大きな画面で見やすいと人気の、CHUWI(ツーウェイ) Hipad Plus。「画面がきれい」といった高評価な口コミがある一方で、「画質がよくない」「不自然に明るい」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、CHUWI Hipad Plusを含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格の9点を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
CHUWIのHipad Plusは、大スクリーンできれいな映像を見たい人や、幅広いアプリを楽しみたい人におすすめです。解像度が高いくっきり鮮やかな画質で、拡大しても細部まで美しく再現。画面も11インチと広々しており、迫力や没入感も味わえますよ。
また、Googleプレイ対応でアプリをスマホ感覚でインストールできるのもメリット。検証では趣味・ゲーム・ビジネスなどの人気アプリを、ほぼすべてダウンロードできました。スクロールやタッチ操作もなめらかで、応答性も上々。ホーム画面への切り替えもスムーズに行えます。
一方で処理性能は高いとはいえず、3Dゲームなどデータの大きいものはラグが生じる可能性も。音質もこもり気味で、聴こえ方には偏りがありました。動画の再生時間も約5時間と短く、電源が取れない環境下ではバッテリー切れに注意が必要です。
とはいえ、動画視聴・ブラウジング・読書など、カジュアルに使う分には十分なクオリティ。価格も3万円ほどと手が届きやすく、高品質なディスプレイを考慮するとコスパも良好といえます。気軽に扱える大画面タブレットをお探しなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
2004に設立したCHUWIは、中国に本社を置くパソコン・タブレットメーカー。タブレットは8~13インチまで数十種類をそろえ、日本をはじめ世界各国で販売しています。
今回ご紹介するHipad Plusは、勉強や娯楽向けに開発された11インチの大きな画面が魅力。スペースグレイ色のメタリックなデザインで、手元をスタイリッシュに演出します。
また、IPSディスプレイにはフルラミネーション加工を施し、解像度は2,176×1,600(2K)と高精細。アスペクト比は4:3と、ブラウジングや電子書籍を読むのにぴったりの比率ですよ。
OSにはAndroid 10.0を、CPUには8コアのMT8183プロセッサを搭載。GPUはArm Mali G72で、高画質な4K動画も快適に再生できると謳われています。
またメモリ4GB・ストレージ128GBを備え、TF Cardを使えば拡張もOK。バッテリーは7,300mAhと大容量です。
背面のメインカメラはフラッシュ付きで、画素数は1,300万。タブレットで写真撮影したい人にもうってつけです。
前面のインカメラは500万画素あり、しっかり顔認識ができる画素数。オンライン授業やウェブ会議のほか、自撮りにも重宝するでしょう。
2.4GHz・5GHzのACデュアルバンドWiFiに対応しているのも注目ポイントです。高速ネットワークに接続できるので、場所を問わずゲームやビデオ通話を楽しめますよ。
オーディオには、スピーカー2つとデジタルマイク2つを完備。付属品として、5V/2A電源アダプタと多言語ユーザーガイドがついてきます。
Hipadシリーズには全6種類がラインナップ。今回ご紹介するPlusのほか、以下の商品も展開しています。
好みや目的に合わせて選べるのがうれしいですね。興味がある人は、公式サイトものぞいてみてください。
画像はHiPad Pro
今回は、CHUWI Hipad Plusを含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
命令を処理するCPUと映像を処理するGPU性能を、ベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使用して数値化しました。
調査の結果、CPUのスコア平均はシングル283点・マルチ1,216点と、全体平均の約490点・約1,600点を下回りました。GPUは182点と、こちらも高性能とはいえない結果です。
実際に使ってみると、とくに3Dゲームではラグが発生。ただアプリの起動や切り替えはスムーズなので、動画視聴やネットサーフィン程度であれば遅延はそれほど気にならないでしょう。
次は、画質のよさを検証します。
タブレットで映画をよく見る人には、画面のきれいさも気になるところ。そこで、mybestの5人が同一の静止画・動画データをそれぞれのタブレットで表示させてみて、評価を行いました。
画質は、今回検証した全商品のなかでも優秀です。解像度が高く細かな部分までクリアに描写できており、モニターからは「拡大してもきれい」など満足の声が集まりました。
また、コントラストが高く色合いも非常に鮮やか。暗い色がしっかり出ているぶん、奥行きを感じられるのも利点です。一部「カラフルすぎてやや不自然」との意見もありましたが、ほとんどの人がほどよい没入感を楽しめました。
次に、音質のよさを検証します。
mybestの5人が参加し、以下の3点について縦向き・横向きの両方でチェックしました。
実際に聴いてみると、全体的にもやっとしていて解像度はいまひとつ。「若干こもって聴こえる」「音量を上げると少し音割れする」といった意見が多く、クリアな音質を期待している人にはやや物足りない印象です。
音のバランスについても、大きな崩れはないものの高音とくらべて中低音が弱め。また、「スピーカーは4つあるのに片側2か所からしか音が出ない」との声が多く、横持ちだと音が偏って聴こえる点も気になりました。
続いて、画面の応答性を検証します。
mybestの5人で、タッチやスクロールに対する反応とスムーズさを評価しました。
画面の応答性は良好です。スクロール・タッチともにスムーズに操作でき、ホーム画面への戻りもスピーディー。モニターからは「指にしっかりついてくる」「素早く反応するのでストレスがない」など満足の声が目立ちました。
一部で「横縦の切り替えが遅い」という意見もありましたが、おおむねなめらかに扱えるといえます。
次に、サイズを検証します。
タブレットは手に持って使うことが多いため、本体サイズと重量のバランスが大切。こちらも、mybestの5人で評価を行いました。
画面占有率が約76%と高く、スクリーンが広々している点が好評です。迫力を得やすいサイズ感で、ブラウジングや動画鑑賞に重宝するでしょう。
また11インチと大きいわりに、重量は500gと比較的軽量。モニターからは「片手持ちだとやや疲れる」「本体の角が尖っていて持ちにくい」との声も聞かれましたが、両手で持てばそれほど気にならないレベルです。
次に、対応アプリを検証します。
SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールし、動作確認を行いました。
調べてみると、Googleプレイを使用でき対応アプリ数はトップレベル。検証で使用したほとんどのアプリを、スマホと同じような感覚でインストールできました。
これなら趣味から実用までの、さまざまなコンテンツを楽しめるでしょう。
【対応アプリ】
【非対応アプリ】
続いて、バッテリー性能を検証します。
画面の明るさを最大にして動画を再生し、連続再生時間を計測。バッテリー持ちがどのくらいかを評価しました。
バッテリーは7,300mAhと大容量ですが、動画の連続再生時間は5時間8分。全体平均の約8時間と比較すると、性能は低めです。
電源が取れない環境や外出先で長時間使いたいシーンでは、電池の減りに注意してくださいね。
次に、付加機能を検証します。
以下の項目をチェックポイントとし、多いものほど高評価としました。
防水機能や生体認証はありませんが、目にやさしいブルーライトカット機能を搭載していました。
また別売りのキーボードが用意されており、パソコンのよう使えるのもうれしいポイントです。
【調査結果】
最後は、価格を検証します。
タブレットの販売価格を参考に、低価格なものほど高評価としました。
公式価格は、2022年1月15日時点で税込31,999円。今回検証した全商品の平均額が約3万円ほどだったことを考慮すると、まずまず購入しやすいといえます。
映像の見やすさや操作性を重視するなら、コスパは悪くないでしょう。
最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
タブレットの処理能力にこだわるなら、AppleのiPad mini(第6世代)をチェック。ベンチマークスコアは4,639点と非常に高く、動画視聴はもちろん3Dゲームも快適に遊べました。8.3インチと小さめ画面ながら、画質・音質ともにハイレベル。没入感や迫力にこだわる人にもぴったりです。
AppleのiPad Air(第4世代)は、トップクラスの音質と処理能力を誇る1台。4つのスピーカーから音がバランスよく広がり、サウンドに包み込まれるような没入感を楽しめました。ベンチマークスコアも4,325点と高く、3Dゲームもサクサク進みます。動画の連続再生時間が9時間半と長いのも利点ですよ。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 10.9インチ |
---|---|
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2360×1640p、264ppi |
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | Wi-Fiモデル:458g、Wi-Fi+Cellularモデル:460g |
OS種類 | iPadOS |
OS詳細 | iPadOS 17 |
画面種類 | 液晶(IPS) |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 不明 |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11ax |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nit |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | nano-SIM |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 700万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 7730mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
iPad Air 第4世代をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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