ハイアール 冷蔵庫 JR-27Aをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、鮮度保持力の検証です。

ここでは、千葉大学名誉教授で元内閣府食品安全委員会委員の、石井克枝さんにアドバイスをいただきながら、評価を実施しました。冷蔵庫の各部屋に食材を最大1週間放置した場合の、食材の重さの変化・味の変化をチェック。食材には、マグロ・野菜・牛肉・ひき肉・ご飯の5種類を使用しています。

各食材の検証条件は以下のとおりです。

＜重さ＞

食材の重さを、冷蔵庫に入れる前と一定期間保存したあとで比較。野菜は重量変化が小さく、水分の蒸発が少ないものを高評価としました。マグロはうまみ成分の流出が少ないものを高評価とし、溶け出した液体（ドリップ）の量を計測。それぞれ、100gあたりの水分の減少率を計算しています。

＜味＞

一定期間保存した食材を5人のモニターが試食。鮮度の劣化で現れる以下の特徴をチェックしました。

• マグロ：腐ったにおい・魚臭いにおい・酸味・塩味・うまみ・ねっとりした食感
• 野菜：腐ったにおい・甘み・シャキシャキ感
• 牛肉：酸っぱいにおい・酸味・うまみ
• ひき肉：酸っぱいにおい・酸味・うまみ
• ご飯：甘い香り・甘み・粘り気・かたさ

保存日数
冷蔵室（チルド室・パーシャル室・氷温室）：ひき肉（7日間）・マグロのさく（3日間）
野菜室：レタス・きゅうり・なす・ほうれん草・トマト（7日間）
冷凍室：牛肉・ご飯（7日間）

次は、収納のしやすさの検証です。

• 冷蔵室（棚）：最上段の奥まで手が届くか・各段の高さがちょうどよいか・大きめの食材や鍋に対応できるか
• 冷蔵室（チルド室）：横幅と高さが適切か・生鮮品と発酵食品を分けられるか
• 冷蔵室（ドアポケット）：何を入れるべきか直感的にわかるか・収納量は多いか・デッドスペースはないか
• 野菜室：食材を分けて収納できるか・立てて収納しやすいか・長い野菜がそのまま入るか
• 冷凍室：仕切りやトレーによって分けて収納できるか・容量は十分か・段の深さが十分か
• LEDの明るさが十分か
• 棚が奥まで引き出せるか
• 邪魔になる凹凸や出っ張りはないか

最後は、使いやすさの検証です。