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FXのデイトレード手法のコツは?初心者向けのやり方や注意点を解説

FXのデイトレード手法のコツは?初心者向けのやり方や注意点を解説

十分な分析や通貨ペアの選択などによって、FX初心者でも効率的な利益獲得が狙えるデイトレード。デイトレードに興味がある人のなかには、取引方法やメリット・デメリットが気になる人もいるでしょう。


今回はデイトレード手法の特徴や、ほかの取引方法との違いを紹介します。FX初心者に向けたデイトレード手法のコツも解説するので、利益につなげるための参考にしてみてください。

2024年02月29日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
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目次

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FXのデイトレード手法とは?

デイトレード手法は、FXのさまざまなトレード手法のなかのひとつです。デイトレードの特徴やほかの方法との違いを押さえて、デイトレードが自分に合っているかどうかイメージしてみましょう。

当日中に取引を終える取引手法のこと

当日中に取引を終える取引手法のこと

デイトレードとは、当日中に注文から決済までを終える取引スタイルです。たとえば新規で買い注文をした人は、当日中に決済の売り注文をします。当日中とは、NY市場が取引を終了する午前6~7時頃(日本時間)までを指すのが一般的です。


1回のポジション保有時間の目安は、数十分〜数時間。ポジションとは、買い注文や売り注文をしたあとに、決済しない状態で置いておくことです。買いポジションを持つ、売りポジションを持つと表現することもあります。


デイトレードは、1日のうちに数回取引を繰り返すことも特徴のひとつです。1回の取引で期待できる利益は大きくないものの、多額の損失を出すリスクが抑えられます。一攫千金というより、繰り返しの取引で利益を積み重ねていく方法というイメージが近いでしょう。

デイトレード手法とほかの取引スタイルとの違い

デイトレード手法とほかの取引スタイルとの違い

デイトレード以外にも、FXにはスキャルピング・スイングトレード・ポジショントレードという取引手法があります。デイトレードとの大きな違いは、ポジションを持つ期間や狙える利幅です。


ポジション保有期間の目安は、スキャルピングが数秒~数分、スイングトレードが数日~数週間、ポジショントレードが1週間~数年デイトレードは数十分~数時間、最大でも1日のため、ちょうどスキャルピングとスイングトレードの間です。


ポジションの保有期間が短くなるほど、1日の取引回数は増える傾向があります一方で、保有期間が長いトレードスタイルほど、1回の取引でより大きな利益を狙うことが可能です。おおよその利益の幅を以下で確認してみましょう。


  • スキャルピング:~10pips
  • デイトレード:10~100pips
  • スイングトレード:100pips以上
  • ポジショントレード:100~1,000pips

pipsは値動きの幅を表す単位です。たとえば米ドル/円では1pips=0.01円なので、10pipsなら0.1円、100pipsなら1円を意味します。デイトレードは、スイングトレードやポジショントレードよりも値幅が小さめです。ただしポジション保有期間が短い分、利益を生み出す回数においては有利といえます。

FXでデイトレード手法を活用するメリット

デイトレード手法のメリットを知ると、自分に合っているかどうかを見極めやすくなります。デイトレード手法を取り入れようか悩んでいる人は3つのメリットをチェックし、自分の性格や希望の投資スタイルとの相性を確認してみましょう。

価格変動のリスクが小さい

価格変動のリスクが小さい

価格変動のリスクを抑え、損失を限定できるのがデイトレードのメリットです。FX市場は世界中に存在し、日本の市場が閉まっていても別の場所では絶えず取引が行われています。常に相場が動いているので、日をまたいでポジションを持つ場合、寝ている間に相場が急変することも珍しくありません


その点、デイトレードは注文と決済を当日中に完了させるため、就寝中に急変動する心配は不要です。前日に出ていた損失がさらに膨らむリスクもなく、損失が出たとしても最小限に抑えられるでしょう。


また、デイトレードはほかの取引スタイルよりも保有期間が短いのが特徴です。そのためポジション保有中に相場変動するリスクが小さく、損失をある程度抑え込めると考えられます。

資金効率がよい

資金効率がよい

手元のお金を効率的に増やせることも、デイトレードのメリットです。ポジション保有期間が数十分~数時間のため、1日に何度も取引ができます。取引回数が多い分、利益の積み重ねを狙うこともできるでしょう。


獲得した利益を次のトレードに、また次のトレードにと回し続ければ、短い期間で効率的に資金を増やすことも可能です。スイングトレードやポジショントレードに比べて1回の取引で狙える利益は少ないものの、取引回数の多さによる資金効率のよさはデイトレードの利点といえるでしょう。

スワップポイントを気にする必要がない

スワップポイントを気にする必要がない

デイトレードのメリットとして、スワップポイントの影響を気にする必要がない点も挙げられます。スワップポイントとは、2国間の金利差で発生する利益です。2つの国を1ペアとして取引をするFXでは、ポジション保有中に金利差による利益が得られます。


スワップポイントを獲得できるのは、金利の低い国の通貨を売り、金利の高い国の通貨を買うケースです。一方で金利の低い国の通貨を買い、金利の高い国の通貨を売る場合は金利差分がマイナスになるため、スワップポイントを支払う必要があります


スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有している際に発生するものです。基本的にデイトレードでは当日中に決済まで完了させるため、スワップポイントは関係ありませんスワップポイントによる損失のリスクを気にせず、トレードに取り組めます。

デメリットは、チャートを頻繁にチェックしなければならないこと

デメリットは、チャートを頻繁にチェックしなければならないこと

デイトレードのデメリットは、チャートを頻繁にチェックしなければならないことです。1日に何度もトレードする場合、相場の状況に合わせて注文や決済のタイミングを図る必要があるでしょう。


チャートが頻繁に確認できないと、目を離した隙に利益獲得のチャンスを逃す可能性があります。取引のタイミングを掴んで利益を得るためには、こまめなチャートの確認が必要です。

初心者向け!デイトレード手法のコツとは

デイトレード手法を取り入れる際の重要なポイントは、分析手法の理解と通貨ペアの選び方などです。FX初心者でもデイトレードで効率的に利益を獲得していくために、デイトレード手法のコツをチェックしてみましょう。

時間足は短期と長期の両方を確認しよう

時間足は短期と長期の両方を確認しよう

過去の値動きを分析する際には、長期の時間足と短期の時間足の両方を確認しましょう。時間足は分析チャートに表示されるもので、5分・1時間・1か月など決まった期間の値動きを示すのが特徴です。


長期の時間足を見ると、相場の大きな傾向、つまり長期トレンドがわかります。一方で短期の時間足は、短期的な相場の方向性を把握するのに便利です。


デイトレードが短時間よりの取引だからといって短期の時間足だけを見ていると、相場の全体像がわからず、長期トレンドを見過ごす可能性があります。長期的な相場の流れを見つつ、短期的なトレンドから注文・決済のタイミングを予測すると、利益につながる可能性が高まるでしょう。

テクニカル分析を活用しよう

テクニカル分析を活用しよう

FX初心者は、過去の値動きから将来の価格を予測するテクニカル分析を活用しましょうテクニカル分析は相場の値動きに焦点を当てた手法のため、初心者も取り入れやすいのが利点です。日々の細かな値動きをチェックでき、短期間取引の予測が立てやすいという性質もあります。


チャート分析の手法には、国の経済状況や政策から分析・予測するファンダメンタルズ分析もありますが、あまり初心者向きとはいえませんファンダメンタルズ分析は取扱う情報量が多いため、初心者は判断に迷う可能性があるでしょう


FX初心者がデイトレード手法で利益を狙うなら、まずはテクニカル分析を活用するのが得策です。

通貨ペアは米ドル/円の取引からはじめよう

通貨ペアは米ドル/円の取引からはじめよう

初心者がデイトレードをする場合、通貨ペアは米ドル/円がおすすめです。米ドル/円はスプレッドが狭い、取引量・情報量が多いという特徴があります


スプレッドとは、FX会社がそれぞれに設定する売値と買値の差額のこと。狭い・広いと表され、狭いほど取引コストが抑えられます。米ドル/円はスプレッドが狭く設定されていることが多いため、取引回数が多くなりやすいデイトレードにおいて有利といえるでしょう。


アメリカや日本の経済情勢などの情報を発信する媒体が多いことから、豊富な判断材料を元に売買を検討できるのも米ドル/円のメリットです。さらに取引量が多ければ値動きが安定しやすいため、価格の急変動によって損失を出すリスクが抑えられるでしょう。


取引コストや急変動リスクを抑えられること、豊富な情報があることから、FX初心者には米ドル/円が向いていると考えられます。

少額で始めてみよう

少額で始めてみよう

FX取引の経験や知識が浅い初心者の場合、少額から取引を始めるのが無難と考えられます。少額で取引しておけば、万が一資金を全額失った場合もダメージが少ないでしょう。


FXにはレバレッジといって、元手よりも大きなお金で買い注文や売り注文ができる仕組みがあります。大きな利益を狙えるメリットがあるものの、失敗すれば多額の損失を抱えるリスクと隣り合わせです。


取引に慣れるまではレバレッジをかけすぎず、少額で経験値を積んでいくことが、デイトレードでの利益につながるでしょう。


おすすめのFX口座をまとめた以下の記事では、小さな取引単位から始められるFX口座を紹介しています。取引単位が小さなFX口座でFXを始めたい人は、チェックしてみてください。

初心者がデイトレード手法を活用する際の注意点

FX初心者がデイトレードをする際、陥りがちなポイントがあります。リスクを抑えながら実際の取引で利益を上げられるよう、デイトレードでの失敗例や対策を確認してみましょう。

損切りや利確は躊躇せず実行しよう

損切りや利確は躊躇せず実行しよう

損切りや利益確定は躊躇せずに、事前に決めたタイミングで実行しましょう。損切りは損失が出ている状態で決済すること、利益確定は利益が見込まれる状態で決済することです。


ポジションを持っている際に損失が出ていると、相場の好転を願って損切りできないケースがあります。その結果、当初より損失が大きくなることも少なくありません。また、さらなる利益を狙って利益確定を遅らせた結果、相場が急変動して損失が出るケースもあります。


これらの失敗例から、感情を入れず、事前に決めたタイミングで損切りや利益確定をすることが大切といえるでしょう。機械的に決済を実行するのが難しい場合には、以下の自動注文機能を使うのもおすすめです。


  • 逆指値注文:損切りラインを設けることで自動的に決済できる
  • OCO注文:利益確定ラインと損切りラインの両方を設定可能
  • IFD注文:新規注文と決済を事前に設定できる


損切りや利益確定のラインを事前に設定し、自動注文機能も活用しながらルールに則って決済しましょう。なお、上記の注文方法はFXのデモトレードで練習できます。おすすめのFXデモトレードを紹介した記事もあるので、参考にしてみてください。

根拠のないエントリーは避けよう

根拠のないエントリーは避けよう

根拠のないエントリーを避けることも、失敗を防ぐための注意点です。エントリーとは、FXで買いや売りの注文をしてポジションを持つこと。根拠なくエントリーすると勝ち負けが運任せになり、損失につながる可能性があります。


実際に一般社団法人金融先物取引業協会が2018年に出した報告書によると、FXで損失を出した理由の多くが根拠のないエントリーによるものでした。


また損失を取り返そうと感情的な取引に走ってしまうと、ポジポジ病になるケースもあります。ポジポジ病とは、損失を取り戻したい、より大きな利益を掴みたいといった考えから、常にポジションを保有していなければ落ち着かない心理状態のことです。


ポジポジ病にかかると無駄なエントリーが増えてしまうため、余計に根拠のない取引が続くという悪循環に陥る可能性があります。損失のリスクを避けるためには、事前に決めたルールや分析に基づく取引を徹底しましょう。

FX口座おすすめTOP5

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