スクリーンが広く音質もよいと人気のHUAWEI(ファーウェイ) MatePad。インターネットで調べると高評価の口コミが多数見られる一方、「Google Playが使えない」「液晶に少し色ムラを感じる」といったネガティブな評判もあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、HUAWEI MatePadを含むタブレット全19商品を実際に使ってみて、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
HUAWEIのMatePadは、没入感ある音質にこだわる人や、動画視聴目的の人におすすめです。実際に使ってみると、高音と低音のバランスがとれた音割れのないクリアな音質が印象的。「ミニシアターレベル」との声があがるほどの、迫力と没入感も味わえました。
画質についても、コントラストが高く鮮やかで発色も自然。ただ、若干ロード時間が長い点には注意が必要です。ベンチマークスコアも1873点と悪くなく、動画視聴や3Dゲームも快適。画面の応答性も良好で、スクロール・タッチ操作ともになめらかに行えました。
最大の明るさで動画を約9時間再生し続けられたのもメリットです。頻繁に充電する必要がなく、外出先に携帯したいシーンにも重宝するでしょう。重量は450gとサイズ相応ですが、両手で持てば負担にならないレベル。また、ベゼルが細くスクリーンが大きく感じられるのも利点といえます。
Google Playは使用不可のため対応アプリは少ないですが、顔認証・キッズモードといった付加機能があり子どもへのプレゼントにもよいでしょう。値段も税込33,880円と比較的手が届きやすい価格帯なので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
1987年設立のHUAWEIは、170か国以上で展開する中国のスマホメーカー。高品質で低価格な商品を多数取り扱っています。
そのなかから今回ご紹介するのは、2020年6月に発売されたタブレットのMatePad。10.4インチの大画面でフチ幅も約7.9mmと細く、広々したスクリーンで映像を楽しめるのが魅力です。
本体サイズは幅24.5×縦15.5×厚み0.74cmで、重量は450g。画面解像度は2000×1200pです。
OSにはAndroid10ベースのEMUI 10.1、CPUにはHUAWEI Kirin 810を搭載しています。RAM3GB・ROM32GBのメモリを備え、microSDカードを使えば最大512GBのデータ保存が可能ですよ。
コンサート会場で聴くような音響を目指し、本体には4つのスピーカーを内蔵。サウンドチューニングは、多数のスピーカーを手掛けるHarman Kardonが行っています。
ノイズ低減機能を備えたマイクも4つ搭載しており、音声をしっかりキャッチ。友達との通話はもちろん、オンライン会議などのテレワークシーンでも快適に使えるでしょう。
本好きな人にうれしいeBook機能も注目ポイント。コントラストや輝度を調節することにより、紙媒体のような読書体験ができますよ。さらに、目にやさしいブルーライトカット機能もついています。
また、2画面表示できるマルチウィンドウにも対応し、複数の作業を同時にこなせるのもメリット。データやメモ書きを確認しながら文書を作成することも可能です。
バッテリーは大容量の約7,250mAhあり、フル充電にかかる時間は約3.8時間。端末内のローカル動画であれば、およそ半日ほど視聴できると謳われています。
付属品として、ACアダプター・USB Type-Cケーブル・イヤホン変換アダプタ・カードトレイ取り出しピン・クイックスタートガイドがついてきますよ。
別売りのM-Pencilを用意すれば、手書き入力もOK。高精度で遅延が少ないため、紙と鉛筆を使っているような感覚を味わえるでしょう。
HUAWEIでは、2021年4月に本品の新モデルも発売。CPUとメモリが強化され、急速充電にも対応しています。このほか約10.95インチのMatePad 11や9.7インチのMatePad T10などもラインナップしているので、あわせてチェックしてみてください。
今回はHUAWEI MatePadを含む、タブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
ベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使って、CPUとGPU性能を数値化して確認しました。
CPUにはKirin 810を搭載しており、スコアの平均はシングル約590点・マルチ約1873点とまずまずの結果。今回検証した全商品の平均約519点・約1681点と大差ありませんでした。
ただGPUスコアは383点と、こちらは少し物足りない印象です。とはいえ、調べ物や動画視聴はサクサク進み、3Dゲームも快適。普段使いするぶんには、十分な性能といえるでしょう。
次に、画質のよさの検証です。
mybestの5名が、同一の静止画・動画データを各タブレットで表示してみてチェックしました。
実際に画像を表示してみたところ、細部まで拡大してもクリアできれいと好評です。一部「全体的な風景写真はぼやける」との声もありますが、大半のモニターが描写力に満足しました。
発色も、鮮やかながら不自然さを感じないと高評価。「コントラストが高い」「奥行きがある」といったコメントも多く、没入感を味わえたのもよいところです。
ただし、動画や画像の読み込みに時間がかかるのはややネック。とくに都会の夜景写真で気になりました。ロード時間にこだわる人には物足りない可能性もあるでしょう。
続いて、音質のよさの検証です。
mybestの5名が次の3項目に注目して、縦・横の両方の向きで確かめました。
音質は、今回検証した全商品のなかでも非常に優秀。音量を上げても音割れしにくく、迫力あるクリアなサウンドを楽しめました。
また高音と低音のバランスも整っており、「音の分離感がよくさまざまなサウンドが聴こえる」「大音量にしなくても聴き取りやすい」と好評です。
左右には4つのスピーカー備わり、没入感や奥行を感じられたのも利点。「音に包まれるよう」「横持ち・縦持ちともに迫力がある」「ミニシアターレベル」など、満足の声が多数あがりました。
なかには「平面的でのっぺりしている」と感じた人がいたものの、全体的には動画視聴に適した商品といえるでしょう。
さらに、画面の応答性の検証です。
タッチやスクロールに対する反応とスムーズさを、mybestの5名が確認しました。
画面の応答性も良好。タッチするとすぐに反応し、指にしっかりついてくる感覚がありました。一部「スクロールや拡大時に若干ガクつく」との声もありましたが、大半のモニターからはなめらかに動くと好評です。
アプリの切り替えやホーム画面への移動もスムーズなので、作業をサクサク進められるでしょう。
次に、サイズの検証です。
mybestの5名が本体サイズと重量のバランスを評価しました。
重さは450gと、10.4インチの画面サイズ相応の重量感です。重たいと感じたモニターはおらず、「大画面にしては軽い」との声もありました。両手で持てば負担もかかりにくいので、ソファに寝転びながら使いたいときにも重宝するでしょう。
また画面占有率は約80%とベゼルが細く、画面が大きく感じられるのもメリット。スクリーンは縦長の印象で、「ウェブサイトがスマホのように表示される」とのコメントもありました。
続いて、対応アプリの検証です。
合計30個のSNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリを実際にインストールして、動作確認しました。
調査してみたところ、Google Playが使えず対応アプリ数はいまひとつ。ブラウザ等を活用すれば使えるアプリは増えますが、非対応のものもあるため注意が必要です。
各アプリの対応可否は次のとおりです。
【対応】
【ほか媒体を活用すれば使用可能】
【非対応】
さらに、バッテリー性能の検証です。
画面の明るさを最大にした状態で動画を再生し、連続再生時間を計測しました。
バッテリー持ちは良好で、明るさを最大にしても8時間55分と長時間の動画視聴が可能でした。全体平均の8時間弱より、1時間ほど長く再生できています。
これなら朝から夕方まで外出先に携帯しても、バッテリーを気にすることなく使えるでしょう。
次は、付加機能の検証です。
次の点に注目して加点方式で評価しました。
GPS・防水・SIMフリーは非対応でしたが、そのほかの項目はすべて満たしていました。
不適切なコンテンツに制限をかけられるキッズモードに加えて、顔認証にも対応。ペンやキーボードなどの純正アクセサリーが用意されているのも魅力です。
【付加機能】
最後は、価格の検証です。
販売価格を確認して、安価なタブレットほど高評価としました。
調べてみたところ、2022年1月15日時点の価格は税込33,880円。今回比較した全商品の平均は3万円ほどだったため、妥当な価格帯といえます。
音質の高さや3Dゲームを快適にプレイできたことを考慮すると、コスパ重視の人にも活躍するでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
iPad mini(第6世代)なら、趣味から実用まで幅広いアプリを楽しめるのが魅力。8.3インチと小ぶりなサイズ感で、自宅でも出先でも片手持ちで扱えます。音質・画質ともに解像度が高く、深い没入感を味わえるのもメリット。操作・応答はなめらかで、動画再生時間も9時間25分と優秀です。
iPad以外のタブレットをお探しの人には、Xiaomi Pad 5もよいでしょう。Google Playが使用できるので、さまざまなアプリをインストールできますよ。ハイエンド向きのCPUを搭載し、3Dゲームもストレスフリーで遊べました。高音・低音のバランスがよく広がりも感じられ、音質面でも高い性能を発揮しています。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 11.0インチ |
---|---|
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 0.7cm |
重量 | 511g |
OS種類 | MIUI for Pad |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
SIMカード | 不明 |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、128GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1300万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | ◯(顔認証) |
スピーカーの数 | 4個 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | 不明 |
マイクあり | 不明 |
特徴 | 中華メーカー、ゲーム向け |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
Xiaomi Pad 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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