KONKA チューナーレススマートテレビ UM50QR680Nを検証レビュー！チューナーレステレビの選び方も紹介

テレビ事業を基盤とする中国の康佳グループの「UM50QR680N」は、4Kでの映像出力に対応したチューナーレステレビ。ランキング内の「UM43QR680N」とは採用しているパネルが異なり、こちらはVAパネルで設計されています。

画質の検証では、YouTubeの再生時にノイズが目立ちざらっとした映像なのが気になりました。一方で、視野角は非常に良好で、斜め45度の角度から見ても色や輝度の変化はほとんどなし。最大輝度も高く、映像全体が明るいので日中の視聴でも画面が暗く感じることはありませんでした。デフォルトの設定だと、全体の色のバランスがやや赤に寄っているので、本体の調整機能で色温度を上げて視聴しましょう。

画面の下にあるスピーカーから音が直線的に聞こえてくるので、やや臨場感に欠けました。また、音量を大きめにすると音割れしたように聞こえるので、音にこだわる人にはサウンドバーの設置をおすすめします。

動画の再生やアプリの起動は比較的スムーズでしたが、本体の起動は約68秒とかなり待たされる感覚がありました。節電のためにこまめに電源を消す人には、おすすめしません。ゲームモードは設定されておらず、応答速度も18.6msとかなり遅いため、ボタン入力の速さが求められるゲームには不向きです。