フルビューディスプレイで美しい映像を楽しめると評判の、HUAWEI(ファーウェイ) MatePad 11。インターネット上のレビューには「画質がきれい」「ベゼルが狭くてカッコいい」など高評価のコメントが見られる一方、「バッテリーの減りが速い」「Google Play不対応でゲームに不向き」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、HUAWEI MatePad 11を含むタブレット全19商品を実際に使ってみて、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
HUAWEI MatePad 11は、ハイクオリティな画質と音質で、臨場感たっぷりに動画を楽しみたい人におすすめです。10.95インチとサイズが大きいうえ、画面占有率も約82%と広々しています。画質の解像度も高く、細かな部分まで鮮やかに美しく描写。映像の世界にどっぷり浸れました。
スピーカーを4つ備え、クリアで迫力あるサウンドを堪能できたのもメリット。高画質と相まって、まるでミニシアターのような雰囲気を味わえました。動画視聴時のバッテリー持ちは11時間45分と申し分なく、外出先で長時間使いたいシーンにも大活躍しますよ。
また、CPUにはハイエンド向けSnapdragon 865を搭載し、ベンチマークスコアは3,313点と無印iPadと遜色ない性能。アプリの起動・切り替えがスムーズで、3Dゲームも快適にプレイできました。ただしGoogle Playは使用不可のため、ゲーム目的の人はやや物足りない可能性もあるでしょう。
検証時の公式価格は税込54,780円。やや高めですが、顔認証・Wi-Fi 6・ブルーライトカットといった機能面を考慮すればコスパは良好です。独自OS搭載で、一般的なAndroidにはないマルチウィンドウ表示があるのもよいところ。映像コンテンツが目的なら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
HUAWEIは、中国に本社を構える1987年設立の通信機器メーカー。コストパフォーマンスのよい高機能スマホを多数展開しています。
今回ご紹介するMatePad 11は、日本で第一弾となったHarmonyOS搭載のタブレット。高精密なフルビューディスプレイで、動画視聴からビジネスまで幅広く活躍しますよ。
まずは、基本的なスペックを確認しておきましょう。
<基本スペック>
またアプリのインストールには、HUAWEI App Storeかサードパーティー製のアプリケーションファイルを使用することも覚えておいてくださいね。
ブラウジングやゲーム時の動作がなめらかになるよう、1秒間の画面書き換え回数を示すリフレッシュノートは120Hzとハイレベル。色域もDCI-P3と広く、鮮やかな映像美が期待できるでしょう。
スピーカーには、オーディオブランドのHarmon Kardonがチューニングしたクアッドスピーカーを搭載。HUAWEI Histen7.0に対応し、迫力ある低音とクリアな高音を楽しめると謳われています。
また、マイクは側面と背面に計4つ内蔵され、通話時の音声もなめらかです。タイピングや周囲の騒音を自動的にカットする、AIノイズリダクション技術も採用されていますよ。
ウインドウロック機能を使うと、同じアプリで2つの作業が可能。1つの画面で最大4つのアプリを開けるマルチウインドウ機能にも対応し、仕事にも勉強にも重宝するでしょう。
ほかのHUAWEI製デバイスをお持ちなら、相互利用するのもおすすめです。
例えばスマホで撮った動画を転送して編集したり、ノートパソコンと接続してMatePad11をセカンドスクリーンとして使ったりするなど、楽しみ方の幅が広がりますよ。
別売りアイテムのデジタルペンとマグネット式スマートキーボードを使えば、作業の自由度もさらにアップ。
またキーボードやマウスと接続することで、ノートパソコンのように利用できるのも便利です。40以上のキーボードショートカットが用意され、時間の節約にももってこいですよ。
カラーはアイルブルー・マットグレーの2種類を展開しています。
HUAWEIにはこのほか、以下のような多彩なタブレットがラインナップ。今回はMatePad・MatePad T10も検証しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
【MatePadのタブレットとラインナップ】
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
はじめに、処理性能を検証します。
ベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使用し、CPUとGPU性能を数値化してチェックしました。
CPUにはハイエンド向けのSnapdragon 865を搭載し、ベンチマークスコアは3,313点と無印のiPadと大差ないレベル。GPUスコアは1,112点とiPadには及ばないものの、今回検証した全商品のなかでは上位クラスでした。
処理能力が高く、3Dゲームも快適に遊べるでしょう。
次は、画質のよさの検証です。
同一の静止画と動画データをそれぞれのタブレットに表示します。mybestの5人が見比べてみて、描写力・色合い・没入感などを確認しました。
画質の解像度も非常に高く、トップレベルの評価を獲得。クリアかつシャープで、拡大しても細かな部分まで美しく描写できました。コントラストも高く、発色は濃厚で鮮やか。画像の読み込みがスピーディーだったのも印象的です。
モニターからは「特に風景の画像で奥行きをしっかり感じられた」「ベゼルが細く迫力がある」との声もあり、高い没入感も味わえるでしょう。
続いて、音質のよさを検証します。
mybest5人がタブレットの音をチェック。縦向き・横向きの両方から聴いてみて、以下を着目点に評価を実施しました。
Harmon Kardon監修のスピーカーを左右に4つ備え、音質もハイレベル。音割れやこもりはほとんどなく、スピーカーで聴いているようなクリアなサウンドが響き渡りました。高音・低音のバランスも良好です。
また、金属音から振動音までしっかり表現され、奥行き・立体感も申し分ありません。「映画を観るのにぴったり」「音の迫力はほかの商品より高い」など、モニター全員が満足しています。
画質のよさと相まって、まるでミニシアターのような雰囲気を堪能できるでしょう。
次は、画面の応答性を検証します。
mybestの5人が実際にタブレットを使い、タッチやスクロールの反応とスムーズさを確認しました。
実際に使ってみると、画面の切り替わりが速く、指への追従性もトップクラス。スクロールのカクつきもなく、全体的になめらかに操作できました。
一部の人からは「スクロールしたつもりがクリックになった」「縦横の切り替え時に若干タイムラグが発生する」といった意見があったものの、「タッチ精度も感度も満足」「アニメーションがスムーズで心地よい」など高評価な声がほとんどでした。
次は、サイズの検証です。
手に持ったり持ち運んだりすることが多いタブレットは、本体の大きさと重量もキーポイント。ここでは、mybestの5人がサイズ感をチェックして評価しました。
重量は485gと同等サイズの商品と大差なく、サイズと重量のバランスは良好です。10.95インチの大きめサイズに加えて画面占有率は約82%と高く、動画視聴にもぴったり。
片手で長時間持つには少し重たく感じますが、両手で持ったりひざの上に置いたりして使えば、大きな負担なく扱えるでしょう。
さらに、対応アプリを検証します。
SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールしてみて、動作確認を実施しました。
調べてみたところ、Google Playには非対応で使えるアプリ数はほかの商品と比べて少なめ。課金コンテンツもあまり楽しめないため、ゲーム目的の人にはやや不向きな印象です。
ただSNSや動画配信アプリであれば、ブラウザなどで代替え可能なものが多くありました。以下の調査結果も参考にしてみてくださいね。
【対応】
【ほか媒体を活用すれば使用可能】
【非対応】
さらに、バッテリー性能を検証します。
ここでは、画面の明るさを最大に設定して動画を再生。連続再生時間を計測してバッテリー持ちを評価しました。
動画の連続再生時間は11時間45分と長く、全体平均の約8時間と比べてもトップクラスの性能です。明るさを最大にしなければ、さらに長時間の使用が期待できますよ。
これなら電源がない状況でも、バッテリー切れを気にせず作業できるでしょう。
次は、付加機能を検証します。
以下のポイントに着目し、加点方式で評価を行いました。
防水機能やSIMフリーは非搭載ですが、ほかの商品と比べると付加機能は多めです。
Wi-Fi 6に対応し、顔認証によるロック解除が可能。キッズモード・ブルーライトカットもついているので、お子さんと一緒に使いたい人にも活躍しますよ。
【付加機能】
最後は、価格の検証です。
公式サイトの販売価格を参考に、安いものほど高評価としました。
公式価格は検証時点で税込54,780円。全体平均の約3万円と比べると安いとはいえないものの、機能・スペックを考慮すればコスパは良好です。
ハイレベルな画質・音質で動画を楽しみたい人には、重宝するでしょう。
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46,086円
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販売価格:46,086円
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最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
iPad mini(第6世代)なら、人気アプリをほとんどカバー。ベンチマークスコアは4639点とトップクラスで、3Dゲームも問題なく楽しめました。8.3インチ・重量293gと軽量かつコンパクトで、持ち運びや片手での扱いにも適しています。画質・音質もよく、高い没入感も味わえるでしょう。
iPad以外のタブレットがほしい人には、Xiaomi Pad 5がおすすめです。11インチで画面占有率は約82%あり、動画やゲームに没入できる大画面が魅力。独自OSながらGoogle Playが使えるため、主要アプリのインストールにも困りません。発色鮮やかで画質がよく、立体感あるサウンドも楽しめますよ。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 11.0インチ |
---|---|
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 0.7cm |
重量 | 511g |
OS種類 | MIUI for Pad |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth規格 | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
SIMカード | 不明 |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、128GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1300万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | ◯(顔認証) |
スピーカーの数 | 4個 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | 不明 |
マイクあり | 不明 |
特徴 | 中華メーカー、ゲーム向け |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
Xiaomi Pad 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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