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Google Pixel 7 Proをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

アウトドアでも活躍できる高い耐久性とカメラ機能の豊富さが自慢のAndroidスマホ、Google Pixel 7 Pro。「きれいに写真が撮れる」「動作が速い」など評判な口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • カメラ性能
  • 処理性能
  • 画面性能
  • バッテリー性能
  • 熱のこもりにくさ
  • 付加機能

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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本コンテンツに記載の検証結果は2024年06月までの情報です

目次

はじめに結論!解像度が高い写真を撮りたい人に。画面も美しく、思い出の臨場感まで映しだせる

Google
Pixel 7 Pro

49,798円

Pixel 7 Pro

Google Pixel 7 Proは、撮影環境や方法に影響されず高解像度の写真を撮りたい人におすすめです。カメラはイン・アウトともに高発色で現実に近い繊細な色を表現。比較したエントリーモデルのように暗所で白飛びすることはなく、花の細部や家の屋根の細かい部分まで確認できます。Google Pixel 7にはない望遠カメラがあり、比較した商品の半数以上が苦手とするズーム撮影もシャープに撮影できました。


動画撮影もノイズ・解像感ともにおおむねクリア。実際に確認したモニターのほとんどが「ノイズをぼぼ感じない」と回答しました。手ぶれ補正も十分。比較したなかでほぼ感じないレベルまで抑制した商品にはおよびませんが、大きな揺れ以外は抑えられています。だだ、逆光の影響を受けて暗くなるのが惜しいところ。動画撮影では、光の方向に注意してくださいね。


QHD+の高画質を堪能できる有機ELディスプレイは、リフレッシュレートも最大120Hzと高く動きも滑らか。色の表現の幅も広く、実際に見たモニターは「彩度も明度も高く、明るくきれい」と回答。ステレオスピーカーや空間オーディオなど音質を高める機能も豊富なので、動画鑑賞を楽しみたい人にもぴったり。6時間YouTubeを再生しても54%電池が残ったので、1日中楽しめますよ。


ベンチマークスコアは約80万点と好記録。「原神」など本格的な3Dグラフィックゲームもカクつくことなく快適にプレイできる性能です。ただ、処理性能が高いぶん発熱しやすいので注意が必要。負荷をかけたあとの温度は42.9℃と高く、比較したほかのハイエンドモデルよりも高温になりました。


IP68と非常に高い防水性能とおサイフケータイを搭載。SDカードや有線イヤホンは非対応ですが、日常からアウトドアまで使いやすいでしょう。とはいえ、販売価格が執筆時点で税込124,300円(※公式サイト参照)と高価格ですが、同じハイエンドモデルと比べるとやや動画撮影が弱く感じます。動画撮影を重視したいなら、ほかの商品を検討してみてくださいね。

Google Pixel 7 Proとは?

Google Pixel 7 Proとは?

今回紹介するのは、Google Pixel 7 シリーズのハイエンドモデルとして発売されたGoogle Pixel 7 Proです。前モデルに搭載されたGoogle Tensorより進化したSoC「Google Tensor G2」を内蔵。さらに、プロレベルのカメラシステムを搭載し、あらゆる写真と動画をドラマチックかつ細やかに表現できると謳っています。


販売元は、検索エンジンの世界トップシェアを誇るGoogle。AndroidスマホのOSを開発した会社です。スマホだけでなく、タブレット・スマートウォッチ・スマートホームなど幅広い商品を展開し、より快適で豊かな生活をサポートしています。

光学5倍ズーム対応の望遠カメラを含めた3眼構成。2023年発売のハイエンドモデル

光学5倍ズーム対応の望遠カメラを含めた3眼構成。2023年発売のハイエンドモデル
出典:amazon.co.jp

特筆すべきは背面にある3つのカメラです。望遠カメラは光学ズームは5倍・超解像ズームは最大30倍と、前作より倍率がアップ。遠くの被写体をより高画質に撮れることが期待できるでしょう。メインカメラは5000万画素と高画質。ウルトラワイドカメラにはオートフォーカス機能があり、集合写真にも便利です。


加えて、花びらや露などの細部を撮影できるマクロフォーカスや動画の背景をぼかしてドラマチックな演出をする機能も搭載。不要な映り込みを消す有名な消しゴムマジックなども利用でき、幅広い撮影シーンに対応してくれるでしょう。


GooglePixelならではのAIによる便利機能も備えています。リアルタイム翻訳は、異なる言語を話す人とのコミュニケーションをサポートする機能。48言語に対応し、海外旅行やビジネスシーンなどで活躍するでしょう。写真に取った文字も翻訳できるため、海外のレストランのメニューが読めないときも重宝しますよ。


スペック詳細

  1. 価格|128GB税込124,300円・256GB税込139,700円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. 発売日|2022円10月
  3. キャリア|au・ソフトバンク・SIMフリー
  4. SoC|Google Tensor G2
  5. 画面サイズ|6.7インチ
  6. バッテリー容量|5,000mAh
  7. ストレージ(ROM)|128GB・256GB
  8. メインメモリ(RAM)|12GB
  9. パネル種類|有機EL
  10. メインカメラ画素数|5000万画素
  11. インカメラ画素数|1080万画素
  12. 画面解像度|1440×3120
  13. 画面リフレッシュレート|120Hz
  14. 耐水・防水機能|IPX8
  15. 認証機能|顔認証・画面内指紋認証

パワフルなGoogle Tensor G2を搭載。セキュリティ機能も充実

スマホの頭脳ともいえるSoCは、Googleが独自開発したパワフルなGoogle Tensor G2。高速なパフォーマンスと効率性の高さを両立し、自動調整バッテリーなら24 時間以上バッテリーが持続すると謳っています。


また、セキュリティチップ「Titan M2」と協力し、個人情報をしっかりと保護。Titan M2は、銀行のカードにも使用されているガイドラインに基づいてテストされています。スマホで決済できるなど便利になった反面、より個人情報の流出に気を配る必要が。スマホ選びにはセキュリティ機能も重要です。


本体のロックも素早く解除できるのもうれしいポイント。前作にない顔認証が搭載され、視線を送るだけでロックが解除されます。画面内指紋認証にも対応。画面に手を乗せるだけなので、機種側面にセンサーがあるタイプより指の移動がすくなく、すぐに操作ができますよ。


画面は有機ELディスプレイを採用。6.7インチの大画面でベゼルも狭いため、画面いっぱいに映像が広がるでしょう。画質はFHD+より高画質なQHD+。数値が大きければ大きいほど滑らかなリフレッシュレートは120Hzと高数値です。

大画面のためやや重め。優れた耐久性でアウトドアシーンでも使いやすい

サイズは7.66×厚さ0.89×高さ16.29cmで、重量は212gとやや重めリングやストラップ付きのケースにすると持ちやすいですよ。カラーバリエーションは、Hazel・Snow・Obsidianの全3種類。側面にはメタルフレーム、背面上部には両側面まで帯状に大きくとび出したカメラバーがあるユニークなデザインです。


Google Pixel 7シリーズは、高い耐久性が特徴。本商品もIPX8と約30分間放置しても内部に水が入らない防水性能を備えています。さらに、背面と前面両方に割れにくいCorning GorillaGlass Victusを搭載。キャンプやプール、フェスなどアウトドアシーンでも気兼ねなく持っていけるでしょう。


付属品は以下のとおりです。充電に必要なUSB-C ケーブルはありますが、コンセントで充電するためのACアダプターはついてきませんのでご注意くださいね。


付属品

  • 1 m USB-C - USB-C ケーブル(USB 2.0)
  • クイック スタートガイド
  • SIM ツール

Google Pixel 7との違いは?

Google Pixel 7との違いは?

同シリーズでは、スタンダードモデルのGoogle Pixel 7も販売されています。本商品との大きな違いは、カメラ機能です。Google Pixel 7には本商品にある望遠カメラが搭載されておらず、広角カメラとウルトワイドカメラのみ。被写体を拡大して写し出すマクロフォーカス機能も対応していません。


また、ディスプレイのスペックも十分高いですが、画質もリフレッシュルートも本商品より控えめです。ただ、そのぶん価格も抑えられているのはメリット。本商品が128GB税込124,300円(※執筆時点・公式サイト参照)なのに対し、128GB税込82,500円(※執筆時点・公式サイト参照)と4,0000円ほど安く購入できます。


それでいて、処理性能に大きく関わるSoCはハイエンドモデルの本商品と同じGoogle Tensor G2を採用。高速なパフォーマンスを期待できるでしょう。普段望遠カメラや接写機能を利用しない人はチェックしてみてくださいね。


スペック詳細

  1. 価格|128GB税込82,500円・246GB税込97,900円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. 発売日|2,022年10月
  3. キャリア|au・ソフトバンク・SIMフリー
  4. SoC|Google Tensor G2
  5. 画面サイズ|6.3インチ
  6. バッテリー容量|4,355mAh
  7. ストレージ(ROM)|128GB・256GB
  8. メインメモリ(RAM)|8GB
  9. パネル種類|有機EL
  10. メインカメラ画素数|5000万画素
  11. インカメラ画素数|1080万画素
  12. 画面解像度|1080×2400
  13. 画面リフレッシュレート|90Hz
  14. 耐水・防水機能|IPX8
  15. 認証機能|顔認証・画面内指紋認証

実際に使ってみてわかったGoogle Pixel 7 Proの本当の実力!

今回はGoogle Pixel 7 Proを含む、Androidスマホ全48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. カメラ性能
  2. 処理性能
  3. 画面性能
  4. バッテリー性能
  5. 熱のこもりにくさ
  6. 付加機能

カメラはイン・アウトともに優秀。暗い場所や動画でも高い解像感を実感

カメラはイン・アウトともに優秀。暗い場所や動画でも高い解像感を実感

まずは、カメラ性能の検証です。


実際にAndroidスマホを使用し、通常・ズーム・暗所・インカメラ・動画の5つの異なるシーンで撮影。撮った写真を男女5人のモニターが確認し、発色のよさ・ノイズの少なさ・解像感に注目して評価を行いました。なお、ズーム撮影のみ、撮影者が評価しています。

現実に近い繊細な発色。解像感もクリアで、拡大してもくっきりと見える

現実に近い繊細な発色。解像感もクリアで、拡大してもくっきりと見える

通常撮影では、現実の色にかなり近い色合いが再現され、自然な仕上がり。実際に写真を確認したモニターが満場一致で「満足」と回答しました。口コミどおり「糸の微妙な色彩の違いも完全に捉えていた」「発色が鮮やかで色味もきれい」など絶賛する声が多く上がっています。


目立ったノイズはほとんど感じられず、解像感もクリア。比較した下位モデルのGoogle Pixel 7は、拡大すると荒く写ることもあったのに対し、かなり寄った状態でもくっきりと写りました。「きれいに写真が撮れる」との口コミどおりです。


一方、一部モニターから「バーコードは少しぼやけて見える」という声があり、バーコードの数字まではっきりと読めた上位モデルのGooglePixel 8 Proと比べるといま一歩。だだ、解像感は申し分ないため、一般的な撮影なら大きな差を感じることは少ないでしょう。


通常撮影についてのモニターコメント

  1. 「すべての毛糸の複雑な色味の違いが、現実にかなり忠実に再現されている。彩度に欠ける印象はあるものの、不自然に再度が上げられた状態よりもよほど好感が持てる」
  2. 発色が鮮やかで色味もきれい」
  3. 「Proというだけあり、細かいところも繊細に写っている」
  4. バーコードは少しぼやけて見えるが十分解像度は高い」
  5. 気になるノイズはなく背景までしっかり写っている」
コメントは一部抜粋

望遠カメラを搭載し、ズーム撮影でもシャープな仕上がり。発色も解像感も良好

望遠カメラを搭載し、ズーム撮影でもシャープな仕上がり。発色も解像感も良好

Google Pixel 7にはない望遠カメラがあり、ズーム撮影でも被写体をシャープに撮影できました。絵の具でベタ塗りしたような印象はなく、発色も解像度も高めです。


比較したうち、ズーム撮影が苦手な商品が約半数ほどあったことをふまえると、運動会や動物園、山登りなどで遠くの被写体や風景を撮りたい人の有力な候補となるでしょう。

白飛びやノイズが気にならない。花の細部や屋根の細かい部分もくっきり

白飛びやノイズが気にならない。花の細部や屋根の細かい部分もくっきり

暗所撮影でも比較したエントリーモデルのように白飛びすることなく、解像感は優秀。実際に写真を確認したモニターから「花の細部や家の屋根の細かい部分までくっきりしている」とプラスの声が上がりました。拡大すると甘い部分があり通常撮影と比べるとややおとりますが、十分高い水準をキープしています。


明暗のバランスも良好。下位モデルのGoogle Pixel 7ではほぼ黒に見えた暗い色の表現も向上し、モニターから「黒に近い色もそれなりに色が見える」という声が上がりました。ノイズも気にならず、「通常撮影より気にならない」という声が上がるほど。イルミネーションの感動をそのまま写真に残せるでしょう。


暗所撮影についてのモニターコメント

  1. 「壁のノイズもないとはいえないが、かなり少ない。目立つ位置にあるわけではないので、総体としてまったく気にならない」
  2. 花の細部や家の屋根の細かい部分までくっきりしている。拡大すると甘い部分がないわけではないが、許容範囲内に十分収まるレベル」
  3. 「光の加減もあるが、黒に近い色もそれなりに色が見える」
  4. 「きれいに写っていてライト部分の白飛びもほぼない」
  5. 「ノイズは通常より感じにくい」
コメントは一部抜粋

自然な発色で、肌や髪を美しく表現。逆光の影響もほとんどない

自然な発色で、肌や髪を美しく表現。逆光の影響もほとんどない

インカメラはアウトカメラと同様に自然な発色。肌や髪の色が美しく表現されています。一部のモニターから「全体的に少し暗い」という声が上がったものの、多くのモニターが「発色がよい」と回答し、「色が乗っていて発色がよい」「全体の発色が明るめ」などプラスの声が多く寄せられました。


髪の毛や眉の細部も精細に表現され、被写体の解像感も高評価を獲得。対して、まわりの背景は被写体にピントがあっているためか「ややボヤけて見える」という声がありましたが、気にならない程度です。比較した上位商品も同様に少し背景にボヤけを感じるものもありました。


被写体のうしろには光るネオンがありますが、逆光の影響はほとんど受けていません。顔の一部が影になることもなく、全体がしっかりと写っています。天候や太陽の位置などを気にせず自撮り写真が撮れるでしょう。


インカメラ撮影についてのモニターコメント

  1. 「髪の毛や眉の細部までくっきり再現されている」
  2. 照明の明るさも抑えられており、顔への影響もほとんどない。十分処理できている」
  3. 背景がややぼやけているが気にならない程度」
  4. 全体的に少し暗めに感じた」
  5. 肌の色や髪色がきれいで全体の発色も明るめ」
コメントは一部抜粋

ノイズが気にならず、手ぶれ補正も十分。逆光の影響は受けやすいので光には注意

動画でも発色に問題はなく、ノイズ・解像感ともにおおむねクリアです。実際に確認したモニターのほとんどが「ノイズをほぼ感じない」と回答。解像感も「通常撮影と比べると少し落ちる」という声があるものの、「背景のぼやけはなく全体をしっかりと写していた」などの高く評価する声が並びました。


手ぶれの補正力も十分です。ほぼ感じないレベルまで抑制した比較した上位商品にはおよびませんが、大きな揺れ以外は抑えられました。比較したエントリー・ミドルレンジモデルのなかには酔うほど揺れる商品があったのに対し、モニターから「気になる手ぶれは特にない」という声が上がっています。


しかし、逆光の影響を受け、動画が暗くなるのが惜しいところ。比較した上位商品のGoogleのPixel 8 Proが周りの光に合わせて動画の色合いが調整されていたのに対し、モニターから「逆光の処理がほぼできていなかった」と指摘の声が上がりました。動画を撮影する際は、光の方向に注意してくださいね。


動画撮影についてのモニターコメント

  1. 「明るさの違いには対応できていない。動画全体的には暗く感じた」
  2. 「背景のぼやけはなく全体がしっかり写っていた」
  3. 手ぶれ補正が効いており、かすかにしかブレを感じなかった」
  4. ノイズはほぼ感じなかった」
  5. 「動画全体的に発色がよい」
コメントは一部抜粋

画面は、スペックもモニター評価も高い。臨場感ある映像を楽しめる

画面は、スペックもモニター評価も高い。臨場感ある映像を楽しめる

次は、画面性能の検証です。


メーカーが公表しているスペックをもとに、ディスプレイ方式・HDR対応の有無・リフレッシュレート・解像度をチェック。また、男女のモニター5人で実際に確認し、発色の美しさ・解像感の高さ・色の繊細な違いがわかるかも評価しました。

QHD+と高解像度な有機ELディスプレイを搭載。リアルさを出すHDRにも対応

QHD+と高解像度な有機ELディスプレイを搭載。リアルさを出すHDRにも対応

画面は高スペックです。比較した上位モデルのGoogle Pixel 8 Proとほとんど変わりません。有機ELのディスプレイの解像度は、下位モデルのGoogle Pixel 7より高画質なQHD+。さらに、画面の滑らかさを表すリフレッシュレートの数値も最大120Hzと向上しており、スクロール中の文字もはっきりと読めるでしょう。


また、実際に自分の目で見たようなリアルさを出せるHDRに対応しているのも利点です。暗い色が潰れたり明るい色が白飛びすることを防ぎ、より豊かな色合いを表現できるのが魅力。写真や動画、ゲームなどで臨場感ある映像を楽しめるでしょう。


  1. ィスプレイタイプ|有機EL
  2. HDR|HDR対応
  3. リフレッシュレート|最大120Hz
  4. 解像度|QHD+

ぱっと見てわかるほど高い解像感。動画の発色は彩度や明度が高く、バランスもよい

実際に画面を確認したモニターからはスペックの高さを証明する声が次々と上がり、満場一致で「画面がきれい」と回答しました。発色は彩度や明度が高く、バランスが良好。比較した下位モデルのGoogle Pixel 7 で白飛びを感じた部分もしっかりと表現できています。


繊細な色の違いは、一部のモニターから「比較した上位モデルにはおよばない」という声があるものの、寒色・暖色ともに色の幅が広く、暗い場所の色の階調も不自然さがありません。十分きれいなグラデーションを楽しめるでしょう。


また、ステンドガラスの細かな模様もくっきりときれいに映し出し、モニター全員が解像感の高さを絶賛。「ぱっと見ただけでも解像感の高さがわかる」「ノイズをほぼ感じない」などプラスの声が寄せられました。その場所で見ているような臨場感を味わえるでしょう。


画面のきれいさについてのモニターコメント

  1. 「赤は色飛びせずきれいな発色で、とくに青系の透明感が際立ってきれいに感じる」
  2. 「彩度も明度も高く、明るく全体的なバランスもよくてきれい」
  3. 「ステンドグラスが細部までかなりきれいに映っており、色と色の隙間も形状や色味が詳細に感じ取れる」
  4. やや赤系の色味が薄くなっているような印象を受ける。総合判断で十分きれいである」
  5. 寒色・暖色ともに色の段階がたくさんあるようで、飛び抜けてどこかがキツく見えない。全体がとても繊細に表現されていた」
コメントは一部抜粋

ベンチマークスコアは約80万点と高い。本格的3Dゲームも快適

ベンチマークスコアは約80万点と高い。本格的3Dゲームも快適

次は、処理性能の検証です。ベンチマークアプリ「Antutuベンチマーク ver9.0」を使い、スコアを3回計測。最も数値が大きかったものを評価しました。


処理能力を数値化したベンチマークスコアは、約80万点を記録。比較した商品の高評価の基準値とした30万点よりかなり高く、「原神」など本格的な3Dグラフィックゲームもカクつくことなく快適にプレイできる性能です。「動作が速い」との口コミどおり、普段からスマホゲームでよく遊ぶ人も満足できるでしょう。


同じGoogle Tensor G2を搭載しているGoogle Pixel 7も同様に高いスコアを記録。ベンチマークスコアで見れば、本商品とほとんど処理性能は変わりません。重たいゲームも問題なく遊べますよ。さらに高い処理性能を求めるなら、比較した商品のなかで約2割しかない100万点超えを記録したGoogle Pixel 8 Proもおすすめです。

バッテリーは持ちも充電スピードも良好。熱はこもりやすいので注意が必要

バッテリーは持ちも充電スピードも良好。熱はこもりやすいので注意が必要

次は、バッテリー性能・発熱のしにくさの検証です。


YouTubeアプリの動画を満充電された状態で再生し、6時間後に充電が何%残っているかをチェック。さらに、電池残量がない状態で急速充電を行い、30分後に何%まで充電できているかを確認しました。また、アプリで15分間スマホに負荷をかけたあとサーマルカメラを使って温度を測定しています。

6時間動画を再生しても54%もバッテリーが残った。1日中動画を楽しめる

6時間動画を再生しても54%もバッテリーが残った。1日中動画を楽しめる

YouTubeを6時間再生したあとのバッテリー残量は54%と、半分以上残る結果に。モバイルバッテリーを持ち歩かなくても1日中電池を気にせず動画を楽しめるので、外出中も心強いですよ。


比較したうち、ハイエンドモデルは高性能なぶん電池が持たない傾向にあり、本商品も62%も残った下位モデルのGoogle Pixel 7よりは残量がやや少なめです。だた、なかには半分以下のものや14%しか残らない商品もあったことをふまえると、優秀なバッテリー性能といえるでしょう。


電池残量がない状態で急速充電を行ったところ、30分で41%をチャージできました。比較した商品の多くも充電スピードが早く、なかには100%充電できたものもありました。

負荷後の温度は42.9℃と高め。上位モデルのPixel 8 Proより熱がこもりやすい

負荷後の温度は42.9℃と高め。上位モデルのPixel 8 Proより熱がこもりやすい

負荷をかけたあとの本体の温度は、42.9℃と高め。比較したほかのハイエンドモデル同様に熱がこもりやすいといえるでしょう。発熱した場合は、スマホケースから外して扇風機の前など風通りがよい場所に置いたり、十円玉など金属製にあてて熱を逃がすのが効果的です。


また、本商品よりベンチマークスコアが高いGoogle Pixel 8 Proより温度が高いのも気になるところ。比較したところ処理性能が高いほど熱もこもりやすい傾向がありましたが、それを覆す結果でした。後継機のGoogle Pixel 8 Proは処理性能だけでなく、冷却性能も進化しているといえるでしょう。

音質を高める機能が豊富。ステレオスピーカーや空間オーディオを搭載

音質を高める機能が豊富。ステレオスピーカーや空間オーディオを搭載

最後は、付加機能の検証です。耐久性・音質・利便性を高める機能が搭載されているかチェックしました。


音質を高める機能が豊富です。本体にステレオスピーカーを搭載。比較した1つのスピーカーしかない商品より音が立体的に聞こえやすいのが特徴です。アクセサリーと接続すれば空間オーディオにも対応。高音質BluetoothコーデックLDACを利用でき、ワイヤレスでライブ会場のような臨場感を楽しめるでしょう。


耐久性も優秀です。ディスプレイと背面両方に割れや傷に強いGorilla Glass Victusを採用。Gorilla Glass Victusは、 2m から​固く​荒い​地面へ落下させる試験をクリアしています。防水性能も比較したなかでトップクラスのIP68。お風呂やアウトドアシーンでも使いやすく、小さな子どもがいる人にもぴったりです。


スマートにレジの支払いや通勤ができるおサイフケータイや、2つの回線を使い分けられるモード切り替えにも対応。比較した多くのハイエンドモデルと同様にSDカードは非対応ですが、日常的に不便に思うことは少ないでしょう。写真や動画をより多く保存したい人はGoogleのクラウドを利用するのもひとつの手です。


  1. おサイフケータイ|◯ 
  2. SD|×
  3. イヤホンジャック|×
  4. 生体認証|画面内指紋認証 ・ 顔認証
  5. デュアルSIM|◯ 
  6. モード切り替え|◯ 
  7. 除菌|×
  8. 専用スタイラス| ×

Google Pixel 7 Proの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

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Google Pixel 7 Proはどこで売っている?

Google Pixel 7 ProのSIMフリーモデルは、楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトで販売されています。販売価格は、執筆時点で128GB税込124,300円・256GB税込139,700円(※公式サイト参照)です。店舗によっては中古品を販売している店も。よく説明を読んで購入するようにしましょう。


キャリアモデルの取り扱い店舗は、au・ソフトバンクです。キャンペーンや契約するプランによって値段が異なるので、それぞれのサイトで確認してみてくださいね。

より動画撮影にこだわりたいならこちらがおすすめ

最後に、SNSで映えるクオリティが高い映像を撮影できる商品をご紹介します。


SAMSUNGのGalaxy S23 Ultraは、歩きながら撮影してもほとんどブレを感じません。写真撮影でも明暗どちらの撮影シーンでも発色がよくはっきりとした仕上がりです。ベンチマークスコアは約123万点と非常に高く、本格3Dゲームもサクサク遊べる性能。6.8インチの大型有機ELディスプレイで臨場感もたっぷりです。


動画も写真も思うがままに撮れるのが、GooglePixel 8 Pro。動画撮影ではほとんど感じないほどブレを抑え、写真は撮影場所の明るさを問わず自然な発色です。5倍の光学ズームに対応した望遠レンズを備え、遠い被写体の撮影にも向いています。ベンチマークスコアは104万と好記録。本格3Dゲームも快適です。

Samsung
Galaxy S23 UltraSM-S918

Galaxy S23 Ultra 1
Galaxy S23 Ultra 2
Galaxy S23 Ultra 3
Galaxy S23 Ultra 4
Galaxy S23 Ultra 5
Galaxy S23 Ultra 6
Galaxy S23 Ultra 7
最安価格
99,080円
最安価格
99,080円
CPUSnapdragon® 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
取り扱い事業者ドコモ、au、SIMフリー
OSAndroid
Dolby Atmos
対応バンドドコモ系回線、au回線
対応OSAndroid
SoCSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy
aptX
充電端子Type-C
リフレッシュレート120hz
冷却機能
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)256GB、512GB、1TB
バッテリー容量5,000mAh
画面サイズ6.8インチ
画面サイズ6.8インチ
RAM12GB
画面解像度3088×1440
ROM256GB
最大画面リフレッシュレート120hz
バッテリー容量5000mAh
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
急速充電可能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
カメラ画素数2億画素
ハイレゾ対応(Ldac)
メインカメラ(広角)画素数約2億画素
超広角カメラ画素数約1200万画素
解像度QHD+(3216×1440)
望遠カメラ画素数約1000万画素
深度カメラ画素数
インカメラ画素数約1200万画素
最大ビデオ撮影解像度UHD 8K
複数レンズ4眼
本体サイズ高さ163.4×幅78.1×厚さ8.9mm
スローモーション撮影可能
本体重量234g
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能(IPX5、IPX8)
防水等級IPX5、IPX8
防塵機能
セキュリティ認証顔認証、画面内指紋認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
SIMフリー対応不明
SIMサイズnanoSIM
GPS機能不明
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応不明
複数アプリ同時表示数不明
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応不明
手のひらシャッター対応不明
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率不明
7.81cm
高さ16.34cm
厚さ0.89cm
本体重量約234g
付属品S ペン SC07、SIM 取り出しツール、USB ケーブル(C to C)、クイックスタートガイド、データ移行用試供品取扱説明書
製造国不明
対象不明
特徴カメラ性能が高い
全部見る
Galaxy S23 Ultra

Galaxy S23 Ultraをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

Google
Pixel 8 Pro

最安価格
107,095円
取り扱い事業者ドコモ、au、ソフトバンク、SIMフリー
OSAndroid
対応バンドドコモ系回線、au系回線、ソフトバンク系回線
SoCGoogle Tensor G3
充電端子Type-C
メインメモリ(RAM)12GB
ストレージ(ROM)128GB、256GB、512GB
バッテリー容量5,050mAh
画面サイズ6.7インチ
画面解像度4K(3840×2160)
最大画面リフレッシュレート120Hz
ディスプレイ種類有機EL
Bluetooth機能
5G対応
テザリング対応
NFC対応
メインカメラ(広角)画素数5000万画素
超広角カメラ画素数4800万画素
望遠カメラ画素数4800万画素
深度カメラ画素数不明
インカメラ画素数1050万画素
最大ビデオ撮影解像度4K
複数レンズ3眼
スローモーション撮影可能
夜景補正対応
手ぶれ補正対応
防水機能
防水等級IPX8
防塵機能
防塵等級IP6X
セキュリティ認証指紋認証、顔認証
おサイフケータイ対応
ワイヤレス充電対応
急速充電対応
MHL対応不明
ワンセグ・フルセグ対応
ハイレゾ対応
イヤホンジャック対応
スピーカーステレオ
SDカード対応
eSIM対応
デュアルSIM対応
デュアルSIMの種類SIMカードとeSIM利用
SIMフリー対応
SIMサイズnanoSIM
GPS機能
折りたたみ可能
専用スタイラスペン対応
複数アプリ同時表示数1
サブディスプレイサイズ不明
スマイルシャッター対応
手のひらシャッター対応
折りたたみスタイル不明
ディスプレイ比率縦長
ディスプレイのアスペクト比20:9
ベンチマークスコア約104万点
かこって検索対応
翻訳通話対応
対面翻訳対応
翻訳表示対応
被写体削除加工対応
傾き補正生成対応
文字起こし対応
ボイスレコーダー要約対応
価格帯ハイエンド
7.65cm
高さ16.26cm
厚さ0.88cm
本体重量213g
付属品USB-Cケーブル(USB 2.0)、クイックスイッチアダプター、SIMツール
製造国アメリカ
対象シニア
特徴カメラ性能が高い、画面がきれい
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