佐賀の日本酒のおすすめ人気ランキング【2025年12月】

世界最大規模・​最高権威のワイン・コンペティションのインターナショナル・ワイン・チャレンジ （IWC）にて、SAKE部門の最高賞を受賞した「鍋島 大吟醸」を有する「富久千代酒造」。

代表銘柄は、大吟醸酒・吟醸酒・純米酒などのラインナップも豊富な「鍋島」。1度は飲んでおきたい佐賀の銘酒といえるでしょう。

1861年に、水車を用いて製粉や製麺、精米業を主な事業として創業したのが「天山酒造」。さらにその後の1875年（明治8年）に日本酒造りを開始しました。

米作りから一貫して自社で行い、現在の蔵元、六代目七田謙介氏にも受け継がれています。天山酒造の圃場で栽培される「山田錦」を使用した「天山」「七田」「蛍川」「岩の蔵」がおすすめですよ。

「五町田酒造」は、佐賀の人々が全国に誇れる日本酒造りを目指し、米から育てる酒造りを行う酒蔵です。

「東一」「日本一」などの銘柄が有名ですが、ワインのようなスッキリとした飲み口の日本酒から、地元の酒好きに愛される甘口濃厚な日本酒まで、あらゆるニーズに合わせた多くのラインナップがあるのも五町田酒造の特徴です。

1909年（明治42年）創業の「古伊万里酒造」は、時代に合わせた日本酒造りを目指す歴史ある酒蔵。

製造工程における「絞り」において、現代では機械での圧搾が主流となるなか、「木槽しぼり」を用いた酒造りを行なっています。代表銘柄はその名を冠した「古伊万里 山田錦」や、「古伊万里前 純米大吟醸」。2015年・2017年に、JAL国内線ファーストクラスの機内酒にも選ばれています。

江戸時代創業から、約300年の歴史をもつ「天吹酒造」。通常、日本酒は清酒酵母を用いて作られますが、天吹酒造では、アルコールの発酵にマリーゴールド、なでしこやいちごといった植物の酵母（花酵母）を使用しているのが特徴です。 

酵母の違いは、原料米の違い以上に日本酒に個性を与えるので、独自性を感じられる、珍しい日本酒を飲んでみたいという人に向いている酒蔵でしょう。なかでも、数年にわたって全国新酒鑑評会で金賞を受賞した「天吹 裏大吟醸 愛山」が有名です。