ECOVACS史上最高レベルの性能を謳う拭き掃除ロボット、エコバックス DEEBOT X1 OMNI DEX11。ネット上では「非常に賢い」「静音性が高い」と評判です。一方で、「吸引力がいまいち」といった口コミも存在するため、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のRoborockやAnkerなどの拭き掃除ロボットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、拭き掃除ロボット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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マイベストが行っています
目次
エコバックス DEEBOT X1 OMNI DEX11は、拭き掃除ロボットをお探しの人すべてにおすすめ。実際に蛍光塗料を塗った床を走行させたところ、ボリュームのあるモップがパワフルに回転して、ほぼ完璧に掃除しました。比較したなかには撫でるだけで汚れを落としきれない商品もありましたが、本商品はメーカーの謳い文句どおりの実力を発揮しています。
「吸引力がいまいち」という口コミに反して、実際には一度の通過できれいにできるほど吸引力もパワフル。ゴミを撒いた床を走行させると、フローリングはもちろん、比較したほかの商品が苦戦したカーペットも力強く前進してしっかりゴミを回収しました。
走行時の賢さも際立っています。マッピングの精度が高く、ルートから外れず最短距離で効率よく走行できました。設定した進入禁止エリアもしっかり守り、2cm程度の板も乗り越えられるので2部屋以上の間取りも任せられますよ。アプリや音声操作に対応し、決まった時間に作動するスケジュール機能も使える利便性に優れた一台です。
搭載カメラやセンサーの感度も良好で、障害物もしっかり検知しました。比較した商品のなかに障害物を完璧に回避できたものはなく、本商品も数回はぶつかったものの衝突はかなり少なめ。ぶつかってもバンパーにより衝撃音が緩和されます。スピードが出ていても障害物手前で停止できるので、激しく衝突して家具や壁を傷める心配はないでしょう。
ダストステーションつきで、お手入れの負担もかなり軽減されます。掃除が終わるごとにロボット本体からゴミを吸い上げて最大60日分溜めておけるので、ゴミ捨ての回数を減らせますよ。水拭きモップへの給水から、洗浄・乾燥までの作業も全自動。大きめの設置スペースが必要ですが、お手入れまで丸投げできるのは大きな魅力です。
執筆時点の値段は、公式サイトで税込143,870円。パワフルな清掃力と、お手入れまで完結する機能性の高さで、床掃除の負担を大きく減らせる商品です。気になる駆動音も63.70dBと、日中ならそこまで気にならないレベルでした。せっかく買うなら毎日の手間を徹底的に省きたいという人は、ぜひ手にとってみてくださいね。
そもそも拭き掃除ロボットとは、ゴミを吸引するロボット掃除機に水拭き機能を加えたアイテム。ホコリやゴミだけでなく、皮脂汚れや油汚れにも対応できるので、床で遊ぶ赤ちゃんや子供がいる家庭にとくにおすすめです。面倒なモップや雑巾がけから解放され、サラサラのフローリングで気持ちよく過ごせますよ。
今回ご紹介するエコバックス DEEBOT(ディーボット) X1 OMNI DEX11は、最先端技術を詰め込んだ同社のフラッグシップモデルです。目玉は業界初を謳う全自動水拭きシステム。ステーション内に水タンクを搭載し、電動モップへの吸水や洗浄・熱風による乾燥まで自動で行います。清潔なモップで、床掃除の負担を一手に引き受けてもらえるでしょう。
製造元のECOVACSは、1998年に中国で設立された家庭用ロボットの新興メーカーです。現在ではルンバのアイロボットに迫る勢いで、世界52の国と地域に商品を展開。快適でスマートなライフスタイルの構築を目指し、用途に応じたさまざまな家庭用ロボットを販売しています。
フラグシップモデルだけあって、お掃除に関わる全ての要素にこだわりが伺えます。
特筆すべきは、エコバックス史上最強を謳う5,000Paの吸引力。地面に密着するメインブラシのほかに角・壁際に密着する2種類のサイドブラシを搭載し、カーペットの奥のペットの毛まで吸引できるとしています。さらに、1分間に180回転するデュアル加圧電動モップが、パワフルに床を拭き上げるのでピカピカの仕上がりが期待できるでしょう。
走行方式は、部屋の間取りを記憶して最短ルートで効率よく走行するマッピング方式。センサーが素早く正確に距離を測定してマップを把握し、位置をリアルタイムに認識しながら進む仕組みです。高性能カメラとAI技術を駆使した障害物回避の精度も自慢。とくにカメラはペットモニターとしても使えるほどのスペックです。
自動でゴミを回収するダストステーションも付属。掃除を終えてステーションに戻ったロボット本体からゴミを吸い上げ、最大60日分のゴミをステーションに溜めておくことができます。説明書によると、ダストステーションのゴミ捨て頻度の目安は月に1回。ステーション内のダストバッグを交換するだけと作業もシンプルです。
デザインにもこだわっており、デンマークを代表するデザイン事務所「ヤコブイェンセン・デザイン」が手掛けています。シンプルモダンで高級感のある見た目は、リビングのインテリアにも溶け込みやすいでしょう。
ロボット本体のサイズは、幅36.2×奥行36.2×高さ10.35cm。比較したなかでは若干大きめなので、手持ちの家具の下に入り込めるか事前に確認しておきましょう。なお、ダストステーションの大きさは幅44.8×奥行43.0×高さ57.8cm。充電時間は6.5時間・最大稼働時間は260時間です。
今回はエコバックス DEEBOT X1 OMNI DEX11を含む、拭き掃除ロボット全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
蛍光塗料が塗ってある床の上を20分間走行させて、水拭き性能をチェック。また、折り紙・髪の毛・毛糸を床に撒いて1時間走らせることで、吸引力も評価しました。
水拭きと吸引どちらもパワフルな性能を発揮し、比較したなかでもトップクラスの評価を獲得。蛍光塗料の拭き取りでは、ボリュームのあるモップがパワフルに回転して、床をほぼ完璧にきれいにしました。
比較したなかには、ただ撫でているだけで汚れを落とせない商品も。どの商品も部屋のほぼ全域を走行することはできましたが、本商品ほどの高いクオリティで拭きとりができるものはかなり少数でした。
吸引力に不満を持つ口コミに反し、実際には一度通過するだけでゴミをきれいに回収。多くの商品が苦戦したカーペットでも力強く前進し、完璧にゴミを吸引しました。
水拭き・吸引・機動力どれをとってもパワフルなので、部屋の掃除をとにかくロボットに丸投げしたい人におすすめですよ。
衝突防止が機能していて、壁際ギリギリを探りながら静かに走行しました。比較した商品のなかに障害物を完璧に回避できるものはなく、本商品も検証中に数回ぶつかったものの衝突はかなり少ないほうです。
衝突したときもバンパーにより音が緩和されるため、うるさく感じません。少しスピードが出ている状態でも、障害物を検知して直前でピタッと停止できるため、激しく衝突することもありませんでした。家具や壁を傷つけるリスクも少なく、安心感があるでしょう。
走行方式はマッピング方式で進入禁止エリアを設定できるため、特定の範囲のみを掃除することも可能です。水拭き時にカーペットを濡らしてしまうのを防げるのはうれしいポイントですね。
マッピングの精度も優秀で、ルートから外れず最短距離で効率よく走行できました。苦戦する商品も多かった2cmの板も乗り越えられたので、部屋間にちょっとした段差のある間取りでも問題なく掃除できるでしょう。
比較した多くの商品と同様に、掃除を開始する時間・日時を設定できるスケジュール機能も搭載されていました。毎日出勤後に自動で稼働させる場合など、一度設定してしまえばスイッチの押し忘れもなく快適ですよ。音声操作にも対応しており、利便性は非常に高いといえます。
実際に吸水パッド・給水タンクを手洗いして、お手入れのしやすさを評価。同時に、ゴミ捨てのしやすさやお手入れブラシの有無もチェックしています。
検証の結果、お手入れを楽にする工夫が多く見られました。とくにダストステーションが好評で、掃除を終えたロボット本体からゴミを吸い上げて集積。最大60日分のゴミを溜められるので、面倒なゴミ捨ての頻度を減らせます。
なお、ダストステーションには水拭きモップの自動お手入れ機能も。水タンクを内蔵しているので、モップへの給水から洗浄・乾燥まで完結しますよ。
ダストケース・フィルターはどちらも水洗いができて衛生的。お手入れブラシも付属しているので、細かい部分も手軽にきれいにできます。
最後に、音の静かさの検証です。騒音計を使って、駆動音を1m離れた場所から計測しました。
実際に音量を測ったところ、駆動音は63.70dB。比較した商品の平均値は約62.54dB(※執筆時点)だったので、掃除ロボットとしては一般的な音の大きさといえるでしょう。なかには51.77dBまで音を抑えた商品もあったので、赤ちゃんがいるなど静音性を重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
なお、60dB超はファミレスの店内と同程度の騒音値(参照:環境省)です。まったく音がしないわけではありませんが、日中なら在宅時に使ってもそこまで気にならないでしょう。
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エコバックス DEEBOT X1 OMNI DEX11は、公式サイトで購入できます。値段は、公式サイトでは執筆時点で税込198,000円です。
ほかにも、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトでも販売しています。取扱店舗によって値段が異なるので、安く手に入れたい人は購入前に比較するのがおすすめです。セールなどの情報もこまめにチェックしましょう。
最後に、本商品に劣らない性能の商品や、導入予算を抑えられる商品をご紹介します。
Roborock S7 MaxV Ultraは、高性能なマッピング機能やダストステーションが魅力です。とくにカメラの精度が高く、小さな障害物も検知できました。カーペットでは若干吸い残しがあったものの、吸引も水拭きもかなりの実力。ゴミの自動収集・吸水・モップの自動洗浄に対応し、全自動が叶いますよ。
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、予算を抑えて高性能なモデルがほしい人におすすめです。ECサイトでの価格は執筆時点で、60,000円台後半。それでいて掃除性能も賢さも優秀で、ダストステーションまでついているコスパが魅力です。アプリからマッピングもできて、効率よく走行しますよ。
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