ロボット掃除機51商品を比較したらNO.1は“Roborock”でした!!「何それ?」な人は絶対驚くから見てほしい!ペットいる人も!
今回は「#新生活の必需品」をテーマに、ロボット掃除機51商品の比較検証で上位になった商品をピックアップ。毎日の床掃除がめんどう!自分の時間がもっとほしい!という人に試してほしい注目のアイテムです!
本コンテンツの情報は公開時点(2025年2月19日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
ロボット掃除機51商品を集めて徹底検証しました!
電源を入れれば自分で部屋の中を移動し、床の掃除をしてくれるロボット掃除機。ただ掃除がラクになる、というだけではありません。これまで掃除に割いていた時間を自分のために使えるようになり、生活にゆとりが生まれる…というのは大袈裟な話ではないんです。
しかも、ゴミの吸引に加え、水拭きまでしてくれる商品が一般的になり、充電専用だったドックも多機能化。そのとんでもない進化ぶりに、ぜひ注目してほしいジャンルです。
ただ、ロボット掃除機によっては思ったより部屋がきれいにならなかったり、掃除後のメンテナンスに手間をとられるなど、期待を裏切られてしまうことも……。
そこで、51商品を集めて「掃除能力」「水拭き性能」「賢さ」「ゴミ捨て」など9項目を比較し、めんどうな床掃除から解放してくれる商品を見つけました!
ここからは、その理由も含めて、「51商品使ってみてどこが違ったのか」検証結果をダイジェストでお届けしていきます。
【ポイント①】10万円出せばめんどうな床掃除からガチで解放されます!
先ほどもふれましたが、ロボット掃除機はとにかく進化が著しいジャンル。
一般家庭に広まりはじめた約10年前は吸引掃除だけでしたが、現在は拭き掃除までセットで行う商品が増えています。
掃除力はピンキリですが、実際に生活環境を再現した部屋の掃除結果を比較したところ、吸引・水拭きともに満足できる仕上がりだったのは10万円前後のハイエンド商品です。
検証時には、低価格の商品よりも部屋の隅に撒いた砂まで逃さず吸引し、床に広がったコーラはしっかり拭き取ってくれました。
加えてドックも高機能。本体に溜まったゴミを収集し、拭き掃除用のモップは洗浄してくれます。モップの乾燥まで行ってくれる商品なら、2〜3ヶ月に1回ゴミの溜まった紙パックを捨てるだけで、日常的なメンテナンスはほとんど不要。
数年前にロボット掃除機を購入した人にとっては、ドックこそが一番驚きを感じる部分かもしれません。
掃除を自動化したいなら、連携アプリも欠かせません。スケジュール設定をすれば自分で電源を入れることもなく清潔な床をキープできるし、エラーが起これば掃除の履歴から原因をチェックできるのも強みになります。
ちなみに、高額なロボット掃除機は20万円近くしますが、掃除をする性能自体は10万円前後の商品と大きな差は見られませんでした。購入するなら10万円前後の商品がコスパがよくおすすめです。
【ポイント②】その機能必要?部屋に最適なスペックを見極めよう
ハイエンドのロボット掃除機は多機能ですが、やはり得手不得手はあります。使用する環境に合わせて、自分にはどんな機能がすぐれた商品を選ぶべきかを見極めるのがおすすめです。
ここでは、よくある4つのシチュエーション別に、見るべき機能をご紹介します。
- 部屋にカーペットやラグが敷いてある
カーペットやラグを常時敷いている場合は、認識して水拭き用のモップをリフトアップする機能のある商品がおすすめ。
アプリで水拭き禁止エリアを設定できる商品もありますが、ひと手間かかるうえ、移動やサイズを変更した際には再設定が必要になるからです。
- 日常的に床が散らばっている
子どもがおもちゃを出しっぱなしにしているなど、普段から床が散らかりがちな部屋なら、障害物処理の上手さで選びたい!
センサーだけだと小さなものや柔らかいものに反応できず巻き込んでしまいがちのため、画像認識できるカメラつきがマストです。
- 室内にペットのフンや毛が落ちていることがある
ペットの小さなフンに気づかずに巻き込んでしまうと汚れを広げてしまうため、より精度の高い障害物処理機能が必要です。
また、毛の長いペットの場合ブラシに毛が絡まると手入れが大変なので、毛が絡みにくく処理も容易になるゴム製ブラシを選ぶのがポイント。
ブラシが簡単に取り外せればさらによし。タイヤやサイドブラシも取り外せれば、毛が絡まって動かなくなってしまったときも対処できます。
- 寝ている間に掃除を済ませたい
夜間の使用を考えているなら、静音性にも気をつけましょう。特に寝ているあいだに使うなら、エアコンよりも静かな50dB以下が理想です。
マンションなどでは昼間に使用する場合でも、隣接する部屋からのクレームにならないように静音性の高い商品を選ぶのがおすすめです。
全部入りの最上位モデルを購入すれば解決するかもしれませんが、オーバースペックで高い買いものになることも。必要な機能を上手に見極めて、出費を抑えましょう。
- おすすめスコア:★4.68(1位 / 51商品中)
- 部屋全体の掃除能力の高さ:★5.00(1位)
- 細かい場所の掃除能力の高さ:★4.56(16位)
- 水拭き性能の高さ:★4.73(8位)
- カーペットの掃除しやすさ:★4.84(12位)
- 賢さ:★4.60(20位)
- アプリの使いやすさ:★4.60(9位)
- ゴミの捨てやすさ:★4.47(15位)
- 水拭き後のお手入れのしやすさ:★4.72(5位)
- 静音性の高さ:★4.98(1位)
「床掃除の手間を極限まで減らしたい!」そんな人におすすめなのが、Beijing Roborock Technology「Roborock Q Revo QR52-04」です。
高機能のドックが、「掃除機からのゴミの吸引・掃除機への給水・モップの洗浄・乾燥」の1台4役をこなしてくれるため、毎日の掃除からメンテナンスまでおまかせできます。
掃除能力も高く、フローリングでは部屋全体に撒いたゴミを95%以上吸引(実測値)しました。カーテンを壁と認識してしまったため壁際にわずかに残りましたが、事前に持ち上げておくなどの対応をすれば問題ないでしょう。
圧力をかけつつ回転するモップは、床の汚れをしっかり落としてくれるので、外出中に動かしておけば帰宅時には床はスッキリ。カーペットは自動で認識してモップをリフトアップしてくれるので、濡らしてしまう心配もありません。
静音性も高く、標準モードでの運転時45.3dB(実測値)は51商品中最小。「子どもが隣の部屋で昼寝している」「マンションなので隣接する家庭への騒音を控えたい」というような状況でも心置きなく掃除できます。
もともとコスパのいい商品でしたが、販売開始時は15万円を超えていた価格が現在は約9万円まで下がり、よりお買い得になっているのもポイント。
ただ、家電のコードや床に置きっぱなしの洋服、ペットのフンなどは回避しきれませんでした。日常的に床にものを置きっぱなしにしがちなら、以下の2商品も検討してください。
- おすすめスコア:★4.67(2位 / 51商品中)
- 部屋全体の掃除能力の高さ:★5.00(1位)
- 細かい場所の掃除能力の高さ:★4.56(16位)
- 水拭き性能の高さ:★4.56(13位)
- カーペットの掃除しやすさ:★4.84(12位)
- 賢さ:★4.97(1位)
- アプリの使いやすさ:★4.60(9位)
- ゴミの捨てやすさ:★4.24(29位)
- 水拭き後のお手入れのしやすさ:★4.67(7位)
- 静音性の高さ:★4.47(20位)
障害物を回避する賢さでNo.1の成績を残したDreame「DreameBot X30 Ultra」は、床が散らかりがちな家庭の救世主です。
カメラと複数のセンサーにより家電のコードや脱ぎ捨てた洋服などを避けてくれるので、掃除のまえに片付けをする必要がないのは強み。
スケジュール設定で留守中に掃除を完了させたい人でも、コードを巻き込んで止まってしまうことがないので安心して掃除をまかせられます。
もちろん掃除能力も高く、フローリングのゴミは部屋の隅までしっかり吸引。水拭きでは本体の外側まで飛び出したモップが隅まで汚れを落としてくれました。
水拭き時にはカーペットを認識してリフトアップしてくれるだけでなく、毛足が長い場合はドックでモップを取り外すというギミックまで備えています。
ドックはゴミの収集・モップの洗浄と乾燥・洗浄剤の注入に対応しているので、メンテナンスに手間をかけたくない人でも納得です。
気になったのは、メインブラシに毛が絡まりやすかったこと。お手入れブラシが付属するためメンテナンスはさほど手間ではありませんが、ペットがいる家庭なら次の商品もおすすめです。
- おすすめスコア:★4.61(9位 / 51商品中)
- 部屋全体の掃除能力の高さ:★4.88(15位)
- 細かい場所の掃除能力の高さ:★4.33(40位)
- 水拭き性能の高さ:★4.60(13位)
- カーペットの掃除しやすさ:★4.90(3位)
- 賢さ:★4.77(12位)
- アプリの使いやすさ:★4.54(28位)
- ゴミの捨てやすさ:★4.72(2位)
- 水拭き後のお手入れのしやすさ:★4.03(26位)
- 静音性の高さ:★4.39(27位)
Beijing Roborock Technology「Roborock S7 MaxV Ultra S7MU52-04」をペットがいる家庭におすすめする理由が、障害物回避機能の高さと、毛が絡みにくいブラシです。
2種類のカメラを備えており、検証時には床に落ちていたペットのフンをしっかり回避。万が一ペットがトイレ外に粗相をしてしまっても、汚れを広げてしまう心配がありません。
ゴム製のブラシはフェルトや髪の毛を使ったテストで絡みが見られず、毛が抜けやすい長毛のペットを飼っている家庭にも向いているといえます。
掃除能力は吸引・水拭きともに上位の成績でしたが、部屋の隅があまくなりがちなので気になる場合は掃除の回数を増やすのがおすすめです。
ドックは2.5Lのゴミを収集できるため、捨てる回数は2ヶ月に1回程度に抑えられます。モップも自動洗浄できますが、乾燥機がないため毎回乾燥させる手間があるのはご愛嬌。
とはいえ、トップレベルの掃除能力をもったロボット掃除機が約7万円で手に入ると考えれば、満足度は高いです。
全51商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!
「家具が多いからコンパクトな掃除機がほしい」「掃除内容をアプリでこまかく設定したい」と思ったら、検証コンテンツも要チェックです。全51商品を使い比べたランキングも掲載しています。
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