マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
マイベスト
スマートフォンおすすめ商品比較サービス
  • moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 1
  • moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 2
  • moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 3
  • moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 4
  • moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 5

moto g53j 5Gをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

5Gコンテンツを存分に楽しめる大画面と大容量バッテリーが売りのAndroidスマホ、モトローラ moto g53j 5G。ネット上では「サクサク動いて快適」と評判です。しかし、「充電が1日持たない」「カメラの画質があまりよくない」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。


  • カメラ性能
  • 処理性能
  • 画面性能
  • バッテリー性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 付加機能

さらに、人気のGalaxy S23 UltraやGoogle Pixel 7aなどのAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設
本コンテンツに記載の検証結果は2024年02月までの情報です

目次

はじめに結論!おサイフケータイなどの便利な機能が豊富。十分な処理性能で、バッテリーも長持ち

モトローラ・モビリティ・ジャパン
motog53j 5G

27,800円

g53j 5G

モトローラ moto g53j 5Gは、 便利な機能を豊富に備えている商品がほしい人におすすめです。値段は執筆時点で税込34,800円(※公式サイト参照)と、ミドルレンジモデルのなかでは低価格。おサイフケータイ対応で、スマートに決済できるのが特徴です。比較した商品の約半数が対応していないmicroSDにも対応し、128GBと十分なストレージがありながら、最大1TBまで増設できます。IP52の防水機能も搭載されていました。


音質面も申し分ありません。ハイレゾ相当の音を鳴らせるLDACに対応したBluetoothを内蔵し、イヤホンジャックにも対応。同じミドルレンジモデルのPixel 7aにはない立体音響技術Dolby Atmosも使用できます。「充電が1日持たない」との口コミに反し、6時間の動画再生後のバッテリー残量は55%と多く、1日中ゲームや映画鑑賞を楽しみたい人にもよいでしょう。


処理性能も十分で、ベンチマークスコアは約41万点と好成績。高評価の基準値30万点を上回り、ポケモンGOなど軽い3Dゲームを問題なくプレイできる性能を備えていました。負荷をかけたあとの本体温度は36.5℃と低く、長時間ゲームをしても熱がこもりにくいですよ。


画面はHD+対応の液晶ディスプレイです。比較したミドルレンジモデルの多くが有機ELだったのに対し、画面の鮮やかさは物足りません。とはいえ解像感は十分で、画面を見たモニターから「ステンドガラスの模様までしっかりと見える」と支持されました。動きの滑らかさを表すリフレッシュレートも120hzと高く、スクロール中の文字も見やすいですよ。


惜しかったのはカメラ性能です。明るい撮影シーンでは、アウトカメラもインカメラも明るい写真が撮れました。しかし、暗い場所で撮った写真を見たモニターからは、「ボヤけている」「ノイズがある」との指摘が。「画質があまりよくない」という口コミどおりの結果でした。動画撮影では手ぶれが多く、止まっているときも手の振動を拾い、細かく揺れています。暗い場所や動画でもきれいに思い出を残したい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。

moto g53j 5Gとは?

moto g53j 5Gとは?

今回紹介するのは、コストパフォーマンスの高さが魅力のgシリーズから発売された、モトローラ moto g53j 5Gです。3万円代と手が出しやすい価格(※執筆時点)でありながら、スマホの頭脳であるSoCは5Gに対応したSnapdragon 480+ 5Gを搭載。4Gの20倍ある通信スピードを体感できます。


販売元は、1928年にアメリカで設立して以来、モバイルデバイスを探求・開発・販売してきたモトローラ。世界初の商用携帯電話「DynaTACシリーズ」を販売したことでも知られています。

迫力ある大画面と5Gに対応したSoCを搭載。2023年発売のミドルレンジモデル

迫力ある大画面と5Gに対応したSoCを搭載。2023年発売のミドルレンジモデル
出典:motorola.co.jp
背面には、メインの広角カメラとマクロカメラを内蔵。広角カメラは、細かな描写を可能とする約5,000万画素です。通常の4倍の光を取り込めるクアッドピクセル技術を搭載し、暗がりのなかでも鮮明でくっきりとした写真や動画が撮れると謳っています。インカメラにもF値2.0の明るいレンズが採用されていますよ。

液晶ディスプレイは、迫力がある6.5インチ。大画面で映画やゲームなどを楽しめるでしょう。数値が大きいほど滑らかに動くリフレッシュレートは、120hzとかなり高めです。スムーズで快適な操作感が期待できます。


5,000mAhの長時間駆動バッテリーを搭載しているのも魅力。モトローラの高速充電器TurboPowerにも対応しており、短時間でチャージできますよ。ただし、TurboPowerは付属されていないので別途購入する必要があります。

素早い操作を可能とするジェスチャー機能も特徴的。手首を2回ひねってカメラを起動したり、3本の指を使ってスクリーンショットをするなど、便利な機能が満載です。電源キーのダブルタップで素早くショートカットを起動する機能もあり、普段使用してるアプリをサッと起動できますよ。


スペック詳細

  1. 価格|税込34,800円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. 発売日|2023年6月
  3. キャリア|SIMフリー
  4. SoC|Snapdragon 480+ 5G
  5. 画面サイズ|6.5インチ
  6. バッテリー容量|5,000mAh
  7. ストレージ(ROM)|128GB
  8. メインメモリ(RAM)|4GB
  9. パネル種類|液晶
  10. メインカメラ画素数|約5,000万画素
  11. インカメラ画素数|約800万画素
  12. 画面解像度|1,600×720(HD+)
  13. 画面リフレッシュレート|120hz
  14. 耐水・防水機能|IP52
  15. 認証機能|指紋認証・顔認証

大画面でありながら重量は軽め。生活に必要な防水性能も搭載

サイズは幅7.466×高さ16.27×厚さ0.819cm。重量は約183gと、大画面にしては軽めです。カラーはインクブラック・アークティックシルバーの2色を展開しています。スタイリッシュなデザインのため、ビジネスシーンにも馴染むでしょう。


生活に必要な防水性能も備えています。防水等級がIP52なので、垂直15度から落ちてくる水滴による水害がないレベルです。少し水がかかる程度なら耐えられますが、水没には非対応。対策なしにお風呂に持っていくのは避けましょう。


付属品は以下のとおりです。本商品にぴったりなクリアケースも付属されていますよ。


付属品

  • カバー
  • SIM取り出しピン
  • ガイド類
  • LG(法令/安全/規制)

モトローラmoto g53y 5Gとの違いは?

モトローラmoto g53y 5Gとの違いは?
出典:ymobile.jp

Y!mobileモデルのモトローラmoto g53y 5Gも販売中。本商品との大きな違いは、カラー展開とメモリ容量です。カラーは本商品にないペールピンクが用意され、合計3色に。逆にメモリは、4GBと半分の容量です。


機種代金は、執筆時点で税込21,996円(※Y!mobileモデル参照)ですが、他社乗り換えなど条件によってはさらに安く購入できることもあります。気になる人は、Y!mobileモデルをチェックしてみてくださいね。


スペック詳細

  1. 価格|税込21,996円(※執筆時点・Y!mobileモデル参照)
  2. 発売日|2023年6月
  3. キャリア|Y!mobileモデル
  4. SoC|Snapdragon 480 + 5G
  5. 画面サイズ|約6.5インチ
  6. バッテリー容量|5,000mAh
  7. ストレージ(ROM)|128GB
  8. メインメモリ(RAM)|4GB
  9. パネル種類|TFT液晶
  10. メインカメラ画素数|約5,000万画素
  11. インカメラ画素数|約800万画素
  12. 画面解像度|1,600×720(HD+)
  13. 画面リフレッシュレート|120hz
  14. 認証機能|指紋認証・顔認証

実際に使ってみてわかったmoto g53j 5Gの本当の実力!

今回はモトローラ moto g53j 5Gを含む、Androidスマホ全48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. カメラ性能
  2. 処理性能
  3. 画面性能
  4. バッテリー性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 付加機能

カメラは、周りの明るさに影響受けやすい。動画の揺れも気になる

カメラは、周りの明るさに影響受けやすい。動画の揺れも気になる

まずは、カメラ性能の検証です。


通常・ズーム・暗所・インカメラ・動画の5つの方法で撮影。撮影した写真や動画を男女5人のモニターが発色・解像感に着目して評価しました。

室内での写真は明るく鮮やか。一部ボヤけるが、ノイズもほとんど感じない

室内での写真は明るく鮮やか。一部ボヤけるが、ノイズもほとんど感じない

明るい場所で撮影すると、明るく鮮やかな写真が撮れました。よく見るとグラデーションがはっきりとしていない部分もありますが、許容範囲です。不自然さを感じるほどではなく、モニターからも「自然で鮮やか」という声が上がりました。


ノイズは、モニターの5人中4人が「ほとんど感じない」と回答。「机のふちや壁もくっきり写っている」というプラスの声が上がっています。


一方、解像感はピントが合っている場所は高いものの、それ以外はやや低めでした。比較したハイエンドモデルのGalaxy S23はどの箇所も細かいところまでくっきり見えたのに対し、糸の輪郭やJANコードがボヤけています。


通常撮影についてのモニターコメント

  1. 「全体的に発色は良好だが、しっかりと見ると、似た色の差がはっきり出ていない」
  2. 全体的に明るく鮮やかにまとめられている印象。赤が若干潰れ気味ではある」
  3. 「ノイズはほとんど感じられない。机のふちや壁もくっきり映っている」
  4. 「少し解像感が低い。机の真ん中の白いとこや端がボヤけている。糸がぼやけているところがある」
  5. 「色が再現しきれていない部分で、ディテールが潰れている。ピントが合っている真ん中の植物はかなりシャープ」
コメントは一部抜粋

ズーム撮影でも、発色は鮮やかさをキープ。解像感は高くない

ズーム撮影でも、発色は鮮やかさをキープ。解像感は高くない

ズーム撮影での解像感はやや低めです。モニターからは「今のスマホならもう少し頑張ってほしい」という声が聞かれました。比較した一部商品のようにモザイクアートに見えるくらい著しく解像感が低下したわけではないものの、満足できるレベルともいえません。


前作のmoto g52j 5Gは、同じ画素数のミクロカメラを搭載しながらも「解像感は鮮明」と好評。値段が高い分、前作のほうがカメラ性能は高めでした。とはいえ、通常撮影と同様に発色は明るく鮮やかで、上位シリーズのmotorola edge 30 pro・motorola edge 40のように色がくすんでいなかったのは魅力的です。


ズーム撮影についてのモニターコメント

  1. 「解像感が高いわけではない。今のスマホならもう少し頑張ってほしい。発色はよく明るく鮮やかに見える」
コメントは一部抜粋

暗所はノイズが多く、ピントも合いにくい。イルミネーション撮影はボヤけやすい

暗所はノイズが多く、ピントも合いにくい。イルミネーション撮影はボヤけやすい
暗い場所での撮影は、モニター全員が解像感の低下とノイズを指摘する結果に。比較したところ、Pixel 7aなどのミドルレンジモデル以上の商品は暗所でも解像感が高い傾向がありました。対してこちらは、ミドルレンジながら「毛糸はモザイクがかかっているよう」モニターに指摘されています。ピントが合いにくく、机の輪郭もぼやけました。

全体的にかかるノイズも気になるところ。明暗のバランスは良好ですが、暗い色が潰れコントラストは低めです。「暗がりのなかでも鮮明に写す」と謳うには物足りなく、「画質がよくない」という口コミどおりの結果でした。イルミネーションをきれいに撮影したい人には不向きでしょう。


暗所撮影についてのモニターコメント

  1. 「全体的に暗く、明るい部分も黄色をベタ塗りしたよう。光のラインが見えない」
  2. 暗いところがかなり潰れていて、コントラストが低い印象」
  3. 「解像感は低い。毛糸はモザイクがかかっている感じ」
  4. 糸が潰れ、机の輪郭もボヤけている。花は暗いところが潰れ、色も見えない」
  5. 全体的にもやがかかったようなノイズがある」
コメントは一部抜粋

インカメラは自然な発色。逆光も抑えられているが、若干暗い

インカメラは自然な発色。逆光も抑えられているが、若干暗い

インカメラ撮影の発色は、鮮やかとまではいかないまでも自然です。モニターから「肌が血色よく写っている」という声が上がりました。一部のモニターから「白のグラデーションを感じにくい」という声が聞かれたものの、植物の緑の違いもある程度わかります。


逆光も抑えられていました。ネオンにボヤけはありますが、被写体や背景が見えなくなることはありません。ただし、モニターの大半が若干の暗さを感じる結果に。比較した同じミドルレンジモデルのPixel 7aは肌色が明るく見えたのに対し、「顔が少し暗くみえる」という声が上がりました。


インカメラ撮影についてのモニターコメント

  1. 「自然な発色。白のグラデーションがあまり感じられないが、緑・赤は割と良く、肌も血色よく映っている」
  2. 「全体が暗いため、鮮やかには見えないが肌色は十分きれい。緑の違いもある程度出ている」
  3. 「解像感はあまり高くない。髪や肌の細かさが分からない。ネオンもぼけている」
  4. 逆光は抑えられているが、もう少し明るい方がきれいかも」
  5. 「ネオンの光がボヤけているが、被写体・背景が見えるので十分な逆光性能」
コメントは一部抜粋

動画は大小関係なく振動を拾い、手ぶれが多い。ノイズも全体的にある

動画撮影では、手ぶれが多く評価が伸び悩む結果に。段差など大きな振動だけでなく、止まっているときでも手の振動を拾い、細かく揺れています。モニターから「地震の映像のよう」という厳しい声が上がりました。解像感も手ブレに影響され、動いているときは粗く感じ、顔の輪郭や背景がボヤけています。


ノイズも映像全体にちらついていました。比較した結果、動画のノイズや手ぶれは値段が上がるほど少なくなる傾向に。実際に本商品より値段の高いPixel 7aは縦揺れがかなり少なく、さらに高額なGalaxy S23 Ultraは、段差がある部分でもブレを抑えられていました。


全体的に暗く、発色がくすみがちなのも気になります。暗い部分は、色がわかりにくく感じました。光が入ると急に明るくなって色が潰れることもあり、明暗調整もやや苦手といえます。


動画撮影についてのモニターコメント

  1. 「全体的に暗い。明暗調整もよいとはいえず、最後に急に明るくなった」
  2. 「物足りない。のっぺりとした印象。椅子の暗い部分の色もわかりにくく、光が入ると色が潰れる」
  3. インカメ同様、くすんだ色味。お世辞にも明るくてきれいとはいい難い」
  4. すごくブレている。歩いているときは激しく上下に揺れ、止まっているときも手の振動が伝わり小刻みに揺れている」
  5. 動きながらだと顔の輪郭がはっきり写っていない。背景もボヤけている」
コメントは一部抜粋

液晶ディスプレイを採用。有機ELより鮮やかさが足りない

液晶ディスプレイを採用。有機ELより鮮やかさが足りない

次は、画面性能の検証です。


ディスプレイの種類やリフレッシュレートなど画面のスペックをチェック。さらに、男女5人のモニターが実際に目で画面を確認し、解像感や発色を評価しました。

画面性能はやや低め。スクロールはスムーズで文字を読みやすい

画面性能はやや低め。スクロールはスムーズで文字を読みやすい
画面には、液晶ディスプレイを採用。焼きつきが起こらず寿命が長いのはメリットですが、有機ELほど鮮やかには見えません。解像度もHD+と低めでした。比較した同じミドルレンジモデルの多くが有機EL・FHD以上だったのに対し、スペックはやや物足りません。


とはいえ、比較した商品で画面に不満を持つほどのものはなく、よほどこだわりがなければどのモデルを選んでも見やすいでしょう。細部まで鮮明に映せて色の違いもはっきりわかるものを選びたい人は、8万円以上のハイエンドモデルをチェックしてみてください。


なお、数値が高いほど画面がスムーズに動くリフレッシュレートは120hzと高めでした。比較したところ、90hz以上あればスクロールしながら文字が読みやすい傾向が。本商品もなめらかに画面を動かせ、SNSやWEB回覧も快適に行えるでしょう。


  1. ディスプレイタイプ|液晶
  2. HDR|HDR対応
  3. リフレッシュレート|最大120hz
  4. 解像度|HD+ (1600 x 720)

自然な色合いだが、ややくすんで見える。細かな模様も表現でき解像感は十分

自然な色合いだが、ややくすんで見える。細かな模様も表現でき解像感は十分
出典:amazon.co.jp

実際に画面を見たモニターからは、「色がくすんで見える」などと色彩の物足りなさを指摘する声が聞かれました。単品で見ると自然な色合いですが、液晶ゆえに有機ELを採用している商品と見比べると鮮やかさが物足りません。コントラストが低く、暗い色は潰れやすい傾向がありました。


とはいえ、目立つ色はしっかりと区別ができます。スペックはHD+と低めながら、解像感も十分です。モニターからは「ステンドガラスの模様までしっかりと見える」とプラスの声が上がりました。


画面のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「鮮やかさが物足りず色がうまくのりきっていない。赤はくすんでいるし、空も重たく見える」
  2. 「全体的に色がくすんで見える気がするが、単品のスマホとして見ると問題ない。自然な発色といえる範囲に収まっている」
  3. 「コインやステンドグラスなどのこまかいところまで、潰れることなく表現されている。十分きれいな解像感」
  4. 「コントラストが低く、輝度が低い色は黒く潰れている印象」
  5. 「寒色系や蛍光色など目立つ色はしっかり区切りがついているがオレンジが弱い」
コメントは一部抜粋

ベンチマークスコアは約41万点と好成績。軽い3Dゲームもプレイできる

ベンチマークスコアは約41万点と好成績。軽い3Dゲームもプレイできる

次は、処理性能の検証です。


Androidスマホの頭脳であるSoCの処理性能をベンチマークアプリ「」Antutuベンチマーク ver9.0」で計測。3回実施し、一番数値が大きいものを評価しました。


ベンチマークスコアは、約41万点と好成績。高評価の基準値とした30万点を上回り、ポケモンGOなど軽い3Dゲームを問題なくプレイできる性能です。


「原神」といった本格的な3Dゲームも快適に遊べる性能を備えたGalaxy S23 UltraやPixel 7aには劣りますが、重たいゲームをしない人には十分。WEB回覧やSNSもサクサク行えますよ。

バッテリーは長持ち。発熱もしにくく、長時間使用しやすい

バッテリーは長持ち。発熱もしにくく、長時間使用しやすい

次は、バッテリー性能・熱のこもりにくさの検証です。


バッテリー性能は、YouTube動画を6時間連続再生したあと、Androidスマホの電池残量をチェック。さらに、0%の状態から30分充電して何%回復したか確認しました。


続けて15分間アプリでAndroidスマホに負荷をかけ、サーモカメラで温度を測定。熱のこもりにくさを評価しました。

動画を6時間再生しても電池は55%残った。高速充電にも対応

動画を6時間再生しても電池は55%残った。高速充電にも対応

バッテリー持ちがよく、YouTubeを6時間再生しても55%電池が残りました。高評価の基準値とした40%を上回り、1日中コンテンツを楽しめるバッテリー性能です。「充電が1日持たない」という口コミに反し、充電切れを気にせず楽しめるでしょう。


前作のmoto g52j 5Gも同じ5,000mAhですが、残量は41%と本商品より低い結果に。バッテリー性能が上がっているのがわかります。


高速充電に対応しているのもポイント。30分で高評価の基準とした30%まで充電できました。なお、比較したほかの商品も充電速度が速いものは多く、ほとんど30%に到達しています。なかには、30分で100%充電できたものもありました。

負荷をかけても本体温度は36.5℃と低め。熱による不快感は少ない

負荷をかけても本体温度は36.5℃と低め。熱による不快感は少ない

発熱も抑えられており、負荷をかけたあとの温度は36.5℃と低めでした。高評価の基準値40℃を下回っていて、体温とあまり変わらない温度です。熱による不快感は少ないでしょう。


なお、比較したところ高性能なモデルは発熱しやすい傾向があり、ハイエンドモデルのGalaxy S23や前作のmoto g52j 5Gは40℃を上回っていました。

機能性はかなり豊富。おサイフケータイ対応で、microSDでの増設もできる

機能性はかなり豊富。おサイフケータイ対応で、microSDでの増設もできる

最後は、機能性の検証です。Androidスマホに搭載されている利便性・音質・耐久性それぞれの機能をチェックしました。


機能はかなり豊富です。おサイフケータイなど基本的な機能はもちろん、比較した商品の約半数が対応していないmicroSDも利用可能。128GBと十分な容量のストレージを搭載していますが、最大1TBまで増設ができます。思い出の写真をたっぷり保存したい人もうれしいですね。


音質も抜かりがありません。ハイレゾ相当の音を鳴らせるLDACに対応したBluetoothを採用し、イヤホンジャックにも対応。有線・無線両方で音楽を楽しめます。加えて、立体音響技術Dolby Atmosも搭載。臨場感ある音で映画や音楽を鑑賞したい人にもおすすめです。


IP52と、普段の生活で必要な防水性能も備えています。ただし、同じミドルレンジのPixel 7aははじめ約6割の比較した商品のように浸水には絶えられませんのでご注意ください。


  1. おサイフケータイ|◯ 
  2. SD|◯ (microSD)
  3. イヤホンジャック|◯ 
  4. 生体認証|指紋認証・顔認証
  5. デュアルSIM|◯ 
  6. モード切り替え|◯ 
  7. 除菌|✕
  8. 専用スタイラス|✕

moto g53j 5Gの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    27,295円

    (最安)

    販売価格:27,800円

    ポイント:505円相当

    送料無料

  2. 2

    31,350円

    (+4,055円)

    販売価格:31,350円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    【スピード発送】スマイルモバイル
    4.79

    (67件)

  3. 3

    33,880円

    (+6,585円)

    販売価格:33,880円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    イオンモバイルオンラインショップ
    4.50

    (214件)

モトローラ moto g53j 5Gはどこで売っている?

モトローラ moto g53j 5Gは、公式サイトで販売されています。値段は、執筆時点で税込34,800円です。購入金額が税込10,000円以上だと送料無料なので、本商品1点だけでも送料はかかりません。支払い方法は、クレジットと代金引換の2種類です。

30Wの高速充電に対応したモトローラターボパワーチャージャーも販売されています。値段は、執筆時点で税込3,080円(※公式サイト参照)です。本商品と一緒に検討してみてくださいね。


ほかにもAmazon・楽天市場・yahoo!ショッピングなどでも取扱店舗がありました。普段使用しているECサイトで購入できるのはうれしいですね。値段は店舗によって違うので、ぜひ複数の店舗を見比べてみてください。

カメラ性能にこだわるなら、こちらがおすすめ

最後に、環境や撮影方法に左右されず美しい思い出を残せる商品をご紹介します。


予算アップしてハイエンドモデルを選ぶなら、Galaxy S23 Ultra がおすすめです。明暗どちらの撮影シーンでも発色がよくはっきり。歩きながら動画撮影してもほとんど手ぶれを感じません。繊細な色の違いまで美しく表現できるディスプレイや、高負荷なゲームも楽しめる高い処理性能も魅力です。


ミドルレンジモデルで選ぶなら、GoogleのPixel 7aがおすすめです。明るい場所での撮影では、発色がよく色鮮やか。暗い場所ではやや解像感が低下するものの、手ぶれが少ない動画撮影が可能です。ベンチマークスコアも約75万点と、本格的な3Dゲームも遊べる性能でした。

Samsung
Galaxy S23 UltraSM-S918

Galaxy S23 Ultra 1
Galaxy S23 Ultra 2
Galaxy S23 Ultra 3
Galaxy S23 Ultra 4
Galaxy S23 Ultra 5
Galaxy S23 Ultra 6
Galaxy S23 Ultra 7
最安価格
102,000円
最安価格
102,000円
CPUSnapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
OSAndroid
Dolby Atmos
対応バンドドコモ系回線、au回線
対応OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
aptX
充電端子Type-C
リフレッシュレート120hz
冷却機能
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)256GB、512GB、1TB
バッテリー容量5,000mAh
画面サイズ6.8インチ
画面サイズ6.8インチ
RAM12GB
画面解像度3088×1440
ROM256GB
最大画面リフレッシュレート120hz
バッテリー容量5000mAh
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
急速充電可能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
カメラ画素数2億画素
ハイレゾ対応(Ldac)
メインカメラ(広角)画素数約2億画素
超広角カメラ画素数約1200万画素
解像度QHD+(3216×1440)
望遠カメラ画素数約1000万画素
深度カメラ画素数
インカメラ画素数約1200万画素
最大ビデオ撮影解像度UHD 8K
複数レンズ4眼
本体サイズ高さ163.4×幅78.1×厚さ8.9mm
スローモーション撮影可能
本体重量234g
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能(IPX5、IPX8)
防水等級IPX5、IPX8
防塵機能
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
SIMフリー対応不明
SIMサイズnanoSIM
GPS機能不明
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応不明
複数アプリ同時表示数不明
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応不明
手のひらシャッター対応不明
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率不明
7.81cm
高さ16.34cm
厚さ0.89cm
本体重量約234g
付属品S ペン SC07、SIM 取り出しツール、USB ケーブル(C to C)、クイックスタートガイド、データ移行用試供品取扱説明書
製造国不明
対象不明
特徴カメラ性能が高い
全部見る
Galaxy S23 Ultra

Galaxy S23 Ultraをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

Google
Pixel 7a

Pixel 7a 1
Pixel 7a 2
Pixel 7a 3
Pixel 7a 4
Pixel 7a 5
Pixel 7a 6
Pixel 7a 7
Pixel 7a 8
Pixel 7a 9
Pixel 7a 10
Pixel 7a 11
最安価格
51,400円
最安価格
51,400円
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー、IIJmio
OSAndroid
対応バンドドコモ系回線、au系回線、ソフトバンク系回線
SoCGoogle Tensor G2
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)8GB
ストレージ(ROM)128GB
バッテリー容量4,385mAh
画面サイズ6.1インチ
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート90Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数6400万画素
超広角カメラ画素数1300万画素
望遠カメラ画素数
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1300万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
複数レンズ2眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能
防水等級IPX7
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数1
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
折りたたみスタイル
ディスプレイ比率縦長
ディスプレイのアスペクト比20:9
ベンチマークスコア約86万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ミドルレンジ
7.29cm
高さ15.2cm
厚さ0.9cm
本体重量193.5g
付属品1m USB-C - USB-C ケーブル(USB 2.0)、サポートカード、クイック スイッチ アダプター、SIM ツール
製造国アメリカ
対象シニア
特徴カメラの性能が高い、画面がきれい、処理能力が高い、バッテリー性能が高い
全部見る
Pixel 7a

Google Pixel 7aを徹底レビュー!Pixel 8aとはどこが違う?

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

人気
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

Androidスマホ

42商品

徹底比較

新着
スマートフォン関連のおすすめ人気ランキング

人気
スマートフォン関連の商品レビュー

Redmi 12 5G

Xiaomi

Androidスマホ

3.98
|

16,162円

人気
スマートフォン関連のお役立ちコンテンツ

人気のマイべマガジン

人気
スマホ・携帯電話・モバイル端末関連のfavlist

マイベスト

実際に商品を購入して自社の施設で比較検証したり、
専門家を中心としたクリエイターが自らの愛用品やおすすめ商品を紹介して、あなたの“選ぶ”をお手伝いします

Copyright mybest All Rights Reserved.