今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のエコバックスやロボロックなどの拭き掃除ロボットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、拭き掃除ロボット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、高性能でコスパのよい、ダストステーションつきの商品がほしい人におすすめです。実際に走行させると、板に塗った蛍光塗料をきれいに水拭きできました。比較したなかには拭き取りきれずに一部塗料を残した商品もありましたが、規則正しく走行しながら掃除ができます。フローリングのベタつき汚れが気になる人にぴったりです。
「吸引力は十分」との口コミどおり、フローリングの細かなゴミもほとんど残さず掃除できました。口コミ同様カーペットの上では何回か停止しゴミを残したものの、気になるほどではありません。商品から約1m離れた地点での実際の稼働音は64.2dBを記録。飲食店の店内レベルの騒音(参照:環境省)なので、日中の掃除であれば音は気にならないでしょう。
高性能のマッピングにより障害物と衝突しにくく、メーカーが謳うとおり家具が設置された部屋を効率的に走行できました。比較した商品のなかに障害物をすべて回避できたものはないものの、こちらは椅子や壁をセンサーが認識し、衝突の直前で減速して停止します。できるだけ家具を傷つけたくない人にもおすすめです。
アプリから走行ルートが確認でき、スケジュール機能や運転・停止の操作ができます。比較したなかには未搭載の商品もあった、進入禁止エリアも簡単に設定可能。2cmの段差を乗り越えられるので、段差の多い部屋でも使いやすいでしょう。
自動でゴミを収集するダストステーションを搭載し、手を汚さずにゴミ捨てが簡単にできました。ダストケースとフィルターはともに水洗いでき、約2か月分のゴミを溜められるのでお手入れしやすいでしょう。便利なお手入れブラシが付属しますが、商品本体に取りつけできないので保管場所に注意してくださいね。
比較したダストステーション搭載の商品は10万円以上するものも多いなか、販売価格は税込69,990円(※執筆時点・公式サイト参照)と手に取りやすい価格です。正確なマッピング性能を備え、高コスパな拭き掃除ロボットといえます。拭き掃除ロボット選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
今回ご紹介するAnker Eufy RoboVac L35 Hybrid+もそのひとつ。自動ゴミ収集ステーションの搭載により、お手入れの手間が省ける設計です。ダストバッグの交換は約2か月に一度だけで済むと謳われています。ダストバッグには抗菌・消臭加工が施されているほか、ゴミに直接触らずに捨てられるつくり。衛生面が気になる人も使いやすいようにこだわっています。
販売元は、モバイルバッテリーやイヤホンなどで有名なデジタル機器メーカー、Ankerです。中国に本社を置き、その品質の高さから世界100か国以上のユーザーが利用。スマートホームブランド「eufy」では、多くのロボット掃除機を取り扱っています。
走行方式は、部屋の間取りを記憶して効率よく掃除するマッピング方式を採用。独自のiPathレーザーナビゲーションシステムを搭載し、レーザーを射出しながらリアルタイムで部屋の形を認識する設計です。3フロア分のマップを保存でき、学習機能により一度覚えたフロアを自動で認識します。
アプリを用いて、吸引力・水拭き禁止エリア・進入禁止エリアなどを部屋ごとに設定・保存できるのも便利。マップ上で指定したエリアのみ掃除できるため、ライフスタイルにあわせてカスタマイズしやすいですよ。
Amazon AlexaやGoogleアシスタントの音声コントロールにも対応。声をかけるだけで簡単に掃除できます。
吸引力は最大3200Paを誇り、前モデルの「L70 Hybrid」から約45%アップ。カーペットの奥のホコリやペットの毛までスムーズに取り除くと謳っています。吸引力は4段階、水拭き機能の水量は3段階に調整可能です。床の素材に応じた水量を選んで使用できるように作られています。
約52dBまで運転音を抑えられるという、静音モードを搭載しているのもポイント。静音設計により昼夜を問わず使用できると謳われています。
掃除機本体のサイズは幅35×奥行35×高さ10cmで、重量は3.3kg。オーソドックスな丸型の形状で、黒を基調としたデザインです。小さな子どもやペットによる誤起動を防ぐ、チャイルドロック機能を備えています。
メーカー記載の連続使用時間は最大2時間25分。充電時間は3~4時間ほどです。本体の充電残量が減少すると、自動で充電ステーションへ戻りますよ。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、掃除性能の高さを検証しました。
蛍光塗料を塗った板の上を、拭き掃除ロボットが20分間走行。フローリングのベタつき汚れを再現した蛍光塗料が拭き取れたか確認しました。続いて、砂や毛糸などを配置した部屋を走行。部屋全体のゴミの取れ具合をチェックし、吸引力も評価しました。
「吸引力は十分」との口コミどおり、青砂などの細かなゴミもほとんど残さずフローリングをきれいにできました。口コミ同様カーペットの上では何回か止まってしまい半分ほどゴミを残したものの、規則正しく部屋を走行し、掃除のやり残しも少ないですよ。カーペットの上では自動で吸引力を上げる機能を搭載しています。
次に、賢さを検証しました。
各商品が衝突防止機能やスケージュール機能を搭載しているか確認。あわせて、進入禁止エリアを設定できるかなどもチェックして、効率よく掃除できる賢さを備えているか評価しました。
マッピング方式により障害物と衝突しにくく、家具が設置された部屋を効率的に走行できました。センサーで椅子や壁を認識し、壁と距離をあけて掃除しています。比較した商品のなかに障害物をすべて回避できたものはないものの、本商品は衝突の直前で減速。できるだけ家具を傷つけたくない人におすすめですよ。
比較したなかでランダム方式や直進清掃方式の商品は進入禁止エリアを設定できなかったのに対し、本商品はアプリから簡単に設定可能。検証では設定したエリアに進入することはまったくなかったため、大切な家具やペットの水飲み場がある人でも利用しやすいでしょう。
比較した多くの商品と同様に、走行スケジュール機能も搭載。専用アプリから運転のタイミングが設定でき、外出先でも掃除の開始・終了の操作ができて便利ですよ。
続いて、お手入れのしやすさの検証です。
ゴミ捨てがしやすいかや、お手入れブラシの有無などを確認し、評価しました。
ダストステーションには約2か月分のゴミを溜められます。分解がしやすいダストケースとフィルターは、ともに水洗い可能。比較したなかには付属していない商品もあったお手入れブラシつきで、掃除の際には重宝するでしょう。ただし本体にブラシを取りつけできないため、保管場所に注意してくださいね。
最後は、音の静かさの検証です。騒音レベルが40dBほどの室内で、拭き掃除ロボットから約1m離れた場所の音量を騒音計で計測しました。
その結果、実際の稼働音は64.2dBを記録。比較した全商品の平均が62.54dB(※執筆時点)だったことをふまえると、やや上回っています。「思ったより音が静か」との口コミほどではありませんが、飲食店の店内レベルの音量(参照:公式サイト)なので、日中使うぶんには気にならないでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
69,990円
(最安)
販売価格:69,990円
ポイント:0円相当
送料無料
(7,053件)
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、Ankerの公式サイトで購入可能です。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売されています。取扱店舗により値段や送料が異なるため、比較してみてくださいね。
最後に、ダストステーションつきで掃除性能に優れた拭き掃除ロボットを紹介します。
エコバックス DEEBOT X1 OMNIは、モップへの給水・洗浄・熱風乾燥まで自動化できます。普段のお手入れの手間を少しでも省きたい人にぴったり。掃除しにくいカーペット上のゴミも一度できれいにでき、吸引力も優秀でした。高精度のカメラとセンサーにより、家具への衝突も抑えられます。
Roborock S7 MaxV Ultraは、吸引力・水拭き性能ともに良好な拭き掃除ロボットです。掃除・ゴミ収集・モップ洗浄がすべて自動で行われるため、家事の時短に繋げられます。搭載しているカメラが撮影する部屋の様子を、アプリからリアルタイムで確認可能。ペットの見守りにも便利でしょう。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。