群馬の日本酒のおすすめ人気ランキング【2025年】

甘口の日本酒が好きな人にぜひ試してほしいのが、「栁澤酒造」の日本酒。「酒造りは米が持っている本来の旨みや甘みを上手に残すこと」という代々の当主の口伝をモットーに、甘口の酒造りにこだわっている酒蔵です。

主要銘柄は、晩酌酒として昔から愛されている「桂川」と、日本酒が苦手な人でも飲みやすいフレッシュさをもつ「結人」。いずれもやさしい甘みがあり、疲れた身体にそっと寄り添ってくれます。

食事にあう酒を探している人には、「聖酒造」の日本酒がおすすめ。甘みと酸味のバランスがよく、食事によくあうのが魅力です。

主要銘柄は、群馬県産「ひとめぼれ」を主原料に使用した「かんとうのはな」。冷やでもぬる燗でもおいしく飲める日本酒です。その酒質の高さから、「全国新酒鑑評会」で通算11度の金賞を受賞したことでも知られています。

土田酒造の日本酒は、現代の料理に幅広くあわせられる複雑な旨味をもつのが特徴。その旨味は、日本百名水にも数えられる武尊山の伏流水と、昔ながらの「生酛造り」の相性のよさによって生まれたものです。

主要銘柄は、明治40年の創業以来展開している「誉国光」と、新ブランド「土田」。いずれも濃厚で芳醇な味わいをもち、燗にすることで旨味がいっそう引き立ちます。

群馬の個性が活きた日本酒を飲むなら、「大利根酒造」のものを試してみましょう。県内で生産された米を使い、とことん手作りにこだわっている酒蔵です。

主要銘柄は、爽やかな飲み口と芳醇な香りが魅力の「左大臣」。蔵元では、ぬる燗と赤飯をあわせるとよりおいしいと推奨しています。そのほか、群馬県産の飯米「あさひの夢」を使った純米酒「米」も、ふくよかでユニークな味わいで人気です。

永井酒造の日本酒は、「水のように飲み続けられる」ことをイメージした上品な味わい。初代当主が川場町の水に惚れ込んだことから生まれた永井酒造は、良質な水を確保するため、なんと深い森林を所有するほどこだわっています。

主要銘柄は、水・米・技すべてにこだわった「水芭蕉」。日本酒用の米として名高い「山田錦」に、川場町産の「コシヒカリ」をブレンドしてつくられたこの日本酒は、口に含むとふわっと旨味が膨らみ、飲み込んだあとにはほのかな甘みが残ります。

分福酒造の酒は、米洗いからすべて手造りという昔ながらの製法で、じっくり醸されているのが大きな特徴。味わいは濃厚で、のどごしには爽やかなキレが感じられます。

代表銘柄は、さまざまな料理によくあう「分福」。ひとくちで「旨い！」と感じ、ついついまた飲みたくなってしまうような日本酒です。蔵元では、生原酒など素に近い状態で飲むことをおすすめしていますよ。