





アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
66,363円
おすすめスコア
CPUスコアの高さ
GPUスコアの高さ
排熱性能の高さ
接続端子の便利さ
拡張のしやすさ
| CPUスコア(実測値) | 6374pts |
|---|---|
| メモリスロット | シングル |
| SSD換装可能 | |
| SSD増設可能 | |
| Type-C端子の機能 | データ転送、Power Delivery、4K映像出力、本体給電 |
良い
気になる
MINISFORUM UN1245W 16/512 W11Proは、価格を抑えてメインPCを購入したい人におすすめです。PCの頭脳にあたるCPUのスコアは実測値で平均6374ptsを記録し、比較した全商品の平均約3629pts(※2024年10月時点)を優に上回りました。Microsoft 365や、IllustratorなどAdobeのアプリケーションが快適に扱え、ゲーム中のDiscordや録画ソフトとのマルチタスクも可能でしょう。
画像の処理性能も良好です。GPUスコアは3回の平均で約980ptを記録。1600pt以上のスコアを記録した上位商品には及ばないものの、軽めのインディーズ・パーティーゲームや、マルチゲームも遊べます。FPSゲームは「Apex Legends」など処理が重いゲームには不向きですが、描写負荷の軽い「VALORANT」ならプレイ可能ですよ。
接続端子もかなり豊富で、ハブがなくてもさまざまなデバイスと繋げられます。USB Type-A端子は4つあるうえ、Type-C端子はデータ転送・4K映像出力・PD出力・本体給電まで対応。映像出力端子にはHDMI端子とDisplayPort端子を1つずつ、LAN端子には2.5GbEを備えていました。
拡張性も高評価です。比較したなかにはSSD増設ができない商品がいくつかありましたが、本品は分解するとすぐに2.5インチSSDの増設スロットにアクセス可能。メモリはデュアルスロットで、容量は最大32GB×2つに対応しています。分解時は固定されているゴム足をとるのにやや手間取りますが、アップグレードして長く使えますよ。
排熱性能もミニPCとしては良好で、発熱によってパフォーマンスが低下する可能性は低め。総合的に見ても「Officeソフトがサクサク動く」との口コミや、「画像や動画編集なども快適に行える」との謳い文句どおりでした。7万円台の価格でメインPCとして使える高性能な本品を、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
そもそもミニPCとは、デスクトップPCやノートPCよりも安価に購入できるアイテム。2万円台など手頃な価格で手に入るものもあり、デスクをすっきりさせられるコンパクトさが魅力です。一方で小さいぶんパーツを置けるスペースが少なく、性能を上げにくいのはネック。低負荷のデスクワークやサブPCとして活用するのが基本といえます。
今回ご紹介するMINISFORUM UN1245W 16/512 W11Proは、「画像や動画編集なども快適に行える」と謳う商品です。頭脳にあたるCPUにはIntel第12世代の「Core i5-12450H」を採用し、16GBのメインメモリ・512GBの高速SSDも搭載。HDMI・DisplayPort・USB-C端子を組み合わせれば最大3画面同時出力ができ、マルチモニタ環境の構築も可能ですよ。
MINISFORUMは、2012年に中国で創業したミニPC専門ブランド。香港に拠点を置き、ミニPCの先駆け的存在としてさまざまな製品を提案しています。日本向きのWebサイト・公式ストアもあり、圧倒的な商品数で展開しているため、求めているスペックのモデルを見つけやすいでしょう。
<スペック>
MINISFORUM UN1245Wは、メモリ・ストレージともに3種類から選択可能。検証ではメモリ16GB/ストレージ512GBのモデルを使用しまたが、そのほか32GB/512GB・32GB/1TBも選べます。
MINISFORUMでは、本品以外にも豊富なミニPCを展開中。公式サイトでは22種類のモデルを確認できました(※2024年10月時点)。なかでも人気のUM300は、CPUに「AMD Ryzen3 3300U」を搭載した商品。UM350はさらに高性能な「AMD Ryzen5 3550H」を備え、スペックと省スペースを両立しているといえます。
ほかにも人気のN40は、厚さ27mmの超小型サイズでファンレス仕様の超小型モデル。そのぶんメモリの増設はできないので、将来的にストレージを増やしたいなら拡張可能なモデルがおすすめです。今回ご紹介するUN1245Wは拡張できるうえ上記モデルより高スペックなので、以下の検証結果を参考にぜひ検討してみてください。
パソコンの頭脳といえるCPU。データの処理速度に影響するため、性能が高ければブラウジングが快適になり、マルチタスクをしても動作がもたつきません。CPU性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「軽いゲームであればプレイに支障がなく、Discordや録画ソフトとのマルチタスクもできるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
グラフィックを司る役割であるGPU。画像を描写するための処理をするため、性能が高ければきれいな画像を速く表示でき、映像のカクつきやズレが気にならなくなります。ミニPCにおいては、デスクトップPCのようにグラフィックボードが搭載されておらず、CPUの一部にGPUの機能を持たせる手法(内蔵GPU)が一般的です。性能に限界はあるものの、コストカット・小型化を実現でき、ミニPCと相性がよいといえます。GPU性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「オンラインゲームも中程度の画質でプレイできるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
電子機器の必需品である排熱機構。高負荷をかけ続けると発熱して処理の妨げになるため、排熱することにより本来の性能を維持することが目的です。ミニPCにおいては、デスクトップPCのようにファンが搭載されておらず、放熱板への熱伝導によって排熱する機構(ファンレス)が一般的です。性能に限界はあるものの、コストカット・小型化を実現でき、ミニPCと相性がよいといえます。排熱性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「高い負荷がかかっても内部温度が上がらず安定しているもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手に直結する接続端子。端子の種類が多ければハブいらずで接続できたり、端子の規格が最新であればデータ転送速度が速くなったりします。接続端子が便利な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「前面・背面に必要な端子がそろっており、新しい規格に対応しているもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
拡張とは、性能・機能を向上させるために、標準搭載されているパーツを換装・増設することです。ミニPCにおいては敷居が低く、分解しやすい構造になっていたり、増設用のスロットが元から搭載されていたりします。拡張しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ストレージの拡張スロットがあり、メモリの最大容量が32GBで、メモリスロットが2つ以上あるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気のミニPCを比較検証したところ、MINISFORUM UN1245W 16/512 W11Proには5つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
Microsoft 365やIllustratorなどAdobeのアプリケーションも、快適に扱えるでしょう。「Officeソフトがサクサク動く」との口コミや、「画像や動画編集なども快適に行える」との謳い文句にも納得です。
メモリ容量も16GBと大きく、多くのゲームの推奨スペックをクリアしています。ゲーム中でも、コミュニケーションツールのDiscordと録画ソフトとのマルチタスクが可能ですよ。
満足の基準とした1500pt超えの上位商品には届きませんが、「8番出口」などの軽めのインディーズ・パーティーゲームはもちろん、「It Takes Two」「Lethal Company」などのマルチゲームも楽しめます。
FPSゲームも、描写負荷の軽い「VALORANT」ならプレイ可能。ただし処理が重い「Apex Legends」「OverWatch」などは、カクつく可能性があるため不向きでしょう。
インターフェースの充実度は申し分ありません。USBは、Type-A端子4つ・Type-C端子1つを搭載。映像出力端子にはHDMI端子・DisplayPort端子を1つずつ、LAN端子には転送速度が速い2.5GbEが備わっていました。
Type-C端子は、データ転送・4K映像出力・PD出力・本体給電まで対応。比較した本体給電できない商品と並ぶと、本品は付属の電源ケーブル不要でデスク上をすっきりさせられます。また、モバイルバッテリーからも電力供給が可能ですよ。
ミニPCとしてはかなり高水準な接続端子を備えており、ハブを使わずいろいろなデバイスと繋げやすいものがほしい人におすすめです。
拡張のしやすさも魅力です。メモリはデュアルスロットで、最大で32GB×2つ(最大64GB)に対応。分解するとすぐに2.5インチSSDの増設スロットにアクセスでき、簡単にストレージを増やせます。
SSD増設ができない商品とは異なり、将来的にストレージを増やしたい人やアップグレードして長く使いたい人に向いていますよ。分解時は両面テープで固定されているゴム足をとるのに少し手間取るものの、メモリ増設すれば高度な作業にも使えます。
なおWindowsライセンスはOEMなので、ボリュームライセンスのものよりは問題が起きにくいでしょう。
また、高負荷をかけた際のディスク温度は平均41.33℃と、比較した商品内では平均的。スタンバイ時の温度36℃から約5℃上昇しただけで、満足の基準50℃以下や全体平均約42℃(※2024年10月時点)を大きく下回りました。
パソコンの水準を考慮すると排熱性能が高いとはいえませんが、比較したミニPCのなかでは良好な結果です。負荷をかけても温度は極端に上昇しにくいので、発熱によるパフォーマンス低下の可能性は低いでしょう。
確認したところ、大きく気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるミニPCなので、ぜひ購入を検討してみてください。
| CPUスコア(実測値) | 6374pts |
|---|---|
| メモリスロット | シングル |
| SSD換装可能 | |
| SSD増設可能 | |
| Type-C端子の機能 | データ転送、Power Delivery、4K映像出力、本体給電 |
良い
気になる
| VESA対応 | |
|---|---|
| 幅 | 12.8cm |
| 奥行 | 13.0cm |
| 高さ | 5.4cm |
| 重量 | 543g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、MINISFORUM UN1245W 16/512 W11Proのほかにも検証で高評価を獲得した商品をご紹介します。
TRIGKEYのSpeed S5 Proは、いろいろなゲームをプレイしたい人におすすめです。CPUには第4世代Ryzen 7のハイパフォーマンスモデルを採用しており、検証では9642ptsと高いCPUスコアを記録しました。
GPUスコアも1635ptと優秀で、重めのゲームも十分に遊べるスペックを備えています。たとえば「VALORANT」のような描写負荷が軽い3Dゲームなら、ストレスなく快適にプレイできそうです。
2.5インチSSDの増設が可能であるうえ、メモリはデュアルスロットで最大32GB×2に対応しています。アップグレードして長く使いたい人にもよいでしょう。手軽にPCゲームを遊びたいなら、ぜひ検討してみてください。
MINISFORUM UN1245W 16/512 W11Proの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトです。値段は70,000~75,000円ほど(※2024年10月時点・ECサイト参照)。普段使っているサイトをぜひチェックしてみてくださいね。
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