ストールのおすすめ人気ランキング【2025年】

肩にかけたり膝かけにしたりと防寒用として使うなら、保温性の高いウールなどがおすすめ。マフラーやセーターなどの冬物衣料に使われることが多く、見た目にも温かみがある素材なので、冬のコーディネートによく合います。

また、保温性の高さで選ぶならカシミヤも選択肢のひとつです。多少値段は張りますが、適度な光沢があり高級感も演出できるため、フォーマルな場面でも使用できるでしょう。カシミヤのストールについては、以下の記事でも詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。

夏に日除けや冷房対策として使用するなら、涼感を感じられるレーヨンやコットン・リネンがよいでしょう。コットンやリネンは通気性がよく、レーヨンはひんやりとした感触があるので、春物や夏物によく使われる素材です。

また、レーヨンの一種であるモダールは水洗いができるため、汗をかいても手入れが楽。しなやかな質感でかさばらず、持ち歩きやすいのもメリットです。

フォーマルなシーンで上品な印象を与えたいなら、シルクがぴったりです。美しい光沢があり上品なイメージなので、結婚式などのドレッシーな装いにもマッチします。吸湿性や肌へのやさしさも持ち合わせており、機能性にもすぐれています。

ただし、シルクは価格も高めです。予算を抑えたい場合は、ポリエステルなどの化繊を選んでもよいでしょう。ラメ入りなど華やかな加工がされているものもあるので、用途に合わせていろいろなタイプから選べます。

サイズに厳密な規定はありませんが、中判サイズとして販売されているストールは、幅が35〜45cm程度、長さが180〜190cm程度のものが多数。中判サイズは、マフラーのようにコンパクトに首に巻きたい場合に使いやすいでしょう。

また、大判のストールを巻くと、ボリュームが出すぎてバランスが悪くなってしまう小柄な人にも中判サイズがおすすめです。

幅60〜70cm程度の商品が多い大判ストールは、多用途に使いたい場合にぴったり。中判サイズと長さに大きな違いはありませんが、幅が広いぶん、肩をすっぽり覆ったり膝にかけたりといろいろな使い方が可能です。

大判サイズのストールを購入するときは、厚みにも注目。厚手の大判ストールを首に巻くとかなりボリュームが出てしまいます。マフラーのように首にぴったり巻く場合には、やや薄手のほうが使いやすいでしょう。

ウールやカシミヤなど、秋冬向けのストールの柄で多いのは、大ぶりなチェック柄。チェックは配色パターンも多く、さまざまなファッションに合わせやすいので、ぜひ1枚持っておきたい柄のひとつです。

ストールに多いトラディショナルなタータンチェックは、カジュアルにも、シックなコーデにも取り入れられる万能パターン。オンオフ問わず大活躍します。

なおチェック柄のストールを巻くと幼く見えてしまう場合には、モノトーンやくすみカラーなど、少し大人っぽいカラーリングのチェックを選ぶとよいででしょう。

通勤用やオフィスでのひざ掛けなど、ビジネスの場でストールを使う予定なら、悪目立ちしない無地が無難。黒やグレー・ネイビーなどのほか、ベージュやブラウンも上品な印象を与えられます。

色を取り入れたいなら、ボルドーやモスグリーンなどの落ち着いた色や、サーモンピンクなど肌なじみのよいカラーがおすすめです。

マンネリ化したコーディネートに変化を与えたいなら、ビビッドなブルーやピンク、オレンジなどの差し色に挑戦してみましょう。とくに、黒一色など暗くなりがちな冬のファッションにビビッドカラーのストールを投入すると、一気に垢抜けます。

無地のカラーストールはハードルが高いという場合は、ブルーのチェックなど柄物で色を取り入れてもOK。その場合、洋服は無地のものを選ぶと、ストールの柄が引き立っておしゃれ度がアップしますよ。

洋装でストールを着用する機会が多いのは、結婚式などのおめでたい席でしょう。結婚式での服装には華やかさもプラスしたいので、レースやシースルー素材などを選ぶのもよいですね。

いろいろなドレスに着回したいなら、ゴールドやシャンパンベージュなどのカラーがおすすめ。ラメ入りを選べば、着こなしが間延びせず、華やかさも演出できますよ。

また、前や後ろで結んだり、ストールクリップを使ったりして巻き方をアレンジするなら、ハリ感が弱くやわらかい生地のストールが扱いやすいでしょう。

柄ものの場合は、色のコントラストが強いものは避け、遠くから見ると無地に見える程度のものにしておくと自然な仕上がりに。千鳥格子などの定番柄のほか、淡い色のレオパード柄などを着物に合わせるのも新鮮です。

また、普段着として和装をするなら、草木染や泥染めなどムラ感のある染め物のストールを合わせるのもナチュラルでおしゃれですね。