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ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

防水性・携帯性に優れ、アウトドアだけでなく普段使いもしやすいと謳う登山用レインウェア、ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306。「しっかり水を弾く」「コンパクトに収納できる」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。


今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 防水性の高さ
  • 蒸れにくさ
  • 持ち運びやすさ
  • 使い勝手のよさ
  • 耐久性の高さ


さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の登山用レインウェアとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、登山用レインウェア選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2026年06月29日更新

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306の検証レビュー

高村悠
ガイド
マイベスト アウトドア・カーバイク用品担当
高村悠

マイベスト入社後、キャンプ・釣り・登山・スキー・スノボなどのアウトドア用品から、自動車・自転車用品まで幅広くコンテンツ制作を担当。今までに500以上の商品を検証してきた実績を持つ。専門家への取材を重ねて知識を深め、「わかりやすい情報で、一人ひとりにぴったりの選択肢を提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。

高村悠のプロフィール
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はじめに結論!軽さ・使い勝手を兼ね備えた1着。便利な機能が多く、薄手で夏用ウエアにも活躍

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306は、登山でも街中でも使える軽いものがほしい人におすすめ。重量は実測値で218gと非常に軽量で、比較した全商品の平均値約327g(※執筆時点)を大きく下回りました。「コンパクトに収納できる」との口コミどおり、専用のスタッフサックを使えば負担なく持ち運べます。シンプルなデザインで街着としても重宝するでしょう。


軽量ながら便利な機能があるのも利点です。外側には小さめのポケットが1つ備わり、ザックのベルトに干渉しない胸部分に配置。裾・袖の調整機能もあり、比較した非対応の商品とは違って楽に体にフィットさせられました。フードはヘルメットの上から着用でき、顔に雨がかかるのを防ぐひさしも装備しています。


防水性も高めで、耐水圧は16,010mmと大雨にも対応できるレベル。比較した20,000mmを超える商品には及びませんが、嵐の中を歩かない限り問題なく使えるでしょう。シームテープ処理が施されているうえ、ファスナーや縫い目の仕上げも丁寧で、隙間から雨が入るリスクも小さいといえます。


蒸れにくさに関わる透湿度は4,680g/m2/24hと、全体平均値の4,066g/m2/24h(※執筆時点)より良好な数値を記録しました。裏地の凹凸プリントのおかげで肌離れがよく、ベタつきにくいのもメリットただ通気性を上げるベンチレーション機能がなく、内部の蒸れを効率的に逃がしにくいのは惜しい点です。


耐久性はいまひとつな評価に。格子状に織り込むリップストップ素材を使い、引き裂きに強いのは利点です。ただほかの商品と並ぶと生地が薄く突き刺しに弱いため、登山中に枝などに引っかけると穴が空く可能性も。軽さ重視の人や夏場に使える薄手のものをお探しの人にはよいですが、耐久性にもこだわるならほかの商品も検討してください。

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306とは?

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306とは?

登山用レインウェアは、冷たい雨風を防ぎ、快適に登山を楽しむためのアイテム。100円ショップなどでもビニールカッパを購入できますが、内部が自分の汗で蒸れたり風でめくれ上がったりするため、登山用レインウェアを準備するのがおすすめです。防風性・透湿性に優れたものが多く、雨の日でも快適に登山を楽しめますよ。


今回ご紹介するベンチャージャケット NP12306もそのひとつ。防水性・携帯性を追求し、バッグに常備しておけるほど軽量・コンパクトと謳っています。落ち着いたカラーから鮮やかなカラーまでラインナップも豊富で、アウトドアだけでなくタウンユースにも重宝するでしょう。


販売元のノースフェイスは、アメリカのアウトドア用品メーカー。アウトドアアパレル・トレッキングシューズ・キャンプ用品など幅広く販売しています。1978年より株式会社ゴールドウィンが日本での輸入販売を開始しました。

ノースフェイス独自のHYVENTを採用。サラッとした使用感にも配慮

ノースフェイス独自のHYVENTを採用。サラッとした使用感にも配慮
出典:goldwin.co.jp

生地には、メーカー独自の防水透湿素材「HYVENT(ハイベント)」を採用2.5層構造で、ナイロン・ポリウレタンに加えて、ビーズ加工を施した透明ラミネートフィルム「Clear-D」を使用しています。ナイロンは環境負荷の少ない植物由来のもの。汗でもべたつかずさらりと快適に着用できると謳っています。


  1. 価格|税込18,700円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. 素材|ナイロン・ポリウレタン
  3. メンブレン|HYVENT
  4. 耐水圧|16,010mm(実測値)
  5. 透湿度|4,680g/m2/24h(実測値)
  6. サイズ|S・M・L・XL・XXL
  7. 重量|約235g(Lサイズの公称値)

フードは片手で調節できる。カラーは7色・サイズは5種類を展開

フードは片手で調節できる。カラーは7色・サイズは5種類を展開
出典:goldwin.co.jp

フードは片手で絞れるワンハンドアジャスターに対応し、視界をさえぎりにくい形に設計しています。フロントには止水ファスナーを採用し、雨風の侵入を防ぐとアピール。両脇には、小物の収納に便利なファスナーつきポケットがついています。持ち運びに便利なスタッフサックも付属しますよ。


カラー展開は全7色と豊富。ソーラーブルー・イエローシルト・ケルプタン・ニュートープ・アーバンネイビー・ブラック・レトロオレンジから選べます。サイズはS・M・L・XL・XXLの5種類です。自分の好みや体型に合ったモデルをチョイスしやすいのがうれしいですね。

実際に使ってみてわかったノースフェイス ベンチャージャケット NP12306の本当の実力!

今回はノースフェイス ベンチャージャケット NP12306を含む、登山用レインウェア全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 防水性の高さ
  2. 蒸れにくさ
  3. 持ち運びやすさ
  4. 使い勝手のよさ
  5. 耐久性の高さ

防水性の高さは良好。蒸れにくくさらりと着用できる

防水性の高さは良好。蒸れにくくさらりと着用できる

まずは、防水性の高さの検証です。耐水圧、止水テープ・ファスナーの処理を確認し、「台風並みの暴風雨(30m/s、30mm/h)でも中が濡れない商品」を満足の基準として評価しました。


続けて、蒸れにくさの検証です。透湿度・生地の保温性・ベンチレーションの有無などのポイントをチェック。「夏の雨の日の樹林帯をレインウェアを着用しながら中程度の強度で1時間行動しても、なかのウェアが汗でびしょ濡れにならない商品」を満足の基準としました。

耐水圧は16,010mmを記録。大雨にも対応できる防水性能

耐水圧は16,010mmを記録。大雨にも対応できる防水性能

外部専門機関で計測したところ、耐水圧は16,010mmと強い雨にも耐えられる性能を発揮。比較した商品内には嵐にも対応可能な20,000mmを超えるモデルも多くありましたが、本品は登山用レインウェアとしては必要十分でしょう。


比較したほかの商品と同様にシームテープ処理が施され、ファスナーや縫い目の仕上げにも問題は見られません。隙間から雨が侵入するリスクは少なく、内部が濡れることなく快適に使えそうです。

透湿度は4,680g/m2/24h。生地が薄く涼しい点も魅力

透湿度は4,680g/m2/24h。生地が薄く涼しい点も魅力

透湿度は4,680g/m2/24hと、比較した全商品の平均値4,066g/m2/24h(※執筆時点)を上回りました。ただ、1日着続けても湿気が内側に残らないとされる5,000g/m2/24hには届かない結果です。


通気性をアップさせるベンチレーション機能がないのも惜しいところ。ほかの商品には、左右の脇に通気口を備えたものもありましたが、本品には内部の蒸れを効率的に逃す機能はありません。


とはいえ、生地が薄く汗をかきにくい設計は利点です。裏地には凹凸プリントが施されており、肌離れがよくベタベタと張りつきにくいでしょう。

218gと軽量。スタッフサックつきで持ち運びやすい

218gと軽量。スタッフサックつきで持ち運びやすい

次は、持ち運びやすさの検証です。


重量・収納機能などのポイントをチェック。「1gでも荷物を減らしたい山行でもためらわずに持っていける重量で、収納しやすい機能がある商品」を満足の基準としました。

持ち運びやすさは高評価を獲得。重さはわずか218gと、比較した全商品の平均値約327g(※執筆時点)を大きく下回りました。荷物の軽量化にこだわりたいU.L.(Ultra Light)志向の人にも向いていますよ。


専用のスタッフサックが付属する点もメリット。「コンパクトに収納できる」との口コミどおり、すっきり収納して持ち運べるでしょう。

使い勝手も優秀。ポケットが豊富で、袖・裾の調整機能も搭載

使い勝手も優秀。ポケットが豊富で、袖・裾の調整機能も搭載

次は、使い勝手のよさの検証です。


ファスナー・フードの仕様や、裾・袖を調整できるかどうかなどをチェック。「夏山登山で快適に使用できる機能が網羅され、ユーザーに配慮した独自の工夫がある商品」をとても満足できる基準としました。

使い勝手も非常に優秀です。軽量ながら機能性を犠牲にしておらず、両脇だけでなく胸の位置にもポケットを配置フロントファスナーはシングルタイプで上からしか開けられませんが、ポケットを含めすべてのファスナーにタブがついていました。グローブを着用したままでも開閉が簡単です。


フードはヘルメットの上から着用可能。顔に合わせて片手で調整でき、スムーズにフィットさせられました。ひさしもあり、顔に雨がかかるのを防げます。比較したなかには裾・袖のいずれかしかフィット感を調整できないものもありましたが、本品は裾・袖ともに調整可能です。


素材にストレッチ性がないぶん、ゆったりと着用したい人は窮屈さを感じるかもしれません。とはいえ便利な機能が多く、使い勝手のよい登山用レインウェアといえるでしょう。

生地が薄く、耐久性はいま一歩。引き裂きには強い

生地が薄く、耐久性はいま一歩。引き裂きには強い

最後は、耐久性の高さの検証です。


生地の厚み・突き刺し強度・引き裂き強度をチェック。「藪漕ぎなどのハードな登山を中心に、2シーズン使用しても壊れない耐久性がある商品」を満足の基準として評価しました。

重さ218gと軽量なぶん、生地が薄く耐久性は低め。直径1.1mmの針を貫通させるのに必要な力は、比較した商品の平均値3.76N(※執筆時点)を大きく下回る1.49Nでした。登山中に枝や石に引っかけると穴が空く可能性があるので、周囲に注意しましょう。


一方、格子状に織り込まれたリップストップ素材を採用し、引き裂きに強いのはメリット。耐久性を重視するなら、突き刺し・引き裂きの両方に強い300g前後の厚みのあるモデルが候補になりますが、機動力にこだわる人には本品が向いています。

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306はどこで売っている?

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306はどこで売っている?
出典:goldwin.co.jp

ノースフェイス ベンチャージャケット NP12306は、ゴールドウィン公式ウェブストアや、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能。価格は執筆時点で税込18,700円(※公式サイト参照)です。送料や値段を確認してお得に購入できる取扱店舗を選びましょう。


同メーカーでは、撥水加工を施し悪天候に対応可能な「コンパクトジャケット」や、脇下部分にベンチレーション用ジッパーを備えた「ベンチャー2ジャケット」なども販売。家族・カップルコーデしたい人にうれしい、レディース・キッズ用なども用意されていますよ。興味がある人はあわせてチェックしてみてください。

手入れの方法は?

手入れの方法は?

登山用レインウェアは、定期的な洗濯が必要。汚れが溜まると透湿性などの性能が落ち、早期劣化を招く可能性があります。中性洗剤を使用し、ぬるま湯で手洗いするとよいでしょう。また、多くの商品はファスナーを閉め、洗濯ネットに入れれば洗濯機でも洗えます。ただし、柔軟剤や漂白剤は性能の低下につながるため使用を避けてください。


最近ではレインウェア専用の洗剤も販売されています。自宅にある洗剤が使用できるか不安な場合は、用意してくださいね。脱水はレインウェアの劣化だけでなく、洗濯機の破損に繋がることがあるため避けましょう。

防水性の高さを重視するならこちらもおすすめ

最後に、本格登山にも対応できる防水性に優れたモデルをご紹介します。


蒸れにくさにもこだわる人には、モンベル mont-bell ストームクルーザージャケットがぴったり。実測した耐水圧は26,013mm、透湿度は6,504g/m2/24hとともに高い数値を記録しました。モンベル独自のカットパターン「K-monoカット」により、肩周りがしなやかで腕を動かしやすい点も魅力です。


使い勝手も重視するなら、MILLET MOUNTAIN GROUP ティフォン50000 ストレッチジャケットにも要注目。ザックが干渉しない位置に2か所のポケットがあり、フードはヘルメットの上からでも着用できます。フィット感の調整も簡単。デザイン性も高く、街着としても違和感なく使えますよ。

モンベル
mont-bellストームクルーザージャケット

ストームクルーザージャケット 1
ストームクルーザージャケット 2
ストームクルーザージャケット 3
ストームクルーザージャケット 4
ストームクルーザージャケット 5
ストームクルーザージャケット 6
ストームクルーザージャケット 7
ストームクルーザージャケット 8
参考価格
31,180円
参考価格
31,180円

MILLET MOUNTAIN GROUP
ティフォン50000ストレッチジャケット

ティフォン50000ストレッチジャケット 1
ティフォン50000ストレッチジャケット 2
ティフォン50000ストレッチジャケット 3
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ティフォン50000ストレッチジャケット 7
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