大雨にも耐えられると謳うレクタタープ、Unigear 防水タープ。「雨をしのげる」「コンパクトにまとまる」と評判ですが、「紫外線を遮れない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のOutdoorMasterやロゴスコーポレーションなどのレクタタープとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、レクタタープ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Unigear 防水タープは、できるだけ負担なく持ち運びできるものがほしい人におすすめです。実際にサイズを計測したところ、重量1.29kg・収納時の幅19cmと非常に軽量かつコンパクト。バックパックに入れてもまだ余裕があるほどで、携行性は比較した全商品のなかでもトップクラスでした。「コンパクトにまとまる」との口コミ同様、移動時の負担は少ないでしょう。
一方、耐水度試験装置で測定した耐水圧は956mmとまずまずの結果です。比較した大雨をしのげる1,500mm以上を記録した商品と並ぶと、悪天候時には不向き。小雨には対応できるものの、「豪雨に強い」との謳い文句や、「雨をしのげる」といった口コミには共感できません。レジャー計画時は天気予報を確認しておきましょう。
付属品は、ペグ・ガイロープの2点。比較した多くの商品と同様に、ポールはついていませんでした。タープを使う日までに、必要なアイテムをそろえておく必要があります。携行性にこだわる人にはよいですが、雨の日にも使いたい人はほかの商品を検討してみてくださいね。
実際にUnigear 防水タープと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイレクタタープと、UVカット率・耐水性・持ち運びやすさ・付属品の充実度それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Unigear 防水タープの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
ロゴスコーポレーション
日差しと雨をしっかり防げる!持ち運びもしやすいベストバイ
そもそもレクタタープとは、長方形のタープのことを指します。六角形のヘキサタープと比べ、広いリビングスペースを作ったり、収納する際に畳みやすいのが特徴。大人数での利用に適しており、形を自由自在に変えていろいろな張り方を楽しめます。
今回ご紹介するUnigear 防水タープも、そのひとつ。耐水圧は公称値で2,000mmあり豪雨に強いと謳う商品です。素材には210D(デニール)の防水オックスフォードを採用。タープの緩み・破れを防止するよう、耐久性にもこだわりました。
Unigearは、2014年に設立されたアウトドアブランド。外での時間を快適に過ごしてほしいという思いのもと、テントや寝袋・バックパックなど数多くのアイテムを展開しています。
本体サイズは幅3.0×奥行約4.0mの長方形です。収納時のサイズは、幅19×奥行16×高さ11cmまでコンパクトになりますよ。
付属品は以下のとおりです。
<付属品>
カラーは3色展開。アーミーグリーン・ダークグレー・ブラウンから選べます。
サイズも、S・M・Lの3種類が用意されていますよ。使う人数にあわせて選んでみてください。詳細は以下のとおりです。
<サイズ展開と重量>
適したサイズは、使用する人数や目的・場所などによって変わってきます。それぞれのケースにあう大きさを選びましょう。
1〜2人で使いたいときは、3×3mほどの大きさがおすすめ。落ち着いた空間づくりに役立ちます。3〜4人で使う場合は、4×5mほどの大きさがあるとベター。広々とした日陰スペースでくつろげますよ。
今回は、Unigear 防水タープを含むレクタタープ11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、UVカット率の検証です。
人工太陽照明灯を使用し、真夏レベルの紫外線をタープに照射。UV強度計をタープの裏に置き、どれほど紫外線を遮れているかチェックしました。
なお、比較した商品のほとんどがUVカット率95%以上という高記録でした。真夏日でも日焼けを気にせず、レジャーを楽しめるでしょう。
次は、耐水性の検証です。
耐水度試験装置に各タープの生地を固定し、耐水圧を測定。500mm以上を加点対象とし、どれほどの雨に耐えられるか評価しました。
耐水圧は956mmとまずまずの数値。高い耐水性とはいえないものの、小雨程度なら対応できそうです。
ただし、メーカー公称値である2,000mmとはかなりのギャップが生じています。比較したなかには、大雨にも耐えられる1,500mm以上を記録した商品もありました。「豪雨に強い」との謳い文句や、「雨をしのげる」といった口コミには頷けない結果です。
レジャーを計画する際は、天気予報をチェックしておくのが無難でしょう。
続いて、持ち運びやすさの検証です。
収納時の大きさ・重量・持ち手の有無などをチェック。コンパクトでかさばらず、スムーズに持ち運べるか評価しました。
重量も実測で1.29kgとトップクラスの軽さ。比較したなかには5kgを超えた商品が複数あったことを思うと、優秀な結果です。持ち手はないものの、カバンやリュックなどに入る大きさなので問題ないでしょう。
比較した結果、重量1kg台かつ幅20cm以下の商品は、持ち運びやすい傾向がありました。「コンパクトにまとまる」との口コミどおり、移動の負担になることはなさそうです。
リサーチの結果、付属されていたのはガイロープ・ペグの2点のみ。比較したペグハンマーやポールを同梱した商品とは異なり、これだけでは使えないのがネック。別途必要アイテムを買いそろえておく必要があります。
本体重量(実測値) | 1.29kg |
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生地素材 | 表面:210Dオックスフォード地/裏面:シルバーコーティング |
耐水圧(実測値) | 956mm |
UVカット率(実測値) | 99.8% |
良い
気になる
収納時の幅 | 19cm |
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収納時の奥行 | 16cm |
収納時の高さ | 11cm |
焚き火対応 |
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売が確認できました。ショップによって価格が異なるため、ポイントも考慮しつつお得なサイトでゲットしてくださいね。
レクタタープを設置する際は、でこぼこな地面や斜面ではなく平らな場所を選ぶのがポイント。ペグをしっかりと差し込めるよう、できるだけ石や木などの突起物が少ないところに設営しましょう。
手順に沿ってきれいに張れば、見た目がよいだけではなく風にも揺さぶられにくくなります。ペグは、地面から45〜60度傾けた角度で打つのが基本。ガイドロープはポールに対して45度の角度で張りましょう。ペグが抜けにくく、ガイロープの張りが強くなり安定感がアップしますよ。
レクタタープの設営方法は非常に豊富です。例えば、風に煽られにくくプライベートな空間を演出できる「ワンポール張り」や、広々とした天井の高い空間がつくれる「平面張り」などがあります。
ほかにもさまざまな形があるので、好みのものを探してみてください。簡単なものでも何パターンか覚えておけば、天候の変化に対応できるようになり快適さがアップしますよ。
最後に、各検証で高い評価を獲得した商品をご紹介します。
OutdoorMaster 防水タープは、コンパクトにまとまるサイズが魅力。収納時は幅33×奥行8×高さ31cmと、薄型に収納でき場所を取りません。耐水圧は3,413mm・UVカット率は99.9%と、どちらも高い評価を獲得。コンパクトながら機能もしっかり備えた一品です。
日差しも雨も気にせず過ごしたいなら、ロゴスのグランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBがおすすめ。測定したUVカット率は、見事100%を記録しました。耐水圧も9,884mmと比較したなかでトップレベル。大きめサイズながら重量2.64kgと軽量で、携行性にも優れています。
本体重量(実測値) | 2.84kg |
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生地素材 | ポリエステル |
耐水圧(実測値) | 3413mm |
UVカット率(実測値) | 99.9% |
良い
気になる
収納時の幅 | 33cm |
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収納時の奥行 | 8cm |
収納時の高さ | 31cm |
焚き火対応 |
OutdoorMaster 防水タープをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
本体重量(実測値) | 2.64kg |
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生地素材 | 難燃性ポリオックス |
耐水圧(実測値) | 9,884mm |
UVカット率(実測値) | 100% |
良い
気になる
収納時の幅 | 46cm |
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収納時の奥行 | 34cm |
収納時の高さ | 13cm |
焚き火対応 |
ロゴス グランベーシック ソーラーレクタタープ L-BBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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