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AIRROBO P20を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

安いのに使いやすいと人気のロボット掃除機、AIRROBO P20。「しっかりゴミを吸う」と評判です。しかし、「衝突やコードへの絡みが気になる」と気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 部屋全体の掃除能力の高さ
  • 細かい場所の掃除能力の高さ
  • 水拭き性能の高さ
  • カーペットの掃除しやすさ
  • 賢さ
  • アプリの使いやすさ
  • ゴミの捨てやすさ
  • 水拭き後のお手入れのしやすさ
  • 静音性の高さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のロボット掃除機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ロボット掃除機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2026年06月16日更新

AIRROBO P20の検証レビュー

田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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はじめに結論!水拭きできない格安機。賢さや手入れ面には懸念が残るが、吸引力は十分なレベル

AIRROBO P20は、2万円台の格安機にしては吸引力があったものの、掃除を自動化したい人には向きません。比較したほとんどの商品にあった水拭き機能を備えておらず、吸引だけでは床のベタつきが残る可能性が。ダストステーションがなく、溜まったゴミを頻繁に捨てる手間がかかるのもネックです。ブラシにもかなり毛絡みが見られたので、こまめに手入れしてくださいね。

アプリ連携でスケジュール設定ができるものの、進入禁止エリアの設定は不可。立ち入ってほしくない場所には物理的に物を置くなどして壁を作りましょう。「衝突やコードへの絡みが気になる」との口コミどおり、掃除中に床の上のコードや服を大きく巻き込んだのも懸念点。部屋を片づけてから起動させるなど対策が必要です。


マッピング精度も上位商品には及ばず。比較したなかにはアプリで部屋分けやマップ編集まで行えた機種もあったなか、こちらはマッピング時に全体を一部屋として認識しました。それでも、2万円台(※執筆時点)と驚きの価格でロボット掃除機が手に入るのは魅力。ワンルームなどでロボット掃除機を使ってみたい...という人には検討の余地があるでしょう。


「しっかりゴミを吸う」との口コミどおり、格安機にしては吸引力も十分です。1LDKの部屋全体に青砂や髪の毛などのゴミを撒いたところ、約76%を吸引。90%以上吸い切った上位商品には及ばないものの、部屋の隅に細かな砂を残すのみと健闘しました。カーペット上の青砂も比較した7~10万円の機種と遜色ないほど吸引できています。


運転音も比較した全商品の平均並み。日中の稼働であれば、在宅中に掃除させてもほとんど気にならないでしょう。総合的に見て、水拭き機能が不要な人やとにかく安く抑えたい人には候補になる1台といえます。しかし、もっと手間をかけずに使いたい人・床をサラサラに保ちたい人は、少し価格帯を上げてほかの商品をチェックしてみてくださいね。

AIRROBO P20とは?

AIRROBO P20とは?

AIRROBOは、AIテクノロジーを駆使したスマート家電を多数展開しているブランドです。なかでも今回ご紹介するP20は、同社のPシリーズで最もコストパフォーマンスが高いと謳うモデル。執筆時点で3万円以下とリーズナブルながら、2800Paの強力な吸引力を搭載しています。


凹凸のある床でもしっかりフィットして、隙間の細かいホコリまで掃除する吸引口を採用。ゴミ・ペットの毛・食べかすなどを最大99.2%吸引除去するといいます。専用アプリを接続すれば、場所や時間を選ばずにアプリから操作可能です。段差センサや赤外線衝突防止センサなどを搭載しているため、外出中でも掃除を任せられるでしょう。


  1. 発売日|2022年9月
  2. 価格|税込29,217円(※執筆時点)
  3. 充電時間|360分
  4. 本体サイズ|幅320×奥行320×高さ78mm

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!
今回はAIRROBO P20を含む、ロボット掃除機全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 部屋全体の掃除能力の高さ
  2. 細かい場所の掃除能力の高さ
  3. 水拭き性能の高さ
  4. カーペットの掃除しやすさ
  5. 賢さ
  6. アプリの使いやすさ
  7. ゴミの捨てやすさ
  8. 水拭き後のお手入れのしやすさ
  9. 静音性の高さ

AIRROBO P20のよい点は5つ!

各商品を実際に使用したところ、AIRROBO P20には5つのよい点がありました。1つずつ解説するので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

2万円前後と驚きの安さ。ロボット掃除機を使ってみたい人にはアリ

2万円前後と驚きの安さ。ロボット掃除機を使ってみたい人にはアリ
最大の魅力は2万円前後というリーズナブルな価格です。公式サイトでは29,755円(※執筆時点)ですが、ECサイトでは1万円台で購入できるところもありました。比較した多くの商品が7~15万円ほどするのに対し、予算が限られている人にも手が出しやすいでしょう。

ただしその分、水拭き機能やダストステーションはありません。ベタつく床の汚れをきれいにしたり、ゴミ捨てを自動化したりできないのは注意したいところです。本品は必要最低限の機能でよいからロボット掃除機を使ってみたい...という人に向いていますよ。

格安ながら吸引力は十分。部屋にまいたゴミをおおむね吸い取れた

格安ながら吸引力は十分。部屋にまいたゴミをおおむね吸い取れた
吸引力も価格のわりに満足できるレベルです。実際に使ってみると、1LDKの部屋全体に撒いた猫砂・髪の毛などのゴミのうち約76%を吸い取れました。90%以上吸い切った上位商品には及ばないものの、格安機にしては「しっかりゴミを吸う」との口コミにも頷けます。



部屋の隅のゴミも大きなゴミはほとんど吸い取れ、細かな青砂を残すのみ。比較した大半の商品が苦戦したカーテンの下は多少取りこぼしたものの、掃除前にカーテンを開けておけばくまなく掃除できるでしょう。

テーブルの脚の下も丁寧に回り込み、目視でほぼ確認できないほどゴミをきれいに除去できました。価格を抑えながらも、日常的な掃除に十分対応できる性能を備えているといえます。

カーペットの掃除性能も申し分なし。ゴミをほぼ吸い切った

カーペットの掃除性能も申し分なし。ゴミをほぼ吸い切った
カーペットでも十分な吸引力を発揮しました。カーペット上に撒いた青砂40gのうち24.7gを吸引。比較したなかには7~10万円の機種でも21~26gほどしか吸い取れなかったものもあったのに対し、十分健闘した結果といえます。

水拭き機能がない分、水拭きモップでカーペットを濡らす心配もありません。カーペットを敷いている部屋の掃除にも活躍できるアイテムですよ。

運転音も比較したなかでは平均並み。日中であれば気にならない

運転音も比較したなかでは平均並み。日中であれば気にならない
稼働音も一般的なラインです。標準モードで56.3dB・弱モードで48.8dBと、比較した全商品の平均値である標準モード53.2dB・弱モード48.9dB(※執筆時点)とほぼ変わらず。日中の稼働であればほとんど気にならないうえ、在宅中に掃除させてもうるさく感じにくいでしょう。

アプリ連携に対応。スケジュールにあわせた自動掃除ができる

アプリ連携に対応。スケジュールにあわせた自動掃除ができる

アプリ連携でスケジュール機能が使えるのも魅力。曜日と日時を指定できるので、外出中に掃除を任せたい人にもおすすめです。


比較したなかにはパナソニックのルーロミニなどのように、3万円台と本品より高額な機種でもアプリ連携不可のものもありました。本品は部屋の掃除がおっくうになりがちな人でも習慣化しやすいでしょう。

AIRROBO P20の気になった点は5つ!

AIRROBO P20にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

水拭き機能はなし。床をサラサラに保ちたい人には向かない

水拭き機能はなし。床をサラサラに保ちたい人には向かない
水拭き機能がないのはネックポイント。比較したほとんどの商品が吸引・水拭き機能をともに備える2 in 1モデルだったなか、吸引だけではベタつきが残り、思ったほどの仕上がりを期待できない可能性があります。

とはいえ、水拭き機能がないことでモップのお手入れが不要になるのはメリット。水拭き機能はなくてもよいと考えている人であれば、検討の余地があるでしょう。

ブラシにも毛が絡みやすい。抜け毛の多いペットを飼っている人は注意

ブラシにも毛が絡みやすい。抜け毛の多いペットを飼っている人は注意
ゴミ捨てに手間がかかるのも気になるところです。実際に使用したあとのブラシには毛が複雑に絡まっていました。抜け毛の多いペットを飼っている人・髪が長い人などはこまめに手入れしましょう。

ダストステーションがないため、頻繁にダストボックスに溜まったゴミを捨てる必要があるのも難点。比較したなかでもダストボックスがついていたのは7万円前後のモデルからだったので、ゴミ捨てを自動化したい人は少し予算を上げて探してみてくださいね。

進入禁止エリアの設定は不可。物理的に物を置いて塞ぐ必要がある

進入禁止エリアの設定は不可。物理的に物を置いて塞ぐ必要がある
アプリから進入禁止エリアの設定ができない点にも懸念が残ります。比較したほかの商品では設定したエリアをしっかりと避けて掃除できていたなか、侵入してほしくない場所にはあらかじめ物を置いて、物理的に壁を作るしかないでしょう。

回避能力も高くない。家具が多い部屋では立ち往生する可能性も

回避能力も高くない。家具が多い部屋では立ち往生する可能性も
障害物の回避能力もいまひとつ上位商品には及びません。床に這わせたコードのほか、ペットのフンのダミーや洋服を大きく巻き込んだり弾いたりしました。「衝突やコードへの絡みが気になる」との口コミどおりの結果といえます。

家具が入り組んでいる部屋では途中で引っかかって止まってしまう可能性もあるでしょう。外出中に掃除を任せる際には、極力部屋を片づけてから起動させるなどの対策が必要です。

マッピング機能の精度も低い。部屋分けができない

マッピング機能の精度も低い。部屋分けができない
マッピング精度もあまり高くなく、全体を一部屋として認識します。比較した上位商品にはマッピング時に自動で部屋分けされ、マップ編集が行えたものもありました。対してこちらはワンルームや1LDKなど、シンプルな間取りの部屋で使うのに向いているアイテムです。

AIRROBO P20のクチコミ

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中堅サポーター
女性 | 40代
ゆーほにうむ
4
2026/05/30

このお値段で2年以上稼働しているので十分です。

クチコミ画像
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2年前に13000円ぐらいで購入しました。 格安お掃除ロボ3台目ですが、一番いいです。今までのはランダム清掃で、同じところを何回も回っていましたのでとても時間がかかっていましたが、この子は順序よく折り返してくれるので、効率よく確実に綺麗にしてくれます。 毎日タイマーで平日の出勤時間に稼働するように設定してあります。コードや衣類は絡まってしまうので、床置き禁止です。 1年経った頃から充電ドックへ上手く戻らなくなり、毎日手動で戻していますが、部屋を綺麗にしてくれることには変わりないので、毎日愛用中です。 以前のロボは前日以前まで遡って掃除履歴をみることができましたが、この子は直近の掃除状況(写真3)しか見ることができません。しかもいつのかわかりません。それだけちょっと不便かな。
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AIRROBO P20が向いていない人におすすめのロボット掃除機は?

ここでは、AIRROBO P20のデメリットをカバーできていた商品をご紹介します。AIRROBO P20と比較して検討してみてくださいね!

Xiaomiのロボット掃除機 S10は、格安機ながら水拭きが得意な1台

Xiaomiのロボット掃除機 S10は、格安機ながら水拭きが得意な1台
Xiaomiのロボット掃除機 S10は、執筆時点で2万円台と低コストでありながら水拭き機能を搭載しています。実際に乾いたコーラのベタつき汚れに使用したところ、おおむねきれいに仕上がりました。ダストステーションがない分、水拭きモップを自力で洗う必要がありますが、格安で水拭き機能もほしいなら第一候補になるアイテムです。

アプリを使用して水拭き禁止エリアの指定も可能。カーペットを濡らさず掃除できますよ。家具への衝突も少なかったので、床の上の物を事前に片づけておけば外出中の掃除も任せられるでしょう

アプリが多機能で使いやすい、エコバックスのDEEBOT N8+もおすすめ

アプリが多機能で使いやすい、エコバックスのDEEBOT N8+もおすすめ
エコバックスのロボット掃除機DEEBOT N8+は、アプリの使いやすさが魅力の商品。マッピング時には自動で部屋の振り分けができるうえ、進入禁止エリアの設定も手軽に行えました。時間・曜日設定ができるスケジュール機能も備わっており、自宅にいなくても掃除を任せられるでしょう。

価格が約5万円(※執筆時点)とやや安価ながら、ゴミの自動収集ステーションが備わっているのも利点。ゴミ捨ての手間を減らせるでしょう。水拭きはやや拭き残しがあったものの、吸引力も申し分ないレベルでした。水拭きにこだわりがないなら、少し予算を上げてこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

AIRROBO P20はどこで買える?

AIRROBO P20はどこで買える?
AIRROBO P20は、公式オンラインストアのほか、楽天市場・Amazonといった大手ECサイトで購入可能です。利用しやすいショップをチェックしてみてくださいね。
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