




機能が豊富でバッテリー持ちもよいと評判の、AQUOS R6 SH-M22。インターネット上では高評価の声が多く見られる一方、「カメラ撮影でぼやける」「画面の色味が気になる」などの口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2022年11月までの情報です
目次
結論からいうとAQUOS R6 SH-M22は、本格3Dゲームを楽しめるほどの処理性能と、画面の美しさが特徴。ベンチマークテストは約80万点と、一般的に重いと言われる「原神」がサクサク遊べるほどのスコアでした。有機ELを採用したディスプレイも発色が豊かです。
多くのハイエンド機が高温になったのに対し、負荷をかけても本体温度が39.5℃と低めに抑えられていたのも好印象。ディスプレイのリフレッシュレートも最大240Hzとなめらかで、応答速度が肝となるFPSゲームもプレイしやすいですよ。
バッテリー持ちは、動画を6時間再生して残量53%とまずまず。ゲームや動画を長時間楽しむのでなければ、外出先でも丸一日使えるでしょう。機能も豊富で、おサイフケータイ・IP68相当の防塵防水・画面内指紋認証・SDカードスロットなどに対応しています。
一方で、大型センサーを搭載した単眼カメラの画質は、AIによる独特処理のためか、人によって好みが分かれました。通常撮影は「一眼レフに近い仕上がり」「発色が弱くザラついている」と賛否両論。暗所や動画の白飛び・手ぶれは抑えられているものの、全体的にクセがある印象でした。
価格は執筆時点で税込112,200円(公式サイト参照)。今回検証した商品のなかではかなりの高価格帯です。SNSやサイト閲覧・ゲームを楽しむには使いやすいモデルですが、誰でも簡単に美しい写真が撮れる、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
AQUOSは、シャープが提供する液晶テレビ・スマホブランド。スマホには4種類のシリーズがあり、携帯しやすい「zero」・手頃な「wish」・ミドルレンジの「sense」・ハイエンドの「R」を展開しています。
今回は「R」シリーズから、2021年9月に発売されたの第6世代機のR6 SH-M22をピックアップ。キャリアモデルとSIMフリーモデルが用意されており、キャリアはドコモとソフトバンクに対応しています。
カメラメーカーのライカと共同開発した高性能カメラを売りにしており、スマホとしては最大級*の大型1インチセンサーを搭載。従来モデルより集光力がアップし、雰囲気や空気感まで伝わる高精細な写真に仕上がると謳われています。
またライカの傑作レンズといわれる「ズミクロン」を、AQUOS R6専用に再現。大型1インチセンサーと組み合わせることで、広角から望遠まで歪みの少ない美しい画質が期待できるでしょう。
画面には、シャープが開発した有機ELの「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を導入。2,000nitの輝度とHDR画質により、影の濃淡からまばゆい日の光までリアルに再現できるとアピールしています。リフレッシュレートは世界初*を謳う1~240Hzに対応し、なめらかな画面表示を体験できますよ。
2021年6月の発表時点
スクリーンは6.6インチと大きく、動画視聴にもおすすめ。両端はアールがかかっており、正面から見るとベゼルがないように見えるのも特徴的です。有機ELディスプレイとも相まって、映像やゲームの世界に没入できるでしょう。
カラーはブラックのみの1色展開です。曲面ディスプレイにより、美しさと高級感を兼ね備えたデザインに仕上がっていますよ。
サイズは高さ162×幅74×厚さ9.5mmで、カメラ部分の厚さは122mmです。重さは約207gと軽くはないため、セルフィ―を使う際は自撮り棒があると手への負担を抑えられるでしょう。
サイズ感としては、iPhone 14 Pro Maxに近い印象です。AQUOS R6のほうが厚みはありますが、重量はiPhone 14 Pro Maxよりも30gほど軽量ですよ。
メーカーが公表しているスペックから、ディスプレイ方式・リフレッシュレート・解像度・HDR対応の有無を調査。また、男女5人のモニターが実際に使ってみて、発色のよさや解像感の高さをチェックしました。
画面性能は今回検証したほかの商品と比べても優秀です。「画面の色味が気になる」との口コミがありましたが、有機ELディスプレイの採用により鮮やかな発色と幅広い色彩を楽しめました。
画面解像度もWUXGA+(1,260×2,730)と高精細で、質感までしっかり再現されています。ただし、なかには「細かな部分に若干の粗を感じる」と感じたモニターもいました。
画面の更新回数を示すリフレッシュレートは240Hzとトップクラスの性能です。スクロール中でも文字がはっきり読み取れ、画面表示も非常になめらか。レスポンス速度が重要なFPSゲームや重量級の3Dゲームをきれいな画面で遊びたい人にもよいでしょう。
付加機能もかなり充実しています。2本指に対応した画面内指紋認証機能により、高度なセキュリティ性能を実現。さらに3D超音波指紋センサーの「Qualcomm 3D Sonic Max」を採用することで、スピーディーかつ自然なロック解除が可能です。
おサイフケータイにも対応し、モバイルSuicaなども利用OK。防水は湿度85%までの環境で使用できるIP68相当が備わり、お風呂で使えるのもうれしいポイントです。
ストレージ容量は、高速なUFS 3.1に対応した128GB。microSDXCカードスロットも搭載されており、アプリや写真をたくさん保存したい人にも重宝します。
音質の性能もチェックしたところ、空間オーディオはありませんが、ステレオスピーカーが備わっていました。有機ELディスプレイと合わさることで、動画視聴やゲームプレイ時にはほどよい迫力を味わえます。
コーデックはハイレゾ相当の音質が期待できるLDAC。対応するヘッドセットやスピーカーを購入すれば、より高音質なサウンドを楽しめるでしょう。
次に、処理性能の検証です。
処理性能を測定するベンチマークアプリ「Antutuベンチマーク ver9.0」を使い、スコアを3回ずつ測定。最も数値が高かったもので比較評価を行いました。
ベンチマークスコアは、全体平均の約50万点を大きく上回る約80万点を記録。最新のハイエンドSoCを搭載した90万点越えのモデルには一歩及びませんが、「原神」などの重量級3Dグラフィックゲームでも快適にプレイできる性能です。
SoCとは、スマホを動かすのに必要な部品を1つのチップにまとめたもの。本商品にはQualcomm社製の「Snapdragon 888 5G」が搭載されています。Cortex-X1と呼ばれる高性能CPUや強力なAIエンジンを搭載したパワフルなSoCで、2021年のハイエンドスマホに多く導入されていますよ。
メインメモリは12GBと大容量。重いゲームを複数起動しても、メモリ不足になりにくいでしょう。
結果、全体平均の約40℃を下回る39.5℃と発熱は控えめ。一般的に高性能なSoCは熱くなりがちですが、本機はミドルレンジと同レベルに抑えられています。処理性能にこだわりたいけど熱くなるのはちょっと…とお考えの人にうってつけといえるでしょう。
続いて、バッテリー性能の検証です。バッテリー持ちと充電速度について、以下のとおりチェックしました。
【バッテリー持ち】
YouTubeアプリで動画を再生し、6時間後のバッテリー残量で評価
<検証条件>
【充電速度】
急速充電器で充電し、30分後にどのくらい充電できているかを評価
<検証条件>
付属の充電器が65W以上に対応していた場合はそちらを使用
YouTubeで動画を6時間再生したあとでも、53%のバッテリーが残りました。パワフルなSoCを搭載しているにもかわらず、全体平均の約50%を上回り消費は控えめ。外出先でも丸1日使い続けられますよ。
負荷の多い3Dゲームなどをプレイしたい場合は、モバイルバッテリーを持ち歩くと安心でしょう。
充電がない状態で急速チャージしてみると、30分で35%まで回復。全体平均の約42%には及びませんでしたが、普段使いには十分なレベルといえます。
就寝前にチャージし忘れてしまっても、朝起きてすぐに充電すれば1日中SNSやネット検索ができるぐらいはカバーできるでしょう。
最後に、カメラ性能の検証です。
通常撮影・ズーム撮影・暗所撮影・インカメラ撮影・動画撮影の5つのシーンで撮影した写真・動画の仕上がりをチェックしました。AIモード・美肌補正モード・手ぶれ補正などの機能はすべて有効化し、最高画質で撮影しています。
総合的なカメラ性能はまずまずな結果に。大型1インチセンサーを売りとした単眼カメラを採用していますが、AIの画像処理が独特なためか人によって評価が分かれました。
通常撮影では「一眼レフに似た仕上がり」との声があるなか、「発色が薄い」「ザラつきがある」との声も。ネット上で「ぼやける」との口コミがあったように、ズームすると発色が物足りず全体的にぼやっとした印象に仕上がったのも気になります。
暗所撮影では、白飛びすることなく明暗差のバランスも良好でした。解像度は高くなかったものの、ノイズはそれほど多くありません。
動画撮影では、手ぶれがほとんどなく安定して撮れたのが好印象です。ただし逆光にはやや弱く、顔が暗くなってしまったのが惜しいところ。「動いているとザラつきを感じる」との意見も聞かれました。
インカメラで自撮りした写真の評価も二分し、モニターからは「肌の質感が細かく把握できる」「フォーカスが全体にかかってしまい、美肌補正が効いていない」などのコメントがあがりました。
全体的にみると、薄い色の発色が甘くザラつきがあるのがネック。ただし、逆光の影響をそれほど受けずに撮れたのはメリットといえます。
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(11件)
| 取り扱い事業者 | ドコモ、au | 
|---|---|
| OS | Android | 
| 対応バンド | ドコモ系回線、au回線 | 
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 | 
| 充電端子 | USB Type-C | 
| メインメモリ(RAM) | 12GB | 
| ストレージ(ROM) | 256GB | 
| バッテリー容量 | 5,000mAh | 
| 画面サイズ | 6.8インチ | 
| 画面解像度 | 3088×1440 | 
| 最大画面リフレッシュレート | 120Hz | 
| ディスプレイ種類 | 有機EL | 
| Bluetooth機能 | |
| 5G対応 | |
| テザリング対応 | |
| NFC対応 | |
| メインカメラ(広角)画素数 | 10,800万画素 | 
| 超広角カメラ画素数 | 約1200万画素 | 
| 望遠カメラ画素数 | 1000万画素 | 
| 深度カメラ画素数 | 不明 | 
| インカメラ画素数 | 4000万画素 | 
| 最大ビデオ撮影解像度 | 8K | 
| 複数レンズ | 4眼 | 
| スローモーション撮影可能 | |
| 夜景補正対応 | |
| 手ブレ補正対応 | |
| 防水機能 | 不明 | 
| 防水等級 | IPX5、IPX8 | 
| 防塵機能 | 不明 | 
| セキュリティ認証 | 画面内指紋認証、顔認証 | 
| おサイフケータイ対応 | |
| ワイヤレス充電対応 | |
| 急速充電対応 | |
| MHL対応 | 不明 | 
| ワンセグ・フルセグ対応 | |
| ハイレゾ対応 | |
| イヤホンジャック対応 | |
| スピーカー | ステレオ | 
| SDカード対応 | |
| eSIM対応 | |
| デュアルSIM対応 | |
| SIMフリー対応 | 不明 | 
| SIMサイズ | 不明 | 
| GPS機能 | 不明 | 
| 折りたたみ可能 | |
| 専用スタイラスペン対応 | 不明 | 
| 複数アプリ同時表示数 | 不明 | 
| サブディスプレイサイズ | 不明 | 
| スマイルシャッター対応 | 不明 | 
| 手のひらシャッター対応 | 不明 | 
| 折りたたみスタイル | 不明 | 
| ディスプレイ比率 | 不明 | 
| 幅 | 7.8cm | 
| 高さ | 16.3cm | 
| 厚さ | 0.89cm | 
| 本体重量 | 229g | 
| 付属品 | SIM取り出し用ピン、Sペン、クイックスタートガイド、USBケーブル(CtoC) | 
| 製造国 | 不明 | 
| 対象 | 不明 | 
| 特徴 | カメラ性能が高い | 
SAMSUNG Galaxy S22 Ultraをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 取り扱い事業者 | ソフトバンク、SIMフリー | 
|---|---|
| OS | Android | 
| 対応バンド | 不明 | 
| SoC | Google Tensor | 
| 充電端子 | USB Type-C | 
| メインメモリ(RAM) | 12GB | 
| ストレージ(ROM) | 128GB、256GB | 
| バッテリー容量 | 5,003mAh | 
| 画面サイズ | 6.7インチ | 
| 画面解像度 | 3120×1440 | 
| 最大画面リフレッシュレート | 120Hz | 
| ディスプレイ種類 | 有機EL | 
| Bluetooth機能 | |
| 5G対応 | |
| テザリング対応 | |
| NFC対応 | |
| メインカメラ(広角)画素数 | 5,000万画素 | 
| 超広角カメラ画素数 | 1,200万画素 | 
| 望遠カメラ画素数 | 4,800万画素 | 
| 深度カメラ画素数 | 不明 | 
| インカメラ画素数 | 1110万画素 | 
| 最大ビデオ撮影解像度 | 4K | 
| 複数レンズ | 3眼 | 
| スローモーション撮影可能 | |
| 夜景補正対応 | |
| 手ブレ補正対応 | 不明 | 
| 防水等級 | IPX8 | 
| セキュリティ認証 | 画面内指紋認証 | 
| おサイフケータイ対応 | |
| ワイヤレス充電対応 | |
| 急速充電対応 | |
| ワンセグ・フルセグ対応 | |
| ハイレゾ対応 | |
| イヤホンジャック対応 | |
| スピーカー | ステレオ | 
| SDカード対応 | |
| eSIM対応 | |
| デュアルSIM対応 | |
| SIMフリー対応 | |
| 折りたたみ可能 | |
| 幅 | 7.59cm | 
| 高さ | 16.39cm | 
| 厚さ | 0.89cm | 
| 本体重量 | 210g | 
| 付属品 | USB-C-USB-Cケーブル、クイックスタートガイド、クイックスイッチアダプター、SIMツール | 
| 特徴 | カメラ性能が高い、バッテリー性能が高い | 
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