スピーディに組み立てられると謳うワンタッチタープ、FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)。インターネット上では「ワンタッチで設営できる」と評判ですが、「重くて持ち運びにくい」「強風時にぐらつく」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)を含むワンタッチタープ全9商品を実際に使って、設営の簡単さ・過ごしやすさ・安定性・持ち運びやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)は、とにかく設営を楽に済ませたい人におすすめです。センターロック式を採用し、中央のロックを押し上げるだけでラクラク組み立てられるのがメリット。比較したすべての角をロックするコーナーロック式よりも手間が少なく、初心者でも短時間で設営できますよ。
タープ内には風の逃げ道をつくるベンチレーションがあり、煽られにくい工夫が施されているのも利点。フレームには、強度の高いスチールパイプが使われていました。脚を固定する重りがない点では「強風時にぐらつく」との口コミにも頷けますが、付属のペグを使えばしっかり固定できるでしょう。
UVカット率も99.93%と十分で、「98%以上」という謳い文句どおり。真夏のアウトドアシーンでも活躍します。一方で、耐水性はいまひとつ。耐水度試験装置での実測値は985mmと、土砂降りに耐えられる基準値の1500mmや、公称値の2000mmに届きませんでした。横からの雨・日差しの侵入を防ぐサイドカーテンもないので、別途購入することをおすすめします。
「重くて持ち運びにくい」という口コミどおり、収納時の幅は114cmと大きめ。重量も比較した商品の平均約13.06kg(※執筆時点)を上回る14.87kgと、重さが気になりました。車から降ろしたあとは台車やカートを使うとよさそうです。
軒下が大人が出入りするのには低く感じたのも惜しいポイント。「ワンタッチで設営できる」という評判どおりの手軽さは魅力ですが、土砂降りに備えたい人・持ち運びやすさを重視する人は、ほかの商品をチェックしましょう。
実際にFIELDOOR タープテント センターロック(スチール)と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイワンタッチタープと、設営の簡単さ・過ごしやすさ・安定性・持ち運びやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもワンタッチタープとは、フレームを広げてシートをかぶせるだけで設営できるタープのこと。ペグを打たなくても自立するので、バーベキューやフリーマーケット会場のようなペグを打ちにくい場所でも使えます。
ソロキャンプからファミリー向けのテントまで幅広く取り扱うFIELDOOR(フィールドア)でも、ワンタッチタープを販売中。今回ご紹介するタープテント センターロック(スチール)は、強度と安定感に優れたスチールパイプを採用しているのが特徴です。コンディションが悪い場所で使いたい人にも重宝しますよ。
ポリエステル製のシートには遮熱効果のあるシルバーコーティングを施し、UVカット率は98%以上。耐水圧は、強い雨にも耐えられるといわれる2000mm以上を公称しています。
付属品は、固定用ペグ・ロープ・取扱説明書・収納用バッグの計4点。強度を重視するシーンでは、ペグやロープを使って固定するのがよいでしょう。
交換補修パーツが販売されているのもうれしいポイント。トップカバーや収納バッグはもちろん、柱や脚の細かなパーツも購入可能です。劣化したり壊れたりしても、長く使い続けられますよ。
サイズは3種類がラインナップ。展開時のサイズと重量はそれぞれ下記のとおりです。脚を伸ばさず低く使うこともできるので、ビニールプールの日よけにもなりますよ。
<展開時サイズと重量>
収納時は、どのサイズも幅約22×奥行約22×高さ約114cmにまとまります。
色はライトベージュ・グリーン・ブルーの3種類ですが、3.0×3.0mのサイズのみオレンジも用意されています。
FIELDOORには、ほかにもたくさんのタープテントがラインナップ。サイズやフレームの素材、設営方法などに違いがあるので、自分にぴったりのアイテムを探すのも楽しいですよ。
<タープテント一覧>
今回は、FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)を含むワンタッチタープ全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは設営の簡単さの検証です。
各商品の設営方式やジョイント部分などを基準に評価しました。
設営の簡単さは、比較した全商品のなかでもトップレベルです。タープを広げてからロックを押し上げるだけで設営できるセンターロック式が採用されていました。比較したすべての角をロックするコーナーロック式よりも、手間が少ないですよ。
フレームのジョイント部分も楽に広げられるので、力に自信がなくても扱いやすいでしょう。
付属のペグは鉄製で、足で踏みやすいのもよい点です。フレームと布は一体化していませんが、面ファスナーで簡単に接続できました。高さ調節がボタン式でないところのみ惜しく感じましたが、初心者でもスムーズに設営できる工夫が詰まっています。
収納袋の口は大きく、タープを出し入れしやすい仕様。設営だけでなく撤収作業もしやすそうです。
<設営方法>
①収納バッグから取り出したタープを、大人2人で開く
②テント内に入り、センターロックをカチッと音が鳴るまで押し上げる
③片側ずつフレームの脚を伸ばし、スナップボタンを穴に入れて脚の高さを固定
④必要があれば、付属のペグ・ロープで地面に固定して完成
続いて、過ごしやすさ・雨天時の過ごしやすさの検証です。
各商品の中に紫外線強度計を固定し、50m先から人工太陽照明灯を照射。直接照射したときの紫外線量と比較しました。
さらに、耐水度試験装置にタープの布をセット。土砂降りでも雨漏りしない耐水圧1500mm以上のもの・サイドカーテンがついているものを高評価としました。
UVカット率は99.93%と高く、夏場でも申し分のない過ごしやすさ。メーカーが謳う98%以上を記録しました。
ただし、サイドシートがないので横からの日差しは防げません。軒下の高さも167cmと、大人が出入りするにはやや低いところも気になりました。
なお、今回比較した商品のすべてがUVカット率95%以上を記録しています。上からの日差しをブロックするぶんには、どの商品を選んでも問題ないでしょう。
耐水圧の実測値は985mmと、雨漏りを防げる基準の1500mmを下回りました。メーカーが謳う2000mm以上にも届かない結果です。比較したなかには最大で耐水圧9884mm(※執筆時点)の商品もあったことを考えると、雨天に強いとはいえません。
サイドシートがないので、横からの雨を遮れないのもネック。天気に左右されず使いたい人は、別売りの専用サイドカーテンを購入してください。
次に、安定性の検証です。
各商品のパイプ・ベンチレーションの有無などをチェックし、飛ばされにくさ・倒されにくさなどを基準に評価しました。
安定性の評価は良好です。パイプは頑丈なスチール製なので、多少の衝撃にも耐えられるでしょう。砂袋などの重りは付属しませんが、固定用のペグがついてくるのは利点。強風の日でも、ある程度の対策ができます。
加えて、タープ内の風を逃がすベンチレーションつきなのも魅力です。比較した通気口のない商品に比べて、風で煽られにくいですよ。
最後に、持ち運びやすさの検証です。
各商品の重さ・収納時の幅・キャスターの有無をチェックしました。
重量は14.87kgとずっしりしています。比較した商品の平均である約13.06kg(※執筆時点)も上回りました。
収納袋にキャスターがついていないのも惜しいポイント。駐車場から離れたところに持っていく際は、台車やカートの利用がおすすめです。
収納時の幅も114cmと、5人乗りの車のトランクには積み込みにくい大きさ。比較したほかの商品には幅96cmとコンパクトなものもあったため、高得点には至りませんでした。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 256cm |
収納時の幅 | 114cm |
軒下の高さ | 167cm |
耐水圧(実測値) | 985mm |
UVカット率(実測値) | 99.93% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
本体重量(実測値) | 14.87kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | ポリエステル |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
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FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
夏の暑さや雨天時の対策として、サイドシートの購入もおすすめ。ECサイトでは本商品とサイドシート1~2枚のセット購入もできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
FIELDOOR タープテント センターロック(スチール)には、ほかにも多くの別売りアイテムがあります。各アイテムを使い分ければ、飲食ブースの出店・運動会・レジャーなど、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
<別売りアイテム>
最後に、日差しや雨の吹込みを防げる商品をご紹介します。
ABCCANOPY タープテントは、横からの日差しを防ぐサイドカーテンつき。UVカット率も99.56%と申し分ありません。重りとペグがついているので、風が強い日でも飛ばされる心配が少ないでしょう。素早く設営できるセンターロック方式を採用しており、初心者でも扱いやすいといえます。
Coleman インスタントバイザーシェードII/L+ 2000038824は、耐水圧が脅威の9884mm。土砂降りの日でも雨漏りの心配がありません。別売りの専用カーテンを使えば、横からの雨や日差しにも対応できます。収納時サイズが幅が101cmと、5人乗りの車に積み込みやすい点も魅力でしょう。
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 274cm |
収納時の幅 | 128cm |
軒下の高さ | 180cm |
耐水圧(実測値) | 807mm |
UVカット率(実測値) | 99.56% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
本体重量(実測値) | 15.49kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | 300Dポリエステル |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
展開時の幅 | 300cm |
---|---|
展開時の高さ(最大) | 265cm |
収納時の幅 | 101cm |
軒下の高さ | 180cm |
耐水圧(実測値) | 9800mm以上 |
UVカット率(実測値) | 100.00% |
良い
気になる
展開時の奥行 | 300cm |
---|---|
本体重量(実測値) | 13.86kg |
フレーム素材 | スチール |
生地素材 | 75Dポリエステルタフタ(ダークルームテクノロジー、UVPRO、PU防水、シームシール) |
収納袋にキャスターあり | |
重り付き |
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