雨の日のリュック派を救う!自転車用“技あり”レインコートでゲリラ豪雨も反則金も神回避!
2026年から自転車の傘差し運転に青切符が適用され、反則金が課されるようになります。そうなると、雨の日対策としてレインコートに注目が集まりそうですが……。
何を選べばいいのか、脱いだあとどうしたらいいのかなど、いろいろハードルがある中で「しっかりめのレインコートを着ているとリュックが背負えない」のも、問題のひとつ。
でも、レインコートに「ひと工夫」あれば、あっさり解決できることがわかりました。強めの雨の日でも自転車がぐっと快適になるんです。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年7月2日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

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雨の日の自転車+リュック派の救世主
リュックを背負って自転車乗りたい派に知ってほしいのが、カジメイク「PIRARUCU 透湿防水レインコート バッグインコート」。
商品比較サービス「マイベスト」が、35着の自転車用レインコートを比較したランキングで7位になった実力派です。
ランキング7位なのに、なぜ、あらためてピックアップするのか。
その理由は、リュックを背負っても余裕ができる、背中の「ひと工夫」にあります。
普段着でもおかしくないスラッとした見た目ですが、ボタンを外すと背中側が大きく広がるような仕組みになっています。
そのため、リュックを背負っても突っ張ったり引っかかったりするような違和感がありません。
もちろん、リュックを背負ったまま自転車をこいでもスムーズです。
リュックを背負う場合、荷台まで覆えるゆったりめのロングポンチョを使うという手もありますが、裾がタイヤに挟まるなど安全性を危ぶむ声も(※)。
出典:独立行政法人 国民生活センター
その点、ある程度体にフィットしてくれる拡張型レインコートなら、風が強い日でも、ちょっと距離があっても安心できそうです。
強い雨でもちゃんと頼れる
リュックが背負えるだけじゃなく、強めの雨の日でも頼れるのがいいところ。
胸部、肩部はもちろん、ファスナー部まで含めたレインコートとしての「防水性」は、マイベストの検証スコア★5.00と、最高評価です。
実際に、ちょっと強めに水を当ててみても、漏れたり染みたりせず、服もカバンもほぼ濡れませんでした。
ジッパーやポケットも、浸水を防ぐ工夫(止水処理)がされています。袖周りも絞れるタイプです。
特にすごさを感じたのは、顔や頭がほとんど濡れないこと。アゴで固定できるフードと、着脱できるバイザーが雨から守ってくれます。
髪型がくしゃくしゃになったり、メイクが大幅にくずれたりしないから、雨の日でもテンションが下がりにくいってよくないですか?
視野をジャマしない
レインコートは濡れないことも重要ですが、フードの追従性も大切なポイント。
左右に首を振ったとき、フードが正面を向いたままだと視野が妨げられるので、とても危険だからです。
でも、ご安心ください。フードの付け根がジッパーになっているので、左右をしっかり確認できます。
この機能は、1回試してみたら効果の高さに驚くはずです。同時に、フードが固定しちゃうレインコートの怖さも実感してしまうかも。
買う前に!ふたつの問題点
と、ここまでは良いところばかりですが、2つ問題もあります。
まずひとつめは、下半身はカバーできないので、パンツは別途用意する必要があること。
M〜3Lまで展開しているので、ちょっと大きめサイズを選ぶのがコツかもしれません。
ふたつめは、収納袋がないこと。これは痛い。
購入時にはビニール素材の袋に詰められているので、ここに無理やり入れることもできますが、これも別途購入した方が便利です。
このレインコートを買って良い人
メリットとデメリットが出揃ったところで、最終ジャッジです。
買っていい人代表は、もちろん通勤通学に自転車+リュックが必要な人です。足元は気になるけど、目的地までそんなに遠くないからいける、という考え方もありでしょう。
どうしてもリュックを使いたくて、かつズボンも濡らしたくない人は、AKANEの「上下セットレインウェア」という選択肢もあり。
専用の収納袋も付いています。
ただAKANEのレインコートは、検証時にかなり蒸れやすかったので、そこだけは注意してください。
どちらを選ぶにしても、みなさまの雨の日が少しでも快適になれば幸いです。