大きい画面で使いやすいと人気の、Amazon Fire HD 10 Plus。「サクサク動く」といった高評価な口コミがある一方で、「使いたいアプリが少ない」「動作が遅い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Amazon Fire HD 10 Plusを含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格の9点を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
10,980円
Fire HD 10 Plusは、バッテリー持ちのよい手頃な1台をお探しの人や、Amazonユーザーにおすすめです。動画の連続再生時間は約10時間半と、日常使いには申し分ないレベル。スクロールやタッチ操作はおおむねスムーズで、アプリ起動や動画視聴も大きな遅延なく楽しめました。
また、鮮やかな画面と比較的クリアな音質で迫力を感じられたのも長所。スピーカーは片側のみのため、横向きで使うとより没入感を味わえます。画面サイズは10.1インチあり、映画やゲーム目的の人にも向いています。重量は465gとサイズのわりに軽いので、両手で持てば負担も少ないでしょう。
プライムビデオ・kindleなど、Amazonのエンタメを利用しやすいのもメリット。ただしGoogleプレイは使用不可。インストールできるアプリ数は限られます。使いたいアプリがある場合は、購入前にチェックしておくとよいでしょう。
2022年1月15日時点の公式価格は税込18,980円と2万円を切る安さ。キッズモードやブルーライトカット機能にも対応しており、お子さんと一緒に使いたい人にもぴったりです。Amazonをよく使う人はもちろん、ほどよい性能を備えたリーズナブルなものがほしいなら、候補に入れてみてくださいね。
Amazonが販売する、Fireタブレットシリーズ。今回はそのなかから、2021年に発売された上位モデルのFire HD 10 Plus(第11世代)をご紹介します。
大きな特徴は、シリーズ最大*となる10.1インチのディスプレイ。Android OSをベースとした独自のFire OSを搭載しており、Amazonのサービスを使いやすいのが魅力です。
2022年5月時点
CPUには、2.0GHzのオクタコアプロセッサを搭載。メモリは4GBあり、ストレージは32GB・64GBから選べます。別売りのmicroSDカードを使えば、1TBまでの拡張が可能ですよ。
本体サイズは、24.7×16.6×0.92cm。表面には強化アルミノシリケートガラスのスクリーンを使用しており、持ち運びもしやすいでしょう。
また、スピーカーにはデュアルステレオタイプを採用し、音源をより正確に再現できるDolby Atmosにも対応。3.5mmのステレオジャックもついているので、有線派の人にもおすすめです。
長稼動バッテリーを採用し、約4時間の充電で最大12時間の使用が可能と謳われています。ワイヤレス充電にも対応し、置くだけでチャージできるのが便利ですね。
別売りで、スタンド兼用カバー・キーボード付きカバーも用意されています。さらにキーボードカバーとMicrosoft 365 Personal(1年分)付きセットもあり、タブレットでOfficeを使用したい人におすすめです。
Netflix・DAZN・ディズニープラスといったエンタメアプリが搭載されているのも魅力のひとつ。映画・音楽・電子書籍など、幅広いコンテンツを楽しめるでしょう。
また、話しかけるだけでAlexa対応家電を操作することも可能です。スマートホーム化に興味があるなら、タブレットの購入ついでに検討してみてはいかがでしょうか?
今回は、Amazon Fire HD 10 Plusを含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリである、「Geekbench 5」と「3DMark」を使用して動作のチェックを行いました。
ベンチマークスコアはシングル304点・マルチ1,145点。今回検証した人気のタブレットの平均値である、約490点・約1,600点をやや下回りました。
とはいえ、実際に使っているとアプリ起動中の大きなラグや遅延は感じません。本格的に仕事に使いたいという人は少し不満を感じるかもしれませんが、自宅用でリラックスしながら動画を見たり読書をしたりといった用途であれば、基本的には十分対応可能です。
次は、画質のよさを検証します。
ここではmybestの5人が参加。同一の静止画・動画データをそれぞれのタブレットに表示して、画質のよさを評価しました。
チェックしてみると、解像度の高いクリアな画質で色合いも鮮やか。全体的にコントラストが高く若干こってり感があるものの、わざとらしさのない自然な雰囲気と好評でした。
また、細かな部分までしっかり再現できていたのも印象的。「モニターが明るく映像に入り込める」「クリアな画面で奥行きを感じる」との声もあり、没入感を味わえたのも利点です。
ただ、なかには「拡大すると若干ぼやける」といった意見も聞かれ、ズームする場合には物足りなさを感じる可能性があるでしょう。
次に、音質のよさを検証します。
mybest5人で以下の3点に注目し、縦向き・横向き両方で評価しました。
スピーカーは片側のみですが、音には抑揚があり迫力を感じられたのがよいところです。「横持ちだとステレオで聴いているよう」との声も聞かれ、横向きで使うとより没入感を味わえますよ。
解像度については、「中低音がこもりぎみ」「声系がくもっている」などの意見が。とはいえ音割れはそれほど気にならず、全体的にはクリアと感じた人が多めです。動画視聴するぶんには十分なレベルといえるでしょう。
続いて、画面の応答性を検証します。
ここでは、mybestの5人でタッチやスクロールに対する反応と、スムーズさの評価を行いました。
応答性は、スクロール・タッチ操作ともに良好です。非常になめらかとまではいかないものの、モニターからは「高速スクロールにしっかり反応する」「タッチの応答が早い」など満足のコメントが多めでした。
一部「ところどころガクガクする」との声もありますが、ネットサーフィンや動画視聴であればストレスなく使えるでしょう。
次に、サイズを検証します。
mybestの5人で実際に扱ってみて、本体サイズと重量のバランスを確認しました。
画面占有率は約71%とフチはやや太めですが、10.1インチの大画面のため狭いと感じることなく視聴できました。モニターからも「画面とサイズ感のバランスがよい」「持ち運びしやすいのに大画面だから使いやすい」など、気軽に使えるサイズ感が好評でした。
重量は465gとサイズのわり比較的軽いので、短時間であれば片手でも苦にならないでしょう。「素材が柔らかく、手が当たった感じもよい」との声もあり、触り心地も良好です。
次に、対応アプリを検証します。
SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールしてみて、動作確認を行いました。
Googleプレイは使用不可のため、利用できるアプリ数はほかの商品と比べて少なめ。インストールしたいものがある場合は、対応しているか事前にチェックが必要です。
とはいえ、プライムビデオ・Kindleなどもとから搭載されているものが多数あります。Amazonコンテンツを楽しみたい人には活躍しますよ。
【対応アプリ】
【非対応アプリ】
続いて、バッテリー性能を検証します。
画面の明るさを最大にして動画を再生。それぞれのタブレットの連続再生時間を計測し、バッテリー持ちを評価しました。
調査の結果、明るさを最大にした際の動画の連続再生時間は10時間27分。全体平均の約8時間を大きく上回り、バッテリー持ちは優秀といえます。
これなら、外出先でも電池切れを気にすることなく使用できるでしょう。
次に、付加機能を検証します。
実際にタブレットを使ってみて、以下の項目をポイントに評価を行いました。
調べてみたところ、キッズモード・ブルーライトカット機能に対応していました。また別売りのキーボードもあるため、気軽にPC作業したいシーンにも便利です。
ただし、防水性能やSIMフリーなどには非対応。水場や屋外など使用する環境によっては使いにくい可能性があるでしょう。
【付加機能】
最後は、価格を検証します。
タブレットの販売価格を参考に、比較評価しました。
公式サイトの価格は、2022年1月15日時点で税込18,980円。3~4万円ほどの商品が多いなか2万円を切っており、非常にお手頃といえます。
動画を見やすいサイズ感やバッテリー性能を考えると、コストパフォーマンスも上々ですよ。
最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
性能重視の人は、AppleのiPad mini(第6世代)をチェック。ベンチマークスコアは4,639点と非常に高く、操作はサクサク進み3Dゲームも快適にプレイできました。指紋認証で簡単にロック解除でき、バッテリー持ちも9時間25分と十分。スマホ感覚でアプリをダウンロードできるのも利点です。
AppleのiPad Air(第4世代)も、高性能で使い勝手がよい1台。10.9インチの大画面で、動画視聴にもぴったりです。ベンチマークスコアは4,325点と高く、カクつくことなくスムーズに操作できました。指紋認証機能を搭載し、最新通信規格のWi-Fi 6に対応。趣味から仕事まで幅広く使えます。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 10.9インチ |
---|---|
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2360×1640p、264ppi |
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | Wi-Fiモデル:458g、Wi-Fi+Cellularモデル:460g |
OS種類 | iPadOS |
OS詳細 | iPadOS 17 |
画面種類 | 液晶(IPS) |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 不明 |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11ax |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nit |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | nano-SIM |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 700万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 7730mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
iPad Air 第4世代をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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