スタイリッシュな見た目と大容量を売りにする、ライフオンプロダクツのノンフロン冷凍庫 LPRKC002。口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の冷凍庫とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、冷凍庫選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 LPRKC002は、機能性・デザイン性の高さにこだわる人におすすめです。ダークな色合いでシックなキッチンに馴染みやすく、部屋のインテリアとしても活躍。比較した商品の半数以上が冷凍機能のみだったなか、冷蔵・急冷モードも備わっていました。容量も120Lとたっぷりあり、セカンド冷蔵庫としても重宝しますよ。
庫内温度は-19℃前後の低温を長時間維持し、安定性も高評価です。ドアを閉じてすぐは、食品を冷凍する際の基準である-18℃を超えていましたが、一度温度が下がりきれば安定。24時間のうち-18℃を上回ったのはわずか21分で、低温をキープできたのは高評価基準の22時間を上回る23時間39分でした。食材の長期保存にも向いているといえます。
ドア開閉時の温度復帰力も優秀で、15秒間・1分間の開放ではいずれも10分前後で温度が戻りました。特に1分と長めに開放したときの復帰力が高く、13分以内で高評価となるところ本品はわずか約8分半。調理中に頻繁にドアを開閉する人にもおすすめできます。
出し入れもしやすく、ドア前面の取っ手と扉上部の小物用ポケットも便利。冷却方法がファン式のため、自動で霜取りができる点も強みです。ただ、引き出しは60%弱しか手前に出せないうえ、一番深いところでも600mLペットボトルを立てられません。出し入れやお手入れをスムーズにするには、引き出しを引き抜くとよいでしょう。
メーカーが謳うとおり、年間の電気代が7,905円と安い点は魅力。比較した120L以上の冷凍庫のなかではトップクラスの安さでした。ただ本体価格が税込82,500円と高価だったため、予算を超えているという人は、安価ながら高性能だった上位商品も検討してみてください。
今回ご紹介するのは、ライフオンプロダクツのノンフロン冷凍庫 LPRKC002。おしゃれなキャビネットを思わせるスタイリッシュなデザインながら、120Lの大容量と自動霜取り機能をはじめとした多様な機能を搭載している点を売りにしています。
ライフオンプロダクツは「暮らし、イロドル」をテーマに、家電・生活雑貨・美容品からアウトドアグッズまで多岐にわたる商品を発信するメーカー。生活の質がワンランク高まるようなデザイン性と機能性を兼ね備えた商品を展開しています。
ドアの数は1つで、前開き(右開き)タイプです。冷凍・冷蔵・急速冷凍モードの3段階で冷却運転の強さを調節できるため、冷凍庫としてはもちろんサブの冷蔵庫としても使用可能です。庫内に冷気を循環させて冷却するファン式で、自動で霜取りもできると謳っています。
耐熱100℃・耐荷重30kgの耐熱トップテーブルも搭載。上に電子レンジやトースターを設置できる設計で、キッチンのスペースを有効活用できます。
省エネなのも売りのひとつ。公式サイトには、資源エネルギー庁が家電の省エネ性能を示すために立てた「省エネ基準達成率」に対して159%を達成したと記載があります。
サイズは幅490×高さ1195×奥行690mmで、重量は41kg。容量は一般的な冷蔵庫の冷凍室80〜100Lよりやや大きい120Lで、500mLペットボトルが最大で59本入る大容量です。内部はクリアトレーで6段に分かれており、それぞれを取り出して水洗いもできます。
カラーはダークウッド・ダークストーンの2色。ダークウッドは木目調、ダークストーンは黒い石を模したドアが特徴です。黒を基調とした色合いと相まって、冷凍庫らしくないスタイリッシュな見た目に仕上がっていますよ。なお、製氷皿・ドアポケット・取っ手・取付ネジ(小)×3、取付ネジ(大)・六角レンチが付属します。
なお同シリーズでは、60Lのコンパクトタイプ「LPRKC001」も販売中。ファン式のLPRKC002とは異なり、庫内を直接冷やす直冷式です。小さいものをお探しなら、あわせてチェックしてみてください。
今回は、ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 LPRKC002を含む冷凍庫22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、庫内温度の安定性・ドア開閉時の温度復帰力の検証です。
庫内温度の安定性の検証では24時間庫内の温度を1分単位で計測し、食品を冷凍保存する際に守るべき温度の-18℃以下であった時間が長い商品を高評価としました。
ドア開閉時の温度復帰力は、ドアを15秒間・1分間開け放ったあとの温度変化を計測してチェック。庫内温度が−18℃以下に戻るのが、15秒開けたときに10分以内かつ1分開けたときに13分以内だった商品を高評価としました。
庫内温度の安定性は非常に優秀です。温度を計測すると、-19℃の低温を23時間39分間維持し、高評価基準の22時間を大幅に超える高い安定感を示しました。
ドアを閉じた直後のみ-18℃を超えましたが、24時間中わずか21分と短時間。比較した全商品の平均が130分(※執筆時点)だったことをふまえると、高い安定感がうかがえます。食材の長期保存にも十分対応可能でしょう。
開放時間15秒・1分ともに10分前後で温度が復帰。特に1分開いたあとは8分28秒と高評価の基準13分を大幅に下回り、高い復帰力を発揮しました。比較したほかの商品には、20分以上復帰に時間がかかるものがあったなか、優れた数値です。
短時間の開閉では若干時間がかかり、15秒開くと温度復帰まで10分33秒と高評価基準の10分をわずかに超えました。とはいえ、比較したなかには17分近くも時間を要したものがあり、全体と比べるとそこまで悪い数値ではありません。
総合的な温度の復帰力をみれば、ドアを頻繁に開閉する人にも十分おすすめできる性能です。ただ、庫内温度を低く保つうえでは、ものを取り出す際にこまめに開閉を繰り返すよりもできるだけ一度の開閉で取り出しきるのがよいでしょう。
次は、出し入れのしやすさ・温度調節のしやすさの検証です。
いずれの検証も、実際に商品を用意してポイントごとにチェック。出し入れのしやすさは、取っ手の場所・引き出しの深さと引き出せる割合・ドアのポケットの有無を確認して評価します。温度調節のしやすさは、温度調節の方法とパネルの位置をチェックしました。
出し入れのしやすさはおおむね良好で、取っ手はドア前面に配置され、ドア上部には小物用のポケットがついていました。引き出しを引き出せる割合は上2段以外は60%未満でしたが、引き出しを引き抜けるため取り出しづらさは感じにくいでしょう。
一方で、深さがある最下段でも600mLペットボトルを立てられない点はネック。比較した商品の過半数は600mLペットボトルを立てて入れられた点をふまえると、容量は十分でも深さがやや物足りないといえます。
温度調整のしやすさも非常に高い評価を獲得。冷凍・冷蔵・急冷の3モードを搭載し、設定できる温度が幅広い点が魅力です。比較した商品内では冷凍モードのみのものが半数以上を占めたなか、冷蔵にも対応。冷凍・冷蔵モードは3段階で温度を調節でき、メーカーが売りにするだけの利便性があるといえるでしょう。
また、本体上部にあるボタンで直感的に温度調節できる点も高評価につながりました。比較したなかには扉を開けないと温度調節ができない商品もあったため、ドア開閉不要で余計に冷気を逃すことがないのはうれしいですね。
続いて、お手入れのしやすさの検証です。実際に各商品をチェックし、自動霜取り機能があるか・引き出しが取り外せるか・ドアがガラストップかの3点を軸に評価しました。
メーカーの謳い文句どおり、ファン式の冷却方法で自動で霜取りできる点が魅力。なお、比較した商品の過半数でファン式が取り入れられていました。引き出しも比較したすべての商品で取り外せたため、ほかの商品と差こそつきませんが、お手入れはスムーズに済ませられるでしょう。
ドアは木目調の鋼鉄ドアで、表面に凹凸があります。比較した一部の商品には、掃除しやすいガラストップのものもありました。ただ多くの商品は該当せず。本品は本体が暗めのカラーなので、汚れはそれほど目立ちにくいといえます。
最後は、電気代の検証です。JIS規格に則って計測されたメーカー公称の年間消費電力量から1年間にかかる電気代を計測し、電気代が安いものほど高評価としています。
調べたところ、年間の電気代は7,905円で、高評価の基準値8,000円を下回りました。比較した商品のうち120L以上のものは10,000円前後だったなか、7,000円台で収まり、100L以下の小型冷凍庫にせまる値。メーカーが謳うとおり、省エネ性能は高いといえます。
定格内容積 | 120L |
---|---|
幅 | 490mm |
奥行 | 690mm |
高さ | 1195mm |
温度調節方法 | ボタン式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 255kWh |
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 41kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 159% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 | 製氷皿、ドアポケット、取っ手、取付ネジ(小)×3、取付ネジ(大)、六角レンチ |
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ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 LPRKC002の取扱説明書によると、食品を入れる際の注意点は以下のとおりです。
ドアが開いた状態が続くと庫内の温度が下がり冷凍機能が十分に働かなくなるため、ドアはこまめに閉じることが重要です。トレーとガラス棚板が奥まで入っていないとドアが半開きになり、同じく冷凍機能が弱くなる可能性があるため注意してください。
また、常温の食品を一度に多く入れると庫内の温度が上昇するため注意が必要。入れたいものの量が多い場合は、別の冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてから入れるのがよいでしょう。
(参照:公式サイト)
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 LPRKC002は、ライフオンプロダクツの公式オンラインショップで購入できます。公式サイトでの値段は、120Lが税込82,500円・60Lは税込55,000円(※執筆時点)です。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトや一部の家電量販店でも購入可能。実際に実物を見て検討したい人は、最寄りの家電量販店が取扱店舗かどうか事前に確認することをおすすめします。
最後に、食材を出し入れしやすいと高評価を得た商品をご紹介します。
ハイアールの107L 前開き式冷凍庫 JF-NUF107A-Wは、頻繁に食材を出し入れする人におすすめ。引き出しは平均で78.05%も引き出せ、中段には600mLペットボトルも立てられます。温度復帰時間も、ドアを15秒開放後は約4分、1分開放後は約6分半とスピーディ。多くの項目で優秀な評価を得たハイスペックな冷凍庫です。
TWINBIRDの1ドア冷凍庫 HF-E916Bは、大容量でも電気代は抑えたいという人におすすめ。161Lと大型で、すべての引き出しに600mLペットボトルを立てて入れられます。大きさに対して年間電気代は7,967円と破格の安さでした。温度調節するのに扉を開ける必要があるものの、大容量を求めるならまず選択肢に入る商品です。
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
定格内容積 | 107L |
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
引き出しの数 | 5段 |
幅 | 450mm |
奥行 | 585mm |
高さ | 1275mm |
重量 | 36kg |
自動製氷 | 不明 |
急速製氷 | 不明 |
急冷機能 | |
半ドアアラーム | 不明 |
温度調節機能 | 不明 |
温度調節方法 | ダイヤル式 |
設定可能温度 | 不明 |
省エネ達成率 | 154% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 240kWh |
節電モード | 不明 |
種類 | |
特徴 | |
鍵付き | 不明 |
引き出しの取り外し可能 | 不明 |
付属品 |
ハイアール 冷凍庫 JF-NUF107Aの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
定格内容積 | 161L |
---|---|
幅 | 540mm |
奥行 | 600mm |
高さ | 1430mm |
温度調節方法 | タッチパネル式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 257kWh |
良い
気になる
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 41kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 201% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 |
ツインバード 1ドア冷凍庫の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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