今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidタブレットとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidタブレット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
19,638円
おすすめスコア
操作の快適さ
映像の美しさ
スピーカー性能の高さ
画面の明るさ
バッテリー性能の高さ
総合的な処理性能 | 平均293,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均39,665点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
良い
気になる
Xiaomi Redmi Pad SEは、リーズナブルな価格で美しい映像を楽しみたい人におすすめです。エントリーモデルながら、鮮やかな発色と解像感の高さが特徴。映像を見たオーディオ&ビジュアルライターからも、「肌の質感まで伝わる」と好評でした。比較したなかにはぼやけが気になる商品もありましたが、こちらはくっきりと表現されています。画面は11インチとやや大きく、スマホよりも没入感を得られるでしょう。
スピーカーからは上下左右の移動感や衝突音など、ある程度の音の立体感を味わえました。視聴したモニターからは、「エンジン音や衝突音の低音が体に響く」との声も多く、低音の迫力も好印象。声の聞き取りやすさはモニターの意見が分かれたものの、極端に聞こえにくいほどではありません。映画館のような臨場感・迫力には届かないものの、YouTubeなど動画なら快適に視聴できるでしょう。
画面の明るさは最大輝度で411.30ニトと、比較したハイエンドモデルのXiaomi Pad 6の405.39ニトを上回りました。明るい屋外で暗くならずに使えるのも魅力です。バッテリー持ちも良好。100%から20%まで減るのにかかった時間を調べると、6時間39分と比較したなかでも長く、「電池持ちがよい」との口コミどおり外出先でも使いやすいといえます。
一方、操作の快適さは高評価に一歩及ばず。ディスプレイが1秒間に映像を更新する回数を示すリフレッシュートは90Hzと、144Hzの上位商品より性能に期待できません。実際に商品でブラウンジング・アプリの切り替えを行ったところ、スムーズにタッチ・スワイプ操作できたものの、スクロール・アプリの切り替え時にカクつきや若干の遅延がありました。「動作のレスポンスに若干遅延が感じられる」との口コミにも頷けます。
比較したXiaomi Pad 6は、操作時にカクつきや遅延が気にならなかったのに対し、Xiaomi Pad 6の半額程度の値段で買える本商品は(※2025年1月時点、公式サイト参照)操作時の快適性に劣ります。「ホームシアターのような臨場感あふれるサラウンドオーディオを楽しめる」と謳うだけあって、迫力のある低音や美しい映像を楽しめますが、ブラウザ閲覧がメインの人はほかの商品も検討してください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にXiaomi Redmi Pad SEと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidタブレットと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Xiaomi Redmi Pad SEの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Samsung Electronics
色彩豊かで動きも滑らか。映像鑑賞用に迷わず選びたい一台
Xiaomiは、スマートフォンやスマート家電を手がける、中国の総合家電メーカー。高性能でありながらリーズナブルな価格帯の商品を多く展開しています。
今回ご紹介するのは、2023年9月に発売されたエントリーモデル、Xiaomi Redmi Pad SE。画面には、11インチのフルHD+ディスプレイを採用しています。TÜV Rheinland低ブルーライト認証と、TÜV Rheinlandフリッカーフリー認証を取得したDC調光機能付き画面で、使用中の目の負担を和らげる仕様です。
四方には4つのDolby Atmos®対応クアッドスピーカーを搭載。「ホームシアターのような臨場感あふれるサラウンドオーディオを楽しめる」と謳っています。バッテリーは8,000mAhと大容量で、音楽なら公称219時間・動画再生なら14時間使用できる(※)設計です。
Xiaomiラボのバッテリー持続時間データは25℃で試験されたものです。一部のデータはテスト環境によって異なる場合があります。
カラーはグラファイトグレー・ミントグリーン・ラベンダーパープルの3種類。つなぎ目のない、スタイリッシュなメタルデザインが魅力です。別売りのmicroSDカードを追加すれば、ストレージを最大1TBまで拡張することもできます。そのほかのスペックは、以下のとおりです。
今回はXiaomi Redmi Pad SEを含む、人気のAndroidタブレットを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
エントリーモデルながら、映像の美しさの検証は高評価でした。オーディオ&ビジュアルライターの折原一也さんに、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」と「トップガン マーヴェリック」の一部分を視聴してもらったところ、アニメ・実写ともに鮮やかな発色が好評。実写では、映画らしい階調を抑えた表現ができていました。
コントラストは暗い部分が浮いて見えるシーンもあったものの、おおむね良好です。解像感も高く、折原さんからは「役者の肌の質感まで伝わる」との声も聞かれました。引きの映像での立体感は比較したハイエンドモデルのXiaomi Pad 6ほどではなかったものの、十分自然でクリアに映っています。
画面サイズは11インチと大きめで、解像度はフルHD+と十分なスペック。動きも滑らかだったため、アクションシーンの臨場感や迫力にも期待できるといえます。
比較したなかには、8~9インチと小さな画面で映像にのめり込みにくいものや、ぼやけ・解像感の低さが気になったものも。本商品ならスマホで見るよりも映像に没入しやすく、高い解像感とカクつきのない動画を楽しめるでしょう。
スピーカー性能も悪くありません。11人のモニターが、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」と「シティーハンター」の一部分を視聴。その結果、「ホームシアターのような臨場感あふれるサラウンドオーディオを楽しめる」と謳うだけあって、モニター10人中7人が臨場感の高さに「満足」と回答しました。
四方にスピーカーがあるためか、モニターは「上下左右に動く音が再現され、奥行きや臨場感を感じた」「エンジン音や衝突音が立体的に聞こえ、臨場感を味わえた」とプラスにコメント。一部に音に平坦な印象を受けた人もいましたが、ある程度の没入感を得られるでしょう。
声の聞き取りやすさは、「話し声が全体的にこもって聞こえる」「鮮明に聞こえた」とモニター間で意見が分かれる結果に。対して低音には厚みや迫力を感じられ、モニターから「ズドンとしたような低い音がはっきり感じられる」と好評でした。比較したなかには低音の迫力が物足りない商品もありましたが、迫力のあるアクションシーンを楽しめそうです。
<声の聞き取りやすさ・低音の大きさ・臨場感の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
画面の明るさも高評価です。タブレットの明るさを最大に設定し、白100%の画像を出力。画面の4隅と中央の合計5か所の輝度を専用の機械で測定したところ、輝度は平均411.30ニトと、比較した上位モデルのXiaomi Pad 6の405.39ニトを上回りました。明るい屋外でも、暗さを感じずに使用できるでしょう。
「電池持ちがよい」との口コミどおり、バッテリー性能も高め。実使用を再現したソフトを使ってバッテリー残量が100%から20%まで減るのにかかった時間をみると、6時間39分と長めでした。比較した全商品の平均の6時間16分(※2025年1月時点)を上回り、映画数本を連続して視聴できる持ちのよさです。長時間使用する日でも、電池切れをそれほど気にせずに使えますよ。
Xiaomi Redmi Pad SEの価格は、4GB+128GBのモデルで21,800円と、比較した商品のなかでもリーズナブルな点も魅力です。比較したXiaomi Pad 6の49,800円と比べると半額以下で購入できるので、性能にこだわらなければ満足できるといえます。
価格は2025年1月時点・公式サイト参照
好みに合わせてカラーを3色から選べるのも高ポイント。シンプルながらメタリックなボディで高級感があり、デザインにこだわる人にも向いているでしょう。
CPUは中性能とされるSnapdragon 680、データの高速処理にかかわるメモリは4GBとどちらのスペックもあまり高くなく、処理性能の高さは高評価に届きませんでした。
ディスプレイが1秒間に映像を更新する回数を示すリフレッシュートは90Hz。144Hzの上位商品よりも快適な操作には期待できません。実際に商品でブラウジング・アプリの切り替えをしてみたところ、簡単な操作でカクつきやすいのが気になりました。
スワイプ時はとくにカクつきはなく、意図した場所とズレなくタッチできるのはよい点。しかし、スクロール時にはカクつきが見られ、アプリの切り替え時には若干遅延を感じられました。動画視聴程度ならおおむねスムーズに扱えますが、素早いブラウジングには対応しきれない可能性があるでしょう。「動作のレスポンスに若干遅延が感じられる」との口コミを払拭しきれませんでした。
比較したXiaomi Pad 6は、操作時にカクつきや遅延は気にならなかったのに対し、本商品は性能にこだわる人には物足りない場合がありそうです。快適な操作にこだわるなら、予算のアップも検討してみてください。
総合的な処理性能 | 平均293,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均39,665点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 90Hz |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均411.30nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約6時間39分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
19,442円
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販売価格:19,638円
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21,780円
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Xiaomi Redmi Pad SEは、公式サイトのほかAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。公式サイトなら9,800円以上の購入で送料無料なので、お得に買いたい人はチェックしましょう。
公式サイトには現在販売がなかったものの(※2025年2月時点)、ECサイトには6GB+128GBモデルを販売しているところもありました。気になる人はチェックしてみてください。
最後に、性能の面で高評価だったほかの商品をご紹介します。
快適な操作で映像美を楽しみたいなら、Xiaomi Pad 6をチェック。実際に操作してみたところ、カクつきや遅延は気にならずスムーズに画面を操作できました。映像の発色もコントラストもよかったため、アニメも実写映画も鮮やかで滑らかな映像を楽しめるでしょう。音には臨場感や迫力もあり、スピーカー性能も高評価。バッテリーの持続時間も7時間4分と長く、外出先での使用にも向いています。
コスパ重視なら、ALLDOCUBEのiPlay 60 mini Turboに注目。価格はECサイトで2万円ながら、操作の快適さでは高評価を獲得しました。ブラウジング時の素早いスクロールもなめらかで、カクつきは気になりにくいでしょう。映像は発色が鮮やかで、スピーカーからは臨場感のある音を楽しめます。画面サイズは8.4インチと小さめで、持ち運び用としてもぴったりです。
総合的な処理性能 | 平均800,229点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均214,912点 |
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 144Hz |
画面解像度 | 2,880×1,800 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均405.39nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約7時間4分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 4個 |
GPS機能 |
Xiaomi Pad 6 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
総合的な処理性能 | 平均550,851点 |
---|---|
グラフィック性能 | 平均95,046点 |
画面サイズ | 8.4インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 1,920×1,200 |
良い
気になる
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 5 |
---|---|
最大輝度(実測値) | 平均357.25nit |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
バッテリー稼動時間 | 約6時間20分 |
タッチペン付き | |
スピーカーの数 | 2個 |
GPS機能 |
ALLDOCUBE iPlay 60 Mini Turboの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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