Xiaomi Pad 5をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

CPUにはSnapdragon 860を採用し、ベンチマークスコアはシングル約753点・マルチ2704点・GPU983点。検証した全商品の平均約500点・約1600点・約1100点と比べても、性能は良好といえます。

点数はiPadに一歩及びませんが、アプリの起動・切り替えともにスピーディーで、3Dゲームもストレスフリーに遊べました。エンタメ用途に大活躍する1台といえるでしょう。

画質は非常に優秀です。コントラストが高く色合いも鮮やかで、ほとんどのモニターが解像感に満足しました。「細部まで表現できている」「コンテンツ視聴に最適」といった声が多数あがっています。

ただ一部の人からは、「再度が高くて少しうるさい」との意見も聞かれました。

また「映像がそのまま目の前にあるよう」など、高い没入感を味わえたのもメリット。暗い部分の発色が強く明暗がはっきり分かれているので、奥行きも感じられます。

一部「陰影が強くやや現実感がない」との意見があったものの、全体的にはリアルに再現できていました。

音質は、比較した人気のタブレットのなかでもトップクラス。非常にクリアな音色で、大音量にしても音割れはありませんでした。

高音と低音のバランスについても、多くの人が満足と回答。解像感も高く、「金属音・衝突音・振動音など、細かな音までしっかり聴こえる」といったコメントが多数見られました。

Dolby Atmosに対応した4つのスピーカーが両サイドにあり、没入感も十分。音の広がりもよく、生で聴いているような臨場感も味わえました。

「もう少し低音が強ければ迫力が増しそう」との意見もありますが、参加した全員が満足しています。タブレットを横にして使えば、さらに迫力を感じられますよ。

画面応答は非常に素早く、こちらも全員が満足。スクロール操作はとても快適で、カクつきもまったくありませんでした。

タッチ操作も「サクサク動いて待ち時間がない」「指にしっかり追従する」と好評。また、画面端の操作もなめらかに行えました。

確認してみたところ、フチが細く画面占有率は約82%と優秀。「映像に迫力を感じられそう」など、11インチある画面の大きさも好評でした。

重さは511gと片手で持つには少し重量感がありますが、「サイズのわりには軽い」などのコメントも寄せられています。

「重量のバランスがよく、持っていて負担に感じなかった」との声もあり、膝上に置いたり両手で持ったりすれば重さもそれほど気にならないでしょう。

使えるアプリもトップクラスに充実。Googleプレイが使用可能で、ポケモンGO以外のすべてのアプリに対応していました。

実用から趣味まで、あらゆるものを楽しめますよ。

【対応アプリ】

• SNS：Twitter・Instagram・Facebook・TikTok・LINE
• 動画：Netflix・Youtube・Amazonprime・hulu・TVer・radiko・Spotify
• ゲーム：ドラクエウォーク・荒野行動・パズドラ・原神
• ビジネスアプリ：Zoom・Skype・Slack・ChatWork・Office・Google・Dropbox・Adobe・Geekbench5・スプレッドシート
• 生活アプリ：メルカリ・cookpad・Ubereats・Kindle

連続再生時間は11時間57分と、iPadを超えるバッテリー性能を発揮。全商品の平均である約8時間よりも、4時間ほど長く再生し続けられました。

充電できない環境で長時間使っても、電池切れの心配は少ないでしょう。

調べてみたところ、防水・指紋認証・GPS機能はないものの、顔認証には対応していました。精度も良好で、認証後はホーム画面にスムーズに移動できます。

また、キーボードやペンなどの純正アクセサリーも展開しており、幅広いニーズに応えてくれるでしょう。

【付加機能】

• 防水性能：×
• 生体認証機能：○（顔認証）
• 純正アクセサリーの有無：○
• SIMフリーモデルの有無、5G対応状況：×
• Wi-Fi 6に対応しているか：×
• キッズモード、コンテンツ制限機能の有無：○
• ブルーライトカット機能の有無：○

調査の結果、公式価格は税込43,780円（2022年1月15日時点）。

無印iPadとiPad Airの中間あたりに位置する高い性能を考慮すると、4万円台は十分魅力的です。コスパ重視の人にもうってつけの1台ですよ。