フードと本体が別々に動くため視野が確保しやすい自転車用レインウェア、AETONYX 回転フード 防水 レインコート。「通気性があり蒸れにくい」「広い範囲をカバーできる」と好評ですが、「長時間着ていると浸水してくる」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の自転車用レインウェアとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、自転車用レインウェア選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
AETONYX 回転フード 防水 レインコートは、左右・後方の視野が確保しやすい自転車用レインウェアがほしい人におすすめです。フードと本体が別々に動くため、横を向いたり振り返ったりしたときの首の動きにフードが追従。比較したなかにはフードやバイザーが視界をふさいでしまうものもありましたが、こちらはフードが回転して視界を遮らず、自由に周囲を確認しながら自転車を運転できます。
高い防水性も魅力のひとつ。ファスナー部・胸部・肩部のそれぞれにシャワーで30秒間水をかけても浸水は確認されず、比較した多くの商品と同様に高評価を獲得しました。「長時間着ていると浸水してくる」との口コミはありますが、自転車用レインウェアとしては浸水しにくい商品です。
露出の少なさでも高評価でした。比較したポンチョタイプと比べてひざ下までカバーできるほど丈が長く、口元や袖もしっかり密着します。足元や顔がびちゃびちゃになりにくいのがメリットです。
ポンチョ特有の風通しのよさと薄手の生地の涼しさから、蒸れにくさでも高めの評価。比較した透湿性の生地を使った商品やベンチレーションつきの商品ほどではありませんが、蒸れで気持ち悪くなるようなことは少ないでしょう。
一方、丈が長いため風に捲し上げられたり、タイヤにこすれたりする恐れも。比較したなかには裾を絞れる商品もありましたが、こちらは裾を絞れずバタつきやすいのが難点です。快適に走れる機能を重視するなら、ほかの上位商品もチェックしてみてくださいね。
実際にAETONYX 回転フード 防水 レインコートと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ自転車用レインウェアと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
AETONYX 回転フード 防水 レインコートのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
カジメイク
全項目で高評価!日常的に使えるデザインで万人におすすめ
AETONYX 回転フード 防水 レインコートは、本体と別々に動く回転式のフードが特徴の自転車用レインウェアです。左右や後方を確認するとき首の動きに合わせてフードが回転するため、フードに視界を遮られにくい点をアピールしています。
販売元のAETONYXは、普段使い向けのさまざまなアイテムを取り扱うレインウェア専門店。「シンプルかつ高い機能性を追求し、雨の日の生活をもっと快適に」をコンセプトに、使いやすい数々のレインウェアを販売しています。
サイズはフリーサイズと、少し大きめのLサイズの2種類を展開。カラーバリエーションは8色と豊富にあり、好みに合わせて選べます。
<カラーバリエーション>
今回は、AETONYX 回転フード 防水 レインコートを含む自転車用レインウェア25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、防水性の検証です。ファスナー部・胸部・肩部のそれぞれに30秒間シャワーで水を当てて、生地の裏側に張ったポストイットが濡れないかどうかで防水性をチェックしました。
検証の結果、ファスナー部・胸部・肩部のいずれも浸水は見られず、防水性は高評価を獲得。表面には撥水加工・裏面には防水加工が施されているうえ、縫い目にはシームテープが取り付けられているのがポイントです。比較したなかにはシームテープがなく、縫い目から水が染み込む商品もありましたが、これなら中の服を濡らす心配も少ないでしょう。
なお、生地の耐水圧は5000mm。「長時間着ていると浸水してくる」との口コミもありましたが、通常の雨なら十分防げる性能があるといえます。
次に、露出の少なさの検証です。乗車した際に脚をどこまでカバーできるか、フードや袖口を絞れるか、口元まで覆えるかなどを軸に評価しました。
チェックした結果、露出の少なさも良好。比較したポンチョタイプの商品には丈が短いものも複数ありましたが、本商品は裾が長く、ひざ下あたりまでカバーできます。絞れるフードもついており、口元までしっかり覆えました。
袖口は絞れませんが、「広い範囲をカバーできる」との口コミどおりの優れた仕様です。顔や足回りが濡れるのを防いで走行できるでしょう。
続いて、快適に走れる機能の検証です。フィット感や伸縮性があるか、視界が確保しやすいかなどの観点で仕様をチェックし、快適に走れる機能を備えているかどうかを評価しました。
快適に走れる機能は少なく、評価はいまひとつ。丈が長いうえに裾や袖口が絞れないため全体的にバタつきやすく、走行しにくく感じる可能性があります。また、口元に起毛素材やメッシュ素材もないので、息苦しく感じることもあるでしょう。
比較した結果、上下が分かれたレインスーツだとスピードを出して走行しやすいようです。通勤通学に使いたい人やスポーツ自転車に乗る人は、ペダルをこぎやすいレインスーツがおすすめですよ。
一方、フードはクリアバイザーつきで、顔に雨がかかりにくいのが利点。本商品の特徴である本体と別々に動くフードは視野を確保しやすく、左右や後方を確認しながら走行できます。なお、詳細は以下のとおりです。
最後に、蒸れにくさの検証です。防水透湿素材やメッシュ素材などが使用されているか、ベンチレーションがついているかなどをチェックして、蒸れにくさを評価しました。
風を通しやすいポンチョタイプということもあり、蒸れにくさは好評でした。ベンチレーションや防水透湿素材・メッシュ素材などは使われていませんが、薄手の生地が使われているのが高ポイント。「通気性があり蒸れにくい」との口コミどおり、快適に着られます。
比較した同じポンチョタイプのなかには、生地が分厚く蒸れやすいものも。快適性にもこだわりたい人は、本商品のような薄手のものや透湿度24,000g/㎡/24hの高性能な生地もチェックしてみましょう。
種類 | ポンチョ |
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耐水圧 | 5,000mm |
透湿度 | 公称値なし |
収納袋付き |
良い
気になる
対象 | ユニセックス |
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重量 | 380g(フリーサイズ実測) |
裾を絞れる機能 | |
ベンチレーション付き | |
裏地がメッシュ・ニット | |
フードの調整機能 | |
特徴 |
AETONYX 回転フード 防水 レインコートは、公式オンラインショップのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECショップで購入できます。公式オンラインショップでの値段は税込4,280円です(執筆時点)。
最後に、快適に走りやすい機能が充実した別の商品を紹介します。
カジメイクのAME TO HARE AH-300 3レイヤーステンカラーコートは、レインウェア選びで迷っているすべての人におすすめです。高い防水性と透湿性を備え、フードや本体をしっかり体にフィットさせられるのも特徴。こちらもフードが回転するので、視野も自由に確保できます。
同じくカジメイクのPIRARUCU 透湿防水レインコート バッグインコートも、防水性や快適に走りやすい機能を求める人にぴったり。リュックを背負ったまま着用できるタイプで、視野を確保しやすいバイザーや調整しやすいフードも備えています。おしゃれなデザインで普段着にも使えます。
種類 | レインコート |
---|---|
耐水圧 | 15,000mm |
透湿度 | 25,000g/㎡/24h |
収納袋付き |
良い
気になる
対象 | ユニセックス |
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重量 | 537g(Lサイズ実測) |
裾を絞れる機能 | |
ベンチレーション付き | |
裏地がメッシュ・ニット | |
フードの調整機能 | |
特徴 | おしゃれ |
カジメイク アメトハレ AH-300 3レイヤーステンカラーコートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | レインコート |
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耐水圧 | 10,000mm |
透湿度 | 5,000g/㎡/24h |
収納袋付き |
良い
気になる
対象 | ユニセックス |
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重量 | 414g(Mサイズ実測) |
裾を絞れる機能 | |
ベンチレーション付き | |
裏地がメッシュ・ニット | |
フードの調整機能 | |
特徴 | おしゃれ |
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