタッチ式 |
1人での設営時間 | 不明 |
ロック方式 | センターロック式 |
高さ調節部の形状 | ボタン式 |
ループ付き | |
通気窓付き | 不明 |
サイドカーテン付き | |
メッシュスクリーン付き | 不明 |
ベンチレーション付き | |
電源コード用ジッパー付き | 不明 |
収納袋にキャスターあり | |
高さ調節機能 | |
テント連結機能 | 不明 |
耐水加工 | |
UVカット加工 | |
焚き火対応 | 不明 |
フルメッシュ対応 | 不明 |
フルクローズ対応 | 不明 |
ポール付き | |
重り付き | |
ランタンフック付き | 不明 |
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 256cm |
収納時の幅 | 111cm |
耐水圧(実測値) | 656mm |
UVカット率(実測値) | 98.83% |
ロック方式 | コーナーロック式 |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
生地素材 | ポリエステル(150Dオックスオード生地) |
収納袋にキャスターあり | |
ペグ付き | |
重り付き |
タンスのゲン ENDLESS BASE ワンタッチタープテントをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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