タープにソーラーブロック加工が施されている、ロゴス グランベーシック ソーラーレクタタープ L-BB。しかし、インターネット上には口コミが少なく、実際の評判がわからなくて購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証しレビューを行いました。
さらに、人気のQUICKCAMPやスノーピークなどの11商品とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、レクタタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロゴス グランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBは、真夏の日差しや急な大雨をしっかりと防げるものを探している人におすすめ。人工太陽照明灯を照射したときのUVカット率を測ると、公称値の99.9%を上回る100%を記録しました。比較した多くの商品が95%を超えたものの、より日焼けを気にせず快適に過ごしたい人に向いています。
耐水度試験装置で耐水圧を測定してみると、驚きの9,884mmという非常に高い数値を記録しました。比較した全商品の平均1,826.6mm(※執筆時点)や、メーカー公称値の3,000mmのどちらも大きく上回る結果です。突然の大雨でも、タープの下にいれば濡れる心配は少ないでしょう。
収納時の重量は2.64kgと軽量です。比較したなかには収納幅が80cmを超えるものがあったのに対し、こちらは46cmとコンパクト。手持ち紐は44cmと肩にかけるには短いものの、リュックに入れやすいサイズかつ軽量なので、持ち運びも困りません。
注意点は、ポール・ペグ・ガイロープが付属していないこと。使用時に必要になるので、別途購入してください。とはいえ、日差しと大雨をしっかりと防げて、持ち運びやすさにも優れた商品です。ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
そもそもレクタタープとは、長方形の形状をした大きな日陰を作るのに適したアイテム。同系統のヘキサタープとの大きな違いは形状で、ヘキサタープは六角形なのが特徴です。張り方のアレンジ方法も異なるので、使用目的にあわせて選ぶとよいでしょう。
今回紹介するグランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBは、UVカット率99.9%・遮光率100%と炎天下にも活躍することを謳う商品です。太陽光を吸収するソーラーブロック加工を内側に施すことで、日向より最大15℃も温度を抑えられる(※)とされています。
ロゴスのテスト結果であり、使用状況により異なる場合があります。
販売元は、アウトドアの総合メーカー・LOGOS(ロゴス)。多種類のテントや日よけからキッチンツールまで、アウトドアで使う商品を多数取り扱っています。
タープの素材には、米国基準CPAI-84適合の火に強い難燃性ポリオックスを採用。負荷のかかりやすいコーナー部分は、生地を重ねることで補強しています。シートには防水・超撥水加工が施されており、耐水圧の公称値は大雨にも耐えられるとされる3,000mmです。
サイズは横340×縦415cm、重量は2.2kg。8か所にグロメットを設けているので、アレンジ次第で自由な張り方ができますよ。
収納時のサイズは、縦30×横40×高さ10cm。両方向からファスナーが開けられる収納バッグが付属します。
使用目的や、人数・場所によってサイズの目安は異なるので、使用目的にあわせたサイズ選びが重要です。
グランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBは、幅340×奥行415cmなので3人程度での使用がおすすめ。キャンプやBBQなど、広々とした空間で日よけを作れます。
1〜2人で使うなら3×3mがぴったり。コンパクトながらも日よけや雨よけができ、落ち着いて過ごせる空間が作れますよ。
今回はロゴス グランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBを含む、レクタタープ全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、UVカット率の検証です。
真夏の太陽と同程度の紫外線を発する人工太陽照明灯の光を、タープから50cm離れたところから表面に照射。タープの裏面にデジタルUV強度計を設置して、紫外線強度を測定しました。
人工太陽照明灯を照射した際のUVカット率は100%と、比較したなかではトップクラスの記録です。比較の結果、ほとんどの商品がUVカット率95%以上をマークしましたが、100%を記録したのはわずか。メーカー公称値の99.9%も上回る結果です。
日焼けが気になる人も、タープ内にいれば気にせずキャンプを楽しめますよ。
次は、耐水性の検証です。
耐水度試験装置に固定し、耐水圧を測定。耐水圧が500mm以上のタープを高評価としました。
耐水性も非常に優秀です。耐水圧が1,500mm以上あると大雨が降っても雨漏りしないとされているなか、本商品の測定結果は9,884mm。メーカー公称値の3,000mmを大きく上回る高い数値を記録しました。
比較した商品には1,500mmに到達したものは少なく、なかには小雨でも雨漏りしてしまうものも。対して本商品なら突然の土砂降りに見舞われても、タープの下にいれば濡れる心配はありませんよ。
続いて、持ち運びやすさの検証です。
収納時の重さ・収納時の幅・手持ち紐の有無と長さから、持ち運びやすさをチェックしました。
収納時の幅は46cm、重量は2.64kgと、軽量コンパクトな設計でした。比較したなかには幅80cmを超えるものや、重量が5kgを超える重い商品もあったのに対し、持ち運びの負担は少ないでしょう。
手持ち紐は44cmと肩にかけるには短めですが、リュックに入れれば困りません。
最後は、付属品の充実度の検証として、ポールやペグなどがそろっているかチェックしました。
ポール・ペグ・ガイロープ・ペグハンマーの有無をチェックしたところ、付属品はどれもついておらず。比較したなかにはペグやガイロープが付属している商品が多かったため、使用前にパーツをひと通りそろえる必要がある点には注意しましょう。
本体重量(実測値) | 2.64kg |
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生地素材 | 難燃性ポリオックス |
耐水圧(実測値) | 9,884mm |
UVカット率(実測値) | 100% |
良い
気になる
収納時の幅 | 46cm |
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収納時の奥行 | 34cm |
収納時の高さ | 13cm |
焚き火対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
公式サイトの値段は、執筆時点で税込29,000円。シート単体での販売となるので、必要であればレクタタープ用のタープポール&ペグセット(税込13,900円)もチェックしてみてください。
<タープポール&ペグセット(レクタタープ用)の内容>
<張り方>
1.タープを広げて、メインポールを取りつける3.反対側のポールも同様に、タープがたるまないように固定する
4.サブボールを、四隅のグロメットに差し込み、角固定用ロープに4か所にひっかける出典:公式サイト(取扱説明書)
設営は1人では行わず、2人以上で行うようにしましょう。また、設置場所は風向きや地面の状態などを考慮して、選ぶようにしてください。
高い天井で広々としたリビング空間を作りたいなら、平面張り。風に強くプライベート空間を作り出せるワンポール張りなど、シーンにあわせて張り方を変えられます。さまざまなアレンジを試して、お気に入りの張り方を見つけてみてくださいね。
最後に、1万円以下で買えるおすすめの商品をご紹介します。
OutdoorMasterの防水タープは、商品名どおり水に強い商品。耐水圧は3,413mmで、突然の雨にも対応できます。結露した水分が染み入らず、タープを乾かす手間が省けるのもうれしいポイントです。UVカット率も99.9%と非常に高く、真夏でも快適に過ごしやすいでしょう。
Unigearの防水タープは、幅19cmとコンパクトで持ち運びやすいのが魅力。手持ち紐はありませんが、重量が1.29kgと軽量なのでリュックに入れて持ち運べます。UVカット率も実測値で99.8%と好記録でした。ペグ・ガイロープは付属しているものの、ポールはついていないので別途購入が必要です。
本体重量(実測値) | 2.84kg |
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生地素材 | ポリエステル |
耐水圧(実測値) | 3413mm |
UVカット率(実測値) | 99.9% |
良い
気になる
収納時の幅 | 33cm |
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収納時の奥行 | 8cm |
収納時の高さ | 31cm |
焚き火対応 |
OutdoorMaster 防水タープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
本体重量(実測値) | 1.29kg |
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生地素材 | 表面:210Dオックスフォード地/裏面:シルバーコーティング |
耐水圧(実測値) | 956mm |
UVカット率(実測値) | 99.8% |
良い
気になる
収納時の幅 | 19cm |
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収納時の奥行 | 16cm |
収納時の高さ | 11cm |
焚き火対応 |
Unigear 防水タープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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