八海山の日本酒のおすすめ人気ランキング【2025年】

すっきりしたキレを好む人には、特別本醸造酒が向いています。特別本醸造酒とは、精米歩合60%以下または特別な製造方法を採用し、醸造アルコールを添加した日本酒のこと。米の外側40%を削っているので、雑味の少ないすっきりクリアな味わいです。

八海山の特別本醸造酒は精米歩合55%で、口あたりがよくすっきりした辛口タイプ。また、アルコールを少量添加しており、一般的には香りが立ってすっきり飲めるとされています。なお、精米歩合70%以下で醸造アルコールを添加した「本醸造酒」も味わいの傾向が似ていますが、八海山では製造されていません。

旨味やコクを堪能したいときは、純米吟醸酒や特別純米酒がおすすめです。純米吟醸酒は精米歩合が60％以下で、低温発酵によって醸されるお酒。特別純米酒は精米歩合60%以下、または特別な方法で製造される日本酒です。どちらも米と米麹のみでつくられており、雑味が少なく米本来の旨味やコクが楽しめます。

八海山は、純米吟醸酒・特別純米酒ともに精米歩合55％で、やや辛口の味わい。純米吟醸酒は吟醸づくり特有のフルーティさは控えめながら、ほのかな酸味が感じられます。特別純米酒は、香り豊かで品のある、奥深い味わいが魅力です。

なお、魚沼地域限定販売ですが、精米歩合60％の「純米酒」も発売されています。こちらも米の旨味を活かした、バランスのよい1本です。

華やかな香りや繊細な味わいを楽しみたいときには、大吟醸酒や純米大吟醸酒を検討してください。大吟醸酒は精米歩合50％以下で、醸造アルコールを添加したお酒。純米大吟醸酒も精米歩合50％以下で、米と米麹だけを使って仕込まれています。どちらも香りが華やかで、雑味やクセが少なく軽やかな飲み口です。

八海山の大吟醸酒は精米歩合45%、純米大吟醸酒は精米歩合45〜50％で、まろやかさや上品さが感じられる味わい。八海山は特に純米大吟醸酒の種類が豊富なので、銘柄によっても変わる味わいをぜひ飲み比べてみてください。

気兼ねなく飲める手頃なお酒がいい人には、「清酒 八海山」がぴったりです。普通酒ながらも精米歩合60%という贅沢なつくりで、クセの少ないすっきり爽やかな飲み口。料理の味を邪魔しにくいので、日々の晩酌にぴったりです。八海山のなかでも手頃で、1.8Lが2,500円前後で購入できます。

料理や気分に合わせて温度を変えて楽しみたい人には、「特別本醸造 八海山」がぴったりです。冷酒から燗酒まで幅広い温度帯に対応する、飲み飽きしにくい味わいが特徴。1.8Lが3,000円程度と、家庭用としても選びやすい価格帯です。

味わいの骨格がしっかりしたお酒で日々の晩酌を楽しみたいなら、「純米吟醸 八海山 55%」がおすすめ。55％精米で雑味が少なく、料理の味を引き立てるすっきりした飲み口です。通年販売されていますが製造量は限られているので、見かけたら早めに購入しましょう。1.8Lで3,500円弱と、味わいと価格のバランスのとれた1本です。

普段とはひと違う味わいを楽しみたいときには、「発泡にごり酒 八海山」を検討してください。きめ細かな炭酸とにごり酒ならではの濃厚さがあり、一般的な日本酒とはまた違う味わい。濃厚な料理やスパイスの効いた料理ともよく合います。数量限定品で特別感がありながら、720mLが2,000円程度と手に入れやすい価格帯です。

1人の時間をゆったり楽しみたいときは、「八海山 貴醸酒」をチェックしてください。仕込み水の代わりに清酒を使った、贅沢で上品な甘さが特徴。熟成前に瓶詰めしており、時間をかけて味の変化を楽しめることも魅力です。1人で飲むのにほどよい300mLサイズのみの販売で、1,000円程度で購入できます。

特別な1本を選びたいときには、「浩和蔵仕込 八海山」がおすすめです。浩和蔵仕込は八海山の最高級シリーズで、伝統と最先端の技術を追求して製造。クリアで雑味のない「大吟醸酒大吟醸 八海山 浩和蔵仕込」や、淡麗かつ旨みの深い「純米大吟醸 八海山 浩和蔵仕込」などの種類があり、どちらも720mLで8,000円程度です。

華やかな乾杯の席には、「瓶内二次発酵酒 白麹あわ 八海山」がぴったり。白麹を使いシャンパンと同じ瓶内二次発酵製法でつくられたお酒で、爽やかな酸味と美しい発泡が特徴です。720mLで約6,000円程度と高価なので、もう少し手頃な価格帯がいい場合は、4,000円程度の「瓶内二次発酵酒 あわ 八海山」も販売しています。

希少な一品を求める人は、「雪室熟成八年 八海山」を検討してください。天然の冷蔵庫といわれる雪室で8年じっくり熟成された、やや濃厚でまろやかな味わい。720mLでおよそ8,000円程度と高級ですが、熟成された旨みを味わえる1本です。同じく雪室で熟成させた日本酒で、6,000円程度の「雪室貯蔵三年」もあります。