インターネットを開通するときに必要なルーター。名前は聞いたことがあるものの、実際のところ役割や仕組みがわからない人も多いのではないでしょうか。また、「そもそもルーターとモデムの違いってなに」という声もあり、ほかの機器との違いもわかりにくいですよね。
そこで今回は、ルーターの役割や仕組みを解説します。モデムやONUなどのほかの接続機器との違いも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
Wi-Fiルーター・無線LANルーターおすすめTOP5
TP-Link
どの部屋でも快適な通信速度。マンション暮らしにおすすめ
TP-Link
Wi-Fi 7対応の高機能ルーター!対応機器があるならアリ
バッファロー
高速通信で快適なネット環境!重い通信をたくさん行う家庭に
ルーターとは、複数の機器をインターネットに接続できる装置です。ルーターがそれぞれの端末に個別のIPアドレスを発行し、ネットワーク上での識別と通信の振り分けを行います。データの行き先であるルートを選択する機能があることから、ルーターと呼ばれるようになりました。
近年主流なのは、無線で複数のパソコンや端末をインターネットに接続する無線LANルーター(Wi-Fiルーター)です。
インターネット接続に関わる機器として、ルーターのほかにモデム・ONUがあります。混同されがちですが、それぞれ持つ役割が異なるので注意しましょう。
モデムは、アナログ信号をデジタル信号に変換することでインターネット接続を可能にします。電話回線(ADSL)はアナログ信号でデータをやり取りしますが、パソコンはデジタル信号でしか通信できないためです。
たとえば英語しか話せない人を電話回線、日本語しか話せない人をパソコンと考えたとき、両者の間にモデムという通訳者が入ることでスムーズに会話ができます。インターネット接続も同様に、モデムがあることで電話回線を通じた接続が成立する仕組みです。
なお、ADSLの提供は2026年1月末で終了します(参照:NTT西日本)。ADSL回線に用いられるモデムを使用してインターネットを接続している場合、Wi-FiルーターやONUなどへの切り替えを検討してください。
ルーターとの違いは、以下コンテンツでくわしく解説しています。
ONU(光回線終端装置)は、光信号をデジタル信号に変換することでインターネット接続を可能にします。光ファイバーを使った通信では、変換しなければ端末でデータを読み取れません。
光信号を外国語にたとえると、点滅する光が「聞いたことのない外国語」だとすれば、ONUは優秀な通訳者のような存在です。外国語の意味を理解できない相手(パソコンやルーター)に、彼らが理解できる母国語(デジタル信号)で伝えることがONUの役割といえます。
ONUは、光回線の契約時に提供会社から貸し出されるのが一般的です。ただし、ONU単体では1台の機器しか接続できず、Wi-Fiも飛ばせません。複数の端末を接続したい人やWi-Fiで接続したい人は、ルーターが必要になります。
ホームゲートウェイという一体型の機器がプロバイダから提供されているなら、ルーターを別途用意する必要はありません。以下コンテンツで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。ONUを紹介するコンテンツもありますよ。
ルーターはいくつか種類があります。それぞれの使い方や特徴を理解して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
<ルーターの種類>
以下コンテンツで各タイプのルーターのおすすめ商品を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
ルーターにはさまざまな種類がありますが、マイベストのおすすめは無線LANルーターです。ここでは、無線LANルーターのメリットを紹介します。
マイベストでは実際に各商品の通信速度をチェックしましたが、ルーターを設置したリビング付近なら、ダウンロード時の通信速度が最大600Mbpsを超えるものが多くありました。600Mbps以上あれば、オンラインゲームのプレイも快適にできます。
なかには800~900Mbpsを超えた商品もあったので、Wi-Fiでもスムーズにつながりますよ。
<通信速度で高評価を獲得した商品>
無線LANルーターは、複数台接続すると通信速度が低下しますが、なかには快適な速度をキープできる商品もあります。
マイベストで実際に複数の端末を接続して確かめたところ、多くの商品は5台接続時で通信速度が50%以上減衰したのに対し、減衰率を11.9%に抑えられたものもありました。とくに以下の商品は、複数台接続時の通信速度の低下を抑えられています。
広範囲で安定した通信環境を確保したいなら、メッシュWi-Fiに対応したルーターを選ぶのもおすすめです。メッシュWi-Fiに対応していれば、複数のルーターを連携させることで、家中に電波を届けられます。
高評価を獲得した商品の詳細な検証結果や、おすすめのWi-Fiルーターは以下コンテンツで確認が可能です。また、メッシュWi-Fiルーターを比較したコンテンツもあるので、参考にしてください。
マイベストで実際に、各ルーターの初期設定のしやすさを確認すると、すべての商品がワンタッチで引き継ぎ設定できるAOSSやWPSのような機能を搭載していました。とくに専用アプリで設定できるものなら、スマホ1台で完了できてスムーズです。
<初期設定のしやすさで高評価を獲得した商品>
高評価を獲得した商品は、以下コンテンツでそれぞれ詳しく紹介しています。
Wi-Fiルーター・無線LANルーターおすすめTOP5
TP-Link
どの部屋でも快適な通信速度。マンション暮らしにおすすめ
TP-Link
Wi-Fi 7対応の高機能ルーター!対応機器があるならアリ
バッファロー
高速通信で快適なネット環境!重い通信をたくさん行う家庭に